ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

『原子力の犠牲になってる子供達を救う為の、日本の大人への14の提言』by カルディコット医学博士

2013年01月25日 | 日本とわたし
明日から2月7日までの間、ブログを休みます。

出発前にもういちど、ヘレン・カルディコット医学博士の『放射能汚染下における日本への14の提言』ともう一度、ここに載せさせてもらいます。

放射能汚染下における日本への14の提言

原子力の犠牲になっている私達の子供達
ヘレン・カルディコット医学博士


翻訳   平沼百合 FRCSR
翻訳校正 安友志乃 FRCSR

1979年にキューバを訪問した際、私は、道路脇にある「私達の子供達は国の宝です」と宣言をしている看板の数の多さに驚きました。

小児科医の私にとって、それは共鳴に値することであり、そしてもちろん、真実でもあります。
しかし、松村昭雄氏が記事で書かれたように、子供達は、今まさに現在進行形で、国際連合の政治的・原子力的協議事項と、
そのほぼ全体を男性が占める政治家達の、政治的生存競争、および「国家安全保障」の犠牲となっているのです。

この、世界における現代のもっともな問題は、科学者達が一般の人々の科学に対する理解を促そうとせず、人々を置き去りにしている、という点にあります。
つまり、一般の人々の科学に対する理解と認識は、科学の誤用、 おいても原子力科学の誤用が、
生態圏と人々の健康を既に破壊し、今後も半永久に破壊し続けるであろう、と言う所に到達していません。

同時に、ほぼ全ての政治家、財界人、エンジニア、そして核物理学者においてすら、
放射線生物学や先天性奇形、何代にもおよぶ遺伝性疾患について、
あるいは、放射能に対する感受性は、子供達は大人の20倍であり、女の子は男の子の2倍、胎児の感受性は子供達より更にもっと高いということなど、全く理解していないというのが真実です。

従って、日本の政治家達の、福島原発事故に対する反応は、根本的に無知だけでなく、ばかげたほど無責任であると同時に、
それは、東京電力、そして日本の政治的議題の大部分を編成する傾向にある、原子力産業との政治的な繋がりのせいでもあると言えます。

日本で責任ある地位につく人達は、こういった恐ろしい医学的予測を無視するか隠すことに忙しく、
その無知が故に、住民は、高濃度放射能汚染区域に戻って住むか、または住み続ける事ができる、としています。
東京ですら、家の埃、植物や土壌に、福島由来の危険な放射性核種が見つかっている場所があるにもかかわらず、です。

チェ ルノブイリでの甲状腺癌は、事故後3-4年たたない内に出現し始めました(今までに9万2千人が甲状腺癌の診断を受けています)。
しかし、事故後わずか12ヶ月で、福島県内の3万8千人の、18歳以下の子供の内36%に、
甲状腺エコー検査により、甲状腺のう胞か結節が見つかっています(これらの病変のほとんどは、悪性腫瘍を除外するために、生体組織検査を行うべきです)。
潜伏期間がこれほど短いと言うことは、この子供達が、吸入と飲食によって取り込んだ、放射性ヨウ素による甲状腺被曝量が、尋常ではない高さであるということは、疑いの余地がありません。

そして、これらの結果は、さらなる多種多様の癌の発症を予測させるに十分な、非常に悪い前触れです。
何故なら、放射性ヨウ素以外に、何百種類もの放射性核種が放出され、
それが今現在、食べ物、魚や人体で濃縮され、呼吸によって肺に取り込まれているからです。

放射性核種の中には、数分だけしか放射能を放出しないものもありますが、
多くの核種は、何百年も何千年も放射能を出し続けるために、
日本の食べ物は今後、何世代にも渡って、放射能汚染から免れることはできません。

原子力事故に終わりはないのです。

ヨーロッパ大陸の40%は、今でも放射能で汚染されており、そしてこれから何千年もの間、放射能汚染が続くことになります。

だとすれば、日本はどのように対処すべきなのか。
ここに提言します。

1. 日本国内全土、土壌と水の放射能検査を行い、現在の汚染状況を把握すべきです。
これは、風によって、放射能汚染が福島の点源から何百マイル(注:1マイル=1.6km)もの遠方まで飛ばされるからです。

2.いかなる状況においても、放射能を帯びたゴミや瓦礫を焼却してはいけません。
焼却すると、放射性核種が遠く広域に広まり、食べ物と魚で再濃縮するだけです。

3.すべての食べ物は、スペクトロメーターを用いて、特定の放射性核種の検査を十分に行うべきです。

4.放射能汚染された食べ物の売買や飲食をすべきではありません。
また、放射能汚染された食べ物を、汚染されていない食べ物と混ぜて売買するべきではありません。
放射性核種は、体内の様々な臓器内で再濃縮されるのです。

5.飲料水はすべて、毎週放射能検査を行うべきです。

6.日本の太平洋側で獲れた魚はすべて、これから長期に渡り、放射能検査をしなければいけません。

7.まだ、高線量放射能汚染区域に居住しているすべての人々、
特に子供、妊婦や妊娠が可能な女性は、直ちに、日本国内の放射能汚染がない場所へ避難してもらうべきです。

8.福島事故による放射能被曝を受けたすべての人達、特に新生児、子供、免疫力が低下している人、年配者などは、
癌、骨髄抑制、糖尿病、甲状腺異常、心臓病、早期老化や白内障の医学的検査を徹底的に、
そして生涯に渡って定期的に受け、必要であれば、治療を受けなければいけません。
白血病は、これから2-3年で出現し始め、5年でピークを迎えるでしょう。
固形癌は、事故後10年から15年で出現し始め、今後、70年から90年に渡る世代間で、頻発する可能性があります。

9.日本のすべての医師や医療従事者は、ニューヨーク科学アカデミーから出版された、「チェルノブイリ大惨事、人と環境に与える影響」を読んで勉強し、
自分達が直面している状況の、真の医学的重大さを理解するべきです。

10.また、特に医師達、政治家や一般の人にも、私のサイトである『Nuclear Free Planet』 

nuclearfreeplanet.orgにおいて、更なる情報を得ていただき、
私のラジオ番組『If You Love This Planet』で、福島やチェルノブイリに関連するインタビューを聴いていただき、
私の著書『Nuclear Power Is Not The Answer』を読んでいただくことを、謹んで提言させていただきます。

11.国際医学コミュニティー、特にWHO(世界保健機構)は、直ちに結集し、
上記で概要を述べたとてつもなく大きな任務を、日本の医療従事者や政治家が実行するのを助けるべきです。

12.日本政府は、国政的なアドバイスと援助を受け入れなければいけません。

13.非常に緊急を要する事項として、日本政府は、マグニチュード7以上の地震が起こった場合に、
福島第一原発4号機と使用済み燃料プールが崩壊しないよう、
IAEA(国際原子力機関)と米国のNRC(原子力規制委員会)、そしてカナダやヨーロッパなどの原子力専門家の国際的アドバイスと援助を求め、受け入れなければいけません。

仮に、使用済み燃料プールが崩壊して地面に落ちた場合、その熱により、チェルノブイリの10倍の放射性物質が放出されるでしょう。
無駄にしている時間はありません。
現時点において、世界のコミュニティーは、大惨事が起こるのを、無抵抗に待っているのです。

14.国際メディアと日本のメディアは、上記に述べたような日本からの事実を、直ちに報告し始めなければいけません。
そうしないことには、世界的な大惨事を招くことになります。



Helen Mary Caldicott ヘレン・マリー・カルディコット(1938年8月7日生まれ)
オーストラリアの医師、著者、反核唱道者。
これまで、原子力や劣化ウラン武器の使用、核兵器拡散、戦争や軍事活動全般への反対を目的とする多くの協会を設立して来た。
ラジオ番組 If You Love This Planet を毎週主催し、原子力や核の問題、環境や人体への影響など時代を反映した鋭いトピックと、切れ味の良いトーク、人間味あふれる人柄で多くのファンを獲得している。

2009年には、National Women's History Projectにより、Women's History Month 受賞者に選ばれた。


生い立ち
オーストラリア・メルボルン生まれ。
カルディコットは、Fintona Girls' Schoolで

教育を受けた後、アデレード大学医学部を1961年に卒業。
1977年にはボストンのChildren's Hospital Medical Center のスタッフとなり、
1977年から1978年までハーバード医科大学小児科にて教鞭をとる。
1980年、スリーマイル島原子力発電所事故後、世界の目を、核競争の「狂気」と発展しつつある原子力依存に注目させるべく、医学の道を去る。
1982年にオスカーを受賞したNational Film Board of Canadaによる、論争を招いたドキュメンタリー映画If You Love This Planetの主役である。


活動
カルディコットは、政府関連の機密情報である、ザ・ハーシー・カンパニーは、
自社のペンシルバニア工場がスリーマイル島事故現場に近いために、自社商品に使われた牛乳の放射能レベルを気にしていた、と言う点に着目。
また、ペンシルバニア州立大学工学部の1979年3月30日の研究を挙げ、
ペンシルバニアの芝草に落ちた放射性汚染物質は、地元の乳牛に取り込まれたと言及し、
これはスリーマイル島事故直後に政府から発表された報告書内の情報と異なる、と指摘した。
カルディコットは、著書『Nuclear Power is Not the Answer』内で、この報告書に異議を唱えている。

また、1980年には、米国において、政府支出に占める原子力に対する割合を減らし、対処されていない社会問題に向けさせるための組織『Women's Action for Nuclear Disarmament(WAND) 』を設立(組織は後にWomen's Action for New Directionsと名称を変更)。

1977年から1986年の在米期間中、(1961年に設立されたが、実質1970年から1978年まで休止状態にあった)、
Physicians for Social Responsibility(社会的責任を果たす医師団)を復活させ、
1978年から1983年まで創立会長として、原子力の危険性について大衆や同僚を教育する事に専心する医師23,000人勧誘することに尽力した。

