ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

山本太郎議員「総理、いつ辞めていただけるんですか?」は、私たちの声!

2018年03月29日 | 日本とわたし










安倍首相は、当該答弁において、「妻に確認」したとしているが、安倍首相が昭恵夫人に対し、籠池氏の発言における昭恵夫人の発言に関する事実関係を確認したことは事実か、明確かつ誠実に示されたい。

確認したことが事実であるとする場合、それが事実であると証明することは可能か、明確かつ誠実に示されたい。

確認したことが事実であるとする場合、当該確認は、安倍晋三氏が昭恵夫人と直接面談することによって行われたのか、電話によって行われたのか、あるいがメール、又は手紙などの文書によって行われたのか、その具体的日時とともに、当該確認に用いた手段を、明確かつ誠実に示されたい

当該確認の際に、昭恵夫人が安倍晋三氏に伝えたとされる「そのようなことは申し上げていない」との証言を記録した音声データ、画像あるいは文書など、当該答弁が事実であると証明できる物証は存在するか、加えて当該物証が存在する場合、それを国会に提出することは可能か、明確かつ誠実に示されたい。

当該物証を国会に提出することが不可能であるとする場合、当該答弁の事実関係に対する国民の信用を得るためには、他にいかなる手段、あるいは証拠が必要と考えているか、安倍内閣としての認識を明確かつ誠実に示されたい

当該答弁における昭恵夫人の証言が事実であるとする場合、籠池氏の発言は事実と異なるもの、すなわち籠池氏は、近畿財務局に対して虚偽の説明を行ったとの認識を、安倍内閣として有しているとの理解でよいか、明確に示されたい。

籠池氏が、近畿財務局に対して、虚偽の説明を行ったとの認識を、安倍内閣として有しているとする場合、昭恵夫人の証言の他に、籠池氏の発言を虚偽と判断した根拠、あるいは証拠を、安倍内閣として国会に示すことは可能か、明確かつ誠実に示されたい。

国会における証人喚問において、昭恵夫人が、籠池氏の発言における昭恵夫人の発言に関する事実関係について証言することは、当該答弁の事実関係に関する国民の、安倍内閣に対する信用を得るために必要不可欠な重要証言となり得ると考えるが、安倍内閣としての認識を、明確かつ誠実に示されたい



この山本議員の質問主意書、いいですねえ。
昭恵さんが、この森友疑惑の中心人物であることは、この疑惑について追求している人たちの中では常識ですし、物的証拠も揃っているにもかかわらず、
ひたすら「そんなことはない、ないと言ったらない!」と言い張っているのが安倍首相本人。
夫婦の家庭内での会話など、証人答弁として通用しないのに、こんなこと↓を言われてまで、頑として言うことを聞きません。



伝書鳩って…でもその通りなので、思わず「うまい!座布団1枚!」と声が出そうになりましたが…。

話を戻します。
そんなに自分が代わりにと言うなら、その家庭内の、それも夫婦間の、証言とはほど遠いものを証言として認めて欲しいなら、
音声データ、画像、あるいは文書などの証明できる物証の有無、それらがある場合は国会に提出できるか否かを答えなさいと。
そしてそれができないのであれば、国民の大半が納得していないとされるこの疑惑について、他にいかなる手段、あるいは証拠が必要だと考えているか答えなさいと。

そして最後に、籠池氏の発言における昭恵さんの発言に関する事実関係について、ほかの誰でもない、昭恵さん自身が国会で証言することが、失墜した内閣への信用を得るための必要不可欠な重要証言になり得るとして、安倍内閣としての認識を問う。

先日の証人喚問も、こういう理詰めの追い込みができてたらなあ…と、今さらながらに思います。


そしてこちらは、先日28日の予算委員会での山本議員の質疑。
珍しく、こちら時間でも観られる時間帯だったので、中継を観ていたのですが、開口一番、
「総理、いつ辞めていただけるんですか?」

この人の後ろには、わたしたちが立っている。
強烈にそう感じた一瞬でした。

「ほんま、いつ辞めるんやろあの人」
「1日でも1時間でも早う政界から消えて欲しい」

顔を合わせると政治の話になり、政治の話になるとここに行き着いてしまう。
それほどにしつこい、それほどに浅ましい、それほどに醜い。
そんな政権の長に直球を投げた山本議員。









山本議員:
行政において公文書の改ざんが行われた。
嘘をベースに、国会が1年も続けられ、国会も国民も欺かれ続けた。
この案件のケジメをとれるのはトップなんです。
あなたなんです。
もう1度お聞きします。
“総理、いつ辞めていただけるんですか?

調査を徹底的にやる、再発防止だ、職務を全うするのが責任の取り方?
通用しませんよ!
行政府のトップのあなたの下で起こった不祥事ですよ!
真相究明、再発防止は、次のリーダーのお仕事です。
地位に恋々としがみつく見っともない総理。

森友問題の1つ、公文書改ざん。
佐川さんの証人喚問で、やっとスタート地点に立った。
もう1つ、国有地タダ同然に関係していたか?
いわゆるアッキード事件。
これはまだ入口に入ったばかり。
安倍昭恵さん、迫田さん、谷さんの証人喚問を求めます。

ロッキード事件では、衆議院で、24人もの証人を呼んでいます。
その内の多くが私人でした。
一方、アッキード事件は、まだ籠池さんしか来ていません。
自民党のみなさん、真相の究明をするなら、これからガンガン証人呼ばないとダメですよ!
逃げないでください。


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言いたいことが山ほどある国民の代わりに立つ山本議員だから、本当なら1時間あっても足りないほどなのに、持ち時間はたったの10分。
世代を問わず、苦しい状況に追い込まれている人たちの現状を伝えようと、パネルを次から次へと出しましたが、どうしても時間に追われてしまいます。











