ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「『218億円騒動』は、大阪市財政を背負う官僚たちが『最後の良心』を振り絞った行動ではないだろうか」by 幸田泉氏

2020年10月30日 | 日本とわたし
すんません、もういっぺんだけ言わせてください。
大阪はわたしにとってものすごく思い出深い場所なんです。
家族や親戚もいっぱい暮らしてます。
そんなんで、やっぱり1日の投票日まで落ち着かないんです、心配で。
今回は自分が今朝出したツイートと、”いいね”した人様のツイートをダァ〜っと並べさせてもらいます。
わたしのんはちょっと言葉遣いが荒いのもありますがご勘弁を。

まずはこの記事から。
一部引用:
自治体再編の根本的なテーマがこの期に及んで激論になること自体、大阪都構想の制度設計が自治体再編としては「欠陥商品」である証拠だ。

財政局の試算は、何としても住民投票で「賛成多数」にしたい松井一郎・大阪市長(「大阪維新の会」代表)の逆鱗に触れ、修正会見に追い込まれたのではないかと推察される。

立命館大学の森裕之教授(地方財政学):
「4人家族で一つの家に暮らすのと、各自が1人暮らしするのとでは、どちらが安くつくかと言うと、明らかに前者。4人バラバラになれば、冷蔵庫、炊飯器、エアコン、テレビなど生活用品を4軒分そろえなくてはならない。それが分割コスト」

「大阪市の廃止・分割」(大阪都構想)が問題なのは、大阪市が4特別区になる分割コストによって行政運営経費が増大しても、国の地方交付税は増額されないことだ。
特別区の歳入は地方交付税で補填されない分割コスト分の穴が空くため、特別区の行政は何かを削る必要に迫られる

特別区がかなり貧乏になることを隠しておくため、法定協議会では分割コストを計算しなかった
「金が足りなくて住民サービスが削減される」では、住民投票で「反対」票が増えるのは間違いないからだ。

嘉悦大学の試算は、行政の実態を知らない学者の「机上の空論」に過ぎないのだ。

「218億円騒動」は、大阪市財政を背負う官僚たちが「最後の良心」を振り絞った行動ではないだろうか。


こんな情報サイトもありました。
投票日

トコーソー、アタシね、今回の住民投票で賛成が多ければ、大阪市がなくなるかもって言われて、最初はピンと来なかった。
でも、いろいろ調べたり考えたりして、大阪市ってウチらの生活にすごく近いって思った。
大阪市独自の制度や施設ってたくさんあって、それがなくなるってどうしても納得できないんだ。
住民サービスは「維持に努める」、でしょ。
言葉遊びはもういいよ。
失業した人がいる。
明日の生活がどうなるかわからない人がいる。
こどもたちはなにが起きてるかもわからないまま、大人に従うしかない。
維新は「コロナは一過性」なんて言ってるけど、とてもそうは思えない
住民サービスを維持するようにがんばる、とか言ってる場合?
すぐにでも対策が必要でしょ?
それをするなら、財源のない特別区じゃなくて、政令指定都市の大阪市だよ。

二重行政のムダをなくさないと大阪は成長しない!

二重行政は今はないって維新も言ってたじゃん!
大阪市をなくすために、二重行政っていうマボロシを見せてるんだよ。

ねえトコーソー、「都構想」ってほんとにいま市民が望んでること?
維新がやりたいこと押し付けてるだけじゃない?
政治の仕事は、効率とか儲けだけじゃ語れない。
コロナでアタシはそう感じた。
アタシは今、自分の手で大阪市を選びたい。
だからアタシは「反対」に投票するよ。

「大阪市を残したって立ち行かなくなるかもしれない!このままじゃいけないんだよ!」

だからさ、これからの大阪をどうしていくか、みんなで考えなきゃいけないじゃん。
今度こそさよなら、だね。


ではツイートの紹介開始です。

儲からない、効率が悪い。
こんなことばっかり言ってる人たちが考えた都構想。むしり取る気満々。


そして先日報道された賛成派に都合の悪い数字を、全力で潰そうとする松井市長と維新の議員、そしてもちろん橋下元市長。


そして毎度お馴染みのネトウヨ著名人の???な擁護。


そして潰されました。個人攻撃で。


yukan @yukankmrさんのツイートより
これは絶対におかしい。
「計算式がない=試算不可能」な都市制度など、策定できるわけがない。
試算できないのなら、それは採用できない制度だ。
財政がどうなるのかわからない都市計画を、松井らはやってるのか?
むちゃくちゃやないか。
許さない。
こんなこと許されるか。