また、米国外においても、原子力、核兵器、核戦争の医学的危険性の教育に焦点を合わせた同様のグループを各国で設立した。
傘下組織であるInternational Physicians for the Prevention of Nuclear War(核戦争防止医師会議)は、1985年にノーベル平和賞を授与。
カルディコット自身、1982年に、American Humanist Associationから、ヒューマニスト・オブ・ジ・イヤー賞を授与された。
1995年には、再び米国に渡り、New School of Social Researchでメディア、世界政治と環境について講義を行う。
また、WBAI (Pacifica)で週刊ラジオ番組を主催し、STAR (Standing for Truth About Radiation)財団の創立会長となる。

6冊目の著書、The New Nuclear Danger: George W. Bush s Military Industrial Complexは、2001年に出版された。
この本の宣伝ツアー中、カルディコットは、ワシントンDCに本部を置くNuclear Policy Research Institute (NPRI)を設立。
NPRIは、主要メディアにおける、核兵器、エネルギープログラムやポリシーを含む、原子力の危険性についての継続した大衆教育運動を促進した。
NPRIは、カルディコットと常任理事であるジュリー・エンスザーを中心とする組織である。
NPRIは、大衆教育、キャンペーン、主要メディア内への働きかけ、シンポジウムの後援側に訴えかけ、
原子力の全ての使用を止めるコンセンサスを生み出そうと試みた。
NPRIは現在、Beyond Nuclearとなっている。
2008年、カルディコットは、Helen Caldicott Foundation for a Nuclear Free Future(核のない将来のためのヘレン・カルディコット財団)を設立。
この財団は、毎週If You Love This Planet と言うラジオ番組を主催している。
元々、ヒューストンのローカル局KPFTから始まったこの番組は、今では多数の米国、オーストラリア、カナダのラジオ局で放送されており、
www.ifyoulovethisplanet.org からポッドキャストで聴くこともできる。
また、この財団は、原子力、福島、そして核兵器に関する情報やデータを含む、NuclearFreePlanet.org と言うサイトも運営している。

2003年5月には、カルディコットは、「新しい原子力の脅威」と言うタイトルの講演を、サンディエゴ大学のジョーン・B・クロック、平和と正義研究所の著名人講演シリーズで行った。

2004年のドキュメンタリー映画'Helen's War: portrait of a dissident'では、カルディコット博士の日常を、
姪である映画監督アナ・ブロイノウスキーの目を通して見る事ができる。

カルディコットは現在、米国とオーストラリアに居住し、核兵器と、原子力発電を含む原子力についての意見を促進するために、広範囲での講演を続けている。
21の名誉博士号を授与され、ノーベル賞受賞者のライナス・ポーリングによって、ノーベル平和賞に推薦された。

2003年には、Lannan Foundation Prize for Cultural Freedom を授与された。

2006年には、Peace Organisation of Australia により「核時代の医学的・環境的危険性に対する意識を高める長期に渡る献身のために」一番最初のAustralian Peace Prize を授与された。

スミソニアン博物館は、カルディコットを、20世紀で一番影響力のある女性の一人だと呼んでいる。
カルディコットは、スペインの前進的シンク・タンクであるFundacion IDEASの、科学委員会の一員である。

1992年に出版された著書"If You Love This Planet"の完全改訂最新版は、2009年9月にW.W.Nortonから出版された。

また、デニス・デレストラックの2010年ドキュメンタリー、"Pax Americana and the Weaponization of Space"で、
外交問題専門家、宇宙安全活動家や軍関係者と共に、インタビューをされた。

2012年3月23日には、サンタ・バーバラのフォークナー・ギャラリーで、満員の聴衆に、「福島、原子力と核拡散の医学的影響」について講演をした。


政治活動
ニューサウスウェールズの議席を争った。
議席は、1901年の就任選挙以来保守派の有議席の一つであり、1992年の選挙で当選の有効性を初めて争って以来、地方党(現国民党)の有議席の一つでもあった。
カルディコットは、予備選挙投票の23.3%を獲得し、連邦無所属候補者としては高い投票数を得た。
国民党現職(当時の国民党のリーダー)のチャールズ・ブラントの43.2%と、労働党の候補者ネヴィル・ニュールの29.4%と並び、第六選で27.4%の票を獲得した。
カルディコットは落選したものの、カルディコットを第一選好票とした票の多くはニュールに流れ、
この影響により票数は7.1%変動し、間選好得票の50.5%で、労働党が歴史上初めて議席を獲得することができた。
これは、大政党のリーダー(首相)が現職中に選挙で落選した、数少ない三回のうちの一回となった。
他は、1929年の選挙でのスタンリー・ブルースと、2007年での選挙のジョン・ハワードである。

カルディコットは、1991年にオーストラリアの元老院に入ることを希望し、辞任して間もないニューサウスウェールズ上院議員のポール・マクレーンの議席を埋めるため、オーストラリア民主党のサポートを得ようとした。
しかしながら、オーストラリア民主党は、前選挙のニューサウスウェールズ上院議員公認候補者名簿で最上位に位置し、選出されなかった人物を選び、カレン・ソワダがその地位を獲得した。
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ルール作りも交渉もせん。TPPを蹴って日米EPAに米国を入れたる。これが日本の生きる道!ど~ん!

2013年01月25日 | 日本とわたし
Shimarnyさんという方のブログに、TPPの内情についての良い記事が載せられていました。
この、Shimarnyさんの視点はすばらしいと思います。
TPPに参加すべきではない理由は山ほどありますが、日米EPAという、もっと大きな視点を教えてもらいました。
紹介させていただきます。

林農水大臣が「TPPは貸し切りバス」、日本が不参加の表明で米国のTPP構想は破綻
2013-01-19

林農水大臣の「TPPは貸し切りバス」発言には、賛成派の誰も反論ができない。
TPPは日本が参加しなければ、永久に発車しない貸し切りバスだったのである。

なぜTPPは、昨年末に妥結できずに、期限を1年延長したのか、
なぜTPPは、国民議論が進まないのに、既得権が早期参加を求めるのか、理由がはっきりした。

TPPは、日本が参加しなければ成立しない枠組みであり、妥結できないのである。
既得権は、TPPを妥結して成功させるためだけに、日本を参加させたいのである。

既存メディアが、具体的な日本の国益を何も語らず、ただ、早期に交渉参加を何度も催促していたのも、日本をTPPに参加させたいだけだったのである。

つまり、TPP賛成派が日本の参加を訴える理由は唯一つ「米国のため」である。

米国のTPP構想は、日本ありきで考えられた経済連携協定であり、日本が参加しなければ妥結ができず、日本が不参加ならTPP構想が破綻するのである。

ある意味、TPPは、日本埋蔵金を狙った、借金大国米国の資産搾取計画と言えよう。

これまで、日本の大企業や都市部の資産をハゲタカに狙わせて、日本から資産を吸い上げてきたが、
リーマンショックで全て吹き飛び、立ち行かなくなったのである。

その結果、次なる狙いが、日本の農村部に眠る、埋蔵金ともいえる資産となったのだ。

本来であれば、2005年の郵政民営化によって、ハゲタカが350兆円の資産を搾取する予定だったのだが、
小泉政権以降に民営化見直しがされて、民主党の政権交代によって、振り出しに戻ったのである。

おそらく、2008年のリーマンショックに、少なからず影響を与えたはずである。

リーマンショック以降、米国では、国民の借金体質が噴出して、国民の格差の拡大が激しくなり、国債発行も累積が積み上がり、現金不足が深刻なのである。

そして、2010年にオバマ大統領が一般教書演説で輸出倍増計画を謳い、米国の経済利益の増進と輸出拡大のツールにTPP実現を挙げたのである。

これも、表向きでは輸出倍増計画であるが、本音では、日本の国民が保有している、1500兆円もの金融資産を搾取する計画であることは間違いない。

おそらく、究極の目的は、米国の国民と同様に、日本の国民を借金体質にして、借金返済のために働いて利息を払い続ける、スキームの構築にあるのだろう。

TPP参加による日本の国益を語らず、交渉参加だけを訴えることは間違っている。

日本はアジア自由貿易で、環太平洋経済連携協定(TPP)に不参加を表明して、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)で進めるべきである。

自由化という名の下に、これまでの文化と文明を放棄して米国化しては、国が滅ぶ。

[18日 朝日新聞]TPP交渉参加、参院選前の表明に難色 林農水相
林芳正農林水産相は、米国のルース駐日大使に、
環太平洋経済連携協定(TPP)への交渉参加表明は、7月の参院選前は難しいとの見通しを伝えたことを、
18日あったBS朝日の番組収録の中で明らかにした。
林氏は、大使と15日に意見交換し、
「参院選が非常に重要で、人口が少ない31の選挙区(1人区)が勝敗を決すると伝えた」と言い、
参院選前の参加表明の難しさを示唆した、という。

林氏は収録で、
「TPPは『貸し切りバス』であり、日本が入らないとバスは出ない」とも語り、急ぐ必要はないとの認識を示した。
TPPの経済効果についても、
「(関税が25%の)トラックも、日本企業はすでに米国に工場がある。
関税ゼロになったからといって、また日本に工場造って輸出する企業がどれだけあるか、議論しなくてはならない」と否定的な見方を示した。

既存メディアでは、TPPの参加時期のことばかり強調するが、発言の本質は違う。

林農水大臣の真意は、日本がTPPに参加することによって、日本にどのようなメリットがありデメリットがあるのかわからない、ということである。

これは、「例外を認めさせる」とか、「参院選後に延びる」とかのレベルではない。

おそらく、TPP参加国との自由貿易の進捗度、TPPの10年後の関税の完全撤廃、TPPの貿易以外の自由化を考えれば、
何故日本がTPPに参加しないといけないのかと、誰もが疑問を抱くのは当然の結果であろう。

