ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

阿呆の一つ覚えか『世界最高水準』、汚染水を1リットルでも完全にブロックしてから言え!安倍首相!

2013年09月30日 | 日本とわたし
よく読ませてもらってる『秋場龍一のねごと』から、そうやそうや!と心の中で叫びながら読ませてもろた記事を紹介します。
ちょっと付け加えさせてもらうとしたら、この、50代のいい歳した男が、シャレにならん酔っ払いのオヤジギャグみたいなことを言うたんは、
ここアメリカでも指折りの、バリバリの保守派連中(いわゆる1%)で構成されてるシンクタンクの集会でした。
まあ、そやからこそ、こんなどうしようもないデタラメの妄想も、ニコニコと受け入れてもらえたんやと思います。
これがもし、リベラルで、普通の常識を持った人間の集まりやったらもう……多分、卵やトマトや靴が飛んできてたかも……。

↓以下、転載はじめ

「日本は、原発の安全技術で、これからも世界に貢献していきます」って、酔っ払いのオヤジギャグじゃなかった!
2013年9月27日金曜日

50代のいい歳をした男が、仕立てのいいスーツを着込み、世界の報道陣やテレビカメラを前に、自信たっぷりにこう言い放った。

「日本は、原発の安全技術で、これからも世界に貢献していきます。放棄することはありません」

これ、その辺の呑み屋で、酔っぱらったオッサンのギャグなら、まあ苦笑いで済ませる。
でも、この男、一国の代表。
そう、一応、日本国首相なのだからシャレにならない。

しかし、それにしても、アメリカ・ニューヨーク証券取引所まで出向いて、こんな演説ができるのは、ある種の才能かもね。
こんなことをシラフで、しかもマガオで言える日本人って、誰かほかにいる? 

もし、日本の原発に言及するなら、
日本は、原発の未曾有の巨大事故を起こし、世界に大変なご迷惑とご心配をお掛けして、申し訳ありません。
今後は、一刻も早い事故収束に向けて、全力で取り組んで参ります

とでも話すのが、まずは人としての礼儀ってやつではないかな。

で、このギャグじゃなかった演説は、つづきがある。

「福島の事故を乗り越えて、世界最高水準の安全性で、世界に貢献していく責務があると考えます」

ゴラッ、大風呂敷ひろげるのも大概にしとけ。
その世界最高水準で、汚染水を、1リットルでも完全にブロックしてから言えよ。


さらに、まだこの文脈で、つづきがある。

「その福島の海では、未来の発電技術が開花しようとしています。『浮体式』の洋上風力発電技術です」

おいおい、『未来の発電技術』より、いまこの現在の危機を、なんとかするのが先だろ。
その福島の海の魚から、放射性物質が、完全に検出されなくなってから言えよ。
それが人の世の義理であり、理路というもんだろ。


また、この話の前段には、こんなことも述べておるのだ。

「高い効率を誇る、日本のLED照明。白熱電球と比べ、電力消費は5分の1以下です。
ある試算によれば、65億個にのぼる世界の白熱電球需要を、すべて日本のLED電球に置き換えれば、
最新の原発200基分以上の、省エネとなります」

そうですか。
それなら、まずは、日本中のすべての白熱球を取っ払って、LEDに換えればいいじゃないか。
そうすれば、日本のほとんどの原発は、再稼働する必要がなくなるのでは。

それに、LEDで、これだけ省エネが世界中で進むなら、
巨費がかさむ原発発電プラントなんて、完全に時代遅れで、どこの国も採用しないはずだ。
もう、外国に、首相が原発を売る、御用聞きに回らなくてもよくなるし。


以上、この9月25日の「ニューヨーク証券取引所 安倍内閣総理大臣スピーチ」は、「首相官邸」のHPに全文掲載されている。

(首相官邸 http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0925nyspeech.html

おっと、ご飯食べながら読むとだめだよ。噴飯ものだから……。

このスピーチって、誰が書いたのかな。
こんな内容で、スピーチ文を依頼されたスピーチライターがいたら、自己の良心との葛藤で、発狂するんじゃないか。
おなじ売文業として同情するよ。
その前に断われよって。
それもそうだ。
チャンチャン。
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海中にカーテン吊り下げたら、放射性物質拡散を防げると信じてるトンデモ頭な首相とその一味!ど~ん!

2013年09月30日 | 日本とわたし
【シルトフェンス破損】 
福島第1原発の港湾内 今年4月にも



福島第1原発5、6号機の取水口付近で、破損が見つかったシルトフェンス(矢印)。
海中にカーテン状の布をつり下げる海面の浮きが切れている=26日(東京電力提供)
 
東京電力は26日、福島第1原発港湾内の5、6号機取水口近くで、
放射性物質の拡散などを防ぐため設置した、「シルトフェンス」と呼ばれる水中カーテンが、破損したと発表した。
詳しい破損状況は不明で、東電は影響や原因を調べている。
 
これを受けて、原子力規制庁は、港湾内外の海水に含まれる放射性物質の濃度を測定し、汚染が広がっていないか調べるよう、東電に指示した。
 
東電によると、作業員が、26日午前10時40分ごろ、破損しているのを見つけた。
第1原発付近は、台風20号の影響で波が高く、東電は、天候が落ち着いてから修復する方針。
5、6号機取水口近くのシルトフェンスは、今年4月にも破損した。
 
シルトフェンスは、カーテン状の布に重りを付けて、海面の浮きから海中につり下げる構造。
水の流れを抑制し、海底の汚染土砂が拡散しないようにする効果があるとされ、
1~4号機と5、6号機の、取水口近くに、それぞれ設置されている。



東電は26日、港湾内外の海水に含まれる、放射性セシウム濃度の測定結果を公表。
「過去6カ月の変動の範囲内で、今のところ影響はないと考えている」と説明した。
 
5、6号機では、取水口から、放射性物質を含んだ海水をくみ上げて、原子炉冷却に使った後、放水口から外洋(港湾外)に直接放出しているが、
東電は、「法定基準以下の濃度と確認し、放水しており、問題ない」としている。
 
第1原発の汚染水については、安倍晋三首相が国際オリンピック委員会(IOC)総会で、
「状況はコントロールされている」「影響は港湾内0・3平方キロメートルの範囲内で、完全にブロックされている」などと発言した。
(共同通信)


完全にブロックされてるって……全然されてへんやん……。
ほんで、法定基準以下の濃度と確認して放水して、今のところ影響はないと考えてるのが、他のどこでもない、あの東電やし。

海に枠ないし。
波は始終揺れ続けてるし。
あの発言を、なんで撤回させへんのか、それがわたしにはわからん。
ウソをついて申し訳なかった。
こんなコントロール不能の緊急事態が続いてる中、オリンピック招致、などというふざけたことを言うて申し訳なかったと、
なんで言わせへんのかな?

オリンピックになんかにかまけてる場合か。
夢も希望も元気もみんな、今抱えてる、日本に暮らしてるすべての人が、自分のこととして考えなあかん、極めて深刻な問題を、解決してこそ得られるのとちゃうのか。
そして、解決しようと懸命に考え、行動しようとしてる人を、ガンガン支えなあかんのとちゃうのか。

よその国がなんぼ「大うそつき!」と詰っても、あの男も取り巻きも平気やけども、
日本の大人や子供が大声で非難したら、さすがに耳に届くやろに。

こんな子供だましのことをして、へらへらと誤摩化してる人間らを、嘆いてるだけで放っとくのは、あまりにも情けないのとちゃうやろか。

もういっぺん、あの、オリンピック招致の際の『大ウソスピーチ』読んでみて。
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インディアンサマーと瞑想とココナッツと

2013年09月30日 | ひとりごと
インディアンサマー(毎年10月の末に3日ほど、夏のような蒸し暑い日が突如やってくる)のような毎日が続いてる。
早ないか?