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質疑中に出せなかったパネルはこれ↓。


山本議員:
削減された社会保障費、全額使うと嘘をついた上に、5年総額で3.45兆円の社会保障費を削減している。
やってる事めちゃくちゃじゃないですか安倍内閣。
これによって多くの人々が、世代を問わず苦しい状況に追い込まれている。




山本議員:
消費税を上げて、その個人消費の下落が、リーマンショックを上回っている。
経済運営、全くできてないじゃないか。
20年間における政府総支出の伸び率が、日本はビリ。
政府がドケチで金を出さない。
ゆえに、全く成長しない状況がうまれている。

日本よりも借金が多い国、たくさんあるんです。
ただ借金してるわけじゃない、国の経済を大きくするために、当たり前のように借金している。
政府支出、足りなさ過ぎるんですよ。
消費税増税はやめていただきたい。
何よりも安倍政権、その前に退陣していただきたい。


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経済運営もダメ、外交もダメ、公文書の改ざんがあちこちで行われ、ウソをベースに国会が一年も行われ、選挙が行われ、国民は欺かれ続けてきた。
もうとっくにアウトです、本来なら。
でも、いつの間にか極右カルト団体に巣食われていた政界は、なかなかまともな道に戻ろうとしません。

今アメリカは、高校生たちが中心になって、『Vote them out!』抗議行動が、全国で盛んに行われています。
先日のデモは、ワシントンD.C.だけで、80万人もの人たちが声を上げました。
NRA(全米ライフル協会)から支援を受けている議員、NRAを支持している議員は、わたしたちの投票行動で一人残らず議会から追い出してやる。
そういう運動です。

わたしはこの運動に、若者が、自分たちの手で社会を正していく希望を強く感じています。
日本のみなさん、
『Vote them out!』で、日本の国会から、極右カルト団体『日本会議』と関連団体と繋がっている議員、支持している議員を、一人残らず追い出しましょう!
それが改善のまず第一歩です。

30日の抗議行動、ワシントンD.C.に負けないほどの、大勢の人が集まりますように!

さくらとピアノ

2018年03月29日 | ひとりごと
今年は絶対に、この国立の満開の桜を見に行こうと思っていたけど、叶わなかった…また今度。



やっぱりわたしは練習が好きだ。
そのことに今さらながら気がついた。

ページを開き、ふむふむ、どんな感じだろうと弾き始めると、とんでもなく弾きにくいところが次から次へと現れてきて、
ひえ〜っと焦りながらも、とりあえず最後まで弾いてみて、精根尽き果ててしまうのが第一日目。
翌日からは、ここは大変だというところをピックアップして、印をつけたり注意書きしたり指番号をふったりして、片手ずつの超〜スローテンポの練習が始まる。

それからはひたすら我慢我慢。
根気よく、キーっとなっては宥めながら、ひたすらできるまでコツコツ練習を重ねていく。

だって、きっと弾けるようになる日が来るって知ってるから。

目標を立てて、それに向かっていろんな方法を考えてはトライして、うまくいかなかったらやり直して、たまに泣きたくなるような時を過ごして、少しずつ少しずつ、いつか弾けるようになる自分を夢見て。

こんなことを8歳からやってきた。
途中、何回も、何年も、弾きたくても弾けない時もあったけど、こうして続けてきたこと、続けることができたことに、そして事あるごとに助けてくれた人たち、支えてくれた人たちに、心から感謝している。
人生の中に、こんな風に、しんどいけど楽しい、辛いけど嬉しい、目に見えないのに信じられる、やり甲斐のあることが存在してるって、すごく幸運なことだと思う。


わたしがまだ子どもだった頃の桜は、毎年、わたしの誕生日の頃に満開を迎えた。
駅のロータリーに堂々とそびえ立つ老木の桜も、丘の中腹にある家までの、そしてそこからさらに続く坂道の桜のトンネルも、みんな4月の真ん中頃にピークを迎えた。

日本ではもう、満開の桜の写真がいっぱい。
今年こそ、桜のお花見ができる時期に帰りたいと思っていたけど、残念ながら叶わなかった。


17歳の女の子が、ヴァイオリンのコンクールに出るのに伴奏者が見つからないと困っていたので、急きょ引き受けることにした。
曲は、ブルックのバイオリンコンチェルトOp.26 ト短調。
楽譜がまだ届かないので、無料楽譜サイトからプリントアウトして、それをせっせと譜読みしている。
本番は5月のはじめ。

先日の舞台が終わったすぐは、あ〜もうしばらくは楽譜は読みたくない!って思ってたのにな。
はじめついでに、ラヴェルのラ・ヴァルスの連弾も、一緒にやろうって言ってくれる人が見つかったので、これもやっちゃう♪
なんか、還暦過ぎたら、急に欲張りになったような気がする。
きっと、指の痛みがほとんど引いて、もう心配したり怖がったりしなくてもよくなったからだな。

ありがたいな。

安倍さん、総理という地位に恋々としがみつく姿はあまりにも浅ましい。もうお辞めなさい!

2018年03月28日 | 日本とわたし
まんがイラスト ぼうごなつこのページより


http://bogonatsuko.blog45.fc2.com/blog-entry-1534.html

ちなみに、コレ↓が実際の映像(いつものことですが、安倍首相の答弁がうだうだと長ったらしいので、1.5倍速にしてあるようです)
https://www.trendsmap.com/twitter/tweet/978853354347646979

これは普通のスピード。だから安倍さんのうだうだがきちんと聞けますし、原稿があるのにぐちゃぐちゃな答弁してるのが見られます。
小池晃・共産党【国会中継 参議院 予算委員会】平成30年3月28日


<昭恵氏>名誉職55件 森友・加計含み
【毎日新聞】2018年3月28日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180328-00000087-mai-pol

安倍晋三首相は、28日の参院予算委員会で、妻の昭恵氏が務めていた名誉職が計55件あった、と明らかにした。
名誉校長を含む学校と保育園での役職は、学校法人「森友学園」が建設予定だった小学校と、学校法人「加計学園」の認可外保育施設の二つだったという。

首相は26日の同委で、
「妻が名誉校長を務めているところはあまたあるが、行政に影響を及ぼしたことはない」と答弁。
しかし、28日に、共産党の小池晃書記局長から「どこか」と問われると、学校と保育園は2件だけだったと修正した

森友学園、加計学園ともに、国有地売却や獣医学部新設の規制緩和に「役人の忖度(そんたく)があったのでは」と野党が追及しており、小池氏は「反省が全くない」と批判。
首相は、「既に辞めたものもある。ほとんどの名誉職を辞退する」と釈明した。【遠藤修平】


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安倍昭恵夫人の中身のない「万能感」がキモチワルイ
「私の力」を勘違いしていませんか?