日本は、TPP参加国のほとんどの国と経済連携協定(EPA)を結んでおり、すでにTPP参加国のほとんどの国と、自由貿易は進んでいるのである。

自由貿易協定予定がない国は、米国とニュージーランドの2カ国だけとなるのだ。

つまり、日本がTPP参加で得られる国益は、参加国11カ国で自由貿易協定予定がない、米国とニュージーランドの2カ国との自由貿易で得られる国益に等しい。

この結果、日本がTPP参加国と自由貿易を進めるなら、TPPに参加して11カ国を相手にするより、
米国とニュージーランドの2カ国を相手に、経済連携協定(EPA)の締結を求めたほうが簡単なのである。

しかもTPPでは、肝心の成長するアジア経済を取り込むことは不可能なのである。

TPPには、現状で、ASEAN10カ国で半分となる5カ国しか参加していない。
また、中国やインドやインドネシアやタイなどの、成長著しい国が参加していない。

そして、現状でアジア経済を取り込むための自由貿易として、アジア各国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉が進みつつあるのだ。

しかも、TPPと違って、10年後の関税の完全撤廃を謳わず、国益も確保しやすい。

この結果、日本がアジアで自由貿易を進めるなら、ASEAN5カ国しか参加していないTPPより、
ASEAN10カ国にインドと中国などを加えたRCEPのほうが、アジア経済を取り込め国益になるのである。

つまり、日本にとってTPPは、米国とニュージーランドの2カ国の自由貿易と等しく、アジア経済を取り込める自由貿易の枠組みではないということである。

林農水大臣が、テレビ番組でこのことを意味する発言に該当するのが下記となる。

「プラスとマイナスを比べて、プラスが多くなるのか、全然、納得していない」

これは、ルール作りに参加するとか、交渉を有利に進めるとかのレベルではない。
ルール作りに参加しても、交渉を有利に進めても、日本の国益にならないのである。

つまり、日本が国益を守りながら自由貿易を進める戦略で、TPPは不適格となる。
たとえTPPが貸し切りバスであっても、行き先は運転手の米国次第、なのである。

これらを踏まえると、日本は、TPPで米国から例外を認めさせて交渉参加するよりも、TPPに交渉参加しない選択肢を取るほうがメリットが大きい。

日本がTPPの交渉に参加しないことを表明すれば、米国は日本と自由貿易をするために、2国間で経済連携協定(EPA)の締結しか手段がないのである。

おそらく現状、日本は、アジアの自由貿易において絶対的に有利な立ち位置にある。

このままアジア自由貿易でRCEPを進めて、欧州自由貿易で日欧EPAを進めて、TPPで不参加を表明すれば、間違いなく米国のTPP構想が破綻する。

日本が、米国を日米EPAの交渉に持ち込まなければ、不平等条約が続くことになる。
米国のTPP構想を破綻させて、日本から米国に日米EPAを提案すべきである。


↑以上、転載おわり
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原発菌に侵された国は、どんな小さな町も村も、こんなにも深く病んでいる

2013年01月24日 | 日本とわたし
ツィッターで知り合った、岐阜県在住の方から、こんな大変な話を聞かせてもらいました。
もうほんとに、とんでもないことやとわたしは思うのですが、現地の方々は、あまりご存知ではないようです。

そもそも岐阜県に、ふたつの原子力核施設があるということを知りませんでした。

しかも、その名も『核融合科学研究所』!!

重水素(核融合)は、中性子などが実験前から飛び回るため、死の大地になる、と小出教授が警告をされていた実験のことです。

そして、その施設がある、地元土岐市の市役所のサイトでは、
『大地に太陽を』とか言うてるそうです……あいた口がふさがりません……。


↓以下は、彼女から、弾丸のように送られてきたツィートです。

地元、ここ愛知県も、NHKニュースで12月に少し報道。
新聞にも少しは載っていたようです。
岐阜県には、2つの原子力核施設があって、核の町になりつつあるのに、その存在を知っている人がいても、内容は知りません。
私もです。

今回は、岐阜県土岐市にある、『核融合科学研究所』です。
実際の場所は、多治見市に近く、近くに、滝呂小や幼稚園があり、滝呂地区長が今まで反対表明していたのが、
今回、「賛成も反対もしない」となり、地元の理解を得る、となったようです。
実験は、開始当初の予定から10年以上遅れています(JOC、福島の事故のため)。

なぜ反対しないのか。
原発(核分裂)がダメになったから、核融合で未来のエネルギーを、と信じられている?みたいです。
地元土岐市は、関連会社が多く、反対の声は出しにくいと聞きました。
原発問題と同じですね。
この重水素(核融合)実験は、中性子などが実験前から飛び回るため、死の大地になる、と小出教授がおっしゃっていました。

核融合は、土岐市役所のサイトでは、「大地に太陽を」がテーマとあります。
「核融合は死の大地へ」が正解で、世界中、手を引いた実験だそうです。
成功率はほとんど無し。
何せ、温度が1000億℃以上とか。
爆発しなくとも、岐阜にも地震は必ず来ます。
東海地方の大人は、福島をすっかり忘れています。

日本は、核融合だけでも、数十年も巨額な血税を無駄に使ってきて、さらにこの実験をやるとなると、3年程掛けて建設ラッシュ。
その後、9年かけて実験です。
その管理は永久ですよね。
今、署名活動と、パブリックコメント募集があります。
2市のみ。
瑞浪市は今回パブコメなし。
2年前にやったからと。

土岐市はパブコメ募集中。
1月31日まで。
多治見市(反対運動盛ん)はパブコメ募集2月14日まで。
署名運動もあり。     
そして、2月7日に、市長同席で、推進派 VS 反対派の討論会があります。
岐阜県庁は全くなし。
有志の、1年前の質問状に、回答なし。      
3市の決断に従うだけ、との事。


参考サイト『正しい情報を探すブログ』 http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11454085216.html … ※小出教授の話有り。
たねまきジャーナルより 地元幼稚園の方が立ち上げたサイト http://plaza.rakuten.co.jp/morinowarabe/diary/201301210000/
多治見市の反対署名(PDFファイル) http://oka-chan.net/ooimaman/shomeitoki.pdf …

先ほどの地元幼稚園さんでは、署名用紙も下さるそうです http://plaza.rakuten.co.jp/morinowarabe/diary/201301150000/comment/write/
多治見市は、1万人署名を、とりあえず2月14日まで募集。
実際は、5~6万人欲しいそうです。
ただ、最終決定は市長のみ。


実験内容などは、土岐市のサイトより、PDFがあります。
スライド16枚目に、9年間行うことがわかります。 http://www.nifs.ac.jp/j_plan/pamph_030.pdf …
多治見市パブコメ昨年度(一番下にPDFあります) http://www.city.tajimi.gifu.jp/kikaku/pubcome/10kakuyuken/10kakuyuken.html …

県内の高校生を研究所に招待し、夢のエネルギーの話で洗脳教育しています。
岐阜県庁のサイト http://www.pref.gifu.lg.jp/result.html?cx=009785748384264899717%3A3eswyohi8be&cof=FORID%3A10&ie=UTF-8&q=%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.pref.gifu.lg.jp%2F&ref=www.google.co.jp%2Furl%3Fsa%3Dt%26rct%3Dj%26q%3D%26esrc%3Ds%26frm%3D1%26source%3Dweb%26cd%3D1%26sqi%3D2%26ved%3D0CDAQFjAA%26url%3Dhttp%253A%252F%252Fwww.pref.gifu.lg.jp%252F%26ei%3DTvf7UI-jHI3wkgX32ID4BQ%26usg%3DAFQjCNHTHehAGnhxoMtZFQiQPm9WfXnJSQ%26sig2%3DL9670XW8cEB62vwuTrC1rg%26bvm%3Dbv.41248874%2Cd.dGY&ss=1717j367357j12 …

今回の実験について、私の周囲の普通の市民に、メールで連絡しました。
その反応の方が、ある意味、核実験より私を恐怖に落とします。
「そんなにすごいこと(危険)なの?」
「万が一ってことはあるかもね」です。
万が一でも、あったらまずいですよね。
フクシマの放射能は、私たちの食卓や地面にあるのに。

子供を扱う近所の保育士や、公立小学校や中学の教師がこのレベル。
いくらネット配信しても、小出教授さえ知らないし(こちらへ、小出教授は、最近も講演に来られています)観ようとさえしません。
だから、近くの公民館をお借りして、興味ある人で交流会をしよう、と企画しました。

問題は、きっと、署名運動などをしても、不正選挙をする政府、再稼働し瓦礫を燃やす国、絶対に実験は強行すると思います。
多くの東海地方の人は、不正選挙も、瓦礫のことも知りません。
愛知県は、瓦礫焼却を反対しました。
岐阜県は、瓦礫の話もないので、福島の事故前と同じ生活です。
保守国ですし。


岐阜県は、美濃焼や白川茶、東濃ひのきなどがあり、その方たちに訴えるしかないと思います。
フクシマ事故の影響で、エジプトから、岐阜の窯業は輸出出来ずだったのが、このほど解除される?された?そうです。
また、岐阜県は、池田町というところに、3月から、世界最大のワクチン工場が稼働します。

ワクチンと言えば聞こえがいいですが、核を作って戦争をしかけている連中の考えた、人口削減兵器。
本当に、岐阜県はこれから、人を殺すための土地になっていくでしょう。
この実験をやるとなれば、核融合の血税はさらに引き上げられ、核の街は核を呼ぶわけです。

岐阜県にあるもうひとつの核施設、「東濃科学センター」は、放射性廃棄物を地下に埋める研究をやっているようです。
ここは、昭和40年からあり、近くはきれいな公園もあるそうです。 
日本は本当に、原発事故で、未だ黒煙が上がったなんて知っていませんよね。


結局、福井のもんじゅや六ヶ所村のように、岐阜が今、ホットなわけです。
どんどん血税がつぎ込まれ、さらに電気代などとして吸い上げられ、必要な医療費や年金が削除される。
岐阜県の核施設が無くならない限り、実験はいつでもやると思います。
重度の日本病ですよ。