けども、散歩や気功にはもってこいで、旦那はせっせと歩き、わたしはゆっくりと18の型をやる。



畑にはもう、黄色いトマトと、最後のゴーヤの赤ちゃんがいるだけ。



そんな昨日の日曜日に、ミリアムの家で、気功瞑想の3時間クラスを受けてきた。

立ち瞑想30分、続いて座式瞑想1時間、またまた続いて立ち瞑想(上級編)30分、そして最後にまた座式瞑想1時間。
計3時間ぶっ通しの瞑想は、初めての経験で、その間、いろんな所に旅をした。

どちらの瞑想も、自己治癒のためのもので、特に立ち瞑想中の後半に、どちらも上半身がボワ~ッと熱くなり、汗が流れたのには驚いた。
洋服の一枚の布でさえ、その重さが感じられたり、妙なところに鈍い痛みを感じたりした。

そしてなぜか、むくむくと、突然に、感謝の念が湧き出てきた。

ありがとうありがとうとくり返しながら、立ったり座ったりの3時間。
不思議な体験をした。


次男くんとまなっちゃんが、一緒に飲みましょうと買ってきた生ココナッツ。
開け方を知ってる次男くんが、壊れてもいい包丁ある?と聞いてきた。
渡すと、ガシガシ、てっぺんをひたすら切り落としていく。
開いた!切り口までナミナミと、ココナッツ水が……生唾をゴクリ。


フタの裏にはこんなゼリー状のものが……甘くない牛乳寒天みたい。


ひとまず大きな容器に移し替えましょう。


突然のちっちゃな冒険。楽しかった。
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政府がトボケる⇒東電がケチる⇒作業に影響する⇒事故や故障がまた起こる

2013年09月30日 | 日本とわたし
フェイスブックともだちの幸雄さんは、わたしにはチンプンカンプンな分野の専門家です。
こういうニュースについて、頭の中に?マークが飛び交っているわたしに、いつもわかりやすく説明してくださいます。

これは、今、動いたり動かなくなったりしてる『アルプス』という設備についての解説です。
みなさんの中にも、わたしのように、チンプンカンプンな方がおられたらと思い、ここに転載させていただきます。

↓以下、転載はじめ

私には行程しか理解出来ませんが、此処にあるリンク先の系統図を見ると……、
 
最初、ALPSと言う設備は、まず、前の設備で、2種類の組成に仕分けられた廃液を、
其々バッチ処理タンク1・2で、別々に受けるように見えたのですが、
この後に行われた続報を見ると、この系統図には、1本点線が抜けていますね。
(バッチ処理タンク1からも、スラリーポンプへラインが無くては、話の辻褄が合いません)
つまり、この設備は、並列した2系統で廃液を受け、第一の処理行程を行うのです。
恐らく、2系統を交互運転、止まっている系統がバックアップにもなる……という構成でしょう。
 
今回のトラブルは、その、最初の行程ラインで起きたようです。

最初の処理行程を整理すると――

①バッチ処理タンク1・2に、スラリー(沈殿物)生成用の薬液を注入して、上澄みと沈殿物に分ける。
 この後、廃液は、上澄みと沈殿物の、2系統に分かれる。

②●上澄み:バッチ処理タンク→デカントポンプで引き抜かれ→デカントタンク
②●沈殿物:バッチ処理タンク→スラリーポンプで引き抜かれ→循環タンク→循環ポンプによってクロスフローフィルタを通しながら循環→
 濃い沈殿物→スラリー用HIC1/濾されて澄んだ廃液→デカントタンク

※つまり、薄いのと濃い状態に分け、濃い方は濾されてから薄い方と合流……というプロセスです。
(この後、更に供給ポンプで引き抜かれ、沈降をさせてから、2度目の濾過行程に行く……と、系統図には記されています)

トラブル内容の、「バッチ処理タンクからスラリーを排出するラインにおいて、流量が十分出ていない」と言うのは、
上記の、「②●沈殿物」のラインで起こった、と言う事です。

【バッチ処理タンク→スラリーポンプ→循環タンク→循環ポンプ→クロスフローフィルタ→デカントタンク】のラインです。
(流量が出ないと言う表現から、クロスフローフィルタ→スラリー用HIC1のラインではないと思います)

【バッチ処理タンク→スラリーポンプ→循環タンク→循環ポンプ→クロスフローフィルタ→デカントタンク】間で定格の流量が出ない、と言う事は、
ラインの何処かに、漏れや詰まり、或いは、ポンプにトラブルがある、と言う意味を持っています。

少し具体的に言えば、
●バッチ処理タンク:出口に詰まり
●スラリーポンプ:入/出口に詰まり
●循環タンク:入/出口に詰まり
●循環ポンプ:入/出口に詰まり
●クロスフローフィルタの詰まり
●上記全てを繋ぐ配管・継手・バルブの漏れか詰まり
 
少なくとも、これらを想定しなければなりません。
ポンプに関しては、異音や電流値に言及していませんから、あったとしても、バルブの閉塞くらいだと想定できますね。

多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー移送ポンプの停止について|東京電力www.tepco.co.jp


この前の記事と関連です。
バッチ処理タンク2内に、異物(ゴム)です。
See Translation
多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー移送ポンプの停止について(続報2)|東京電力www.tepco.co.jp


この前の記事と関連です。
バッチ処理タンク2内に、異物(ゴム)があり、スラリーの出口を塞いだようです。
See Translation
多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー移送ポンプの停止について(続報3)|東京電力www.tepco.co.jp


運転再開の目途が立ったようです。
See Translation
多核種除去設備(ALPS)C系統におけるスラリー移送ポンプの停止について(続報4)|東京電力www.tepco.co.jp

↑以上、転載おわり
ありがとう、幸雄さん!


で、これが、今日の福島民報の記事。

作業員の人為ミス原因 第一原発「多核種除去」停止
福島民報 9月30日(月)8時59分配信
 
東京電力福島第一原発で、試運転を再開したばかりの汚染水処理設備、「多核種除去設備(ALPS)」が停止したトラブルは、
作業員の人為ミスが原因だった。
東電は29日、不具合があった付近のタンク内部から、ゴム製シートを発見した、と発表した。
シートは、試運転前に作業で使用したが、作業員が回収せず置き忘れた
シートが、タンクの排水口をふさぎ、不具合が起きたとみられる。
他のタンク内の状況も調べたが、異常はなく、準備が整い次第、処理を再開する。 
 
東電によると、ゴム製シートは、縦横約20センチ、厚さ3ミリ。
汚染水タンク内に出入りするための、はしごの滑り止め用で、はしごの脚とタンク床面に挟んでいた。
作業後に剥がして回収する必要があったが、作業員は、接着剤で固定されている別のシートと勘違いし、残したままにしたという。 
 
東電は、タンクの水を抜き、原因を調査した。
これまで、配管やポンプに、異常は確認されていない。
他のタンクも水を抜いて調べ、異常はなかった。
「水張り作業を行い、準備が整い次第、運転を再開する」としている。
再発防止に向け、作業員の確認作業を、徹底させる。 


これって、違う意味で大丈夫かな……と思う。
作業員の人為ミスは事実であったとしても、こういう種類の仕事にふさわしい知識と経験がある人やったら、まず起こらんのとちゃうかな。
そういう人をまず揃えて、しっかりと仕事をしてもらえるように、環境も整えなあかんのとちゃうかな。
確認作業を徹底させたら済む問題とちゃうと思うのやけど。

作業員さんらから、常に出てくるのが、労働環境と生活環境の悪さ。
東電は、お金をケチる。
それが一番ひびくのが、作業員さんの身の上。
そういうことをしっかり報道して、世の中の関心と支援を集めな、こんな事故はまたなんぼでも起きる。
コメント (6)

「福一の課題を棚に上げ、再稼働にうつつを抜かす日本の、国際的な信頼が揺らいでいる」ヤツコ前委員長

2013年09月29日 | 日本とわたし
数日前に報じられたニュースやけれども、グレゴリー・ヤツコ氏が日本で行わはった記者会見についての記事を紹介します。
彼は、福島第一原発事故の発生当時、米国原子力規制委員会(NRC)の委員長やった方です。
事故後、西海岸一帯の、原発を抱えてる州の知事らが集まって、彼を問い詰めてるビデオをつい最近観ました。
その中で女性の知事が、
「このアメリカで、福島のように、地震が起こる確立がかなり高い所に建てられてる原発は何基あるのか?」と、何度も何度も問い質すのですが、
ヤツコ氏は、ていねいに答えながらも、その数をきちんと言わない。
もちろんそれは、その原発は、他のどこでもない、その知事の州であるからやとは思いますが、その態度に焦れた知事が、
「では、福島ほどではないとしても、地震が起こる可能性のある場所に建てられてる原発は何基あるのか?」と聞きます。
知事として、重大な原発事故が起こった時には、住民をなにがなんでも守らなあかん。
地震はいつか起こる。
原発は事故を起こす。
そのことを前提に、専門家であるヤツコ氏と、どうするべきかを話し合いたいのに、彼はお茶を濁すような答しか返してこない。

やはり、明快な答を口にしない彼の姿を見ながら、原子力の世界で長を務めるということはこういうことか、などと思たりしました。

そうはいうても、こちらの規制委員会は、日本のそれとはだいぶ性質が違うようです。
NRCは、原子力安全に影響するリスクは過小評価しませんし、事業者の活動を絶え間なく監査しています。
職員はみな、専門職です。
原子力専門家として、集中的、かつ継続的な教育を進めることで、世界のトップクラスの人材を養成しています。
委員は、意思決定には責任を負います。
「それは我々が口出しする問題ではない」などというような、どこかの委員長みたいなボケたことは言わないわけです。

安倍総理の「コントロール下に置かれている」というアンポンタン発言は、
これからもずっと、ずっとずっと、なんらかの形で非難され続けていくとは思いますけれども、
なんでそれが、海外からのものなのかと、わたしには不思議でなりません。

日本の報道社(者)は、他人事みたいに、あの人がこう言うてた、この人もああ言うてたと、
自分らの意見はこっそり隠して、あるいはそうすることで自分の会社や身を護りながら、これからも腰抜けっぷりを披露してくれるんでしょうか……。

↓以下、転載はじめ

HUFF POST SOCIETY -社会-より

「汚染水のコントロールは不可能」米・原子力規制委員会 ヤツコ前委員長が指摘



汚染水を完全にコントロールするのは無理
福島第一原発事故の発生当時に、アメリカ・原子力規制委員会(NRC)の委員長だったグレゴリー・ヤツコ氏が9月23日、記者会見で話した。

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Q:
安倍総理がコントロールできると言っていることについてどう思いますか?