たつみコータロー 前参議院議員 日本共産党さんのツイートより
撤回などしない。
誤報でないのだから当然だろう。 
「当該記事は大阪市への適切な取材に基づいたものです。代表質問後に市が一転して説明を変えたものであり、馬場伸幸氏が当該記事について、代表質問で『重大な誤報』『大誤報』と発言したことは極めて遺憾です」

山下芳生 @jcpyamashitaさんのツイートより
自分たちに都合の悪いデータは、
①データを出した部下に「撤回」させる。
②報道したメディアに「誤報」と決めつけ「撤回」を迫る。
権力者がこれを行えば民主主義は死に、独裁政治が生まれる。
民主主義を守ろう! 
#大阪市廃止にNO


報道された「218億円」というのは、


がんばれ毎日新聞!


大阪市廃止構想の正体

ソウルフードと大統領選挙と大尻もちと

2020年10月30日 | ひとりごと
上の写真は菜園から採ってきた野菜たち。
紫豆と茄子とプチトマトはもうこれが最後。
だけど菜葉はまだまだ元気なのでびっくりする。
適当にケールやカラードグリーンの種を撒いたら、どれもこれも葉っぱがデカいからえらいことになっている。
まるで菜葉ジャングル!
せっかくなので、夫が得意のソウルフード、カラードグリーン(この際ケールもぶっ込んだ)料理を作ってもらった。


大統領選挙がいよいよ後5日後に迫ってきた。
なんだかもう社会全体がピリピリしているっていう感じがする、大袈裟では無く。
今回は、遅まきながら市民権を獲得した息子たち二人も有権者として投票する。
彼らの生まれて初めての投票がこの選挙になるなんて…なんとも感慨深い。

投票は大統領だけじゃなくて、他の案件の投票も同時に行う。

これはニュージャージー州がマリファナを合法化するかどうかの賛否などを問われている。

そして大統領にはもちろん。


どうか我が家の祈りが届きますように!と祈りながら、投票用ボックスに投函する。

共和党が投票の邪魔をして、投票用ボックスを撤去したり、投票しようとする人を邪魔したりしている、という信じられないニュースを見聞きするけれど、この地域ではまずそんなことは起こらないので、それだけでもありがたい。


さて、話をガラリと変えて…。
二階にあるわたしの寝室のベッドには枠が無く、マットレスを床に直置きしている。
起きたらすぐに三つの窓のブラインドを上げるのだけど、ベッドの足元にある窓は手が届かないので、マットレスの上に上らなければならない。
いつものように窓のブラインドを上まで上げ、マットレスを上をズカズカ横切って床に降りようとした時に、すぐ横に置いてある椅子の手すりにパジャマのどこかが引っ掛かり、体が反転した挙句に”くの字”の体勢のまま板間に落っこちた。
一階の台所に居た夫が、何事が起こったのかと慌てて二階に上がってきた。
そりゃそうだろう、尋常ではない大きな音がしたのだから。
久しぶりに目から火が出て、尾てい骨から脳天に痛みが走った。
しばらく立ち上がれないまま、やがて出現して多分3ヶ月は居座るだろうどす黒いアザや、ちょっとした動作にもいちいち痛むだろう尾てい骨の周りのことを想像した。
中二階から真っ逆さまに落ちて庇った手首ごと脳天を直打した時は、あまりのことに痛みを感じなかったのだけど、かえってこういう中途半端なのは現実味があってとても痛い。
まあ下手に手で庇って手首を捻ったりしなかったのはよかった、と思うことにしよう。
事故は大小かかわらず、数個の偶然が重なると、いつだって一瞬にして起こる。
うちは階段を使うことが多いし、一段一段が大昔サイズで大きいので、一歩踏み外すと大変なことになる。
だからたまに、一歩一歩確認してしっかり降りないとな、と自分に言い聞かせる。
なんて書いている間もジンジンと痛んでいる尾てい骨さん、ごめんよ〜😭

なんべんでも言わせてもらいます!大阪のみなさん!維新の会が異様なほどしつこく勧める大阪市廃止には絶対に反対してください!