よろしくお願いいたします。
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廃炉経験者が語る真実『世界的な脱原発の流れにも乗らずしがみつくのは、命と金を浪費する愚の骨頂!』

2013年01月24日 | 日本とわたし
「廃炉より原発維持のほうが高コスト」ドイツ関係者が断言
2013年1月22日


解体作業の様子。核燃料を輸送用キャスクに収納し、中間貯蔵施設に輸送する

ドイツでは、建設中に計画が中止されたものを含め、40基の原発がある。
そのうち、廃炉作業中の原発は22基、廃炉作業が完了したものは1基だ。
本誌記者が向かったのは、ベルリンから北西へ100kmほどの場所にある、ラインスベルク原発。
同原発は、’66年に運転を開始した、ドイツ最古の原発だ。
VVER210ロシア型加圧水式原子炉(44万kW)が一基という、小型の原発で、’90年に停止した。

取材に訪れた本誌記者を出迎えたのは、エナジー・ヴェルケ・ノルド社(EWN)の広報担当のヨルク・メーラー氏。
EWN社は、原発の廃炉を目的に、各分野の技術者をヘッドハンティングして作られた会社。
ラインスベルグ原発のほか、ドイツや欧州の、老朽原発解体を請け負っているという。
わざわざ新たに会社が作られたのは、「解体作業は、誰にとっても未知の分野」(メーラー氏)で、どの会社も充分なノウハウがなかったからだという。

「優秀な技術者をヘッドハンティングして、技術開発を進めました。
例えば、いかに、作業員の被曝を軽減するかは重要です。
そのため、ロボットアームなど、遠隔捜査が可能な機器を開発しました」

メーラー氏は、放射能に汚染された原発の廃炉は、長い年月と手間が必要だという。

廃炉直後は、放射線量が高すぎるので、5年間寝かせて、’95年から、解体事業を開始しました。
最初は、敷地内のボイラー室の部品など、放射能汚染の少ない部分からはじめ、徐々に、原子炉周辺の、汚染の高い部分へと解体していきます。

作業終了には、70年ほどの時間がかかるのです。
原発の廃炉には、専門的な技術や経験も必要。
そのため、原発を運転していた頃の労働者の多くが、廃炉作業に関わってくれています」(メイラー氏)

もともと、原発を運転/管理する民間企業だったEWN社は、’00年に国有化。
20年以上にわたって続けてきた、原発廃炉のノウハウは、世界的な脱原発の流れのなかで、新たなビジネスとなり、
ドイツだけでなく、欧州各国での原発廃炉を請け負うようになった。
最近では、ロシアの原子力潜水艦の解体事業も受注しているという。

廃炉には、莫大な費用がかかる。
「ラインスベルク原発の場合、解体コストは6億ユーロ(約660億円)。
これは、同原発の発電事業(’66~’90年)で得た利益を超える額です」(メーラー氏)。
だが、それでも廃炉作業が行われているのは、
「安全基準を満たし原発を維持する方が、さらに費用がかさんだから」と、取材に同行したセバスチャン・プフルークバイル氏(元・東ドイツ暫定政権評議員)は語る。

「独裁政権下にあった東ドイツの原発は、非常にずさんな管理にあり、いつ重大事故を起こしてもおかしくない状況にありました。
’90年の東西ドイツ統合後、ドイツの大企業シーメンス社が、ラインスベルクなど11基の、旧東ドイツの原発の管理の引き継ぎを検討しましたが、
安全基準を満たすには採算が合わず、断念せざるをえませんでした」(同氏)。

福島第一原発事故後、シーメンス社は、原発関連事業自体から撤退した。
その理由は、
「原発は、初期投資が巨額で、建設から運転まで10年以上かかる。
安全性の要求がますます高まり、一層のコスト高。
仮に事故を起こさなくても、放射性廃棄物の処分に困る。
それならば、他の分野で収益を上げた方が合理的」
というもの。

同社は近年、ガスや風力発電などのエネルギー事業に力を注いでいる。

1/22発売の週刊SPA!『結論「原発は廃炉」が経済的に正しかった!』では、
福島第一原発事故後に脱原発の方針を確認したドイツの廃炉現場をリポート、原発のトータルコストを検証している。<文/週刊SPA!編集部>

↑以上、転載おわり


なんで日本の大企業の役員らには、こんな、誰にでもわかるような常識をもった人間がおらんのですか?
初めてのことやあるまいし、こうやって、ちゃんと教えてくれてるやありませんか。

原発王国のアメリカでさえ、あほらしなってきたのに、大事故起こした当事国日本は今だに、原発イケイケ?!

かっこ悪すぎ……。
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2.1% 給与天引き25年間⇒シロアリらのために?お願いやから、ええかげんに怒りなはれ!!

2013年01月24日 | 日本とわたし
週刊ポストに掲載されていた、復興予算についての、さらに呆れた記事を紹介します。

復興予算 休職中の役人の給料を支払い可能にする工作も
2013.01.22

復興予算の流用批判を浴びた民主党政権は、昨年の総選挙直前、「復興予算は原則、被災地以外では使わない」という方針を決め、35の復興事業を凍結した。
しかし、時すでに遅し。
凍結できたのは、総額約168億円分と、復興予算全体のわずか0.1%以下にすぎない。
 
それというのも、シロアリ役人たちは、「予算が凍結されないうちに使ってしまえ」と、5年分のはずだった19兆円の復興予算を、わずか2年で18兆円も食い散らかしてしまったからだ。
 
しかも、火事場泥棒的な流用は、まだ続いている。
財務省は、来年度の復興予算の概算要求に、「仙台港の税関の大型X線検査装置の復旧等」として、約25億円を盛り込んだ。
そのうち、装置の復旧に本当に必要なのは、半額の約12億円
で、
残りは、関西の税務署改修や、復興増税導入のための国税庁のコンピュータシステム構築の費用を、こっそり潜り込ませていた
 
被災者のために使うはずの復興予算を、よりによって、増税のシステム費用に回すとは、許し難い国民への背信行為というほかない。
企みは、東京新聞の報道によって未然に発覚し、税務署改修やシステム構築予算は、一般会計から出すことになったものの、
予算を査定する財務省が、先頭に立って流用に狡知をめぐらせているのだから、他省庁に歯止めがかかるはずがない。
 
内閣府は、来年度の復興予算(概算要求)に、沖縄の国道建設費を盛り込み、
農水省は、復興事業に、職員の人件費や残業代を盛り込み、
北海道開発局は、休職中の職員の給料まで、復興予算から支払っている

 
霞が関ぐるみで、国民にわからないように、予算流用が可能な仕組みをつくりあげていたのだ。
 
復興増税を決めた、2011年の第3次補正の、予算総則の修正に秘密があった。
総則では、農水省の出先機関である地方農政局の「工事諸費」から、職員の人件費や残業代、各種手当を支出できる規定を追加し、
北海道開発局の工事諸費には、職員の給与・手当に加えて、「休職者給与」まで出せる規定を盛り込むなど、数々の工作がなされた。
 
これによって、復興予算から、働いていない休職中の役人の給料まで、付け回しできるようになっていたのだ。


↑以上、転載おわり


強調したいとこだけ太字で思てたけど、どこもかしこも太字だらけや!!
なんじゃこの詐欺泥棒っぷりは!!
これはもう、犯罪や!!
こんなことをコソコソ決めた人間の名前を公表してほしい!!

ほんで、こんなことを今朝、たまたま偶然見つけたんやけど、
みんな、知ってるのん?

日本人で、給与もらってる人は全員、今月から天引きで、2.1%税金が上がりました。
これは、臨時に、25年間続きます。
東日本大震災の復興の為です。


2.1%って、どんだけごっついのん?!
そんなもん、毎月毎月、臨時に25年って……どこまでなめられてんねん、みんな!!
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「双葉は原発を誘致して町に住めなくされた。原発交付金で造った物はすべて町に置いてきた」井戸川町長

2013年01月24日 | 日本とわたし
双葉町公式ホームページの臨時サイト(災害版)に載せられた、井戸川双葉町長の退任の挨拶を、ここに転載させていただきます。

双葉町は永遠に
 
私たちは、前例の無い、避難という過酷な状況に置かれています。
いつまでも海原を漂流するわけにはいきません。
早く上陸地を国が準備して、再興できる日を求めてきました。
しかし、時間が足りませんでした。
 
放射能のないところで平和な、皆が集える町ができることを祈り、町民の安寧を願って、私は本日、双葉町長の辞職申し出をしました。
 
私の今までの取り組みから、次のことを申し上げたいと存じます。

1 事故に負けない
 
原発事故で負けるということは、今のまま、何もしないことである。
双葉町民には負けてほしくない。
勝って、それぞれ生き抜いてもらいたい。
今は、それぞれの地に離れて住もうとも、廃炉が完了して、故郷から放射能の危険が去り、自然と共生出来るようになったら、再結集しよう。
 
我が子どもたちへ、この悔しさを忘れることなく、何としても生き抜いて、何倍も幸せな双葉町を再建していただきたい。
そのためにも負けないで学び、求められる人になれ。世界の雄になってもらいたい。

(1) 負けないということは、以下のことを忘れないこと
①避難してくださいと国から頼まれたこと。
②東電と国は、事故を絶対起こさないと言っていたこと。
③町と県と東電には、安全協定があること。
④事故は、我々が起こしたものではないこと。
⑤正式な謝罪と見舞いがないこと。(形のあるものではないこと)
⑥自分の権利は、自分以外に行使できないこと。
⑦被ばくさせられたこと。
⑧放射能の片付けをさせられること。
⑨20msv/yで、町へ帰ること。(一般公衆の限度は1msv/y以下)

(2) 勝つためには、何をしなければならないか
①事故の原因者を確定すること。
②我々の受けた損害のメニュー作成すること。
③損害の積算をすること。
④回復の請求をすること。
⑤回復の限界と代替を請求すること。(仮の町、借りの町)
⑥立証責任の不存在を共有すること。
⑦気づくこと。
⑧水俣の住民の苦難を学ぶこと。
⑨広島・長崎の住民の方に聞くこと。
⑩避難先の皆さんの恩を忘れないこと。
⑪多くの町民が、健全な遺伝子を保つこと。
⑫ウクライナの現実を確認して、同じテツを踏まないこと。