グレゴリー・ヤツコ氏:
(汚染水を含む)地下水の影響を最小限にするのは可能だが、すべてコントロールするのは無理だ。どんなことをしても流れ出てしまう。

ヤツコ前委員長は、
福島第一原発の汚染水の問題は、以前から予想されていたにもかかわらず、ここまで放置されていたことに驚いた」と述べました。
また、
汚染水への対応について、事故を起こした東京電力が、主体となってやるのは当然であるが、政府もしっかり監督すべきだ」と指摘しました。
テレ朝 news「福島第一原発「地下水制御できない」NRC前委員長」(2013/09/24)より

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福島第一原発から漏れ出る汚染水をめぐっては9月8日、2020年の夏期オリンピック開催地を決めるIOC総会で、
安倍首相が「汚染水は完全にコントロール下にある」と断言し、事実上の国際公約となっていた。
しかし、発言当初から、汚染水の管理状況について、懸念する声も多かった。
また、東京電力が、首相の発言について、問い合わせを入れたと認めるなど、「コントロール下」発言の根本が揺らいでいた。

ヤツコ氏は、事故当初の、政府の対応の遅れを批判。
汚染水が、国際問題であることを強調している。
NRCは、事故発生直後にすぐ、担当者を福島に派遣していた。


汚染水問題で政府の対応を批判
【NHKニュース】2013年9月23日

一昨年、東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きたとき、NRC=アメリカ原子力規制委員会の委員長を務めていたグレゴリー・ヤツコ氏が23日、
東京都内で講演し、福島第一原発の汚染水の問題について、
なぜ、もっと早く政府が関与しなかったのか、不思議でならない」と述べ、日本政府のこれまでの対応を、批判しました。

グレゴリー・ヤツコ氏は、アメリカ原子力規制委員会の委員長を去年7月まで、3年余り務めた物理学者で、
福島第一原発の事故のあと、その対応を巡る日米両国間の協力や、アメリカの原発の安全対策の見直しを進めてきました


「なぜ、もっと早く政府が関与しなかったのか」

23日、東京・千代田区の会場で、「アメリカから見た原発事故」と題して講演したヤツコ氏は、
福島第一原発で、タンクから汚染水が漏れ出した問題について、
「東京電力に対応能力がない、という懸念を、国際的にますます高めた
規模や関心の大きさから、なぜ、もっと早く、政府が関与しなかったのか不思議でならない
日本国内では、ほかの原発の再稼働にばかり関心が集まり、福島第一原発の汚染水の対応が、忘れられていたようだが、
国際的には、まだまだ対応を続けなければならない、という意識があり、アメリカを含め、それがさらに深まった」と述べ、
日本政府のこれまでの対応を、批判しました。

そのうえで、
課題は今も続いていて、あしたとか来月などという期間では無くならない
何年、何十年、あるいは、福島第一原発が完全に廃炉になるまで続く
漁業者だけでなく、住民や経済に与えている影響は大変、甚大で、日本の原子力への、国際的な信頼が揺らいでいる」と述べ、
汚染水の問題は重大だ、という認識を示しました。


「原発事故は起こるもの」

ヤツコ氏は、日本がこれから、原発とどう向き合っていけばよいかについて、
原子力の関係者の間では、『原発は安全で、事故は起こらない』という考え方もあったが、
『原発事故は起こるものだ』という基本的な事実を認めないと、オープンな議論はできない

事故は防げない、という前提で、重大で過酷な事態にならないようにするには、どうすればいいかを考えるべきだ」と述べ、
これまでの発想を変えるべきだ、と指摘しました。

そのうえで、
住民を、誰1人避難させてはいけないし、周辺や海を汚染してはいけないという、今回の事故の教訓を踏まえた、新しい安全基準を打ち出すべきだ。
また、福島第一原発の汚染水の管理や、核燃料の運び出し、それに、建屋や地域の除染、住民の帰還などについて、
市民が政府に説明を求めたり、対話や議論をしたりするなどの行動が必要
だ」と述べ、
一般市民の積極的な関与も求めました。


「100年後には“脱原発”も」

講演会の会場には、100人近くが集まり、質問や意見が述べられました。
それに答えるなかで、ヤツコ氏は、
核分裂のエネルギーで発電する原発は、費用が高いし、壊滅的な事故のリスクを負っているので、
100年後には、原発が無くなってほしい、という思いは共有したい。
しかし、そこにどうやって到達するかが難しい。
日本は島国で、エネルギー源が少ないが、人的資源と技術や知識などを活用して、よりよい発電方法を開発し、世界をリードしてほしい」と述べ、
深刻な原発事故を経験した、日本による次世代のエネルギーの開発に、期待も示しました。

↑以上、転載おわり


さて、脱原発先生川原茂雄氏が、ご自身のフェイスブックに、こんな写真を掲載してはりました。



これは、今月の22日の愛媛新聞。

◆「世界の原発はすべて止めるべきだ」 

米原子力規制委員会(NRC)グレゴリー・ヤツコ前委員長は、福島事故の教訓として、
「原発事故は起こらないなどと、絶対に信じてはいけない」と述べ、全世界の原発停止を訴えた



この、川原先生は最近、週刊金曜日ルポタージュ大賞で、入賞しはりました。
その作品の名は『原子力ムラと学校ー教育という名のプロパガンダ』
原子力発電所の重大事故が起きてからの2年半。
それまでの、情報は受け取るもの、という習慣を捨て、情報は自分で集め、読み比べ、五感で受け取るべきものを選ぶという毎日が続いてます。
そんな変化の後に思い出してみると、いかにわたし(たち)は、ありとあらゆる場所、方法でもって、あるモノに対する印象を植え付けられてきたかがわかります。
印象づけることと同時に行われてきたのが、信用する、考えない、言われたことを鵜呑みにする、といった一連の思考経路のくせづけ。

わたしは、社会の問題に対して、見聞きした時は長くて数日間ぐらい、自分なりに感じたり考えたりするけども、
そのことで胸を痛めたり、なんとかせなあかんなあと思たことを、その数日後にはすっかり忘れて、自分の生活で手一杯やからと言い訳しながら生きてきました。
運動してる人たちの存在は知ってましたど、それはその当事者の問題で、幸いにも自分はそのことに直接関わってないので、手伝いようが無いと決めつけてきました。
その方が楽やし、自分のペースを守れるし、周りからも変な目で見られたりもしません。
わたしにはわたしの問題が山積みで、それすら解決の糸口が見つからんのに、社会の問題にまで関わってられるわけがない、などと思てきました。

この、人任せで、お上の言うことは、疑わしてもそんなもんかとそのまま受け取り、とにかく考えんように考えんようにして生きてきたわたしのような大人が、
この世には、ものすごく大勢います。

そんな人間が多ければ多いほど、プロパガンダは成功します。
そやから、そういう人間を、できるだけぎょうさん量産すること。
これが、国の一番の仕事やと思います。
などということを、つくづく思い起こさせてくれた、川原先生の受賞なのでした。
早く本になって、大勢の、羊さんのままの人たちに読んでもらえますように。

↓以下、転載はじめ

脱原発先生かわはらしげおのブログより

たっ、たいへんです!
週刊金曜日ルポルタージュ大賞に応募した私の作品『原子力ムラと学校ー教育という名のプロパガンダ』が、入賞しました!
今回は、大賞も優秀賞も該当作なしで、私の作品は選外期待賞ということで、賞金はあたりませんが、
30編の応募作品の中からの、5編の入賞作に選ばれました。
私の作品は、いわゆる、取材によるルポルタージュというのではなく、学校現場で私自身が体験したり、見聞きした事実や知った情報をもとに、
原子力ムラが、いかに学校現場の教育活動に介入し、プロパガンダを進めてきたか...について書いたものです。
これまで、あまり知られていなかった事実を、広く市民に知らせるという意味で、ルポルタージュになるのではないかと思い応募してみました。
賞金はあたりませんでしたが(あたったらあたったで、また道教委から問題になりますが……)、
週刊金曜日の編集委員の皆さんに読んで頂いて、認めて頂いたことは、大変嬉しいですし、励みになります。
機会があれば、是非ともこれも本にして、広く皆さんに読んでもらえるようにしたいと思っています。



↑以上転載おわり
コメント

「組織的にコメントする人々がいたと推測しないと理解できない」…理解できんのはあんたらの頭の中や!

