ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

夏のひとりごと

2020年07月04日 | ひとりごと
明日の7月4日は『独立記念日』。
いつもだと花火やパレードで大いににぎわう日なのだけど、さらに今回はちょうど週末の土曜日、しかも天気は快晴!なのだけど、楽しい催し物は全てキャンセルされた。

これは昨日のニュージャージー州知事からのメッセージ。
・本日7月2日より、カジノ、ミュージアム、水族館、図書館、屋内のアミューズメント施設(ボーリング場など)、屋外のアミューズメント施設等が再開される。
屋内の施設では、マスク等の着用が義務づけられる。
・責任ある行動をとり、連休を楽しんでほしい。

・本日7月2日より、屋外での集まりの人数制限について、250人から500人に緩和する。
・NJEDA(経済開発庁)より、中小企業向けに、オンラインのサービス提供に関する技術支援プログラムを開始する旨発表。
・本日7月2日時点のデータにおいて、10万人あたりの新規感染者数は全米42位(まうみ注・ちょっと前まで2位だった?!)にまで下がったが、入院者数は全米11位1日の死者数は全米3位と引き続き高い。
・手洗い、マスク等の着用の徹底をお願いする。

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もう元通りになることはないけれど、できなかったことが少しずつ減ってきた。
でもここで油断はできない。
アジアの感染とは違う何かがここには存在する。
もちろん人との接し方そのものが違うし、文化や風習も違う。
何よりマスクをつける習慣が皆無で、挨拶で他人の体に触れるのが当たり前だったこと、靴で家の中を歩き回ることが、ウイルス感染に拍車をかけた。
けれども違うタイプのウイルスが混沌と存在しているのは、民族の坩堝の国アメリカの、それも州ごとに法律まで違うほどに広大な国のさだめなのかもしれない。
でももうみんなマスクをつけることを厭わない。
マスクをつけていないと入れてもらえないし、自分はもちろん他人を守る意思が無い人間なのだと思われてしまうから。
今回のコロナ禍での数少ない良かったことの一つは、今後は花粉やインフルエンザの季節に、なんでマスクをつけてくれないの〜😭と嘆かなくてもよくなったことだ。


さて、これは単なる私事だけど、今年の夏は日本に行けない。
3年続きで、けっこう長い期間を真夏の日本で過ごしていたので、あの「くぅ〜〜あっつぅ〜〜い💦」という感覚が妙に懐かしい。
屋内と屋外を隔てるドアの前に立ち、よ、よし、行くぞ、外に出るぞ!といちいち覚悟しなければならない級の暑さと湿気は、ものの数日もすれば慣れた。
比べてこちらの夏は、気温が上がっても湿度が低いので、物陰にさえいれば暑さはあまり気にならない。
昨日は朝から晩まで、扇風機さえいらなかった。

なので昨日やっとけばよかったのだ。
だけどレッスンの始まりが早い日だったので気が乗らず、湿気が高くなった今日、あっという間に汗まみれになって、2本のソメイヨシノと畑の世話をした。
桜の葉っぱは今も盛大に穴が空いている。
元気に背が伸びてきて、葉っぱもどんどん増えてくるのだけど、どの葉も必ず穴が空く。
だから葉っぱの一枚一枚、それも裏表ともに、木のお医者さんから教えてもらった薬を塗っていく。
一番上の葉っぱには手が届かなくなった。
もっと伸びて背が足りなくなったらどうしたらいいんだろう…一体いつまで穴空きは続くんだろう…。
不安だし面倒だしほんとに世話が焼けるんだけど、手間ひまかけてるからかなんだか愛おしい。

畑はまたまた雑草だらけで、けれども虫の餌にもなってくれるので、適当に引いて適当に残す。
小さなタネからこんなでっかいカブさんが育ってくれた。


茄子も続々と花が咲いている。

オクラさんも元気。

酸性雨で一度へこたれそうになったけど、見事に復活してくれたトマトさん。


もう3年も前のタネだったけど、やっぱりニョキニョキ育ってくれてる紫豆さん。

今年はビーツさんもでっかくなりそう。
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7つの公約達成ゼロ & コロナ対策やる気ゼロ 「自分ファースト」小池知事は落選する

2020年07月01日 | 日本とわたし
この表見ただけで、東京都の知事としてふさわしい人は誰かがよくわかります。

今回のコロナウイルス感染で、為政者の本性や資質が見事に浮き彫りになりました。
中でもこの小池知事は、感染対策でさえ自身の欲得を満たすために利用する狡猾さと非情さが見えてゾッとしたのですが、
その彼女がさらに4年、東京都の知事の座に着こうとしているのですね。
大勢の都民の苦しみを無視し、感染を拡大させ、東京五輪の開催にいまだに執着している小池氏を、圧勝させるべく尽力しているのはマスコミと電通。
東京五輪が中止、なんてことになったら大損するからです。
この選挙は自民与党と野党の闘い、などというレベルのものではなく、
都民の命よりオリンピック、都民の命より自分の再選、オリンピックファースト&自分ファーストの女帝から自分の命が守れるかどうかの、命をかけた選挙だと言っても過言では無いと思っています。

小池氏の再選だけは絶対にあってはなりません。

さて、上記の表は都知事選候補討論会で候補者に問いかけられた質問項目なのですが、
候補者には事前に、⭕️か✖️かだけで答えて欲しいと、小池陣営からお達しがあったのだそうです。
なのにいきなり、の札を小池氏が掲げたのを見て、度肝を抜かれた、と山本候補。

こんなところからもうウソが始まっています。
なのに…、
「現職の小池氏が安定した戦い」
「現職の小池氏が優勢」
「現職の小池氏が他の候補を大きく引き離している」

これが東京の本当の現実なんですか?
東京に暮らしている方々は、こんな風に感じているんですか?
ツイッターなどのSNSの情報は、それほど現実の世界と乖離しているのですか?