(3) 町民の力を結集すること
①役割分担をすること。
・汚染調査 ・除染問題 ・賠償問題
・住居問題 ・職場問題 ・健康問題
・墓地問題 ・学校問題 ・中間貯蔵施設問題
などの調査研究する組織をつくり、町民の不利益を解消すること。

②事故調査委員会をつくること
事故の報告書には、避難を強制された住民の実態が語られていない。
外部に任せていたら、いい加減に処理されてしまうので、委員会を町独自に構成して、正しい記録を残さなければならない。


2 主張する権利を行使する

①見守り隊の組織
②法律家の組織
③文書学事の組織
④ボランティア活動組織
⑤被ばく被害者団体の組織
などを組織して、国民の主権と被害者の復権を、勝ち取らなければならない。


3 この世には先人の教えがある

(1) 温故知新
歴史から新しい発想が出てくる。
自分が直面している問題について語られています。
遠くは、私たちの祖先である標葉藩が、相馬に滅ぼされたこと、会津藩が長州に負けたこと。
しかし、負けても滅びる事もなく、私たちは生きてきました。
先人達に感謝し、これからは、私たちが町の存続を引き継ぎ、後世に繋がなければなりません。
今度の事故は前例がありません。
今は、子どもたちを、放射能の影響によるDNAの損傷を避けて暮らし、幾多の困難に負けずに、双葉町の再興に向かって、生き延びましょう。

(2) 人生に五計あり
中国、宋時代の朱新仲が、教訓として伝えた人生の処世訓とされるものです。
生計、身計、家計、老計、終計があり、生き抜く考えが記されています。

(3) 八正道と言う道
昔、釈迦がインドで行われていた求道について、新しい道があることを説いたとされています。

正見  : 正しい物の見方
正思惟 : 正しい思考
正語  : 偽りのない言葉
正業  : 正しい行為
正命  : 正しい職業
正精進 : 正しい努力
正念  : 正しい集中力
正定  : 正しい精神統一

 
今の私たちには、このような精神にはなれません。
この言葉は、東電と国、あるいはこの事故を、被害者の人権を無視して矮小化しようとしている勢力に、猛省を促す言葉として捉えてほしい。
願わくば、双葉町の子どもたちに、人生の教訓の一部として、心に刻んでほしい。

この事故で学んだことは多い。
我国でも、人命軽視をするのだと言うことがわかった。
国は、避難指示と言う宣戦布告を、私たちに出した。
武器も、手段も、権限もない我々は、どうして戦えるだろうか。

白河市に、アウシュヴィッツ博物館がある。
ナチスがユダヤ人を毒ガスで虐殺したことは、衆目の事実だ。
福島県内では、放射能という毒で、県民のDNAを痛めつけている。
後先が逆だ。
この状態から、一刻も早く避難をさせること以外に、健康の保証は無い。
その後に、十分時間をかけて除染をやれば良い。
 
人工放射能に、安全の基準を言う実績が少ない。
20msv/yで住めると言う人が、家族と一緒に住んで示すことが先だろう。
その安全が確認出来たら、福島県民は戻ればいい。
これ以上モルモットにするのは、外国の暴君が、国民にミサイルを撃つのと変わり無い。
 
福島の復興なくして日本の再生はないとは、人口減少の今、将来の担い手を痛めつけていては、真に福島の復興には繋がらないと心配している県民は少なくないと思う。
双葉町は、原発を誘致して、町に住めなくされた。
原発関連の交付金で造った物は、すべて町に置いてきました。

原発の誘致は、町だけで出来ない、県が大きく関わってはじめて可能となる。
私たちは、全国の人たちから、「お前たちが原発を誘致しておいて被害者面するな」という批判を受けている。
私たちは、どこにいても本当の居場所がない今、苦悩に負けそうになりながら、必死に生きている。
子どもたち、高齢者、家計を支えなければならないお父さん、お母さんたちの悲鳴を、最初に菅総理に訴えた。
変わらなかった。
そのために私は、野田総理に、国民としての待遇を訴えたのです。
しかし、今の町民の皆さんは、限界を超えています。
何とか国には町民の窮状を訴え、町民には叱られ役をやり、マスコミに出されるようにしてきました。

県にも窮状を訴えています。
最近も質問をしました。
回答は具体的な内容ではなく、失望しました。
知事は、福島の復興のために、双葉町に中間貯蔵施設を造れと言うので、双葉町の復興はどうするのですか、と聞くと答えてくれません。
そこで、踏み込んで、私に町をくださいと言いましたが、やはり答えませんでした。
これでは話し合いになりません。

環境省の局長に、どうして双葉に二つの場所を決めたのですかと聞いたら、分かりませんと言いました。
では、会議録をみせてくださいと聞いたら、後日、ありませんと言う返事でした。
このようなことで、調査だけで建設はしないからと言われて、ハイいいですよ、とは言えません。
 
町には、古くから先人が築いてきた、歴史や資産があります。
歴史を理解していない人に、中間貯蔵施設を造れとは言われたくありません。
町民の皆さんが、十分議論した後に、方向を決めていただきたい。
若い人に決めてもらうようにしてほしい。

今まで支えていただきました町民の皆様、双葉地方各町村をはじめ、福島県内各市町村の皆様、
国、及び福島県、そして事故発生時から、避難救済にご支援いただきました国民の皆様、国会議員の皆様、全国の自治体の皆様、
埼玉県と埼玉県議会の皆様、県民の皆様、加須市と加須市議会の皆様、市民の皆様、さくら市の皆様、医療界の皆様、福祉関係の皆様、貴重な情報の提供された方、
最後に、国内並びに、世界中からボランティアのご支援をいただきました皆様、この避難を契機にご支援いただきました多くの皆様に支えられて、ここまで来ることができました。
心から感謝を申し上げまして、退任のご挨拶に代えさせていただきます。
 
長い間誠にありがとうございました。
 
平成25年1月23日
双葉町長 井戸川 克隆
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がれきを燃やさず愛を燃やそう!『ONE LOVE PEACE PARADE』

2013年01月23日 | 日本とわたし
大阪ががんばってる。
大阪人ががんばってる。
まだまだ知らんふりしてる人もいっぱいいる。
けど、がんばってる人はめちゃくちゃがんばってる。

応援したってください。
他のとことおんなじように、支えたってください。
もう時間がありません。
説明会も無く(向こうはやったったつもりでいるかもしれんけど)、一方的な押しつけ報告会をやって、それで済ましたろ思てる。
どんだけ根性悪いんやろか?

食いだおれの大阪を、食うたらほんまに倒れてしまうような空気や水や土にせんとって。
大阪が大阪を守り抜いて、他の、いやらしいコソコソ団が入り込んでる県に、がんばったら守れるでって見せたって。



ONE LOVE PEACE PARADE
ガレキを燃やさず、愛を燃やそう



日  時 1月26日(土) 14時出発 (13時集合)
集合場所 西梅田公園



内容

2月から大阪で、放射能汚染震災ガレキの焼却が始まります。
大阪市は、市民や近隣地域住民への十分な説明もないまま、説明会という名の、”住民の意見そっちのけの一方的な報告会” の開催のみで、反対意見を押しのけて強行焼却を行います。
「危険性」「処理効率」「経済性(コスト)」など、どの要素をかんがえても、
現地(あるいは、人の住めない地域)での埋め立てよりも、支持できるものは何一つありません!

”これまで活動してきた人・団体”
”活動していなくても、命や健康・土地や自然を守りたいと思っている人”

今こそ、みんなの力を総結集して、[放射能瓦礫の拡散・受け入れ」「被災地復興の妨げ」に対してどれだけの人たちが反対しているか、そして、テレビに報道されてこなかった民意がどのような物なのか世間に知らしめましょう!!!!

焼却までもう時間がありません!
安全な土地、環境そして命を守る最後のチャンスです!
歌って、踊って、描いて笑って!!!
みんなで平和を願って街を歩きましょう!!!!




理念

ぼくたちの生きる世界にはたくさんの命があります。
それぞれがたどる道は違いますが、
みんなが目指し居る場所は同じような気がします。

でも、
そこへいくまでに、
たくさんのすれ違いや思い違いがあって、

お互いのたどる道を、
お互いの大切にしているものを、

たいせつにできなくなってきています。


ほんとうにそれぞれが真にたいせつにすべきは何なんだろう。

「 Love and Peace 」
「 愛 と 平和 」

この言い古されたことばを、
もう一度かみしめてほしい。

それが何を示しているのか。
いのち しぜん かんけい おかね めいよ ぶっしつ……。
いろんなことの、それぞれの大切さをかんがえた。

それでも、
ぼくらがたいせつにしたいと想ったのが、

「 Love and Peace 」

それぞれがたいせつにしているものを、
たいせつにできるしゃかいにしたい。

そして、

すべてのいのちたちで、そこへむかいたい。

そうおもっています。



賛同者メッセージ

坂本龍一
若者たちの行動応援します。

三宅洋平 (仮)ALBATRUS (音楽家)
1/26は、LIVEで安比にいるため参加できませんが、当日の晴天と皆様の晴れやかな笑顔のパレードを祈っております。
「デモをやって何かが変わるかどうか?いや、デモをやらなければ、そこに反対する声のある事も世の中には伝わらない。そのためにも、高らかに声をあげて誇らしく歩いて欲しい。
放射性物質の取り扱いに関して、日本政府は余りに軽率だ。震災瓦礫の一部には、決して燃やしてはいけないものが含まれている。どうか多くの市民に理解し、行動してもらう切っ掛けを創出してください。
山本太郎
権利やメンツの為に被災地の復興予算をネコババし、子供たちの健康、若者の未来を奪う大阪ガレキ焼却をやめて下さい❤
僕も参加します