2013年09月28日 | 日本とわたし
『特定秘密保護法案』のパブリックコメント(意見公募)の結果が出た。
これすら、政府の連中の言うことやから、どこまで正確なんかわからん、などと思てう懐疑心の塊と化してしもた今日この頃やけど、
それでもこの、9万件の意見が、実施日数を半分に減らされたたった15日に寄せられ、そのうちの8割近くが反対やった、という結果には、
なにかこう、少しずつにせよ、意識が変わってきたのとちゃうかな、という希望を感じる。甘いかな……。

こんな大事な、誰にもに少なからず影響するやろう法案についての意見公募を、たったの2週間で切り上げるやなんてもっての他!
しかも、その公募もこそこそと、別にしっかりした知らせもなく、ネットで必死で伝えなあかんようなやり口で、
そんなこんなを日弁連が指摘して、2ヵ月に延長するよう、政府に意見書を出したんやけども、もちろん無視!
締切ギリギリに、藤原紀香さんがご自身のブログで、この法案についての不安を表明してくれはったことも、意見が増える理由のひとつやったかも。

けど、なんなんやろなあ。
なんでこんな大事なことが、きちっと伝えられへんようになったんやろなあ。
新聞もテレビも、パブリックコメントが開始されたとか、あともう◯日ですよ、まだの人はぜひ、とか、そういう類いの知らせをしたんやろか。
で、まあもちろん、お知らせもしてへんのやから、結果を伝える必要もあらへんのやろけど、
こういう結果を記事にしたんは、やっぱり東京新聞ぐらいなんやろか?
それを読むと、
「こんな反対ばっかりはおかしい。組織票としか思えん」と言うてるおっさんがいるらしい。
おかしいのはあんたの頭や町村信孝元外相!


ついでにもうひとつ。
昨日書いた、新潟県の泉田知事のことにしても、どこの新聞もこう書いてた。
『広瀬社長が、フィルター付きベント(排気)設備を追加設置し、事故対策を強化する考えを表明したことに、一定の評価をしたとみられる』

えぇ~?と思て、新潟県のHPを見てみると、

条件付き承認に伴う知事コメント
昨日の東京電力廣瀬社長との会談において、
フィルタベントが稼働する状況下では、避難中の住民が、健康に影響のある被ばくをする危険があることが、確認されました
 
また、
「新規制基準をクリアしただけでは、住民の安全を確保できず、自治体との協議が必要」という点も、共通の認識となりました
 
加えて、残念なことですが、東京電力は、フィルタベント以外の設備についても
田中原子力規制委員会委員長が、「最低限の基準」と指摘する新規制基準をクリアできるか、自信が持てていない状況にあります
 
柏崎刈羽原子力発電所は、停止していても生きている施設であり、安全確保が必要です。
事業者が、現状に対しても、安全確保に自信を持てず、第三者の目を入れたいという状況を放置することは、地元にとっても望ましくありません
 
フィルタベントの性能が十分なのか、避難計画と整合性が取れるのか等については、県技術委員会の場でも、検討する必要があると考えていますが、
それ以外の設備等については、規制基準適合審査によって、第三者(原子力規制委員会)の確認を求めることは、容認したいと思います。
 
以上により、条件付きの承認を行うこととしました。


まず一番に書いてあることは、
・フィルタベントが稼働する状況下では、避難中の住民が、健康に影響のある被ばくをする危険があることが、確認されました
・事業者(この場合東電)が、現状に対しても、安全確保に自信を持てず、第三者の目を入れたいという状況
・フィルタベント以外の設備についても「最低限の基準」と指摘されてる新規制基準すらクリアできるか、自信が持てていない状況
・さらに、規制基準適合審査によって、原子力規制委員会の確認を求めることを容認したのは、フィルターベント以外の設備等、というふうに書かれてる。

フィルタベントの性能が十分なのか、避難計画と整合性が取れるのか等に、強い懸念と疑いを持ってる知事。
その一番の中心になってる彼の主張を、なんでこんなふうに誤摩化すのか?
全然評価なんかしてへんし。

ちょっと横道にそれてしもたけど、
とにかく今の日本の新聞もテレビも、ほとんどがトホホな腰抜けの腰巾着に成り果ててるのに、
ほんま、ようがんばってるよなあ、日本のみんな。
感心するわ。


秘密保護法案 意見公募で8割反対
【東京新聞】2013年9月27日 朝刊

政府は26日、自民党の『特定秘密保護法案』に関するプロジェクトチーム(PT)の会合で、
機密を漏らした公務員らへの罰則強化を盛り込んだ、同法案の概要に対するパブリックコメント(意見公募)の、実施結果を明らかにした。

今月3日から17日の間に、約9万件が寄せられ、反対が8割近くを占めた
 
意見公募は、政府が、法案を閣議決定する前などに、国民の意見を聞く制度。
意見が数件しか寄せられないケースも多く、9万件は異例だ。
今回の募集期間が、一般的である30日の半分しかない15日だったことを考えれば、
国民が、強く懸念している実態を示した、といえる。
 
反対意見は、
原発問題やTPP(環太平洋連携協定)交渉など、重要な情報を知ることができなくなる
取材行為を萎縮させる」など、
国民の知る権利や、報道の自由を、懸念する内容がほとんどだった。
「スパイを取り締まれる状況にしてほしい」など、賛成意見は、約1割にとどまった。
 
反対意見が圧倒的に多かったことについて、法案成立を推進するPT座長の町村信孝元外相は、
「組織的にコメントする人々がいた、と推測しないと理解できない」と記者団に述べた。



◆政府原案「知る権利」盛らず
 
政府は26日、特定秘密保護法案の原案を、自民党に提示した。
焦点の、基本的人権に配慮する規定では、新たに「報道の自由」を明記する一方、「知る権利」は盛り込まなかった
 
法案は、政府が秘匿の必要があると判断した情報を『特定秘密』に指定し、漏えいすれば、最高懲役十年の罰則を科す内容
 
原案は、「報道の自由」に関し、「十分に配慮するとともに、これ(法律)を拡張して解釈し、国民の基本的人権を、不当に侵害するようなことがあってはならない」とした。
 
自民党PT座長の町村信孝元外相は、「知る権利」が明記されなかった理由について記者団に、
「(知る権利が基本的人権に含まれるかは)裁判の判断、政府、党、国民の議論も分かれる」と指摘。
政府が、引き続き明記を検討していくことも、明らかにした。
 
政府が、先に公表した概要では、「知る権利」や「報道の自由」に関する規定で、
「基本的人権を、不当に侵害することがあってはならない」と表記していたが、与党の公明党は、具体的に表現するよう要求していた。
 
ただ、規定は努力目標にすぎず、どんな表現が盛り込まれても、「知る権利」が制限される懸念は消えない
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原発が近くにある県民のみなさん、泉田知事に続いてほしいと、自分とこの知事さんに訴えてみませんか?