わたしは、今回の都知事選では、宇都宮けんじさんと山本太郎さん、このお二人を応援しています。
どちらも共に、困っている人を助けたい、というところから政治が始まっているからです。
ツイッターで集めたいろんな情報があるのですが、もうなんやかんやと言うのはやめて、
このお二人を応援します!と宣言するだけにします。
もちろん、東京都知事になるのはたった一人です。
どんなに甲乙が付け難く、どちらも本当に素晴らしい候補だとしても、それじゃお二人で、というわけにはいきません。
だからどちらかが落選することになるのです。
そこが本当に悩ましいところです。

小池氏の本性は、この4年間で十分発揮されたと思います。
引用:
東京都の自治体専門紙「都政新報」(2020年1月7日)が発表した、都庁職員の小池に対する評価は厳しく、平均46.4点(100点が満点)であった。
石原が新銀行東京で失敗し、責任を問われた時の48点よりも、さらに低い数字である。
職員たちは理由として「都知事による粛清人事の横行」、「深い考えがなく思いつきで行動する」等を挙げている。

■50代・本庁部長
自分をよく見せることしか考えていない。
特定の会派を悪玉にするやり方はワイドショー的には盛り上がるが、本当に都民のためになっているか疑問。

50代・本庁部長級以上
知事のワガママや思い込みで手戻り(前の段階に戻ってやり直すこと)になる事例が多すぎる。
都合の悪い事は聞く耳を持たない。

40代・本庁課長級
彼女がいることで都政が受けるダメージは計り知れず、辛うじて効果のある事務方の施策もすべて無になってしまう。
知事不在の方がマシ。

40代・出先課長級
周囲や対立者をおとしめて、自分の評価を上げることしか考えていないと感じる。
「守るべきもの」「変えるべきもの」という本質以外で物事を進めている。

50代・本庁部長級以上
自分の政治的なパフォーマンスのために都政を利用している。
都政の将来を考えていない。

50代・出先課長級
すぐに成果が出るものや、一見、都民受けするものに飛びつく傾向が強い。
もっと長期的視野に立って、都民にとって本質的に必要な政策を進めてほしい。

50代・本庁課長代理級
自らの政治的位置づけを優先するやり方は信頼できない。
本来であれば安全宣言を出す立場でありながら、「安全と安心は違う」などと都民の不安をあおり、政治的に優位に立とうとするなど、人として信じられない。

40代・本庁課長代理級
2年の時間と無用な費用を投じただけであり、市場業者の寿命が縮んだ。
(中略)
最終的には方針を踏襲しただけ。
築地を守る取り組みは何ら行っていない。

50代・本庁課長代理級
盛り土をしなかった理由を整理もせず、処分が先行し、『自分が良く見られよう』としているのが良く分かる。
八方美人的な発想だ。

50代・本庁課長級
知事就任前から、オリ・パラに向けて環2を何とか間に合わせようとした、所管の思いと努力を無駄にした罪は重い。
レトリックや屁理屈で逃げた感が否めない。

40代・本庁課長代理級
IOCや国から、本当の意味で相手にされていないことが露呈した。
知事は静かにしていた方が良かったのではないか。

50代・本庁部長
人事は納得性も公平性もなく、職員の士気低下が著しいのではないか。

40代・出先部長級
あからさまな懲罰人事により、職員を委縮させた。

50代・出先課長
懲罰的人事で幹部が委縮して、自由にモノが言えない雰囲気があるのでは。

50代・本庁部長級以上
下命のプロセスが不明&ブラックボックス。
側近の過度な忖度に拍車がかかり、泥沼状態。
知事の覚えの良き人材ばかり処遇されるため、歯止めがきかない。

50代・本庁部長級以上
思いつきの政策と自分の存在価値を高めるための言動、見せしめ。
こんな都政を続けたら、職員は委縮し、知事の一挙手一投足に一喜一憂する最低の組織になってしまう。
既に危険水域に達している。


こんな人をもう一度選ぶなんて有り得ません。
そして今回、こんな破廉恥極まりない候補がいることも本当に恥ずかしい。



心から応援するお二人のメッセージを聞いてください。


東京都のみなさん、投票に行ってくださいね!
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夏空とピンポンと

2020年06月28日 | ひとりごと
3週間に一度の食品調達日。
時間は平日の午前午後どちらでもいいのだけど、会社勤めの人たちの昼休み時間を避けて行く。
自宅勤務にせよ会社勤務にせよ、やはり昼休み時間には多くの人が来るみたいで、そうなると入店数の制限がかかり、長い時間外で待たなければならなくなるからだ。

