ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

天地・風雷・水火・山湖

2011年01月31日 | ひとりごと
えらいことになってきた。
気功のクラスのメンバーで、4月の末にどっかの公園で開催される『太極拳と気功の日』というお祭りに参加して、パフォーマンスをすることになった。
っつぅか、マリアムが勝手にそう決めた。

気功の極意は丸。曲線が描く究極のかたち。
それを我々が表現する、らしい……。

先週から、部屋の広さをいっぱいいっぱい使い、まぁ~るく歩く練習をしている。
まずは円を壊さずに描きながら歩く練習。
次に、丹田と命門に気を入れて、足の踵ではなく爪先から地面に着けて歩く練習。歩幅は狭く、ゆっくりと。

ここの段階でもうすでに、ヨタッとする人、ゆっくり過ぎて他の人を待たせる人、そんなん円ちゃうやん?と内側に引っ張りこみたくなるほどはみ出ていく人が出てくる。

まあ、まだ3ヶ月ほどあるからね……ひきつった笑顔でマリアムが言う。

そして型の稽古が始まった。
天は、両腕を真横に広げ、手のひらを上にする。
地は、両腕の肘を折り、手のひらを胸元辺りにもってきて下に向ける。
風は、言葉では説明しにくい。円の外側の手は風を巻き込むように、内側の手は命門のあたりで風をブロックするような感じ。
雷は、胸の辺りに、パーと開いた両手のひらの親指と人差し指で三角の形を作る。
あれ?あとの4つはって?
そんな、わたし達がいっぺんに8つもの型を覚えられると思います?
無理!無理無理無理無理!

で、その型を作ったままの格好で、足(腰から下)はまっすぐ前を、腰から上は円の内側に向けてひたすら歩く。
そしてくるりと半回転して逆方向。
なんか、インドネシアかどっかのダンスっぽくもある。
ちょっといちびって頭を横にクネクネしてみたくなったけどやめた。

だって、もうここにきてパニック勃発。あっちでボン!こっちでボン!いつもの静かな気功のクラスはどこへ~?

ふと、小学校時代の、運動会のフォークダンスの練習を思い出した。
夏休み明けの、まだ全然涼しくなんかない、かんかん照りの運動場で、なんべんもなんべんもおんなじことやらされたよなあ……。
あんときも必ず、なんだかドンクサイ子がいたよなあ……って……自分のことは思いっきり棚に上げて思い出すのが得意技

四方に壁のある部屋の中でもアレだもんなあ……。
だだっ広い公園で、円なんて描けるんでしょか……あのメンバーで……
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つらら

2011年01月30日 | お家狂想曲
北側の勝手口の軒先にぶら下がっているつららが、どんどんおっきくなってきた。

やっと晴れた青い空が、つららの向こうに見える。


自然はやっぱりいいなあ。




あたしは暖かい部屋の中のお日様が好き。
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お相撲さん?

2011年01月30日 | 家族とわたし
旦那が急に「ちょっとちょっと、後ろ見て」と言った。
言われて後ろを向くと、


ショーティ、あんた、いつからお相撲さんになったん?
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小さいことはいいことだ!

2011年01月30日 | お家狂想曲
我が家の冷蔵庫は、前の家主さんからのお下がりです。
前の家主さん夫婦は、晩年、それも長い間、二階のみで暮らしておられたので、一階の台所は息子や娘達が帰省してきた時のみに使われていました。
身長165㎝、幅75㎝のそれは、アメリカンサイズとしてはかなり小さい方です。
上が冷凍庫、下が冷蔵庫になっていて、一番下の引き出しが野菜のためなのですが、その引き出しは直方体ではなく、なぜか斜めに切り取られたような形になっていて、そのために野菜が少ししか入りません。

この家を初めて見に来た時、この冷蔵庫を見て、ちっちゃ!と心の中で叫んでしまいました。
9年間のアメリカンライフですっかり洗脳されてしまったのか、このサイズの冷蔵庫はとんでもなく小さく目に映りました。
でもまあ、将来いつか、この台所は改装するんだから、それまではこの、小さな冷蔵庫と食器洗い器無しのままで辛抱しよう。
そう決めて、生活を始めました。

はじめのうち、前のバカでかいサイズに慣れ切っていたわたしは、冷蔵庫のドアを開くたびに眉間にシワを寄せ、小さなため息をついていました。
新しい物を入れるにはまず、もとからそこにある物をどかさなければならず、そうするとどんどん奥の方に物が押し込まれていきます。
何週間かに一度、重い気分で点検すると、摩訶不思議な物体と化した元タベモノが必ず見つかり、さらに重い気分に……。

冷蔵庫だけでも替えようか……それとも、地下室にもう一台、小さな冷蔵庫を置こうか……。

ふわふわとそんなことを考えていたら、ある記事と出会いました。

『今は必要かもしれないけれど、ほんの数年先にふたりだけの暮らしが待っているあなたに、より大きな入れ物なんて本当に必要なんですか?』

身の丈に合った暮らしというのは、身の丈に合わないと思い込んでいることを、どうしたら合わせられるかいろいろと知恵を絞り、その解決方法を見つけることで得られるんじゃないか。
そうふと思った途端、あのチビ冷蔵庫を使いこなせる自分になりたい!と思ったのでした。
あの小さい冷蔵庫でさえ、物がすっきりと収納されている様を想像してうっとり……。

よぉ~っし、やるぞぉ~!