2013年09月27日 | 日本とわたし
新潟県知事の泉田氏の言動に、大きな動きがあったというニュースを聞いて、少し調べてみました。

↓以下のビデオは、20日前の今月7日、岩上氏がインタビューをしたもので、
これについての内容を要約してくださっている記事と一緒に、ここに転載させてもらいます。

↓以下、転載はじめ

『真実を探すブログ』より
東電が再稼働に必死な理由は銀行!原発の裏に金融マフィア!
新潟県泉田知事「僕は自殺しませんから。遺書が残っていても、自殺ではない」


柏崎原発の再稼働を巡って、東電と対立を深めている新潟県の泉田知事ですが、
彼が、IWJのインタビューに対して、興味深い発言をしていたので、ご紹介します。
以下の動画は、9月7日に行われた、泉田知事のインタビュー映像です。

動画内には収まっていませんが、このインタビューが終わった直後に、泉田知事が、
「ここまで言ったら危ないかも。消されたり、自殺したり。
でも、僕は自殺しませんから。
遺書が残っていても、自殺ではない。
もし僕が自殺なんてことになったら、絶対に違うので調べてください」
と述べたとのことです。

「特捜関係者が、泉田知事を監視調査している」というような情報もありますし、
新潟県の泉田知事が、原子力村の連中に狙われているのは、間違いないでしょう。
知事が、インタビューの裏で、このような発言をしたのも、それを感じ取っているからだと考えられ、
彼のこの言葉には、強い意味が有るように、私は感じます。




☆「泉田知事、インタビューのあと、「ここまで言ったら危ないかも」と呟いた。:岩上安身氏  原子力・核問題
URL http://sun.ap.teacup.com/souun/11984.html
引用:
https://twitter.com/iwakamiyasumi

これより、9月7日、岩上安身による、泉田裕彦新潟県知事インタビューの、実況ツイートを行います。

岩上氏:
インタビューを申し込んだのは、知事の発言に注目が集まっている。
順を追って論点を整理し、一通りお話をうかがいたいと思います。
福島第一原発の問題、2007年の中越地震の時から、お話をいただきたいと思います。

泉田知事:
自分が経験した2007年の火災事故について、まず話をしたい。
震度6強の地震が起きた。
このように、どこが、というのではないぐらいに、道に亀裂が入ったり、波だったりしていた。
こんな状態で車などが通れるか、という問題。



また、地盤沈下を起こした(約1.5メートル)。


これによって変圧器がずれ、ショートして火災が発生した。






東電の消防隊は、消火栓はあったが、これも地盤沈下により断水、水をかけることができず避難した。
地震が起きると火事が起きる。
トラブルが起きる、ということ。


岩上氏:
消火栓はあったが、消防車がなかったと。

泉田知事:
建屋とフィルターベントの施設を、一体化させてほしいということ。
これについて説明がされてない。



安全協定を破って、安全審査申請をしたいと東電は言ってきた。
2007年の時は、一体化するから大丈夫と言っていたのに、現在は離れていても大丈夫と言ってきている
配管がはずれれば、生の放射能が拡散すると。

福島事故の本質は、津波でも電源喪失でもない。
これはきっかけでしかない。
冷却機能の喪失ということ。
常時冷やしておかないと、2時間でメルトダウンを起こす。
原因が津波だろうと、地震だろうと、テロだろうと同じ。


止める、冷やす、閉じ込めるが本質
放射能を大量にばら撒いたのは、2号機。
その理由は、格納容器が壊れたから。
中の圧力が高まったため、水が入らなかった。
だからベント、排気をするということ。

アメリカでは、フィルターベントが義務付けられていない。
ベントの前に圧力を下げられるよう、事故が起きたら、アメリカ軍が2時間で到着し、冷却を行う仕組みになっている。
なので、ベント設備を作らなくてもいい、という考え。


規制委員会が作った規制基準。
これは、原発の性能基準になっている。
いざ、事故が起きた時に、対応する仕組みがない。

規制委員会の田中委員長は、『最低限の基準』と言っている。
東電に聞くと『経営問題』だと。

廣瀬社長は、汚染水問題で、『3.11の教訓を学べなかった』と言った。
そのような会社を、信用できますかということ。
アメリカのスペースシャトル墜落事故は、組織面もルールも変えて、対策をとって了解を得たと。

2時間でメルトダウンすることを、運転員は知っていたのだから、冷やすことを確認すべきだった
なぜうやむやになったのか。
気が付かなかったのか、対応できなかったのか、なんら説明がない
これを、立地地域がどう思うか。

事故調もいろいろあるが、一番客観的だった国会事故調の報告も、その後、国会で引き継いでいない
原子力規制委員会設置法4条2項に、関係行政機関の長に対し、原子力利用における、安全の確保に関する事項について勧告し、とある。
規制委員会には、勧告する権限がある
メルトダウンについて、誰が嘘を言ったのかを、東電は説明する必要がある
誰かが指示した
それを確定するべき

岩上氏:
刑事告発されても、誰も罰せられない状況がありますが。

泉田知事:
誰も責任を取らない、真実を言わない、罪にならない。
日本の制度自体を見直し、刑事罰を課すことも必要ではないか。
福島では何があったのか、検証し、総括して改善しなければ、私たち人類の危機。


中越地震を経験して、歴史に恥じない決定をしたい、という経緯がある。


岩上氏:
原子力行政、経営のありかたについて、提言する方法はお持ちですか。

泉田知事:
新潟県だけ唯一、技術委員会を持っていて、検証作業を行っている

岩上氏:
経営では、東電は、赤字転落必死なので、柏崎刈羽を動かすと言ってますが。

泉田知事:
でもこれは、破綻処理の原因にもなりうる。
あとは免震重要棟
2007年の時は、ホットラインがつながらなかった。


「知事、もういいんじゃないですか」と言われたが、ここで黙ったら、人類に対する裏切りだと思った
免震重要棟を作ってもらって、結果的に、新潟だけにあるのはおかしいということで、福島にも、3.11の半年前にできた。

安全対策をする重要な根拠は、日本のプラントを海外に輸出したときに、日本が責任を取らなければならないことになる。
使用済み核燃料もどうするのか、後世にツケが残る。
目の前のことが心配なら、破綻処理すればいい


岩上氏:
原子力行政のあり方は、戦争と似ている。

泉田知事:
その通り。
アメリカは被弾することを考えて、それを考慮した戦略をたてたが、日本は全く考えていなかった。
日本の意思決定の問題。


岩上氏:
54基の原発が、標的になるかもしれないと、委員会でとりあげられたこともあったが、
「そんなことも考えなきゃいけないの?」となって、そのまま消えてしまった。

泉田知事:
思考停止してるんですね。

岩上氏:
ヤマザクラ作戦でも、統合エアシーバトルでも、原発が標的となって被弾することを、全く想定されていない。

泉田知事:
もともと原発は、原子力潜水艦を大きくしたようなもの。
3.11で、米軍は、初期段階が大事だと分かっていた。


なぜ、その手を借りなかったのか
民間事業者による対応も、日本はしていなかった
原発の意思決定をする人が、原発のことを知らないのは困ると。
武藤さんがトップだったけど、副社長だった。

社長と連絡が取れない中で、5000億飛ばすけど、海水を入れる指示があなたにできましたか?、と武藤さんに聞いたら、
『できません』という回答だった


岩上氏:
日本が戦場になるかもしれない。敵地攻撃を、防衛相も言っている。
軍事的な、エスカレーションの高まりもありますが。

泉田知事:
秘密だから、原因説明しなくていい、ということにはならない
スペースシャトル計画で、爆発事故は原因究明された。
軍事機密だから言えません、ということにはならない

なぜ事故が起きたのか、これを追求するのは、規制委員会のはず
委員の中に、地方行政を分かっている人が、一人もいない
アメリカのNRCでは、海軍が入っていて、原子力対策について、非常に強固なものになっている。

原発は、アメリカの世界戦略。
結果として、原子力の平和利用が始まったが、核兵器転用の副産物
だった。
処理も、日本が負わされている。
日本が、主権国家として意思決定をできているか、疑わしい。

事故の責任を、現場に押し付けている
ソ連崩壊の原因は、チェルノブイリ事故だったと。
核戦争をやれば、その後の放射能の処理をどうするのか、ということを想起させた。
被害は、全て住民にきてしまうことを考えた上で、議論すべき


これで実況ツイートを終了します。(了)

泉田知事の著書『知識国家論序説―新たな政策過程のパラダイム』はこちら→http://urx.nu/523z #iwakamiyasumi @iwakamiyasumi

泉田知事はインタビューのあと、「ここまで言ったら危ないかも」と呟いた。

「消されたり、自殺したり。
でも、僕は自殺しませんから。
遺書が残っていても、自殺ではない。
もし僕が自殺なんてことになったら、絶対に違うので調べてください」
と言われた。

そんな物騒なことにならないことを心から祈る。
(引用終了)


☆原発再稼働に反対する泉田新潟県知事を狙う情報操作
URL http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2013/09/post_b71c.html

引用:
9月25日(水)
徳州会による選挙違反問題の焦点は、徳田議員や、父親の徳田虎雄理事長が、どこまで関与していたかである。
新聞やテレビは、東京地検特捜部の動向を報じているが、週刊誌はさらに、周辺政治家へと視点を広げている。
「サンデー毎日」は、〈徳州会事件のウラで特捜が狙う「大本命」〉という記事を掲載した。

徳田虎雄理事長と、石原慎太郎議員や亀井静香議員の親密さは、よく知られていることだ。
金銭授受の疑惑が書かれているが、決定打はない。
驚いたのは、「特捜関係者」が、「地検上層部からの指示で、泉田裕彦新潟県知事を徹底的に洗っています」とコメントしていることである。
ただし、「泉田氏の身辺は思いのほかクリーンで、現段階で目ぼしいネタが上がっているわけではない」と弁明する。