【週刊現代】2017年4月13日
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51384

引用はじめ:

これが「普通の主婦」であれば家庭問題に過ぎないが、ファーストレディだと、権威を利用しようとする人も出てくる。
森友学園も、そうした意図があった可能性が高い。

ところが当の昭恵夫人は、

「私は利用されてもいい。それでその人が、やるべきことをやれるのであれば、全然かまわない」と公言してはばからない。

前出の西田氏はこう分析する。

「僕との対談でも、『普通の人でありたい』と言いながら、『自分のできることをしたい』と言っていました。
昭恵さんの影響力は、『総理夫人』という立場によって生まれるものですが、その一方で、『普通でありたい』のは矛盾しています。
ご自身の政治的影響力については、きちんと認識できていないように見えました」


昭恵夫人は、自分の立場を客観的に理解していなかった
昨秋、本誌で、昭恵夫人と小池百合子都知事の対談を行った際には、「気になっていることは?」と問われ、

「いま、大麻を広げようと思っていて。私が応援していた(大麻栽培を行う)人が逮捕されてしまったんですが……」

など、あっけらかんと言っていた。

折しも、元女優の高樹沙耶被告が、大麻取締法違反で逮捕された直後。
にもかかわらず、昭恵夫人の口ぶりと態度は、イタズラがバレた少女のようでしかなく、まるで屈託がなかった。

結局、勉強嫌いで、社会経験も乏しい、見識のない「不思議ちゃん」のお嬢様が、絶大な権力を手に入れてしまったことで、中身のない「万能感」が生まれてしまったのだ。

しかし、さすがの昭恵夫人も、行動を見直さざるを得ない状況だ。

「今回の一件のせいで、国会は大幅に時間を食われ、重要法案の審議もままならない。
国民に迷惑がかかっていることを考えると、昭恵さんも、自身の行動を律したほうがいいでしょう」(前出・伊藤氏)

自分がやりたいことをやれば周囲も幸せになると、昭恵夫人は考えているようだが、残念ながら世の中そう単純ではない
そこに思いが至らない点で、昭恵夫人はファーストレディかもしれないが、「レディ」ではない。


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結局、昭恵さんが名誉校長を務めていた(本人の意思ではなく無理やり辞めさせられた)学園のどちらもが、国民の税金や共有財産を横流しした疑いが強くかけられているところじゃないですか!

「節度、節制」「国を愛する態度」「心かがやき度」…こんなのを中学生に自己評価させるイカレっぷり!

2018年03月28日 | 日本とわたし




来春から「特別の教科」となる中学校道徳の教科書検定で、8社の教科書が合格した。
生徒が、「思いやり」や「愛国心」などの項目を、数値や記号を使って自己評価する欄を掲載している。

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広済堂あかつき
「自分自身を振り返って」ー「節度、節制」「国を愛する態度」など22項目について、5段階で自己評価する

日本教科書
「身につけたい22の心」を4レベルで自己評価する。

教育出版
「心かがやき度」を星1〜3個で示す。

東京書籍&日本文教出版
項目別ではないが、A〜Dや丸をつけて評価する。


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極右カルト団体『日本会議』の望む社会、教育の図が、どんどんと仕上げられていくのを、見せつけられているような気がしてなりません。
日本会議は、自分たちが掲げる主張に添わないところには、執拗に、よく言えば非常に根気強く、抗議文を送ったり軽く圧力をかけたりします。

最近では、『日本会議議員連盟』に所属する自民党議員たちによる、まさに『日本会議』らしい手法での働きかけがありましたね。
この2名の議員のうちの一人、赤池議員は、ちびまる子ちゃんのこんなポスターにも圧力をかけた人です。



自身のブログに、

〈このポスターを見て、思わず仰け反りそうになりました〉
〈国際社会とは、国家間の国益を巡る戦いの場であり、地球市民、世界市民のコスモポリタンでは通用しないと、機会あるごとに言ってきた〉
〈国家意識なき教育行政を執行させられたら、日本という国家はなくなってしまいます〉


とつづり、

〈文科省の担当課には、猛省を促しました〉ということです。

そしてそれが、政治家としての仕事だと思っている…日本会議議員連盟ならではの行動です。

あ、ついでにもう一つ。
この赤池議員は、2005年に自民党公認で初当選するまでは、日本航空総合専門学校(現・日本航空大学校山梨)の学校長を務めていた人でもあります。
そしてこの日本航空総合専門学校というのがまた、森友学園疑獄そっくりの問題を抱えていて、第二の森友と呼ばれている学校なのです。

何から何まで森友そっくり! 国有地疑惑の「日本航空学園」極右教育と安倍政権との関係
【LITERA】2018年1月8日
http://lite-ra.com/2018/01/post-3725_3.html


前川氏授業報告 不当な介入と政治の圧力
【西日本新聞】2018年03月21日
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/402705/
 
学校現場や地方教育行政に対する、文部科学省の不当な介入と言わざるを得ない。

文科省の前川喜平前事務次官が、名古屋市立中学校に授業の講師として招かれた際の、経緯や講演内容など詳細を報告するよう、
文科省初等中等教育局が名古屋市教委に求めた
ことが、明らかになった。