2020年10月27日 | 日本とわたし
昨日も載せたこの広告、読めば読むほど悔しいやら腹立つやら!
なのでもういっぺん載せさせてもらいます。

この卑怯さをどうやったらもっと大勢の人たちに知ってもらえるのかとジリジリしていたら、
今朝、こんな記事が出ました。

なんで今頃やねん?!と思わないでもありませんが、住民投票の後よりは百倍マシです。
標準的な行政サービスを実施するために毎年必要なコストの合計が、現在よりも約218億円増える??
特別区なんかになってしもたら収支が悪化してまうやん!!
収支が悪化したら当然住民サービスに影響するやん!!

大阪のたつみ前衆議院議員がわかりやすぅ〜説明してくれてます。

上のチラシがいよいよ怪しくなってきました。
いや、怪しいなんか通り越してデタラメですやん。
ほんで極め付けの『特別区長の裁量次第』?!



やっぱりコレやったんですよ、維新の会がしつこくやりたがってる『都構想』っていうのは。

大阪市民のみなさん、お住まいの大阪市の『権限』や『力』や『お金』を悪党らにむしり取られとうなかったら、住民投票に行って『反対』って書いてくださいね!

あかん都構想! しつこい維新の会のダマシにもういっぺんNOを突きつけよう!

2020年10月26日 | 日本とわたし
これ、最初に都構想の話を持ち出した橋下氏本人の口から出た言葉なんで、誇張でもデマでもありません。
大阪府知事をやっている時(2011年当時)の発言です。

こちらは松井市長による悪質なデマ。


それもテレビで堂々と流したのですね、松井市長は。
自分たちが自分たちの都合の良いように作成したものを、財政局が計算したものと言い、それを財務局からのお墨付きであるように主張する。
タチが悪過ぎます。

『大阪都構想』
この名前をつけた時点ですでに大ウソなのに、それを指摘されても無視し続け、とうとう住民投票日が1週間後に迫ってきました。
まだ騙されている人はどれぐらいいるのでしょう?


関係市町村の住民には、住民サービスの提供のあり方というのが大きな影響を受ける。
特に指定都市が廃止になるという大阪市のような場合、権限や税財源の面で格下げとも言える事態が生じて、通常の市町村合併以上に住民の生活などに大きな影響があると考えられます。
ですから、本当に指定都市を廃止して特別区という形にしていいのか、ということについて、住民の意思を尊重する。
そういうことも大事であろうということで、住民投票を必要とさせていただいた。


引用:
11月1日に行われる住民投票。
そこで問われるのは大阪都構想ではなく、あくまでも「大阪市廃止」とそれに基づく特別区設置の是非。

大阪市が廃止されて特別区になることで「激しい行政サービスの低下」がもたされることは決定的

(1)都構想実現のために、最低で20年で「840億円もの巨額の出費」が必要になる
(2)大阪市の4分割で、余計な仕事が増える
(3)大阪市民が自らやってきた「年間2000億円のまちづくり行政」ができなくなる
(4)大阪市を廃止すれば、行政のサービスレベルの低下は避けられない

これですよ、これ↓

派手にデマを並べて関心を呼び、けれども最後の最後に、しかも読み逃しを狙ったとしか言いようのない隅っこに、全ては「特別区長の裁量次第」だと他人に丸投げ?!
うわぁ〜…詐欺ですやん。


では最後に、山本太郎さんが大阪中を周って「大阪都構想」の中身、主にデメリットについて説明してくれてます。
長いですけど、時間見つけて見てください。

大阪都にはならない😭
大阪市は消滅😭
新たに4つの自治体になる😭
大阪市民はする😭
大阪市が持っている権限、力、お金をむしり取る😭
市町村の中では横綱クラスから小結クラスに落ちる😭
本来、大阪「市」のためだけに使えるはずだった「財源や権限」などが、大阪「府」に移譲される😭
大阪府による「カツアゲ」「ネコババ」が始まる😭