:引用終了

東電が、ここまで強く原発の再稼働を要望している理由は、「銀行」です。
実は、今年の10月末に、東電は、三菱住友銀行などから借りている800億円の、返済期限を迎えます。

東電は、「更に銀行からお金を借りたい」と考えていますが、
銀行側は「収益が改善される見通しが無ければ、融資しない」と述べているのです。
原発などの施設は、電力会社の資産なので、これが動かないということは、「負債が増えた」と銀行側に判断され、
融資などが、一切受けれなくなるかもしれません。

そこで、東電は、原発を動かすことで、銀行側に「資産は沢山ありますよ。だから、収益も改善出来る」とアピールするために、原発を動かそうとしています。


☆三井住友銀行など:東電向け融資借り換え承諾で調整、収益改善に道筋
URL http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MTPMHV6K50Z001.html

引用:
9月27日(ブルームバーグ):
10月末に返済期限を迎える、800億円の東京電力向け融資について
三井住友銀行を主幹事とする銀行団は、借り換えに応じ、融資を継続する方向で、最終調整に入る。
柏崎刈羽原発の再稼働に反対していた、地元新潟県の泉田裕彦知事が、安全審査の申請を承認する方針を示したことで、
来期(2015年3月期)以降の、収益改善に向けた道筋が、見え始めたとみている。

事情に詳しい複数の関係者によると、無担保で融資に応じてきた銀行側は、今回、リスク抑制に向け、一般担保のつく私募債に切り替える
実際には、東電が発行する私募債を引き受けるファンドに対し、銀行団が融資する。

再稼働をめぐり、25日に行われた同社と、新潟県の協議で進展があり、
泉田知事が26日、安全審査申請を、条件付きで承認する方針を表明。
東電は、27日に申請する方針だ。
関係者によると、銀行側は、原発の再稼働に向けた動きが出てきたことで、
東電が、来期には黒字化する可能性が高まったとして、借り換えに応じやすくなる。

:引用終了


当ブログでは、何度か書いているように、日銀を初め、日本の主要な銀行は、ロスチャイルド一族の関係者が作ったものです。
日本のメガバンクの株主を辿って行くと、最終的には、ロスチャイルドやロックフェラー関連に辿り着きます。

つまり、再稼働問題の黒幕は銀行であり、その支配者達だったということなのです。

原発や核施設を止めるためには、黒幕をどうにかしなければいけません
私が、何度も、ロスチャイルド一族についての記事を書いているのも、
全ての問題の根本に、彼らがいるからです。
癌利権、原発利権、石油利権、戦争利権などなど。
世界で起きている貧困や紛争は、仕組まれています。

私たち一人一人が、これに気がついて、彼らにだまされないようにしなければ、
世界はずっと、このままの状態が続くことになるでしょう。

↑以上、転載おわり



続いて、新潟県防災ポータルに記載されていた、泉田新潟県知事が発表したコメントを、ここに載せておきます。
彼(新潟県)は今や、全国の原子力発電所を抱える県がとるべき、正しい態度と見識を、示してくれているのだと思います。
どうか、どうか、他の県のみなさん、彼(新潟県)に続いてください!お願いします!
(まうみ注・文字の強調はわたしの一存でしました)

条件付き承認に伴う知事コメント


 
昨日の、東京電力廣瀬社長との会談において、
フィルタベントが稼働する状況下では、
避難中の住民が、健康に影響のある被ばくをする危険があることが、確認されました。

 
また、
「新規制基準をクリアしただけでは、住民の安全を確保できず、自治体との協議が必要」
という点も、共通の認識となりました。

 
加えて、残念なことですが、東京電力は、
フィルタベント以外の設備についても、
田中原子力規制委員会委員長が、「最低限の基準」と指摘する新規制基準をクリアできるか、
自信が持てていない状況にあります。

 
柏崎刈羽原子力発電所は、停止していても、生きている施設であり、安全確保が必要です。
事業者が、現状に対しても安全確保に自信を持てず、第三者の目を入れたい、という状況を放置することは、
地元にとっても、望ましくありません。

 
フィルタベントの性能が十分なのか、避難計画と整合性が取れるのか等については、
県技術委員会の場でも、検討する必要があると考えていますが、
それ以外の設備等については、規制基準適合審査によって、
第三者(原子力規制委員会)の確認を求めることは、容認したい
と思います。
 
以上により、条件付きの承認を行うこととしました。

(参考) 条件付き承認の文書

原 安 第 63 号
平成25年9月26日

東京電力株式会社
代表執行役社長 廣瀬 直己 様

                       新潟県知事 泉田 裕彦

柏崎刈羽原子力発電所の、規制基準適合審査申請に係る、条件付き承認について、

柏崎刈羽原子力発電所の、規制基準適合審査申請について、下記のとおり条件を付して、承認します。

ただし、
ベント操作による住民の被ばくが許容できない、と明らかになった場合
又は、
フィルタベント設備の設置に関して、東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所周辺地域の、
安全確保に関する協定書(以下「安全協定」という。)第3条に基づく協議が整わない、と明らかになった場合
は、
この承認は無効とします。



原子力規制委員会への規制基準適合申請にあたっては、以下の事項を申請書に明記すること

1 新潟県との安全協定に基づく協議後に、修正申請を行うこと
2 今回、申請のフィルタベント設備は、地元避難計画との整合性を持たせ、
  安全協定に基づく了解が得られない限り、使用できない設備であること。




それからもうひとつ、安全審査の申請『承認』についてのインタビュービデオがありましたので、文字起こしをしました。

安全審査の申請「承認」
新潟泉田知事の本音は



2013年9月26日 報道ステーション

↓以下、文字起こししました。

泉田知事:
そういうことなのかなっていうふうに受け止めています。

ー東電が急ぐことに、極めて残念な状況とし、さらに……。

質問者:
今回また、安全だと言って、それは、その言葉っていうのは信じられますか?

泉田知事:
だから、今日のやり取り聞いて「なるほど」と思えない、ということなんじゃないでしょうか。

ーそれが一転……今日(9月26日)の承認だ。
一体、なぜ知事は、決断したのか。

泉田知事:
フィルターベントは使わない、という条件の下でですね、その安全性の確認をする、ということは容認した。

ー今日の承認には、条件がつけられている。
問題になっている、フィルターベントの性能や、避難計画ができない場合は、承認自体を無効にする、としている。

泉田知事:
現状において、フィルターベントを使用することは、認められないということです。
すなわち、甲状腺被ばくが260ミリシーベルトになるということは、これは健康に影響がある、ということを意味していますので、
使わないことを条件に、確認をしてもらうことを了承した
、ということです。

ー県は、東電に対して、申請書に、こう明記するように指示している。
今回申請のフィルターベントは、県の了承が得られない限り、使用できない

ー先ほど午後9時ごろ、泉田知事が、単独インタビューに答えた。

質問者:
この一晩で、どのようなお考えで、今日のこういった発表になったんでしょうか?

泉田知事:
夕べは、議会対応のための答弁審査等々をやってますんで、
廣瀬社長とのお話し合いの後というのは、ま、若干頭の中の整理はしましたけど、
今朝、担当部局と、ようやく時間をとってディスカッションをして、
で、様々な条件というのを加味したうえで、方向性を決めていったという事です。

質問者:
圧力や陳情は?

泉田知事:
恒常的にですね、皆さん、お立場上、「お願い」と言う話は聞いてますが、
今回特に、この時点で、特段のものっていうのは、あまり意識は無いですね。

圧力っていう意味で言うと、週刊誌がね、取材をしてるというような話
それも、たとえば「私が週末ごとに東京に行って遊んでいる」というような記事を書きたいと、
言うような週刊誌があるそうなんですけども、
実際問題、土日休みが取れるっていうのは、連続して取れるっていうのは、知事ってほとんどないんですよね。
そうすると、行く時間もなければ体力もないのに、一体どういうふうに書くんだろう?と…。

質問者:
国、もしくは東電が、このまま次の再稼働へ、何がしかの方法で強行していくんじゃないか?
という可能性も、ま、無くは無いんではないだろうかと。

泉田知事:
少なくとも、全国民に向かって、「立地地域との間の協定を守る」というふうに宣言された訳ですから、
現段階においてはですね、これはしっかり守って頂きたいと思っています。


質問者:
(新潟県が)承認しなければ、絶対に再稼働はさせない、というお立場でしょうか?