空はすっかり夏模様。
けれども異常に乾燥していて、今日は湿度が25%しかなかった。



今回は11時45分ぐらいにミツワに着いた。
すでに6人ほどが列に並んで待っていた。
10分ほど待って店の中に入り、あれこれ買って店の外に出ると、入店待ちの列に30人ぐらいの人が並んでいた。
やれやれ、ギリギリセーフ。
次のコリアンマーケットまでは車で15分弱なので、車の中で昼食を食べながら時間稼ぎをした。
1時を過ぎたら多分少しは減るだろう。
お店にはマスクと手袋をしていないと入ることができない。
だから余程のことが無い限り、感染の心配は無いと思う。
数日前から、予約制の個人指導なら、ヨガやピラテスなどのエクササイズも可能になった。
生徒たちは自宅授業のまま夏休みに突入した。
わたしもいわゆる個人指導なので、自宅レッスンをやろうと思えばできるのかもしれない。
けれどもまだ、お互いに自信が無いというのが正直なところで、特にわたしは家にみんなを受け入れる立場なのでとても悩ましい。
トライステートの3州は、今のところ最善の状況を維持している。

先週末に久しぶりにうちに遊びに来た卓球名人(笑)の次男に、もうちょっとマシなラケットとボールを買おうと思うのだけど、どういうのがいいと思う?とLINEで聞いた。
そしたら、あ、もうそれ、買いました、と言う。
え?どういうこと?と聞いたら、
ちょうど来月は親父さんの誕生日だし、かあさんの誕生日もほとんど何もできなかったから、二人への誕生日祝いにしようと思って。
まさか、散財し過ぎてないよね?
大丈夫、めちゃくちゃ高級というわけでも無いから。
ほんとのほんとに?
まあでも僕がラバーと台を別々に選んで、それをカスタム仕様で作ってもらったから、大事に使ってください。

というわけで届いたラケットとボール。他にも掃除のための小道具などが後で送られてくるらしい。

今までは遊んだらそのままラケットもボールも卓球台の上に置きっ放しにしていたのだけど、今日からはいちいちお水でさっと洗って、専用のスポンジで拭き取り、両面それぞれにシールを貼っている。
まだ高級仕様ラケットに慣れないので、今日は今まで以上にへたっぴ〜だったけど、なんか胸がジーンとした。
ありがとう。
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米国「COVID-19 2020 in Tri-state」事情

2020年06月26日 | 米国○○事情
毎日毎日、クオモ・ニューヨーク州知事の会見を毎回翻訳してくださったMakoto Kikuchiさん。
本当に本当にありがとうございました!
本当に本当にお疲れさまでした!
なまけ者のわたしにとって、Makotoさんは女神のような存在でした😭

111日間の壮絶な闘いにひとまず休止符を打ち、毎日行われた会見の最終回とするクオモ知事のメッセージです。
翻訳全文を転載させていただきます。

Governor Cuomo Makes an Announcement and Holds Final Daily COVID-19 Briefing

主婦ポリ番外:NY知事クオモ会見(6.19ー最終回)

今日は「juneteeth」、「米国奴隷解放の日」です。
ニューヨーク州はこの日を祝日とする事を、先日決定いたしました。
なので私のスタッフには休んでもらって、今日、この最後のCOVID-19会見は私一人で行います。
111日の地獄を味わった彼等にも休日が必要です。

今日のデータ報告は良い数値です。
パワーポイントもいりません。
総患者数・284人→過去最低
昨日の検査数・7万9000件→過去最高
感染率・週の平均値→過去最低、1%以下
死亡者数週平均→25人/日ー過去最低値

専門家のレビューを経て、NY市も、来週の月曜日にはフェーズ2に移行できるでしょう
(*フェーズ1は製造業/建築業と小売りの一部なので、あまり一般市民の生活とは関係ないものです。フェーズ2解禁となり初めてレストラン/バー/小売り(店内販売)などが可能になります。)
COVIDはまだ終わっていません
各地域の感染はしっかりモニターし、地域政府は住民のコンプライアンスをしっかり指導、第二波に備え、そして感染率のより高い他州からの人の流入に注意を払います。
まだまだ「通常営業」までの道は長い。

しかし、この過去3ヶ月間、私達は不可能を可能にしました。
中国から来ると言われていたウイルスは、実は欧州から入国していた。
その窓口であるNYは、大打撃を被りました。
国内のどの州より、そして世界のどの国より、対人口陽性者数が多かったのがNY州でした。

今日、この「最悪の事態」を「最高の状態」に、180度転換したんです。
予測よりも10万人少ない入院患者数。
私達はコミュニティーとして団結し、多くの命を救ったんです。
私はこの事を誇りに思います。
そして、私達は経済再開をし、また命を救いました。
「命」と「経済」の間の二者択一でなく、両方に同時に取り組みました。

国内他の地域で感染が広がっています。
これから更に多くの死人が出るでしょう。
それを防ぐ方法があるんです。
経済再開を「賢明に」「慎重に」行う事です。
NYはそれを実践し、効果がある事を証明しました。

様々な人が尽力してくれました。
お礼を言いたいです。
医療従事者、エッセンシャルワーカー、地方議員達、隣州の州政、地方自治体、米国陸軍工兵隊、そして州民の皆さん。
この苦境に立ち上がり、団結し、成されるべき事を成した
ありがとうございます。
私のスタッフ(*一人一人名前を挙げて)、ありがとう。
私の3人の娘、いつでもポジティブで、私が泣きそうな時も笑わせてくれた。