では、まずはBEFORE & AFTERのBEFOREの証拠写真から。




これじゃ冷えるもんも冷えんて……。

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うち~のブリタにゃカビがある♪

2011年01月29日 | ひとりごと
あのぉ~、これってこれってこれって、いいんでしょうかね?
浄水を保存するためのポットの底が……なんとなぁ~く、そこはかとなぁ~く、透明なんだけど微かに緑……。 

そこで、我らが強い味方『激落ちくん』に登場していただき、恐る恐る底を擦ってみました。
ん?
外側は全く大丈夫……ってことは……
震える手で、ポットの中の水を空け、内側の底をコシコシ擦ると……おらぁ~っ!ええんかぁ~(あまりのショックに怒り出すわたし……)



『<ブリタ>の浄水能力
ブリタのポット型浄水器は、交換式のフィルターカートリッジを使用しています。
これは鉛、塩素、トリハロメタン、銅、アルミニウムに加え、農薬やカビ臭といった不純物を取り除きます。
また、石灰分(一時硬度)も除去します。これはお茶やコーヒーの表面に現れるうすい膜や、やかんにつく水垢の原因となるものです』

ってことで、ほぉほぉ、いろんな不純物だけでなく、臭いとかも取り除いてくれるんね……と信じていたのに……なによこれ……
確かに色的にはきれいっぽい。ほんでもって抹茶っぽい。ほんでわたしはグリーンティソフトクリームは好きやけど……。
あかんやろぉ~生水のためなんやから~

もしかしてやっぱ、もっと頻繁にポット洗浄せにゃあかんのかいな?


追記

Pappleさんからいろいろと提言していただきながら、自分でもいろいろと調べてみました。
どうやらこの緑のうっすらなブツは、カビではなく、藻ではないか?という結論に達しています。
もう少し頻繁にポットを洗う+日陰に置く。
これを実践してみて、それでもまだ緑のブツが現れるようなら、ブリタUSAに文句を言ってみようと思っています。
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初めての雪下ろし

2011年01月29日 | お家狂想曲
いつもなら、日が経つうちに、なんとなく消えている屋根の雪。
今年の冬は別格らしい。
だんだんに量を増やし、窓枠を超え出した。
これはもしかしたら、とてもヤバい状況なのかもしれない。

旦那は雪かきショベルを肩に、えっさほいさと二階の我々の寝室に上り、その窓から外に出て、屋根の雪下ろしをし始めた。


見ている方が恐い!
どこまで屋根か、わかってやってるんだろうけど……。

やっぱりものすごく重くなっていて、地面のそれとはちょっとわけが違うようだ。



そのすぐ下の、勝手口の軒先には、おなじみのこれ、つらら。むこうのど~んよりした景色がよく似合う。


つららのれん。へぃ、らっしゃい!


その向こうに見えるテーブルケーキ、この2枚をよぉ~く見比べていただきたい。


なんか、ビミョ~にずれてません?位置が……。


人間が自然の猛威と日々闘っている時も、この方だけはヒジョ~にマイペース。
優雅に温まっておられます。


カメラを向けると、得意のアングル。


もっとしつっこくカメラを向けると、


妖怪ネコ変化。


早く来ないかなぁ~

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世界で一番静かなゴール

2011年01月29日 | ひとりごと
ワールドカップならともかく、さすがにここアメリカでアジアカップの決勝戦をライブで観戦することはできません。
なので、インターネットのスポーツナビのサイトで、文字で伝えられる試合の様子を読み、ドキドキしながら応援していました。
なにかが起こるたび、画面が一瞬消え、新しい情報が登場します。
そのたびに、心臓がドキンと小さく波打ちました。

韓国との準決勝同様、また延長戦に突入した時、またまたPK戦になったらキツいなあ~と心配になりました。

ところが、突然目に入ったGooooooal

うわぁ~!すごい!やった!感激!すばらしい!
そんないろんな気持ちがゴンゴン押し寄せてくる心と対照的に、目は静かに、その赤くてoがたくさん増やされた『Goal』の字を見つめていました。

目を閉じて、ピッチ上の喧噪を想像してみました。
観客席からかけられる賞賛と興奮の歓声を想像してみました。
真冬の夜中、テレビの前に正座して、必死に応援している人達の、歓喜の雄叫びを想像してみました。

雪に埋もれた、車一台通らない、加湿器の蒸気が出る音だけしか聞こえない、静かな静かな文字だけのゴール。
それでも感動で胸が震えました。

新聞からの写真を、無断でこんなふうにブログに載せるのがいいのか悪いのか、いまだに知らずにいるわたしですが、日記として残しておきたいので。

鍛え抜かれた選手達の心と体が一体となり、それがチームとして一体となった姿は、もうこんな一瞬でさえ神々しいほどに美しいです。
 




おめでとう日本!
 