泉田知事:
まず、再稼働の議論をするためには、福島の事故の検証と総括が必要だと思ってます。
「原因が分からない」っていう事は、「対策が打てない」っていう事だから、「同じ事が起きる可能性がある」っていう事です。
仮説がいくつかあって、「全部つぶしました」っていうならまだいいんですけど、「分からない」で、
「基準に適合の審査だけお願いしたい」と言われてもですね、「それはちょっといかがなものか」というふうに思っています。


再稼働の議論をするためには、安全対策をやらないといけないわけですよね。

ただ、再稼働の議論というのはやっぱり、「福島の事故の検証と総括」これが終わってからでなければ、出来ないんではないでしょうか。
そういう議論というのは、文明国としてはやっぱり、"なし”じゃないんでしょうか。
「検証と総括」
その上での議論だと思いますよ。


報道ステーション・スタジオ

古舘キャスター:
東電が、規制委員会に、安全審査を申請する。
これをお伺いを立てたところ、泉田知事は今日、承認すると、そこまでの話で。
で、「どうして変わったのか?」という、そのニュアンスとか理由に関しては、今お伝えした通りでですね、
恵村さんどうでしょう?

恵村順一郎(朝日新聞論説委員・大阪社会部を経て、政治部、AERA編集部。自民・民主・外務省などを担当):
はい、
これから、規制の安全審査が始まるわけですけれども、
これまでの泉田知事の、東電や規制委員に対する指摘には、大事な問いかけがいくつもあったと思うんですね。

古舘キャスター:
そうですね。

恵村氏:
まず、福島の事故は収束していないし、事故の検証も不十分、という指摘。
それから、事故で放射線量が高い時に、誰が収束作業に行くのか?って言う指摘ですね。
それから、まず避難計画を作って、それと整合性のあるベント・設備にしないと、審査出来ないはずだという、
これは、規制委員に対する指摘だと思うんですが、いずれも重要な指摘ですけども、そのどれも、答がまだ出てないわけですよね。
そして、どの原発も、同じ問題が問われているわけですから、これは、一人、新潟県だけの問題ではない、と思うんです。

で、再稼働の最終判断までには、
規制委員の審査、それから避難計画作り、自治体の同意というプロセスが、これから次々とあるわけですよね。
今度こそ、『第二の安全神話』というものを、作ってはならないと思うんです。
東電も規制委員も各自治体も、それぞれのプロセスの中で、真摯に議論していってほしいと思います。

古舘キャスター:
それで言うと、多くの、いくつかの事の中の一つに、
規制委員会というのは、この住民の避難計画、住民の安全性について、きちんと意見を言うべき立場じゃないでしょうか?
「それは自分たちの範ちゅう外」というニュアンスがあるんだとしたら、「ちょっと違うんじゃないか」というところがないでしょうか?

恵村氏:
そうですね。
田中委員長は、それはその、少し距離を置くというか、
「それは私たちの仕事じゃないよ」とおっしゃってますけれども、
やっぱり密接に関係している話だし、専門家の目というものがそこに反映されないと、実行性のある避難計画になるかどうかもわかりませんので、
これはやっぱり、自分たちの仕事として、取り組んでいただきたいと思うんですけれどもね。

古舘キャスター:
大事ですね。


と、ここまでいろいろとまとめてみて思たこと。
泉田知事は、これまで通り、ぶれてないということ。
わたしらの想像を絶する、妨害や嫌がらせや、怪しい動きが周りで起こってるということ。
ある意味、今だにいい加減な体質の東電に、やれもしないことを条件にして、「NO」を突き付けてるということ。
そしてなによりも、大げさやなく、自分の体と精神を張って、私に続け!と叫んでるということ。

この、とてつもない勇気と献身を、わたしらはもちろんのこと、他の県の自治体の長である人は、無視したらあかんし、支えなあかんと思う。
コメント (2)

トリチウム17万ベクレルにもう、びっくりしないどころか、無視できるようになったんですか日本人?

2013年09月26日 | 日本とわたし
『真実を探すブログ』からの記事を紹介します。

福島原発の地下水から史上最高値!
トリチウムを17万ベクレル検出!
溶けた核燃料の存在を無視する東電!





東電が26日に発表した資料によると、福島第一原発の汚染水タンク付近で掘った、井戸の地下水から検出されるトリチウムの値が、
1リットル当たり17万ベクレルに上昇した、とのことです。

この数値は、今まで測定した地下水の値では過去最高で、
9月8日に、初めて地下水からトリチウムが検出された時から比較すると、実に40倍にもなります。

地下水の放射能が上昇したことについて、東電は、「分からない」と述べていますが
私は何度も書いているように、
地下で溶けた核燃料と地下水が反応している、と推測しています。
これは、3号機で、同時期に水蒸気を観測したことからも裏付けられており、
東電が本気で調査をすれば、ある程度は分かることです。

東電は未だに、「核燃料はコンクリートの床に留まっている可能性が高い」などと、正式にコメントをしているので、
彼らの頭の中では、「核燃料は地下に潜っていない」ということになっているのでしょう。
京都大学の小出助教も言っていますが、
2000℃を超える溶けた核燃料に、コンクリートや鋼鉄が接触をすれば、あっという間に溶けて、穴が開いてしまいます。

いい加減に、東電や原子力村の連中は、そこら辺の認識を改めるべきです。
それが出来なければ、何時まで経っても原因を特定して、解決することは出来ません。


トリチウム17万ベクレル=最高値再検出、漏えいタンク北-福島第一

東京電力福島第1原発のタンクから、高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は26日、
漏れたタンクの北側にある観測用井戸で、24日に採取した地下水から、
放射性物質のトリチウムが、1リットル当たり17万ベクレル検出された、と発表した。

漏えいタンク付近で採取した、地下水のトリチウム濃度の最高値。
同井戸の地下水からは、今月中旬も、17万ベクレルを検出しており、
東電は、再上昇した原因について、「分からない」としている。

【時事ドットコム】2013/09/26


☆福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける、水漏れに関するサンプリング結果
URL http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/south_discharge_130925-3-j.pdf




第1原発3号機建屋でまた湯気 線量異常なし
【西日本新聞】2013/07/23

東京電力は23日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分で、午前9時5分ごろ、
湯気のようなものが出ているのを、監視カメラで確認した、と発表した。
確認されたのは、5階の中央付近で、格納容器のほぼ真上に当たり、18日に湯気が確認されたのと同じ場所。
午前10時半の時点でも、止まっていない。
 
22日夜に雨が降り、湿度が高い状況だったことから、東電は、
「雨水が床の隙間から入り込み、格納容器のふたで温められて湯気が出た」と説明。
東電によると、3号機の原子炉への注水や、使用済み核燃料プールの冷却は継続しており、
周辺のモニタリングポストで計測される放射線量に、目立った変化はない。


☆真相 メルトダウン 2


☆メルトダウン 現在の福島第一原子発電所の状況 / 小出裕章(2013/3/23)


↓(まうみ注*復習のためにもと思い、文字起こししました)

小出裕章・京都大学原子炉実験所助教
現在の福島第一原子力発電所の状況
(2013年3月現在)

みなさん、原子炉の炉心という部分が、どんなになっているか、まずイメージを持ってほしいのです。
私たちが、原子炉の炉心と呼んでいる部分は、ウランを焼き固めた瀬戸物でできています。
みなさんが家で使っている、コーヒーのカップ、お皿でもいいですけど、瀬戸物の物をたくさん、みなさん使っている。
その瀬戸物という物を、熱をかけて溶かす、ということを考えてみてください。
できるでしょうか?
カップやお皿を、ガスコンロの上に置いても溶けない、と思います。
もちろん、石油ストーブの上に置いたって溶けないし、普通、何やっても、瀬戸物を溶かすということはできないはずです。