手紙、ツイートを送ってくれた方々、道で手を振ったり親指を立ててくれたりした方々、貴方達がどれだけ私を元気づけてくれたか、言葉に尽くせません。
ありがとうございます。
この会見を毎日見ていてくれた5900万人の皆さん、私を信頼し、支援して頂きました。
ありがとうございます。
私はどこに行く訳でもありません。
必要な情報は続けてお伝えしていきます。
毎日やる必要はない、というだけです。

感染拡大時は、山に上っている気分でした。
エベレスト級の「社会挑戦」の山。
42日間、上り続けました。
69日間かけて下りました。
毎日毎日の一歩が、痛み、悲しみ、恐怖を伴いました。
しかし私は、「これで私達は更に素晴らしい社会になれる」と、心で唱えていました。
そして今日、それが実現しつつあります。

娘の一人が大学を卒業しました。
卒業式やそれに伴うパーティー、楽しみにしていましたが、全てキャンセルになりました。
「残念だったね」と言うと、彼女はこう言ったんです
「パーティーが無い事にすこし落胆したけれど、この3ヶ月で色々な事を学んだ。
自分の事とか、政府の成り立ち、そして人々について。
大学卒業に向けて受ける教育は全て修了したと思ってたけど、更なる学びを得る事ができた

全くその通りです。
人生62年。
私もあらゆる事を経験してきたと思っていましたが、まだ学ぶ事がありました。

NY州は4月に印章を改正し、「エ プルリブス ウヌム」というラテン語(e pluribus unum、多数から一つへを意味する。アメリカ合衆国の印章に入ってる)を含むようになりました。
これを発表する機会が無く、残念だと思っていました。
この苦境において、国民として、州民としての団結、一つになる事、それが一番重要だと感じていたからです。

しかし、よくよく考えれば、そんな州印章の文言でなく、私達は実世界で、それを実現させたんです。
この災害時に、私達は手を取り合い、一つになって行動した。
こんな素晴らしい事はなかった。
この団結の力を、ここまで肌で感じた事もなかった。
そして私は、自分に問うていた。
今日、皆さんに問います。
「何故、災害になるまで団結できなかったんだろう」
「何故、”政府”は、私達が最悪の時にしか力を発揮しないんだろう。何故、高みに向かう力は発揮しないんだろう」
「何故、”政治”は、私達の恐怖と弱みを糧に動くのだろう。私達の強さではなく」
「何故、”政府”は、私達を持ち上げないんだろう。better angelsの導きを聞かないのだろう」
「何故、”政府”は、私達を憎しみでなく愛で動かさないんだろう」
「何故、”政府”は、私達一人一人が社会の一員であり、団結して家族として社会が動けば、それが全員の為になる、と言う事を気づかせてくれないんだろう」

共に前に進む事。
マスクをして貴方を守る、と言う事。
それが私自身をも守る事。
111日かけて私達が証明したのは、「Love does win. Love does conquer all.」
どんなに暗い世界でも「Love brings the light.」
これが私が過去111日間で学んだ事です。
そしてそれは私を勇気づけ、元気づけます。
私達は団結して、ウイルスを撃退しました。
これができたのだから、これから先、私達に出来ない事はありません。
私達は強くなり、より良い社会となりました。
そして私達の可能性を示し、もっともっと先に、高みに向かえる事を証明したんです。

Police reform
経済の再構築
環境保護
市民権と公正司法の新しい時代

これをNYが引っ張っていきます。
私達のbetter angelsは。私達のdemonより強い。
better angelsの導きを。過去111日間聞いて来た。
これからも耳を澄ませて行きましょう。
ありがとうございました。

(*この後泣かずには見られないクオモクオートベスト版モンタージュが流れ、”NY LOVES YOU ALL”と締めた後、
”and remember…tomorrow is Saturday”

の表示で終わりました。
これは、毎週土曜日の会見は、「今日は土曜日です」と、過去の土曜日のクオモ知事の写真をずらずら〜、っと並べるっていうお決まりがあって、その部分を書いてるスタッフが最後にやっぱり一言入れた、的な…この地方行政感が最高。神奈川テレビかと思ったわ。)

ビデオより
毎日欠かさず行われた会見

会見の前に徹底的に調査され、検証された情報



最悪の事態を想定し、不足すると思われる物資の補給を、所構わず要請した




故人を悼む記事


111日間の壮絶な闘いと忍耐の成果


一体となって感染と闘ったニューヨーク市

これを観た途端、涙がポロポロ溢れ出てきました。




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在ニューヨーク日本国総領事館から、こんなお知らせが届きました。

昨日6月24日、クオモNY州知事、マーフィーNJ州知事、ラモントCT州知事は、感染が拡大する他の州から3州へ移動する者に対して、14日間の隔離を科す勧告(Travel Advisory)を発表しました。
同勧告の概要は以下のとおりです。
 