項目は、交通費や謝礼の有無などを含め、計25件にも及ぶ。
録音データの提供まで求めたというから、尋常ではない

林芳正文科相も、きのうの参院予算委員会で、「圧力を与えかねない」と認めた。

文科省は、きっかけを、「外部の問い合わせ」と説明したが、それが、自民党の赤池誠章参院議員と池田佳隆衆院議員からの照会と判明した。
池田氏は、質問項目にも意見していた
不当な介入の背後に、政治的な働き掛けがあったのか。

授業は、総合学習の一環で、前川氏と面識のある校長が依頼した。
前川氏は、「これからの日本を創(つく)るみなさんへのエール」と題し、不登校問題や夜間中学、学び直しについて講演した。

誰を講師に招くかは、学校の判断に任せられるのは言うまでもない。
前川氏は、さまざまな事情から中学校で勉強できなかった人たちを対象にする、自主夜間中学のボランティア講師を務める。
そうした話を聞く意義はあるはずだ。

ところが文科省は、前川氏は、
▽天下り問題で次官を辞職した
▽在任中に出会い系バーを利用した-として、
「道徳教育が行われる学校の場に、どのような判断で(講師を)依頼したのか」と問い詰めた。

理由はそれだけか。
前川氏は、安倍晋三首相の親友が理事長を務める、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題で、「総理のご意向」などとする文書の存在を認め、「行政がゆがめられた」と証言した。

そんな前川氏を排除するため、講師に招いた中学校と市教委へ、圧力をかけようとしたのではないか
権力を忖度(そんたく)して、学校を縛ることが文科省の役割と考えているなら、見当違いも甚だしい

自民党議員の関与を含めて、事実関係の早急な解明と、再発防止を求めたい。


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社会がどんどん、おかしな方向に歪められていっているように見えます。
極右カルト団体『日本会議』の、細部にわたる圧力のかけ方は、感心してしまうほどのお手並です。
『日本会議』や関連団体は、国会のみならず、地方の議員も引き込んで、このような表にはなかなか現れない圧力を、あらゆる機関、学校にコツコツとかけ続けてきました。

目を光らせて、身の回りに妙な圧迫感が生じていないか、しっかりと見ることが必要です。
そしてもし見つけたら、勇気を出して、出せなければ誰かに協力してもらって、どんなに小さなことでも異議を申し立てること。
そういう積み重ねがとても大切だと、言うと変ですが、『日本会議』から教えてもらったわけです。

モリカケ・アッキード事件、本気出さないと、日本終わるよ!

2018年03月27日 | 日本とわたし
佐川さんの証人喚問、予想通りの、いえ、予想以上の、やっぱり佐川さんだった感100%の結果に終わりましたね。

でもこの証人喚問で納得する人が大勢いて、それで内閣の支持率が上昇したら、もう日本という国は終わり、アウトです。
海を越えたところから見ている者は、そういう思いで見守っています。
国会は虫の息。
野党の攻めも決め手を欠き、与党はこれで大疑獄の幕引きをしようとしています。
野党やマスコミに任せている場合ではない事態であることに、まだピンときていない人たちを、どのようにして巻き込むか。



こんな下劣なことを言う人が幹部だそうです、自民党という党は。





公文書改ざんという、極めて重大な非行が、誰の指示で、何のために実行されたのか、改ざんの要とも言える首相夫人の関与や影響はなかったのか、
いまだに全く解明されていないそれらの疑問の答えが明確に示されないままに終わった証人喚問を、勝ちと言う政治家の質の低さ。
自民党にはもう、まともな人間が居ないのでしょうか?
あんなに大勢の議員がいるのですから、全員が揃いも揃って劣悪なんてことはないと思いたいのですが…。





総裁がコレ↓ですから…。



「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と、壇上から指を差されたわたしたちが、「あんたのような人たちに負けるわけにはいかない」と、通りに出て立つなり声を上げるなりしなければならない時は今です。

「あとは国民が判断する」と、こちらに投げられたのですから。
そしてまた、「あと1〜2週間もしたら静かになる」と、たかを括っているのですから。


いずれにせよ、佐川さんは、いずれかの罪に問われることになるのですが、今回答えなかったことによって、さらに隠匿の疑いまでかかるわけです。




この問題は、こんなにこんがらなくてもよいはずです。
そもそもの始まりが、首相夫人である昭恵さんが、極右カルト団体『日本会議』に所属する男性が経営する幼稚園に足繁く通い、
講演をしたり、参観をしたり、園児たちが教育勅語を暗唱するのを目を細めて観たり、安倍首相ガンバレ!と叫ぶ園児に涙ぐんだり、
挙げ句の果ては『安倍晋三記念小学校』なるものの名誉校長を引き受け、その小学校建設のために、私に役立てることがあるならと、あれこれ間に入って協力したことなのです。





安倍首相をはじめ、自民党議員のほとんどが、この極右カルト団体『日本会議』と繋がっているのですが、ここがどれほど狂っているかというと、


そんな団体から神のように挙げ祀られている安倍首相とその妻昭恵さん。
その二人が、自分の地位や名前をいいように使わせて、国有地をタダ同然で売り渡した。
そのことを国会で追及され、カッとした首相が、「自分たちが関係したなら首相も議員も辞める」と啖呵を切った。
それから以降、関連省庁が隠匿と改ざんを重ね、1年もの間、デタラメの文書を元に国会の審議が行われてきた。



この首相ほど、国会を軽視し、いい加減な態度で臨んできた人はいません。
なのに首相であることはどうしようもない事実なので、その口から飛び出してきた放言を、周りの者が取り繕うことに奔走しなければなりません。










安倍昭恵さん、そして谷さん、迫田さん、今井さん、さらには大阪の関係者である松井さんなどなど、証人喚問に臨まなければならない人がたくさん居ます。
この国有地売却に関わった人物は、次々に移動か退職…佐川さんもその一人でした。










とにかくこの疑獄事件、幕引きなんてさせてしまっては、日本市民は知性と常識に欠けていると、世界から笑いのタネにされてしまいます。

モリカケ疑獄と前々から言われている通り、加計学園疑獄でもほら、改ざんが行われているようですから。




印鑑の数が違う、文章の長さが違う、森友学園と瓜二つ!