ランキンタクシー
賛同します!愛と平和は基本です。カンドーのアラシにしてください!この戦いは世代を超えて続いています。




後援

脱☆ヒバクの会 
おかんとおとんの原発いらん宣言2011  
ベジタブルキャラバン  
若者会議  
モモの家  
放射能防除プロジェクト近畿  
国境なきナベ団 Osaka  
Daggry  
がむしゃら☆ボーイズ  
610放射能から未来を守る市民の会  
はちどり通信   
love-peace瓦礫受入やめて@大阪  
ちょっと待って!放射能ガレキ 関西ネット  
きょうと緑の党  
緑の党ひょうご
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「橋下徹市長が『犯罪空間』桜宮高校体育系の入試中止を市教委に要請したのは正しい」by 板垣英憲氏

2013年01月22日 | 日本とわたし
昨日、桜宮高校体育系の入試中止を、橋下市長が要請したことについての記事を書いた。
その記事に、反論のコメントが寄せられた。
腐った学校組織のことを勉強もせず、恐ろしい無責任集団を庇うような、変な正義感と安っぽいヒューマニズムで、ことの本質を見誤らないで下さい、と書かれてあった。
そして、宮台氏による反論を、重ねて教えてくれた。
それがこれ↓。



それから、以下の意見は、板垣 英憲氏が自身のブログ「マスコミに出ない政治経済の裏話」に書き込んでおられたもの。

大阪市の橋下徹市長が、「犯罪空間」桜宮高校体育系の入試中止を市教委に要請したのは正しい
2013年01月21日

◆大阪市の橋下徹市長が、体罰自殺者を出した市立桜宮高校の体育系2科の入学試験中止を市教委に要請したことから、物議を醸している。

市教委はもとより、学校関係者や受験生の保護者は、猛烈に反対している。
 
だが、冷静に考えてみると、この高校では、教師による体罰が日常的に行われてきたと言い、この高校全体の空間が、「暴力を許す犯罪空間」になっていたことを物語っている。
刑法上、暴行罪、傷害財、最悪の場合殺人罪にもおよびかねない犯罪の巣と化していたと言わざるを得ない。
いわば、恐怖の学校である。
 
この犯罪の空間(巣)は、学校長を始めとする教職員、これを監督指導している市教委の教育委員長・教育委員、教育長ら事務局全体が、秘密のベールに包み、事件を隠蔽し、あるいは、「なかったこと」にしてしまう。
 
教職員と生徒の関係は、いわゆる「特別権力関係」にあるので、生徒と保護者は、弱い立場に立たされている。
事件を表沙汰にするには、マスメディアに垂れこむか、司直に告発・告訴するしかない。
しかし、学校・教委に隠蔽工作されると、事件化するのは、難しいし、後難が恐ろしい。
成績の評価などで何をされるかわからないからである。

それどころか、桜宮高校でも、体罰自殺事件が丸でなかったかのように風化させてしまおうという空気が支配的だという。
しかも、校長はじめ教職員のだれも傷つかないように、この事件をうやむやにして、闇に葬ろうとしている。
改革の意識はもとより、改革を行おうという動きは、皆無という。

これに対して、橋下徹市長が、激怒するのは、当たり前である。
何かとパフォーマンス好きで、サプライズを打ち上げるのが、得意な橋下徹市長のことであるから、「またか」と思われたとはいえ、その怒りが、本物であることは間違いない。
予期していた通り、というか、案の定、「市長の予算執行権」を振りかざしてきた。
実は、このことは、正しい。
マスメディアは、橋下徹市長に猛烈に批判の矢を浴びせているけれど、私は、橋下徹市長に声援を送りたい。
とにかく、「犯罪空間(巣)」は、破壊しなくてはならない。
思い切って「体育系2科」は、即刻廃止すべきである。


◆それよりも、理解し難いのは、受験生や保護者の無神経さ、自分だけよければよいという身勝手さである。
 
何が無神経であるのか。
言うまでもなく、よく平気で「犯罪空間(巣)」に飛び込んでいく気になれるなということだ。
受験生はもちろん、保護者も怖くはないのであうか。
万が一、体罰に遭って、自殺に追い込まれるようなことになったらどうするつもりなのか。
その神経が信じられない。
 
マスメディアも、気楽である。
「犯罪空間(巣)」をそのままにして、「入学試験を実施しろ」というのであるから、これほど無責任なことはない。
毎日新聞社毎日jpは1月20日午前2時30分、「社説:桜宮高校の体罰 入試中止要請は筋違い」という見出しをつけた社説を次のように配信している。
 
「大阪市立桜宮高校の体育科の生徒が、教諭から体罰を受けた後に自殺した問題で、
橋下徹市長は、来月実施の体育科とスポーツ健康科学科の入試を、中止するよう市教委に求めた。
体罰容認の風潮を残したままで新たに生徒を受け入れられない、というのが橋下市長の考えだ。
体育系2科の希望者をいったん普通科で受け入れ、入学後に編入を検討するよう提案し、市教委が中止しなければ、市長権限で入試に関連する予算を支出しない意向を示している。
しかし、体育系2科と普通科では入試科目や配点が異なり、編入もスムーズにいくか分からない。
受験生だけでなく、在校生への影響も大きい。
受験生や生徒たちに負担を与えてはならない。
入試中止は筋違いであり、再考すべきだ」

 
毎日新聞社は、「教育の森」「教育を追う」という長期連載で評価を高め、「教育の毎日」と言われてきた。
私も、「教育を追う」取材班で記事を書いたことがある。
この意味で、受験生や保護者のことを心配する気持ちはわかるが、「犯罪空間(巣)」に飛び込む危険まで背負わせるべきではない。


◆大阪市に限らず、全国の教育現場では、「いじめ自殺事件」が跡を絶たず、それどころか、今度は、とても信じられない事件が起きている。
朝日新聞が1月20日付け朝刊「38面」で、「薄めた塩酸飲ませる 愛知の教諭 実験失敗の生徒に」と報じている。
たとえ薄めたとはいえ、劇薬を「罰として」飲ませるとは、恐ろしい教師がいたものだ。
これは、まかり間違えば、傷害罪、殺人罪あるいは、未遂罪になり得る大事件である。
とにかく、学校という外部から遮断されて、「特別権力関係」にある「空間」が、危なくなっている。

↑以上、転載おわり


この桜宮高校が、学校としての役割を果たさず、遠の昔から荒れに荒れていて、入試はもちろんのこと、教師も全面的に入れ替えをしなければならないほどに暴力にあふれてたのなら、
なぜ、新聞は、それをきちんと書かんのやろう。
なぜ、橋下市長は、そのことをはっきりと詳しく説明せえへんのやろう。

この学校が、話し合いの余地もなく、知らずに入学しようもんなら、命の保証は無いほどにとんでもない所やと、上のふたりは言うてるのやから。

そのことを知ってる人間は、いったいどれぐらいいるのやろう。
ほんで、日本に、この高校と似たり寄ったりの学校は、どれぐらいあるのやろう。
17才の子どもが、受けた暴力に生きる気力を削がれて、自ら命を絶った。
この子と親御さんの無念は、誰にも計り知れん。
そして親御さんは、これから一生、数えきれんほどに、子を救えんかった自分を責め続けることになる。

こんなことはもちろん、絶対に起こったらあかんこと。
そやから、もし、どうしようもなく崩れてしもて、学校という張りボテの建物にすがってるとこがあるのなら、
この機会に、徹底的に、桜宮だけやない、犯罪空間などと揶揄されるほどに荒れてる学校を徹底的に精査して、外部からの専門家も交えた対策を練ってほしい。

わたしが日本に暮らしてた時、歩いて5分ぐらいのとこに、それはそれは荒れてた学校があった。
校長が入れ替わりして、いろんなことを試し、良くなったりまた戻ったり、そんなことを繰り返してたけど、結局は大きな事件を起こし、有名になった。
そやから、その学校が、すでに学校としては存在するべきでない所にまで堕ちてたなら、緊急に、という意味はわかる。
いろいろやっても、結局は良い結果に結びつかんかった例も何校も知ってる。

それでも、そやからこそ、
生徒が自殺に至った経緯を含め、その現場で日常的にどんなことが起こっていたのか、
今後、その学校も含む教育の世界で、同じようなことが起こらんようにするためにどうすればよいか、
広く、まんべんに、立場や年令の違いを超えたところで論議されていくべきで、それをすっ飛ばして、廃校やの廃止やのと、単純な制裁で終らせたらあかんと思う。
そしてその論議は、公開の場で行われるべきで、この問題について、地域を超えた改善への道を見出してほしいと思う。
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体罰オッケーやった自分が非難される前に、スルッと非難する側に回る無責任男!ど~ん!

2013年01月21日 | 日本とわたし
この人、なんもわかってへん。
本人はわかってると思いこんでるみたいやけど、誤解も甚だしいし、自分が言うたことしたこと棚に上げすぎ!
っていうか、なんでもかんでも、なんかっちゅうたらアホの一つ覚えみたいに中止やの廃止やの、予算取り上げやの、
そういうことさえしたら解決する、改革になるって思い込んでる頭の空っぽさが恐ろしい。
なんでその子が自殺をしてしもたんか、その現場で何があったんか、それまでの経緯の中で見えてくるもんは何か、
今後、教育の世界で、同じようなことが起こらんようにするためにはどないしたらええか、
広く、まんべんに、立場や年令の違いを超えたところで、何回も何回も、それもだらだらせんと効率よく、話し合うていかなあかんのとちゃうの?

ほんまにこの男は、自己弁護や保身のためやったら、ありとあらゆること考えて、それをゴリ押ししようとするやつやから。
外から見てたら滑稽なほどにアホらしいけど、すぐそばにいて振り回される人間はたまらんやろなあ……。

いつまでこんな好き放題させとくん?

いつまで放っとくん?