ついては、対象となる州より、これら3州に移動される場合には御留意願います。

- 発効時期:本24日深夜
- 隔離を実施する期間:
14日間
- 隔離の対象者:
対象州からNY・NJ・CTの3州に移動する全ての者
※3州に居住していて一時的に対象州に移動していた場合も含む。
- 対象州:以下の基準を満たす州
- 対象州となる基準:
直近7日間の平均で、陽性者数が10万人当たり10人以上、又は陽性率が10%以上の州
※本日時点では9州が該当:
Alabama, Arkansas, Arizona, Florida, North Carolina, South Carolina, Washington, Utah, and Texas
- 罰金:違反者には罰金を科すことがあり得る。
※NY州の罰金:
初回2000ドル、2回目5000ドル、それ以降1万ドル
- その他留意事項:3州への移動そのものを禁じるものではない

わたしたちが暮らすニュージャージー州は、ニューヨーク州、コネチカット州と共にトライステートと呼ばれています。
そのトライステートのうちのニューヨークが最も感染被害が多かった州で、ニュージャージーはその次に大変だった州です。
それが今や大逆転しました。
本当に長かったです。
なんてすっかり終わったような言い方をしていますが、まだまだ現在進行形です。
夫はまだ仕事を再開できていませんし、わたしはこれからもオンラインレッスンを続けなければなりません。
とにかく今は、やっと取り戻しつつある日常(といっても3月までのそれとは少し違いますが)を維持できるよう、根気よく注意していかなければなりません。
「感染が拡大する他の州から3州へ移動する者に対して、14日間の隔離を科す勧告」は、同時にわたしたちに気を緩めないように忠告していると思うのです。
特に、今また中西部で広がっているコロナウイルスは、ヒトの細胞にくっつくスパイクタンパク質の遺伝子が変異して、より強烈に入り込むタイプのものらしく、
それこそせっかく収束しかけているこの地域に、こんな恐ろしい変異ウイルスを入れるわけにはいきません。
こんな言い方は良くないかもしれませんが、今広がりを見せている州の知事は、ワシントン州以外は全て共和党なので、トランプウイルスと呼んでいる人もいます。
新型コロナウイルスなんて風邪と同じ。恐れるなんてバカバカしい。
初動対応に失敗し、一時期は真剣にしっかりと取り組む姿勢を見せたトランプ大統領でしたが、途中からまた元の木阿弥に。
「コロナウイルス蔓延は重要ではない」と主張していて、それに追従した州知事、元々からその見解に賛成している市民らが、感染の再来を促したと言っても過言ではないと思います。

日本の新型コロナウイルスに対する対応は、こことは大きく違います。
感染の拡大規模が全く違うからです。
だから多分、クオモ知事やマーフィー知事のアナウンスはどこか他の世界の事のように感じる人もいると思います。
でもこれは紛れもない現実で、本当にたくさんの方々の命が奪われてしまいました。
見知らぬ人とでも、挨拶や触れ合いがとてもフランクだったアメリカ人が、戸惑い、混乱し、悲しんだり苦しんだりしながら、とりあえず新しい仕様を受け入れています。
何があっても絶対につけなかったマスクにも、随分慣れてきたようです。
COVID-19の猛威は再びやって来ます。
でもわたしたちには経験があります。
これが大きな力になることは間違いありません。
パニックになるからと情報を隠し、対応を怠り、現実に苦しんでいる人たちを放置するような首長でなくて本当に良かった…そう思います。
相手が目に見えないだけに、じわじわと恐ろしさがへばりついてきて、落ち込んだ時もありました。
でも、何が起こっているのかを常に知らされていたので、パニックに陥ることはありませんでした。
そして何より、次への準備が整っていることが心強い。
この大変だった4ヶ月の間、わたしたちが暮らせるよう働いてくださった人たち、そして医療関係者の人たちに、どんなに感謝しても足りることは無いと思います。
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維新の政治は「やってる感」が一番大事!

2020年06月25日 | 日本とわたし
維新の会のメンバー、松井大阪市長と吉村大阪府知事。

橋下徹府知事誕生以後、維新政治は、救命救急センターへの府補助金をバッサリ削減しました。
その一例として、府立急性期総合医療センターと大阪市立住吉市民病院の公立病院が「2キロ圏内」にあるのはばかげているとして、住吉市民病院を閉院に追い込みました。

『維新政治が進めた医療・福祉の全般的削減』 奈良女子大学・中山徹氏

有事の対応を考慮していなかったとして、この削減を断行した橋下氏が、考えが足りなかったという内容のツイートを、4月のはじめにしていました。
だから、受け継いだ松井市長と吉村知事が真っ先にやらなければならなかったことは、テレビ出演などではなく、不足してしまった部分の見直しと充足でした。
なのにそこには気を配らず、やってる感パフォーマンスばかりがますます目についてきました。

ちょっと前のツイートですが、紹介します。
大阪ワクチンについて。

これを読んだ研究者の方のツイート。


そして何故かコロナ禍がまだ収束もしていない今、すでにNOと市民が決めた大阪都構想。
思ってた以上にヤバい…そりゃ市民がNOと言うのは当たり前です。


さらに、先日お伝えした医療従事者の死亡について、この報告、吉村知事は直に聞いていたんですね?!