さっさと安倍内閣を終わらせて、国会議員と極右団体との関係を断ち切らせて、まともな審議ができる国会にしましょう!
国会を一日開くと3億円の費用がかかると言われています。
この費用は、国民から吸い上げた(安倍首相の表現)税金で賄われているのです。
腐った茶番、デタラメの資料、忖度まみれの質疑応答。
質問は前もって通告させ、それらの回答を役人に書かせ、ふりがな付きの答弁書を棒読みし、眠ければ居眠りし、こそこそと携帯や本を読む。
本当に質の悪い国会になってしまいました。

1日3億円。
ただ座ってるだけの、票を入れる時だけ上から言われた通りに手を動かすだけの、最悪は日本会議寄りの議員が、国会にどれほどいるか。
そういうことにも目を向けて、しっかりと正していきましょう!


韓国市民が、極寒の時期に、来る日も来る日も通りに集まり続けた『ろうそくデモ』。
大きな声のうねりを政権に見せつけることができた裏には、こんな協力がありました。


東京では逆に、デモを締め付けやすくする条例が決められようとしています。
そのことについても、しっかりと抗議しなければなりません。
うらやましがっている場合ではありません。
参加する市民の安全、内心と表現の自由を守り、集まりやすくするために立つ人が必要なのであって、通せんぼをしたり、狭い所に押し込んだりするのは暴力です。
そのことをはっきりと知らせるためにも、もっともっとたくさん集まりましょう!

そうしないと、本気出さないと、ほんとに終わってしまいますよ、日本。

自分が逃げ切れるよう、部下を敵前に差し出す自民党総理大臣…なんと醜く情けないことか!

2018年03月26日 | 日本とわたし
佐川さんの証人喚問が始まりました。
NHKでも放送されているようですが、佐川氏が答える前に、その答えの文句のテロップが先に出てしまっているという、とても変な映像を見ましたが…。



残念ながら佐川さんには、わたしたちの声は届かなかったようです。

「理財局長としての責任はどう感じているのか?」という質問に、
「行政の信頼を揺るがすような事になり、責任はひとえに私にあります。深くお詫び申し上げます」と答え、
「財務省の官房部局、官邸からの指示は無く、報告もしなかった。自分と自分の部局だけで改ざんを行った」と、責任を丸かぶりしています。

「いつ、どのような動機で、誰が決済を指示したのか」という最初の質問から、
「捜査を受ける身であるので「証言を拒否する」と答える佐川氏。

やっぱり想像していた通りの展開に持って行こうとしています。


安倍首相は、自民党大会が行われた前日の24日の夜、自民党山口県連関係者と会食した際に、「あと1、2週間もすれば落ち着く」と強気に語ったそうです。
今のようなボロボロの状態で、今日の証人喚問をうまく乗り切れると思えるには、よほどの根回しや策略があるのかもしれません。




25日の自民党大会では、自衛隊の存在を憲法に明記し、違憲論争に終止符を打つという方針を再度演説し、拍手をもらったようですが、
公文書の改ざんが頻繁に行われているような状態で、しかも森友学園のみならず、他の案件でも不正が行われていたという証拠が次々に出てきている中で、
よくもそんな他事にうつつを抜かしていられるものだと、呆れるやら気味が悪いやら、さすがは改憲を悲願とする極右カルト団体『日本会議』内閣の長だと思わざるを得ません。

その自民党大会で、ちょっとおかしな物が配られたそうです。


会場では、何度書いても消せますと、何回も何回も言っていたとか…このタイミングでこれ?


とにかく、今日の証人喚問は序の口。
これからこの喚問をとっかかりに、昭恵さん、迫田さん、今井さん、谷さん、松井さんなどなど、まだまだ証人喚問の場に立つべき人たちが控えています。



なにせ、この問題は、安倍案件なのですから。







野党議員の皆さん、精一杯頑張って、次の証人喚問へのつながりをしっかりと作ってください。

助けてくれたみんな、支えてくれたみんな、本当に本当にありがとう!

2018年03月25日 | 音楽とわたし




気がつくと全部暗譜できていたというくらい練習した曲を、昨日、無事(詳細に言うと無事とは言い切れない…)に弾き終えることができた。

指の故障でピアノが弾けなくなって、ドスンと落ち込んで、なんとかならないかなあと考えられるぐらいに気持ちが復活して、カフェインと砂糖とアルコールを断てと言われて泣く泣く実践して、
そしたらじわりじわりと痛みが和らいできて、もしかしたら大丈夫かもしれないと試し弾きしたらやっぱり痛くて、また少し落ち込んだけどストレッチと食べ物の制限を続けていたら、
丸2年ちゃんとした曲を弾けずにいた指の痛みがほとんど無くなって、無茶さえしなければ故障前のような練習をしても大丈夫なまでに復活した。

よっしゃ〜今年はオーディションに挑戦するぞ〜!と意気込んでたけど、一緒に演奏してくれる人が見つからなくてほぼ諦めていたら、
エリオットから急に、決まってたパートナーが何の連絡も無く練習に全く現れなくて、だからもう他の人に頼もうと思って、曲をまず聞いて返事をして欲しい、という連絡がきた。
オーディションのわずか10日前だったから、とりあえず曲を聞いて、10日でなんとかなりそうかどうか判断してから返事すると言ったのだけど、もう気持ちは決まっていた。
フォーレの曲は、連弾以外は勉強したことが無くて、いつも弾いてみたいと思っていた。
聞いてみると、一目惚れ、いや、一耳惚れした。
それはそれは美しくて、流れがあって、いろんな思いが見え隠れして、ヴァイオリンとピアノが絡み合って愛を奏でている。