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米国細うで雪かき記事情

2011年01月28日 | お家狂想曲
もうほんまね、たまりませんわ、この雪。
どないかしてほしいわ。
なんてここで思てたわたし。

けど、おんなじ東海岸でも、コネチカット州はもっとえげつないことになってますねん。
まあ、見たっておくれやす。
かき上げられた雪はとうの昔にわたしよりもっと高なって、どこがどこやらもう皆目わからしません。

屋根の雪下ろしなんかする必要の無い構造になってるはずの屋根も、溶ける間も無くどんどん降ってくるのでこの通り、PSママの旦那さん、大奮闘中。


PSママ、連日の雪かきでかなりのお疲れの様子。気分転換にこんなことしてはります。


わたし的にはめちゃくちゃ好きな写真。こういうユーモア、ええわぁ~♡

とにかく、こんな雪だらけの中でも郵便物は届くので、それを配達してくれる方のためにと、家を守っている女性はせっせせっせとかき続け、
こんなんやら(Madam Ballさん家)、


こんなんやら(PSママ家)、


こんなんやら(はとこちゃん家)を作るのであります。


もうね、想像を絶する労力なんであります。降り積もった雪の重さを知るわたしには、そのしんどさがひしひしとわかります。
その道に『ホビットの小径』なんて名前をつけて、メルヘンの世界に逃避しつつも頑張るはとこちゃん、なんてポジティブなんでしょか。


けどね、こないだも旦那と言うてましてん。
わたしらふたりとも無精でええかげんな性格ときてるから(注・わたしはもうちょっときちんとしててんけど、こんなんやってられへんがな!と悟り、ええかげんに変身することにしました)、
そんなふたりが買う家は、とにかく世話のかからん家!これに尽きると判断し、煉瓦の外壁+前庭が極力狭い家っちゅうのを念頭に探しましてん。
前庭の狭さは、芝刈りとかガーデン作りに精を出すわけが無いと確信してたので、そのためやったんやけど、まさか雪かきでその恩恵を受けるとは……。
もうね、道路からうちの玄関に上がる階段まで、どんだけ近いかっていうと、「グ、リ、コ」でええんですねん。
「チ、ヨ、コ、レ、エ、ト」とか「パ、イ、ナ、ツ、プ、ル」とか言うて大股で歩いたら、道路に出てしもて車にひかれてしまいますねん。
上のお三方の前庭やと、そやなあ、チョキとパーで何回も勝たんと、郵便受けまで行けません。グーの「グリコ」では全然ですわ。

コネチカットの細うで繁盛記のおかみさん方、あんさんらの家、前庭広過ぎやねん!
今年の冬が終わったら、逆三角形の体型になっとるかもよ~。
いや、これ、コネチカットへの愛やからね、愛のこもった励ましやからね、そこんとこ誤解せんとってや~!
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どど~ん!

2011年01月27日 | お家狂想曲
で、朝、目が覚めたらこんなんになってました。どど~ん。


今回は40㎝の積雪だったようです。
玄関の、屋根付きのテラスもこのありさま。


あんたはでんでん虫か……。


とにかく自分達が歩ける道をつくらねば。


テーブルケーキもなかなかの作品。


ブランコも滑り台もまんべんなく。



とりあえず朝ご飯食べて、それから考えます。今はただただドヨヨ~ンとした気分。
ふたりとも、自由業なので、こういう雪には困らせられるけれど、会社勤めをしている人達に比べりゃお気楽なもんです。
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ひゅーひゅー!

2011年01月26日 | お家狂想曲
今夜もまた吹雪いてます。


かいてもかいても、雪はその上にまた積もり、今夜も嵐の中で眠ります。


今日は旦那に、とてもすばらしい鍼治療をしてもらいました。
打ってもらっている間から夢心地になり、全身がとてもリラックスしました。
脳みその神経という神経がぬるま湯に浸かってふやけたような感じ。ちょっと危険ですね。
その心地良さがずっと残り、ふにゃふにゃ感が顔に出ていたのか、こんな悪天候の中をやってきてくれた生徒達の母親に、ちょっとびっくりされてしまいました。


家の中の加湿器から、温かな蒸気が、ぽこぽこと小さな音をたてながら出ています。
3つのピアノの鍵盤が、弾いたらちゃんと元の位置まで上がらなくなってしまいました。
土曜と日曜に合わせに来てくれるアルベルトとサラと演奏する曲は、そのどちらもが大曲です。
上がらなくなった鍵盤の音は、それらの曲の大切な意味を持つ音ばかりなので、緊急でアルバートに直してもらうことにしました。
 
今年のこの大雪は、人間や動物ばかりではなく、ピアノにも辛いみたいです。
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