原子炉の炉心は、ウランを焼き固めて作った瀬戸物ですが、それは2800℃を超えないと、溶けないのです。
ところが実際に、それが溶けてしまったのです。
合計すると、100トンにも及ぶ重さを持った瀬戸物なのです。
それが、全部が溶けてしまった、ということになりました。
溶けて落ちる先は、原子炉圧力容器という、分厚い鋼鉄製の、圧力釡の底に落ちます。
福島第一原子力発電所の場合には、厚さが16センチもあるというような、分厚い鋼鉄ですけれども、
でも、鋼鉄というのは、1500℃にもなれば溶けてしまうのです。
そこに、2800℃を超えた100トンもの物が、落ちてきてしまえば、簡単に穴が空いてしまうと、いうことになりました。
結局、溶けた炉心は、圧力容器の底を破って、さらに下に落ちました。
どこかというと、放射能を閉じ込める最後の防壁、として設計された、原子炉格納容器、と呼ばれる大きな容器の底に落ちたのです。
で、その容器は、厚さが3センチの鋼鉄製です。
ですからもし、溶けた炉心が、鋼鉄に接してしまうなら、その鋼鉄もすぐに破れてしまいます。
ところが東京電力は、その格納容器の床には、厚さ1メートルのコンクリートの床張りがあると。
そのコンクリートが、なんとか持ちこたえてくれているということを、年が明けてから公表しました。
その床のうち約70センチは、すでに溶け落ちてきた炉心で損傷してしまったけれども、
まだ30センチ分だけ残っているから大丈夫だ、というのが、東京電力の主張でした。
わたしはその主張を聞いて、「冗談はよしてくれ!」と思いました。
「いったい誰が、それを見てきたのだ」と。
わたしはそれを聞きたくなったわけですが、東京電力は、「計算をした」と言いました。
しかし、計算というのは、前提条件を入れなければ、計算ができないわけですし、
原子炉の格納機の中が、どんな状態になっているか、知ることすらができない、のが今なのです。
わたしは、場合によってはすでに、格納容器の床張りのコンクリートが、すでに完全にやられてしまって、
格納容器の鋼鉄製の底も、すでにやられてしまって、
溶けた炉心が、どんどん地下にめり込んでいってるかもしれないと、思っています。
その炉心が、地下水と接触してしまうと、放射能が外部に流れ出ていってしまう、ということを防げなくなりますので、
わたしは早急に、地下にバリアーを張り巡らせて、汚染が広がらないようにしなければならない、
ということを、昨年の5月から主張していますが、
残念ながら、今だに何の手だても打たれないまま、今日に至っています。
地下水に触れれば、溶けた炉心から、まあ放射能の塊なわけですが、
放射能が地下水に乗って、外部に流れていっていくこと自身は、もう避けられなくなってしまいます。

↑以上、転載&文字起こしおわり

(まうみ注*さらに今日、汚染についての新しい記事を見つけました)

↓以下、転載はじめ

放射能40万ベクレルを検出=1,2号機海側井戸-福島第一
【時事ドットコム】2013/09/27

東京電力福島第一原発で、放射能に汚染された地下水が、海へ流出している問題で、東電は27日、
1,2号機タービン建屋より海側の地下水で、26日に採取した水から、
ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が、1リットル当たり40万ベクレル検出されたと発表した。
 
これまでの最高値は、別の井戸で計測された同90万ベクレル

東電は、高濃度の原因について、「現時点では分からない」と話している。
 
東電によると、40万ベクレルが検出された地下水を採取した井戸は、港湾から40メートルほど内陸にある。
地下水汚染を調べるため、東電が新たに掘った井戸で、
セシウム134は検出限界値未満、セシウム137は同2.1ベクレルと比較的低い値だった。


↑以上、転載おわり


世界の叡智はもちろんのことかもしれないけれども、
日本にも、小出氏のように、事故直後から、政府や東電に提言を繰り返している、優れた学者や技術者がいる。

それをずっと、ずっとずっと無視し続けてるのはいったい誰か?
それをずっと、ずっとずっと無視し続けるよう指示してるのはいったい誰か?

日本は、そして世界は、日一日と、確実に蝕まれてる。
そのことに気づいて、必死に訴えてる人間を、放射脳やの神経症やのと揶揄する人間や、挙げ句の果てには、言葉を尽くして攻撃する人間がいる。
自分の足の裏の下に、皮膚の周りに、内臓に、無味無臭で透明の毒物が、じわりじわりと染み広がってるというのに。

閉じてる目を開けて!
塞いでる耳を開けて!
とにかくまずは、自分のことを一番に大事にすることは、悪いことなんかでは全くなく、
それが結局は、自分や自分の家族、そして自分が住む町や村、さらに自分の国を助けることにつながる、ということに気づいて!
コメント (1)

北電・関電・四電・九電、わてら原発を再稼働させるけど、周辺地域からの要求は拒否します!ど~ん! 

2013年09月26日 | 日本とわたし
↓以下、転載はじめ

安全協定 再稼働申請4社が拒否
【東京新聞】2013年9月25日 朝刊

原発の再稼働を申請した北海道、関西、四国、九州の四つの電力会社が原発30キロ圏の周辺市町村から
立地自治体並みの発言権を定める安全協定を結ぶよう求められたのに、いずれも拒否していたことが分かった。

原発で重大事故が起きれば、被害が周辺自治体に及ぶ可能性は高く、協定の要求が出るのは当然。
しかし、電力側は、事故時の通報連絡をする程度の対応しか取っていない。


 
従来、原発が立地する自治体は、電力会社が原発を改修しようとする際には、事前了解を求めたり、
重大な問題がある際には、原発の運転停止を求めたりする、強い権限を伴う安全協定を、電力会社と結んできた。
 
東京電力福島第一原発事故で、影響の大きさが再認識され、周辺自治体からは、権限のある安全協定を求める動きが広まった
 
本紙は、再稼働申請が出た4電力6原発を対象に、周辺の市町村から、安全協定の求めや協定締結の動きを調べた。
その結果、どの原発周辺でも、立地自治体並みの協定を結ぶ要求が出たが、電力会社は応じなかった。

その代わり、電力各社は、改修計画などを事前に説明し、意見を聴く場を設ける協定を、2県25市町村で結んだ
事故があった時に通報することを約束する協定は、4県32市町村と結んだ
 
「事前説明という、意見を言える場ができただけ前進」(滋賀県の担当者)と、前向きに受け止める声もあるが、権限は弱い。
 
九電玄海原発(佐賀県)から、最短で12キロの同県伊万里市は「事故が起きれば被害は同じ」と、
立地自治体並みの協定をあきらめていないが、九電は応じていない。
九電は、本紙の取材に、「周辺自治体とは、情報連絡の方法などを話し合っている」と回答した。
 
福井県小浜市は、関電大飯(おおい)原発(同県おおい町)から、最短4.5キロで、
福島事故以前から、立地自治体並みの協定を求めており、今回さらに強く主張したが、既存の協定の、小幅な改定に終わった。

北電泊原発(北海道泊村)でも、30キロ圏内の蘭越(らんこし)町などが求めたが、認められなかった』

↑転載おわり

改修計画などを事前に説明し意見を聴く場を設ける協定に、事故があった時に通報することを約束する協定……。

原子力発電所は、事故が起こったらもう発電所ではなく、核物質拡散兵器としての本来の姿を剥き出しにするもんやと、福島の事故から学んでませんか?
説明会ゴッコの茶番や三文芝居を、今までもう、何回となく見てきてませんか?
事故があった時にって、今まできちんと通報したことありましたか?

電力会社っていう名前に、いつまで誤摩化されてるんですか?
その会社に勤めてる人も、いつまで知らんふりしてはるんですか?
現場で、市民の安全のために、便利な暮らしのために、必死で作業してくれてはる方々の努力と献身は、心からありがたいと思てます。
けども、その方々の上の上の、そのまた上に立ってる人間らの、途方もない愚かさは、それらすべてを台無しにしていることに、気づいてほしいんです。

事故が起きたらどないする?

事故が起きたらやなくて、事故は起きて、まだ続いてる最中なんです。
そんな最中に、同じような事故が起きる可能性のあるものを、また動かす? 
そのこと自体が、とんでもなく愚かしいことやのに、
どうしても動かすというなら、被害を受けることが必至な地域が、発言を求める安全協定を結んでほしいと要求するのは当たり前のことで、
それについて、わかりました、そうします、と答えるのが当たり前の電力会社が、
拒否したと……。

今だに狂てるまんまの会社に、あんな危険な核物質兵器を取り扱わせてること自体が、日本市民の腰抜けっぷりを露呈してると思います。
なんてことを書いたら、怒らはるでしょうね、ぎょうさんの人が。
コメント

家猫ショーティの老化現象

2013年09月26日 | 家族とわたし
家猫ショーティ、もうすぐ15才。


チビでスリムやった彼女も、今では飼い主同様、ふくよかなお腹をたぷたぷさせて歩いてる。

ここ最近、全然意味もなく「しゃ~!」「はぁ~!」などと、ひとりで威嚇するようになった。

夜中に「なぁ~なぁ~」と、いつもとは違う、けったいな声で鳴くようにもなった。

日本から、わたしたちと一緒に、アメリカに引っ越してきた彼女。

かなりネクラで、文句言いで、愛想が良くない仔やけど、ずっとずっと一緒に居てくれてる大切な家族。

リスにおちょくられ、野良猫に傷つけられしながらも、一番安いドライフードが大好物な上に病気もせず、 

長い長い間苦しい経済状態が続いた我が家に、彼女なりに貢献してくれてる。

できるだけ、不安を感じささんようにしよう。

おしっことかの粗相をしても、叱らんようにしよう。

寝る前のアンプク(両方の手のひらで、お腹と背中をそっと挟み、お腹の方の手のひらを、のの字を書くようにゆっくり動かす)マッサージを欠かさんようにしよう。

このアンプクマッサージは、旦那の発明。ショーティはもう、うっとりと夢見心地な顔をする。

そやし、まだまだ長生きしてや、ショーティ。
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