ああ弾きたい!と思ったから、10日間は文字通り狂ったように弾いて、とりあえずオーデイション用の演奏を仕上げることができた。

エリオットは息子よりちょいと年上の若者で、一緒にじっくり練習してみると、なんとも純真で素直で、音楽に対する強い思いとエネルギーを持つ、そして他人をものすごく思いやることができる人だということがわかった。
去年の暮れからやっとお尻に火がついて、細かいニュアンスについて話し合ったり、音程を一音一音修正したり、大きな流れを作るための調整をしたり、
マンハッタンとうちは、電車でもバスでも車でも、なぜか30分弱という距離なんだけど、仕事が終わってからの練習通いは、彼にとってかなり大変なことだったと思う。

弾けば弾くほど好きになる曲で、だからこそ素敵に仕上げたいという思いが募って、正直言うともうこれ以上弾きたくないと思うほど弾いた。
今回初めて挑戦したこともあった。
完成したとは言えないけれど、挑戦したことで得られたものは、これからの演奏に活きると思う。

そして、ピアノ弾きの友だちが、本当に親身になって助けてくれた。
実際に弾くのを聞いてくれたり、助言をくれたり、たくさんの励ましの言葉をかけてくれた。
何かというと自虐的になるわたしを、何度となく窘めてくれた。

催眠療法のセラピストさんは、良い暗示を自分に与えることを教えてくれた。
夫が選んでくれた落ち着きを与える漢方薬を、確かにカバンの中に入れたはずなのに、どんなに探しても見つからなかったけど、パニックに陥らずに本番に臨めた。


今回の舞台は3年ぶりで、だからちょっと特別にと思って買った勝負ドレス。


なのに、本番30分前の控え室で、うっかりとお味噌汁をボトボトとこぼしてしまった?!
歩くとほのかに味噌の香りが漂う、不思議なドレスに…。
さらに100メートル走でもしたのかと思うぐらいに汗をかいたので、早速今日はぬるま湯で手洗いした。

エリオットが色合わせの紫のベストとネクタイを身につけてくれた。




演奏が終わって放心状態。


エリオットの家族、そして夫とわたし、それから友人たちと一緒に近くのダイナーでお疲れ会。


エリオットといつも素晴らしい音楽を演奏するとしちゃんは、わたしたちにとってすごく頼りになるコーチ役を引き受けてくれた。



さっき、恐る恐る、昨日の演奏の録音を聞いてみた。
ちょこちょこと小さなミスや音程のズレがあるけれど、わたしたちはとても溶け合っていて、感じあっていて、音楽に勢いがあって、それがとても嬉しかった。

助けてくれたみんな、支えてくれたみんな、本当に本当にありがとう!

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昨日はMARCH FOR OUR LIVES 2018が、全米各地で行われた。
ワシントンD.C.では、なんと80万人もの人が通りに現れた。
マンハッタンでも大きな行進があった。
残念ながら本番当日と重なったので、さすがに参加できなかったけれど、各地の様子を写した写真をここに載せておこうと思う。
こういった集会や行進が当たり前のように行われ、市井の人々の声がしっかりと反映される社会のシステムや法律が生み出されることを心から願って。










雪とドレスと練習と、そして心からの感謝と

2018年03月22日 | 音楽とわたし
春分の日に降った大雪…。


降り始めにはっと気がついて、またクリスマスローズ大救出作戦を実行した。





とうとう明後日が本番。
催眠療法の先生と約束して、心がザワザワすること、イライラすることから離れて、心地良い状態を保つために、ブログの記事を書くのを中断してから10日。
ついつい覗いてしまうツイッターやフェイスブックの、リツイートとシェアだけはどうしても止められず、だから書きたかったな〜と思うことがどんどんたまってしまう。

でも、往生際が悪いというか、性懲りがないというか、しぶといなあほんとに…。


さて、コンサートの話。
コンサート用の服はいつも、ほとんど上下バラバラの応用が利くものを買い、それらを適当に組み合わせて着ていたのだけど、
今回は、指の故障で仕方なく弾くのを止めていた3年間の、なんとも言えない喪失感を乗り越えた、晴れの復活コンサートなので、

18年ぶりに、ちゃんとしたドレスを着ることにした!
エリオットと二人で、テーマとなる色を話し合って、どちらも好きな紫色に決めた。

よっしゃ、見つけるぞ〜と意気込んで店を覗いたりインターネットで探したのだけど、店のは高価過ぎて論外、インターネットは着ているモデルと自分の差が大き過ぎてイメージがわかず…。
でももう時間が無い!
焦りに焦って、近くのアウトレットモールに出かけた。
そして思い切って、ブライダル衣装の専門店に突入した。

いやもう、どんだけ背が高い人が着るんですか?!みたいなドレスが、店内いっぱいに展示されている。
何百着もあるドレスのほとんどが、肩丸出し腕丸出しのデザインで、まあ普通ドレスっていうとそうなんだけど、わたしの最大のコンプレックスが肩と二の腕なので、選択肢が極めて少なくなってしまう。
値段だって低ければ低い方がいい。
するともっともっと狭まってくる。

ほとんどヤケクソで、70%オフの売れ残りドレスを一つ一つ調べていたら、すごくきれいな紫色のドレスが見つかった。
サイズは米国サイズの8。
いいねいいね〜。
さっそく試着してみた。
肩紐が長すぎるけど、上半身は(胸の位置を除いては)珍しくぴったり。
だけど、丈が長い!殿中でござるな丈の長さだ…。
しかもドレスの生地は両脇の所までしか無い。
だからそこから上はすっぽんぽん?!
なので、短い丈の、ひらひらと軽いカーディガンを探さなければならない。
あ〜めんどくさ!!