続きはぜひビデオで!
【あかん!都構想 街宣】なんばパークス前 れいわ新選組代表 山本太郎 、大石あきこ(大阪5区公認予定者)、平松邦夫 (第18代大阪市長)、桜田 照雄(阪南大学教授) 2020年10月24日 18時

米国「COVID-19はまだ当分居座り続けるだろう」事情

2020年10月24日 | 米国○○事情
季節外れの夏が一度だけ、毎年10月の終わり頃にやってくる。
今年のそれは曇り空続きの、まるで梅雨のような湿気に覆われた、どちらかというと不快な数日間だった。
カラカラに乾いていた空気が妙に生暖かく湿ると、途端に眠り辛くなってしまう。
だからここ数日は超寝不足だ。
それもどうやら明日で終わるらしい。

今年の紅葉はいつもよりきれいで、運転中についついよそ見をしてしまって危ないったらない。
いつも最後に色づく近所の大銀杏の葉が、下からじわじわと黄色くなり始めた。
この木が真っ黄色に輝く頃に、他の木の紅葉は終わっている。


昨日は最後の大統領選挙のテレビ討論会が行われた。
トランプは相変わらずのマスクいらないパフォーマンスを繰り広げ、口を開けば中国がー、オバマがー、ヒラリーがー、バイデンがー、バイデンの息子がーと、悪口のオンパレード。
その声色も口調も卑しいったらありゃしない。
どうしてこんな人のこんな話を聞いてワーワー賛同できるんだろうと、巷で言われている40%の支持者の気持ちがまるでわからない。
「移民は知能が低い」だの、「COVID-19は中国のせい」だの、お決まりのセリフも何度も聞いた。

投票日は来月の3日。
多分大揉めするだろうから投開票が終わるのは3日以降になると思うけど、この男を政治の世界から追い出せる日になることを祈るばかり。


オンラインレッスンを始めてから7ヶ月以上経った。
わたしはもちろんのこと、生徒も、そして生徒の家族もすっかり慣れた。
一人の子どもに付き数カ所の課外活動場所までの送り迎えに奔走していた母親たちにとっては、かなりの負担減になった。
もしかしたら、元のレッスン形態に戻ると面倒だな、と思っている人がいるかもしれない。
対面授業を再開した学校、店内に客を入れ始めたレストラン、人数制限を守ればパーティーをやってもいいと決めた自治体。
10月に入ってからぼちぼちと元の暮らしに戻していこうとしたのだけど、やっぱり隣町の新規感染者数が5倍に増えた。

だからまだ、対面レッスンを全面的に再開する気持ちになれない。
今もオンライン授業を受けていて、他の習い事があってもそこでの感染対策が徹底している場合のみうちで教えることにした。
小さい子がマスク姿でやって来る。
わたしももちろんマスクをつけているので、お互いの表情が良く見えない。
今のところ大人が3人、まだ始めたばかりの小さな子が2人、うちに来てレッスンを受けている。
わたしは2週間に1度ぐらいの割合で検査を受けて、陽性で無いことを確かめる。
トランプは自衛に励む市民や自治体を、「コロナコロナと恐がってばかり」と小馬鹿にしてウケを狙う。
彼の新型コロナウイルス感染体験の全てを知るわけではないが、施された治療が尋常のものではなかったことは明らかで、それにどれほどの費用がかかったのかもわからない。
なのにそのことは棚に上げ、副作用に重大な問題が発生し続けているワクチンがなぜか彼の頭の中ではあと数週間で使えるようになり、22万人も亡くなったアメリカ社会からCOVID-19が消え去るようなデマを吐く。
そしてそれに乗せられて感染予防をしない市民や自治体が現れる。

トランプが目の敵にしているニューヨーク州クオモ知事が、111日間に渡って行った対応を、毎日欠かさず見てきた。
いろんな事が起こり、いろんな気持ちが交錯した。
でも、為政者が市民の命と暮らしに深く強くつながるとはどういう事かを実感できた4ヶ月間だった。
収入が途絶え、物品が無くなり、目に見えないウイルスの存在に怯えたけど、何か大きなものに守られていると思えた。
ロックダウンによって経営不能になった店や失業した人たちがいる中で、COVID-19特別失業保険を受給してもらえた夫や、オンラインに切り替えて教え続ける事ができたわたしは運が良かった。
COVID-19によって人生を破壊された人、苦境に立たされた人のために、そうでないわたしたちに何ができるかを考えている。