お仲間の大阪市長の体たらく。
ちなみに、神戸市の給付率は73.9%です。

大阪市廃止たら、ハデハデなイルミネーションたら、結局感染対策なにやったん?って思いません?
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法相が 首相の名前で 金くばる 美しい国 日本の政府 (清水潔さん作)

2020年06月25日 | 日本とわたし

参院議員の河井案里容疑者(46)が初当選した、昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、
公選法違反容疑で逮捕された夫で元法相の克行容疑者(57)=衆院広島3区=が、地方議員らに金を渡す際、
一部に「安倍さんから」として、安倍晋三首相(自民党総裁、衆院山口4区)の名前を出していたことが24日、分かった。

安倍さんの名前を聞き、断れなかった。すごく嫌だったが、聞いたから受けた」

「いただかれません。選挙できんくなる」などと断ったが、「安倍さんから」と言われ、押し問答の末に受け取った

「安倍(晋三)さんからです」と言われ、現金が入った封筒を手渡された
首相の名前を出されたため断りきれず、「現在も使わないまま持っている」

検察は当然、安倍事務所のガサ入れしますよね?するんですよね?
自民党はどうやら、総裁からしてこんな有り様ですし、選挙時には党員に、金を配るのは当たり前、みたいなことを言ってるようですので、手当たり次第調べたら、公選法違反者がぞろぞろ見つかるかもしれません。
ぜひ調査をお願いしたいと思います。

とにかくものすごい勢いで現金を配り歩いていたようです。
今のところ、現金を渡した疑いがあるのは94人、総額2570万円。
この二人が代表の政党支部には、案里容疑者が2019年3月に自民党の公認を得て以降、党本部から計1億5000万円が送金されていました。
配った相手は市長、地元県議、後援会幹部、陣営スタッフ(ボランティアスタッフも含む)など。
渡した相手には領収書を求めず、これは違法性を認識していた河井容疑者が、あえて領収書を受け取らなかった疑いがあるとされています。
受け取りを拒否しても、無理やり置いて帰ったこともあるようです。

自民党は金で票を買う。
それも首相の名前を出してまでして。
こんな政党、いらんでしょ?
おまけに極右カルト集団と深く広くつながっている議員がすごく多いのです。
選挙で成敗しなければ。

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「患者さんがコロナ感染者とは気づかず、診療所やクリニックで診断した先生3人」が亡くなっている大阪で、なんで既にNOが出た住民投票をまたするの?

2020年06月23日 | 日本とわたし

大阪に限らず、医療従事者全員の定期的なPCR検査は、全国で実施されているのでしょうか?
「患者さんがコロナ感染者とは気づかず、診療所やクリニックで診断した先生3人」
 
検査体制がしっかりしていれば、医療従事者全員が定期的な検査を受けられていれば、医療現場に十分な防護用具が整っていれば、医療関係者に特別補償金が支払われていれば、
たらればの話をしてもしようがないと言われるかもしれませんが、感染対策の基本はまず最悪のことを想定し、それに対応できる対策を事前に講じておくことです。
このことはニューヨーク州知事のクオモ氏から、何度も何度も教わりました。

なのに大阪は、都構想で大阪市を廃止したい維新の政治家とメディアがタッグを組んで、まともな対応ができていません。

もうすでに混乱していて、また新型コロナ感染は起こる可能性が大きいと言われていて、
なのにどうして今この年の11月に、5年前にNOと結果が出た住民投票をするんでしょうか?
そんなことにかまけている場合でしょうか?
医療現場からはたくさんのSOSが出されています。
寄付で集まった雨合羽のほとんどは、まだ箱の中に残されたままです。
大小の、昔からの老舗を含むお店の閉業が続いています。
そして感染拡大はまた起きます。
そんな中での住民投票、それも都構想についてだなんて、もっと多くの混乱が生じることがわかり切っているはずで、もしわかっていないのなら首長として落第です。
コメント

『安倍首相逮捕!!』の号外はいつ?

2020年06月23日 | 日本とわたし
この前代未聞の前法相夫妻の逮捕。
事の発端はやはりこの人、安倍首相でした。

自分のことを『過去の人』と言って批判した自民党議員を選挙で落とすための票の買収だった。
気に入らないことを言ったりしたりした人間は、容赦無く手段も選ばず、金にものを言わせて妨害したり貶めたりする。
これを暴君と言います。
今までは検察の手がなかなか入らず、モリカケサクラの三大疑獄はまだ全く解決されないままですが、今回の事件でやっと、安倍首相にも捜査の手が届くのか、それがとても気になるところです。



部分引用:
妻の河井案里容疑者(46)を昨年の参院選で当選させるために、94人に2570万円もの現金を配り、買収容疑で逮捕された前法相の河井克行容疑者(57)。
参院選の初日にもカネを配っていた。
発覚する可能性が高く、普通は怖くてやれない。
産経新聞(20日付)が<河井前法相 初当選時も買収か>と報じている。

政治評論家・有馬晴海氏:
河井前法相は、県議と市議に片っ端からカネを配っています。恐らく、票の取りまとめを期待しただけでなく、地方議員がライバル陣営を支援しないよう“足止め”の効果を狙ったのでしょう」

河井前法相は、地元議員らへの現金提供は認めたものの買収はしていない、妻(案里容疑者)との共謀もしていないと言っているそうです。
これ、自民党パターンですよね。
総裁からしてこれ→「募りはしたが募集はしていない」ですもんね。

でね、自民党の元衆議院議員がこんなことを言ったそうなんです。

『現金を配らないと勝てない』
『みんなやってるんだから』
これが自民党のモットー?!
自民党は選挙の時に、党議員にこんなことを言っているんですね?!
えぇ〜?!ってなりません?
結局やっぱりこういうことなんだって思います。