で、とりあえずどちらも見つけてレジに行くと、結局250ドルだったドレスを50ドルで買えることがわかってびっくり!
いやあ、思わぬお買い得感に浸りながら家に戻ったのだけど、難所の隠し役のカーディガンがペラペラ過ぎて、ピアノを弾いているとズルズルとずり落ちてくる。
これではまるで遠山の金さんではないか!
そこで、またもう一回、同じ店に出向いて行った。

ともあれ、演奏に必要な物が揃った。
練習は嫌になるほどやってるけど、必ずどこかでコケるのが直らない。
わたしが勝手にユジャ・ワン奏法と名付けているピアニッシモで美しく粒を揃えて弾くというのも、どんなにトライしても、録音を聴くとがっくり…な結果で、今回のコンサートに間に合う可能性はかなり低い。

でも、こんなふうに曲を学べること、学ぶ時間が持てること、こんな機会が持てることに、どんなに感謝してもし足りないと思う。
わたしに音楽を学ぶきっかけを与えてくれた両親に、くにゃくにゃのどうしようもない指を、ピアノを弾ける指に仕上げてくれた先生に、ピアノの道をすっかり諦めたわたしを引っ張り戻してくれた先生に、
わたしを相棒に選んでくれたエリオットに、練習に集中できるよう何処かに雲隠れしてくれる夫に、練習に付き合ってコーチしてくれる友だちに、自分を信じられるよう励ましてくれるセラピストや友だちに、
そして当日、時間を工面して、お金を払って、演奏を聴きに来てくれる家族や友だちに、感謝の気持ちでいっぱいだ。

作曲者フォーレが結婚を夢見ていた女性、マリアンヌ・ヴィアルドとの恋愛が反映された、とても幸福な、そして激情がほとばしる曲想を、親子コンビのエリオットとわたしがどこまで表現できるか。
明日の晩の最後の合わせ練習まで、お互いにギリギリまで、できる限り頑張ろうなと励まし合いながら、今日も個人練習をした。


もう何代目かもわからないお味噌。膜の張り方が半端じゃなかったけど、とてもまろやかで甘みのある味。


毎朝毎晩、マグカップにお味噌と刻みネギを入れ、熱湯を注いでいただいている。
本番当日は、玄米あずきおにぎりと一緒に、味噌汁も持って行こう!

真性の国難・安倍総理大臣に申し上げます。ご自分の宣言通り、総理大臣も国会議員もお辞めなさい!

2018年03月12日 | 日本とわたし



原本より削除されたもの
・安倍総理をはじめとする多数の議員が、日本会議国会議員懇談会の役員に就任していることを説明した部分
・森友学園の籠池氏と首相夫人の昭恵氏との密接な関係、及び、彼女が塚本幼稚園に足繁く通い、感涙するほどの心酔を示していたことを記した部分


原本より削除された国会議員(元議員も含む)の名前
・鴻池祥肇・参院議員
・安倍昭恵氏
・北川イッセイ元参院議員
・平沼赳夫元衆院議員
・鳩山邦夫元衆院議員
・麻生太郎財務大臣
・安倍晋三首相
・中山成彬・衆院議員
・三木圭恵・前衆院議員
・杉田水脈・衆院議員
・上西小百合・元衆院議員※
(※上西氏の名前は文書では「上田」と誤記)


ほぼ全員、極右団体日本会議にどっぷりの方々です。


一年もの間、ウソの文書と答弁に基づいて国会審議が行われてきました。
安倍政権は、国会と国民を欺いてきたのです。
解散選挙も行われました。
あれは解散選挙ではなくて、改ざん選挙だったんですね。

改ざんされていたのは290箇所にものぼります。

以下は、3月12日の羽鳥慎一のモーニングショーでの、住田裕子弁護士による「森友文書捏造事件について」の解説です。

ここで、こういうふうな形で、中身を書き換えることによって、いろんな特殊性を隠すことによって、野党がなぜ、これを、国会議員が要求したかというと、
この森友問題に関しての国政調査につながるような、質問権を行使していたわけですね。
そして、何らかの問題がないかというようなところを、一生懸命探そうとしている時に、その部分を全部封じるような形で、削除したものを出したということは、
国会議員の業務であり、重要な公務である質問権を妨害した、それを偽の手段であったという意味で、偽計業務妨害罪
これ、私、国会議員の方々は、そういう意味でいうと怒っていいところだと思いますし、
国会議員に託した国民、民意に対しても違反する行為だということで、単なる省の中だけの問題ではなくして、
国会レベルの中で起きた憲政史上の大きな問題点だろうと思いますね。
しかも、今回は国会議員に対する質問権の妨害ですが、実はその前に、無かったという形で説明を逃げたのが、私ね、会計検査院の検査に対しても、詳細な調査を拒んだと思っています。
あの公務に対しての重大な、やはり妨害だったというふうに思いますね。
もう一点、これ、検察に全部、任意提出で書類が行ってるわけですね。
検察は、それの内容を見たらすぐに分かることで、それに対して、偽計業務妨害とか、いろんな犯罪の適応を考えると思うんです。
その検察の捜査を抑え切る自信がある人っていうのは、私は財務省の人ではないと思いますが…。



現役の総理大臣と副総理大臣、そして総理夫人が深く関係していたこの森友疑惑事件。
これだけの覚悟があったのですから、




宣言通り、辞めてください、総理大臣も国会議員も。


改ざん前の決裁文書に「昭恵夫人が森友に感涙」の産経記事が…「安倍晋三」「麻生太郎」「日本会議」の名前も
【LITERA】2018年3月12日
http://lite-ra.com/2018/03/post-3866.html