あんたが大阪の恥やで、橋下さん。


↓以下は、秋葉さんがブログの中で書いてはった彼女の意見から、ちょっと抜粋させてもらいました。

橋下氏はスポーツ指導での体罰件を一切認めないと方針を変えましたが、
その他の生徒指導の現場での「手を上げる指導」については「ルール」が必要、などと頓珍漢なことを言っています。
ルールって、具体的にどうするんでしょう?
忘れ物したら頬をつねるのはokだがビンタはダメとか、廊下を走ったら耳をひっぱるのはOKとか、詳細にマニュアル化するんですか?
そんな非現実的な馬鹿馬鹿しい事、出来るわけないでしょう。
失笑するしかありませんね。
スポーツと生活指導で、手をあげて良いかどうかを分ける理由も意味不明。
なんとか体罰容認を取り繕おうと、適当な思いつきをポンポンと言うのはやめてもらいたいものです。

橋下氏の頭の中では、許されない体罰と許される体罰に色分けされてるようですが、そもそも体罰=暴力=違法です。
許される体罰など存在しないことが、この人にはまだわからないのでしょうか?

↓そしてこれは、その記事の中に掲載させてた、想田監督のツィート

・それにしても、橋下徹という男は、本来ならば責任を追及される側であるはずなのに、
いつの間にか追及する側に身を置くことにかけては、当代きっての天才だと思う。
この希有の才能が尽きない限り、橋下徹はいかなる失政や失態を積み重ねても、決して失脚しないであろう。

・橋下は「泥棒はやめました」と改心したフリをしたわけだが、
昨日まで泥棒だった奴が「自分は泥棒だったことなんぞ一度もない」ってツラして他の泥棒を袋叩きにするってのは、泥棒の風上にも置けん。
まあ、他の泥棒を袋叩きにするからこそ、奴が泥棒だったことをみんな忘れちゃう仕掛けなんだが。

・つーか、橋下徹は、市長として体罰を容認して来た張本人だろうが。
なんで学校や教師や生徒や教育委員会を、非難する側に回れるんだよ。
自分が泥棒のくせに、泥棒に入られた学校を非難している図だろう。
そういう厚顔無恥なことを、平気でやってのける輩は普通はいないから、みんなもコロッと騙される。

では、そのコソ泥男の行動をまとめてくれた記事を紹介しときます。

桜宮高問題巡る橋下市長の発言過熱…批判の声も
 
大阪市立桜宮高校で、体罰を受けた男子生徒(17)が自殺した問題を巡り、今春の入試で、同高体育系2科の募集中止を求める橋下徹大阪市長が、発言をエスカレートさせている。

同高教員の総入れ替えや、廃校の可能性まで言及
在校生や受験生の思いをなおざりにした対応に、批判が上がる。

炎の源は教員であり、生徒の意識であり、保護者の意識だと思う。この炎を消すために、まずは教員を入れ替え、生徒、保護者の意識を改めていく

18日に開かれた市議会文教経済委員協議会で、橋下市長は、体罰問題を火事に例え、意識改革のために、教員の総入れ替えを訴えた。

高校時代に、自らも厳しいラグビー部生活を送った橋下市長は、問題発覚後も、「試合中にビンタすることはあり得る」などと、体罰を容認する発言を続けた。
だが、12日に遺族宅を弔問した後、「スポーツ指導での体罰は一切認めない」と一転。
3日後には、同高の体育科とスポーツ健康科学科の募集中止を打ち出し、「場合によっては廃校もある」とまで踏み込んだ。

入試が2月下旬に差し迫った時期だけに、市議会からは、「市長の発言が事態を混乱させている」と批判が相次ぎ、
教員を入れ替えろと言うなら、まずは、体罰を容認してきた自分が責任を取るべきではないのか」との声も上がる。

募集継続を求める市立中学校長会の動きには、橋下市長は「教育者失格。そういう校長はいらない」と一蹴した。
ある中学校長は「桜宮高校を目指してきた受験生たちの夢を、一方的に摘み取るのは、暴力そのものだ」と憤る。

梶田叡一・前兵庫教育大学長は、「解体的な出直しが必要な問題で、橋下市長の発想は間違っていない」としながらも、
この時期に募集を中止すると、受験生の選択が大きく狂う。感情的に対処すべきではない」と懸念を示す。

市教委が募集を中止しない場合、市長権限で、関連予算を執行しない可能性を示したことにも反発が大きい。

大嶽秀夫・同志社女子大教授(政治学)は、
予算を盾にした手法は汚い。これを機会に、教育委員会をたたいておこうという考えなら短絡的すぎる」と指摘する。

波紋は、東京・永田町にも広がる。
17日の自民党文部科学部会では、
橋下マジックに引っかかってはいけない。頑張ってきた子どもたちのことを全く考えず、教育委員会に責任転嫁しても問題解決はできない」などと批判が続出した。
下村文部科学相も18日の記者会見で、
良く言えば発信力があるが、厳しく言えば、騒動を起こすきっかけになっている」と橋下市長に冷静な対応を求めた。

ただ、当の橋下市長はどこ吹く風だ。
19日、記者団に、「新しい教育方針が固まっていない段階で、新しい生徒をお迎えする方が無責任だ」と語るなど、一歩も引く構えは見せていない。




「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当につらい」 桜宮高在校生ら

在校生は「まだ覆せる。できることは何でもやりたい」と憤り、受験生は「詳しい情報がほしい」と困惑した。
21日、大阪市教委が決定した、市立桜宮高校の体育系2科入試の募集中止は、大きな波紋を広げた。

「本当に残念。言葉が出ない」
「納得できない」。

同校の運動部を引退した元主将ら3年生の生徒8人は、21日夜、市役所で記者会見して、涙声で訴えた。

制服姿で臨んだ会見。
同じ時間、市役所の同じフロアで、橋下徹市長は記者団に、「すばらしい決定」と称賛していたが、
生徒たちは、「市長は何も分かっていない」「生徒の話を聞いてくれなかった」と、強い不満を漏らした。

同校では、運動部が活動停止の状態。
さらに、橋下市長が、同校の教員総入れ替え人事を求めている。

生徒の1人は、「友達を失い、部活を失い、先生まで失ってしまう。本当につらい」とうなだれた。

同校体育系2科を志望している受験生や保護者からも、戸惑いや憤りの声が上がった。
大阪府内の中学3年の女子生徒(15)は、「行きたいという思いは今も変わらない。(市教委の決定内容の)詳しい情報がほしい」。
別の高校の受験も選択肢に入れているが、願書の提出期限まで情報収集して、決定するという。

生徒の母親(43)は、「どういう教育方針になるか、早急に説明会を開いてもらいたい」と要望した。

橋下市長は同日午前、同校を訪問。
在校生に「(学校のあるべき方向性が決まる前に)入試を継続するのは大阪の恥」などと理解を求めたが、
在校生からは「受験は人生に一度。受験生から機会を奪ってほしくない」「市長の発言で苦しむ人がいる」などの意見が上がった。

市長はこの際、物議を醸した自身の「(受験生は)生きているだけで丸もうけ」という発言については、
「生きていれば回り道をしても、自分のやりたいことに向けて進める。大きな人生で回り道をすることもあるという意味だ」と釈明したというが、
市役所で会見を開いた生徒は、「自分をかばっている釈明で、私たちには何の謝罪もなかった」などと批判していた。






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水から空中に引き出してしまうと、周囲の人達がバタバタと死んでしまうほどの危険物にまみれた国の未来

2013年01月21日 | 日本とわたし
きーこさんが文字起こししてくれはった小出先生のひとことひとことを読みながら思た。
これまでにも、この使用済み燃料のことについては、わたしも何回も記事に書いてきたのやけれど、
書くたんびに、どないなるんやろうと、逃れようのない迷路に迷い込んだみたいな気持ちになる。
けど、きーこさんも最後に言うてはったように、なんとかできるはずやとも思う。

それにしてもこの原発いうもんは、いっぺん建ててしもたらとことん、生き物にとって迷惑極まりない存在になるんやなあと、あらためて思う。
これがこの先、危険や迷惑の量が減ると、今だに夢見てる人間がいる。
専門家でもない、科学にも疎いわたしやけど、こんだけの年月を経てどうにもならんかったもんは、この先もどうにもならんと思う。
そんなことにお金や頭脳を使いまくるぐらいなら、一世一代の失敗作を、世界のみんなで協力し合て、廃棄することに心血注ぐ方がなんぼか賢いと思う。

そやけど腹立つなあ。

こんなもんを無責任に建てまくって、今みたいな世界を作ってしもた連中と企業に、なんとしても責任取らせたい。
これぐらい実現してもええのんとちゃうの。

↓以下、転載はじめ

【ペイフォワード環境情報教室】「2号機温度上昇・MOX燃料の3号機・4号機の展望」1/19小出裕章先生(文字起こし)



Sawada:
新年初めてという事ですけれども、昨年末ですね、福島第一の2号機の温度の上昇というのが、いろんなところで報道されたという事がございましたけれども、
この2号機についての現状と今後の見通し、危険性についてお話しいただけますか?

小出:
はい。
2号機の原子炉圧力容器のあちこちの温度が、昨年の暮れに上昇データがあるのです。
それが何故か?という事で、従来と同じように、2号機の原子炉圧力容器の中には、水が注入され続けていますので、
もし、その温度の上昇が正しいということであれば、これまでとは別の発熱源が生まれた、と考えなければいけないと思います。
これまでの発熱源は、炉心の中に溜まっていた放射性物質そのものですけれども、それが増える事はありませんので、
別の発熱源があるという事は、原子炉が再び臨界状態になった、という事以外にはあり得ないと思います。

ただし、私自身は、原子炉が再び臨界になるという事は、限りなく可能性が少ないと思ってきましたし、今もそう思っています。

そうすると、温度計が上昇するという物理現象を、「これだろう」と推定することができませんので、
私としては、「多分、温度計の故障だ」と、今は思っています。
ただし、データの推移を注意深く見なければいけない、という状態です。

Sawada:
ありがとうございます。
またですね、別な話で、3号機というのが、もともとMOX燃料を使っているというようなところで、
1号機2号機と比べてですね、またさらに注意が必要か否か?というようなところはいかがでしょうか?