いつまで公開されるのかわかりませんので、ぜひ早めにご覧ください!
なお、この塩村議員は、河井前法相が雇った元警察官の探偵に、3ヶ月もの間、私生活を調査・尾行されていましたし、先日は都内事務所の立て看板や郵便受けが、何者かに破壊されたそうです。

〆はやっぱりなつこさんの漫画で!
ぼうごなつこの#100日で崩壊する政権 https://hbol.jp より

もう一回言います。
『現金を配らないと勝てない』 
『みんなやってるんだから』 
こんなことを選挙時に、党内議員に言ってるんですよ。
検察は自民党の重鎮はもちろん、自民党議員全員を調べるべきなんじゃないですか?
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父を祝う日

2020年06月22日 | 家族とわたし
大統領予備選挙の投票用紙が送られてきました。
今回の投票は、COVID-19の影響で、投票所に行かずに各自が郵送で行うことになりました。
この3年と7ヶ月の悪夢から解放されるかどうかの一票です。

さて、こちらもぼちぼちと外出ができるようになってきました。
一部のレストランは、店周りの外にテーブルを出せるお店なら、食事を提供しても良くなりました。
スーパーマーケットはまだ入店人数の制限があるので、客が多い時に行くと外で待たなくてはなりませんが、品揃えは普段と同じ状態になりました。
トイレットペーパーも普通に買えるようになりました。
でも店内の建物に入ることができるのは日常必需品を売っているお店だけで、その他の品物は外で販売ができるお店でしか買えません。
今や断トツ世界一の感染者数と死亡者数を抱えるアメリカの、第二位を維持してしまっている州なので仕方がありません。


先週の土曜日は、夫の父の80歳の誕生日を祝いに、実に4ヶ月ぶりにみんなで集まりました。
夫の両親と姉家族はペンシルバニア州に住んでいます。
なので道中の両側はずっと、こんな感じの景色が続きます。


姉の家の前庭のとても大きなビーチツリー。日本語名がわかりません。

ソーシャルディスタンスをとって、テラスで会食しました。

母が焼いた父の好物、アップサイドダウン・パイナップルケーキをいただきました。

このジグゾーパズルはいじめとしか思えない…夫が子どもの頃からあったものだそうです。
こういうややこしい事がなぜか得意な長男が、パズルのピースを種分けして、けっこう埋めることができました。



そして今日21日は父の日だったので、先週の誕生日会にはがん治療中の義父の安全を第一に考えて参加しなかったブルックリン在住の次男&エレンちゃんが、これまた4ヶ月ぶりに我が家に来てくれました。
お好み焼きとニンジンしりしり。今我が家で流行りのおかずです。

次男は会社員&核ゲーマーとしてけっこう有名なんですが、実は卓球もなかなかの腕前です。
なので今日はお手合わせをしてもらうことにしました。
わたしたちが使っているラケットとボールを見てちょっと呆れた様子でしたが、持参してきたラケットを使わせてもらってびっくり!全く違うのです。
ボールにも違いがあることを知りまたまたびっくり。
素振りや型を教えてくれたのですが、それができるようになるまでにどれだけかかるか…トホホ。
でも、夫のように変顔して笑わせたり、めちゃくちゃ打ち返しにくい所を狙ったりしないので、そこそこラリーを続けることができました。
父 VS 息子の一場面。あと一人の方の息子は、クライミングで足首を負傷して治療中なので欠席です。


彼らは近々、ワンちゃんのおとうさんおかあさんになるそうです。
ポメラニアンとハスキー犬のミックスで、種類名はポンスキーというのだそうです。
写真を見せてもらいましたが、めちゃくちゃ可愛い!
これはSNS映像からお借りしました。
この子よりもうちょっと可愛かったです…😅
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ジェーン先生の体験授業「青い目 茶色い目」 と 「人種は存在しない、あるのはレイシズムだ」という考え方を考える

2020年06月21日 | 日本とわたし
昨日の6月19日は『Juneteenth』(ジューンティーンス)という日でした。
わたしはこのアメリカに移り住んで20年も経つというのに、今年のこの日まで知らなかった記念日でした。
アフリカから奴隷として連れて来られた人たちが自由になった日です。
アフリカの人々が、奴隷として売買され、アメリカに連れて来られたのは今から400年ほど前の1600年代。
強制的に連れて来られただけではなく、アメリカに到着するまでの船の中で大勢が亡くなりました。
無事に到着したとしても、まるで物のように扱われ、売られていきました。
売られた先では過酷な労働を強制され、侮辱され、虐待される毎日が続きました。
そのような理不尽な奴隷制度は、それに反対する北部の州と、存続を主張する南部の州との戦争で、北軍が勝利してから2年半後の1865年の6月19日に、テキサス州ガルベストンで廃止されました。

廃止された後も、黒人に対する人種差別はさまざまな形で、さまざまな場所で続いて行きました。
キング牧師らによる公民権運動が広がりを見せ、1964年に人種差別を禁じる「公民権法」が制定されるまでの100年の間に起こった差別の歴史は、映像や文章で残されています。
わたしがこちらに移り住んだ20年の間にも、何度も酷い事件が起こりました。
そして今回の、『BLACK LIVES MATTER』という、今や国際的な抗議行動の発端となった、警官(特に白人)による無抵抗な黒人への暴力事件が立て続けに起こったことで、わたしももう一度ちゃんと現実を見なければと思ったのでした。