改ざん前文書に昭恵夫人の名前──。

本日、改ざん前文書の内容が公表されたが、そこには昭恵夫人の名前が記されていたにもかかわらず、削除されていたのだ。
 
しかも、驚いたのは、その名前が出てくる箇所だ。
昭恵夫人の名前が記載されていたにもかかわらず削除されていたのは、土地取引の経緯が時系列でまとめられた「事案の経緯」という項目
改ざん前は3ページ分のボリュームだったが、改ざん後はものの数十行にされ、2ページ半分が削除されている
 
そのなかで、2014年4月28日に、近畿財務局と森友側が打ち合わせしたことに言及する部分で、こう記されていた。

〈打合せの際、「本年4月25日、安倍昭恵総理夫人を現地に案内し、夫人からは『いい土地ですから、前に進めてください』とのお言葉をいただいた」との発言あり(森友学園籠池理事長と夫人が現地の前で並んで写っている写真を提示)。〉
 
これを受けて、さっそくネトウヨたちは、「なんだ、籠池の発言か」「籠池の発言なんて削除されていて当然」などと喚いているのだが、じつは、昭恵夫人の名前が出てきたのは、ほかにもあった。

2015年1月8日の箇所には、こんなことが書かれていたのだ。

〈産経新聞社のインターネット記事(産経WEST産経オンライン【関西の議論】)に森友学園が小学校運営に乗り出している旨の記事が掲載。
記事の中で、安部首相夫人が森友学園に訪問した際に、学園の教育方針に感涙した旨が記載される。〉(原文ママ)

 
この「事案の経緯」という項目は、近畿財務局に森友学園から寄せられた要請や、両者の交渉、国会議員からの陳情などの、具体的な事実が記されたものだ。
にもかかわらず、取引契約とは関係しないこの産経記事が唐突に、土地契約の「経緯」として出てくるのだ。
 
ちなみに、この問題の記事は、こういうものだった。

〈塚本幼稚園幼児教育学園。
安倍晋三首相夫人が同園を訪れたとき、園児らのかわいらしくもりりしい姿を見て、感涙にむせんだという。
さて、その塚本幼稚園の籠池泰典園長が、小学校運営に乗り出している
〈昭恵夫人は昨年4月、同園の視察と教職員研修のため訪れたとき、鼓笛隊の規律正しいふるまいに、感動の声を上げた。
さらに、籠池園長から、「安倍首相ってどんな人ですか?」と問いかけられた園児らが、「日本を守ってくれる人」と答える姿を見て、涙を浮かべ、言葉を詰まらせながらこう話したという。
「ありがとう。(安倍首相に)ちゃんと伝えます」〉



■ 削除されていた「安倍晋三」「麻生太郎」「日本会議」という記述

近畿財務局が、土地契約にいたる「経緯」のなかに、この記事の存在をわざわざ記したのは、森友学園に昭恵夫人が、いかにかかわっているのかということを重要視していた、ということだ。
 
その上、ほかの文書から削除された部分には、「安倍晋三」「麻生太郎」、さらには「日本会議」の名まであったのだ。
 
それは、〈「学校法人 森友学園」の概要等〉という項目で、籠池泰典理事長(当時)について言及した箇所。
そこには、籠池理事長が、〈日本会議大阪(注)代表・運営委員〉とあり、その注釈部分にこう書かれていた。

〈国会においては、日本会議と連携する組織として、超党派による「日本会議国会議員懇談会」が平成9年5月に設立され、
現在、役員には、特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫議員、副会長に安倍晋三総理らが就任〉

 
この記述を読めば、森友学園が、安倍首相や麻生副総理もかかわる重大案件であるということがよくわかるが、こうした記述も削除していたのである。
 
しかし、こうした自己保身の改ざんが明るみになったというのに、本日14時すぎから会見をおこなった麻生財務相は、開き直るような態度に終始
自身の進退について「考えていない」と言い、「佐川の答弁に合わせて理財局の指示で書き換えた」「最終責任者は理財局長である佐川」と、佐川宣寿前理財局長にすべての罪を押し付けた
 
だが、これはおかしい。
文書の改ざんは、2017年2月下旬から始まったというが、これが正しければ、改ざんに最初に手を染める以前の佐川前理財局長における国会答弁は、「改ざんして整合性をとらなければならない」ようなものではなかったからだ。
 
たとえば、佐川前理財局長が、文書の改ざんが必要になるような踏み込んだ答弁に変わったのは、2月下旬で、
24日には「(交渉記録は)速やかに廃棄をした」と言い出し、3月に入ると「価格を提示したこともないし、先方からいくらで買いたいと希望があったこともない」と虚偽答弁をした。

しかし、それ以前の答弁は、「適正な価格で売っている」(2月17日衆院予算委員会)という程度のものでしかなかった。


■ 改ざんは佐川局長でなく安倍首相の答弁と整合性をとるために行われた

では、改ざんは、誰を守るためにおこなわれたのか。
 
じつは、2月下旬より前に、「改ざん」が必要な答弁をおこなっていたのは、佐川氏ではなく、安倍首相だった
 
安倍首相は、2月17日の衆院予算委員会で、追及する野党の質問に逆ギレし、こう言い放った。

「私や妻が関係していたということになれば、これは、まさに私は間違いなく、総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申し上げておきたい」
 
だが、この答弁は大嘘で、公文書にははっきりと、昭恵夫人や安倍首相の名前、いかに総理夫人の存在を近畿財務局が重く受け止めていたかが記載されていた

「答弁に合わせて書き換え」が必要となったのは、まさに安倍首相のこの答弁ではなかったのか
 
安倍首相も麻生財務相も、これからも佐川氏に責任を押し付けて、有耶無耶にするつもりなのだろうが、そんな話が通用するはずがない。
改ざん前文書によって、森友問題の本質が、安倍夫妻にあることは明らかになった
そして、そうした事実を国民に伏せるために、公文書を改ざんするという国家的犯罪まで起こしたのだ。
このまま安倍夫妻を逃げ切らせるわけにはいかない。
(編集部)