小出:
はい、3号機はモーレツな爆発を起こしたので、その爆発についても、「核爆発ではないか?」という指摘をしている方もいらっしゃるわけで、
3号機は、1号機2号機と少し違う事故の経過をたどったという事は、多分そうだと思います。
ただし、MOX燃料というのはどういうものか?というと、
もともとは、ウランを燃料に使っていた燃料に、プルトニウムという物質を混ぜて燃料にした、というのがMOX燃料ですが、
プルトニウムは、ウランに比べれば、大変危険性が高いものですから、
MOX燃料を使うという事は、それだけで危険性が増えているという事は確実なのです。

しかし私は、ウランが核分裂して出来る核分裂生成物というものが、途方も無く危険なものだと思っていますので、
その途方も無く危険なものの中に、プルトニウムの危険がなにがしか加わったとしても、
被ばくという意味で、大きな危険の増加にはなっていない
というふうに思います。

ですから、みなさん、MOX燃料を使っていたという事で、たとえば、
「プルトニウムが大量に噴き出してきたのではないか」というご心配をされているかもしれませんが、
おそらく、「あまり関係ない」と私は思います。

ただ、事故の経過自身が、1号機2号機3号機全て、少しずつ違っていますので、
3号機独自の危険あった、大きな爆発が起きたとか、という事があったわけですから、
もちろん、その事の意味がどういう事なのか?という事は、今後検証しなければいけませんし、
これからも、3号機の事故の進展が1号機、2号機と違う、という事はあり得ると思いますので、
データをしっかりと見ていくという事が必要だと思います。

Sawada:
それに続きまして、4号機が、常に言われているようなところでありますけれども、
4号機の今後ですね、数年かけてという中で、足場を組んでキャスクに入れてというような中で、
取り出すのも難しい、また、保管する受けての方も難しい、というような話がありますけれども、
これについて、今後の展望という所と、あと、体制としてもですね、先生からのアドバイスとして、
先生は、本当なら、僕らの願いとして、先生に是非アドバイザーとして入っていただいて、
もう少し、先生以上にもっといろんな方も集めてと思う中、
ずーっと東電1社を見守るような形で経産省がやって来た、というようなところがあるかと思いますけれども、
今後どういう形をとっていけばいいのか?という、なんか、先生の知見も含め、アドバイスいただけるところはありますか?

小出:
4号機の使用済み燃料プールの中には、既に使用済みとなった燃料、
つまり、もう「ウランが燃え尽きた」、それだけ大量の放射性物質が含まれているという燃料が、1331体、
沈んでいるのです、プールの底に。
その他に204体「まだ燃やしていない」という燃料が、プールの底に沈んでいました。
そして東京電力は、まずは、燃やしていない新燃料というものを2体だけ、プールの底から引き出してみたという作業をしたのです。
それは、もうすでに行われましたし、「大きな危険を伴わずに、とにかく取り出す事が出来た」ということになりました。

しかし、使用済みの燃料というものは、実は「吊りだせない」のです。
それをプールの水から空中に引き出してしまうと、「周辺の人達がバタバタと死んでしまう」というほどの危険物ですので、
新燃料と同じように、釣り出す事が出来ない。


どうするか?というと、
私たちがキャスクと呼ぶ、鋼鉄と鉛でできた巨大な容器を、先ずプールの底に沈め、
そのキャスクと呼ばれる容器の中に、使用済みの燃料をいれて、蓋をして、
それ…そうしたことで初めて、水面につりだすことが出来るという、そういうものなのです。
ただ、キャスク自体は、重さが100トンもあるという、そういう重量物ですので、
簡単に吊り上げたり吊り降ろしたりという事ができない。
巨大なクレーンが必要だったりするわけですが、
すでに原子炉建屋は爆発してしまっていてボロボロになっているし、クレーン自体も壊れてしまって「ない」んですね。

だからどうするか?と言えば
まずは、キャスクを吊り降ろしたり吊り上げたりできる、クレーンを設置しなければいけない。
そのためには、クレーンを支えるためのしっかりとした建物を建てなければならないという、
そういう事になっているんですね。
東京電力は今、新しい建物を、4号機の壊れた建屋の上にもう一度つくりなおして、
そこに巨大なクレーンを設置して、そしてキャスクを吊り上げたり吊り降ろしたり出来るようにして、
それから作業を始めようとしている訳です。
でも、その作業が始められるようになるまでに、今年の暮れまでかかると言っているわけです。

私はまぁ、そうだろうと思います。
大変な作業ですし、時間がかかるだろうと思います。
そして、実際上できる事はそれしかないだろうと思いますので、
東京電力には一刻も早くその作業を早めてでもやって、使用済み燃料を吊りだしを始めて欲しいと願います。

しかし、吊りだしが仮に始められたとしても、
1331体もある使用済み燃料を、キャスクに入れながら、吊りあげて、そして別の場所に持っていく。
まぁ、今、東京電力は、隣にある共用燃料プールという所に持っていこうとしている訳ですけれども、
そしてまた、次のキャスクを沈めて、そこにまた、使用済みの燃料を入れて、吊りあげて、
それをまた、共用の燃料プールに移動するという事をやるわけですけれども、

もうすでに、4号機の使用済み燃料プールの中には、がれきが崩れ落ちて散乱している訳ですね。
先ずは、そのがれきも片付けなきゃいけないし、
崩れ落ちたがれきで、使用済み燃料がすでに破損をしているかもしれない。
上手く吊り上げたり、キャスクに入れたりすることが出来ないかもしれない。という、
そういう状態になっているという訳です。

1331体もある使用済み燃料を、完璧に…外に出さなければいけないという、
大変に困難な作業だと私は思いますし、
そのためにまた、沢山の労働者が、被爆をしていくだろうと思います。
「注意をしてやるしかない」ということです。

その上に、また、
1号機から3号機の使用済み燃料プールの中にもまだ、燃え尽きて使用済みになった燃料が沈んでいて、
「それらはどうやって釣りだせるかすらがまだ分からない」という状態で、
これから何年何十年という苦闘が、被ばく作業とともに続く、という事になります。


Sawada:
大変厳しいお言葉で、なかなかこう、希望が見いだせるタイミングではないんですけれども、
私たち国民の意識は、だんだん遠のいている中にあるんですけど、
やっぱりこれを持ち続けて、監視し続けて、どうあるべきか?という事を僕らが考えていって、
力にして、やっていくしかないと思うんですけど、
先生からそんな、一生懸命考えているリスナーのみなさんへ、一言アドバイス、エールを頂けますか?

小出:
皆さんもう、福島の事故は終わった、というふうに思っていられる方もいらっしゃるかもしれませんし、
国にしても東京電力にしても、積極的にそういう宣伝を流しているわけですね。
マスコミはもう取り上げないし。
福島の人達が、いまだに故郷を奪われて、10万人を超える人々たちが流浪化している、という事実も伝えないというなかで、
みなさんが忘れようとしているんですけれども、
でもいまだに、福島第一原発の敷地の中でも事故は続いていますし、その周辺にいた人々の苦難も未だに続いているわけで、
私は忘れて欲しくないし、これからも見まもって欲しいと思います。

Sawada:ありがとうございます。今年1年もまたぜひよろしくお願いいたします。

小出:こちらこそよろしくお願いいたします。



――チョ~個人的にきーこが書き出しながら感じちゃったこと――

何度も何度もお聞きしている内容です。
何度も書き出した内容です。
書くたびに思います。
不可能だろうと。

日本では、トンネルの屋根が落ちました。
海外では橋が落ちました。
道路も陥没しました。
老朽化です。

マンションは10年ごとに大規模修繕を行い、それでも老朽化により、40年位で丸ごと建て替えます。

自分の周りの景色を見渡せば、もう崩れてもおかしくないものばかりがこの地上にあります。
頭の上に天井が落ちてくるかもしれない、足の下が崩れて自分が下に落ちるかもしれない。

高度経済成長期に土を覆い、山を崩し、川を埋め自然を壊しながら造ってきたものが、
かつて近代的だと言われていた構造物が、今どんどん壊れ始めている。


原発は?
事故が無くても、コンクリートが崩れてくる頃、
事故が無くても、なかの鉄骨がさびている頃
それがもっと、事故で無残な姿になっていて、
なおかつ、これから先何十年もたたなければ、使用済み燃料棒も取り出せない。
メルトダウンして溶けてしまったものなんか取り出せるはずもなく・・・・

今日は書き出しながら、不謹慎にも私は笑ってしまいました。
どう考えても無理だと思って、
どうしようもない事が本当にあるんだという事を、改めて目の前に叩きつけられたような気がして、
…笑ってしまいました。

私は、無事に、1~4号機すべての燃料を取り出すことは、不可能だと思います。
あと何十年も、あの建物が無事に残っているとはどうしても思えません。

もっと別の視点から、常識的ではない解決の方法で、使用済み燃料棒を眠らせる方法は無いのでしょうか?

宙づりにしたら、バタバタと人が死んでしまうような使用済み燃料棒が、
福島だけではなく、全国の原発にあるという事も忘れてはいけません。

そして、
現在から未来へ向かって、日本人の命は、東京電力の手の中にある。
そんなことも改めて…もう考えたくもない事実を、また噛みしめました。

あぁ~、
あまりにも悲惨な状態で、手も足も出ないと思うと、
人間って、笑っちゃうものなんだっていう事も、改めて確認しました。

でも、こんなこと言ったらいけませんね、しかられますね、ごめんなさい。
現場で闘って下さっている人が沢山いるのに。

「できる」んですよね、
「出来るようにする」のが人間ですよね。
人間だもの。出来ない事はない。
自分で作ったものだもの、きっと何とかできるはず。

↑以上、転載おわり
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