さて、この二つの動画を観てください。
もうずいぶん前に公開されたものですが、わたしはつい最近、フェイスブックの友人が載せてくれていたので知ることができました。
題名の「青い目茶色い目」からもわかるように、これは人種差別についての教育ビデオです。

NHK特集
「青い目茶色い目~教室は目の色でわけられた~」 
構成 ウィリアム・ピーターズ 45分
<内容紹介>
1968年4月、アメリカ北西部のアイオワ州・ライスピルの小学校で、人種差別についての実験授業が行われた。
小学3年生の担任であるジェーン・エリオット先生は、キング牧師の死後、黒人指導者に無神経な質問をする白人の解説者の傲慢な態度を見た。
そして、「子どもたちを差別意識というウイルスから守りたい」という思いを持ち、次の日にある実験授業を試みた。
クラスを青い目と茶色い目の子どもに分け、
「青い目の子はみんな良い子です。だから5分余計に遊んでもよろしい」
「茶色い目の子は水飲み場を使わないこと。茶色い目の子はダメな子です」
というように、青い目の人は優れ、茶色い目の人は劣っていると決めて1日を過ごすというものだ。
逆に翌日は、茶色い目の人は優れ、青い目の人は劣っているとして生活する、というものだった。
実験の様子は、ABC放送の「目の色が巻き起こした嵐」と題した映像として残されている。
エリオット先生のこの授業は、差別される側の気持ちを実際に体験し、子どもたちの人種差別に対する考えを変えることができた。
そして、もう一つ重要なことが判明した。
実験授業の2週間前と授業をしている2日間、そして授業の2週間後に、国語と算数のテストを行った。
子どもたちの点数は、優れているとされているときに最高で、劣っているとされている時に最低を示した
そして、授業後は、クラス全体の成績がかなり高くなったという。
2日間の授業で大切なことを学び、その大切なことを学んだという意識が、生徒たちに自信を与え、優れていると言われた時の高い得点を維持できるようになったのだった。
 
エリオット先生は教職を去り、人種差別に対する犯罪がなくなることを願って、全米各地の刑務所や企業で、この試みを行っている
この作品の中にも、刑務所で、職員に対して行われた講習会の様子が紹介される。
実験授業の主旨を説明せずに、目の色によって差別をして講習会を進め、差別された青い目の職員らは、その理不尽さ、深い絶望感を感じることになる。
このように、エリオット先生の実験授業は、大人にも子どもにも、人種差別と真剣に向き合い、人種差別を身近なものとして捉えることを可能にした。

そしてこれは2001年に行われた、大学生を対象にした実験体験です。

ジェーン・エリオット氏 Jane Elliott 
「青い目茶色い目」"Blue Eyes Brown Eyes"
このビデオを台所で一人で観ていると、途中から夫が観始めました。
一人の女性の大学生が、ジェーン先生の態度に反発を感じ、教室から一旦退席し、また戻って来たのですが再び口論となり、とうとう帰ってしまった場面で、夫も部屋から出て行ってしまいました。
まるで戦場の辛さを先に体験させるブートキャンプのようだと言って。

ジェーン先生はこの実験教室をする際に、自分とは真逆の、全く共感を持てない人物に成り切らなければならないので、あとで酷い頭痛に何日も悩まされると言っていました。
その言葉が大袈裟には聞こえないほどに、ジェーン先生の青い目を持つ学生に対する態度は横柄で、良い意味での厳しさとは言えません。
数名の学生が、あなたはただきつい言い方をして怒らせている。
そしてわざと意地悪な暗記をさせて、できないことをバカにしている。
理不尽な言いがかりをつけられた上に謝れと言われるなんて辛過ぎる。
言いたいことがあって手を挙げても、意見を言わせてもらえない。
口答えした人を槍玉に上げて、ただいじめているだけだ。

でも、意見を言っただけで殺されないでしょうあなたたちは、とジェーン先生は抗議を全く受け入れません。
そしてこう言います。
でも、わたしたちは、自分と見た目が違うからといって、考え方や生き方が違うからといって、酷い仕打ちを受けたり殺されたりすることを容認している社会に生きている。
今日、ここで、たった2時間半、酷い目に遭ったとしても、あなた方は単位をもらえる。
社会では、こんな事とは比べ物にならないくらいに酷い目に毎日遭っている人がいる。
彼らは何を言っても「誤解」の一言で片づけられてしまう。
外見同様、中身も違う。それは一人一人に与えられた権利。
その違いを受け入れ認め合い、尊重し合うことが大切。
この授業を受けた人は、非常に深い悲しみを受けた人と同じような反応を示す。
まず否定してから怒り出す。そして折り合いを見つけ落ち込み、最後は受け入れる。
私は授業を通して人々の意識を高め、差別をなくすために立ち上がってもらいたい。

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夫(白人)とわたし(黄色人)は、このビデオについてさらに話し合っていきたいと思っています。
そして今日、こんな記事を見つけました。
とても興味深い内容ですので、みなさんにもぜひ読んでいただければと思います。
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