霧雨が降った日、いつも同じ場所に現れるでっかい蜘蛛の巣が、水玉飾りでキラキラ光っていた。


製作者はこの方。階段を降りるたびにこの巣に引っかかるのですごく困る…。

ちょいとピンボケ。



COVID-19はまだ当分居座り続けるだろう。
ブラジルでは、ワクチンの臨床試験をしていた参加者に死者が出た。
イタリア北部のミラノでは、22日から夜間外出禁止になった。
世界の感染者数は4千万人を超え、死者は112万人に増えた。
空気が乾燥して、換気がしにくくなる冬。
正念場だ。

五輪情報に精通している本間龍さんのスクープ!!『IOCが東京五輪中止を日本に通達』!!

2020年10月22日 | 日本とわたし
昨日、かなりガッカリしながらこんなツイートをしました。

さらにガッカリしたのは、上で書いた追加の設備費や人件費で増えるコストは3000億円ではなく6000億円だと知り…、

うわ〜と思っていたら…。

中止なんですってよ〜!!

本間龍さんは、ずっとずっとずっとずっと東京五輪の情報を根気良く伝え続けてくださっている方です。
なのでこのスクープは他のどの方からの情報よりも信用できると思います。

『GoToキャンペーン』は大手旅行代理店と自民党が仕掛けた『強盗キャンペーン』😱

2020年10月22日 | 日本とわたし
強盗キャンペーン、もとい、GoToキャンペーン。
これは政府主催の『未来投資会議』とやらで今年の3月初旬に決まったもので、もちろんそのメンバーには政商竹中氏がいます。
竹中氏と言えば利権作りの亡者、彼は日本社会に派遣労働者を蔓延させた張本人、派遣会社パソナの会長です。

さて、どうして『強盗』と言われているのでしょう?

一日当たり
事務局長=6万9800円
部長クラス=5万5300円
課長(係長)クラス=4万8700円
という驚きの金額です。
さらに、その人数を知ると驚きを通り越して怒りがこみ上げてきます。
事務局長=59名
部長クラス=213名
課長(係長)クラス=2315名

時間がある方はぜひ計算してみてください😱

しかも、聞いたところによると、事務局では仕事らしい仕事が無いと。
そして日当は大手出向社員各個人ではなく、その人物が所属している会社に振り込まれているというのです。
その会社というのは大手旅行代理店。
ここでもまた利権をまず与えて献金で返してもらう自民党パターンが見え見えです。
そしてこの凄まじい額の人件費は、不透明な使い道の一例に過ぎないのです。
さらに、この高額日当問題について、『GoToトラベル事務局』からスタッフに対し、「情報統制」を求める指示を出していたようです。

学術会議の学者に支払われる日当が2万円で大騒ぎして、しかも見直すなどと言い出している悪徳政治屋たち。

ほんとに腹立ちますね。

秋だから

2020年10月20日 | ひとりごと
ブログを書くこと。
また考えている。



家探しで大いに悩まされていた頃に、ちょっとした愚痴メールを友人に送ったところ、それがこのブログの一番最初の記事になった。
友人が、ほら、こんな感じで日頃思ってることを書いていけばいいんだよと、軽い気持ちで始め方を教えようとしてくれただけだったんだけど、気がつけばもう12年以上も書き続けている。
干支が一回りした。
始めてから2年半後の2011年に原発事故が起こり、目が覚めたわたしは社会や政治のことを自分のこととして考えるようになり、記事の内容がガラリと変わった。



12年の間にいろんな事があって、いろんな人と知り合った。
直に会って友だちになった人もいる。
このブログを書いていなかったら、絶対に知り合えなかった人たち、絶対に見えなかった世界だ。



毎日日記みたいに記事を書き続けた。
原発事故後は、その記事が複数になった。
ある日急に息が切れて一つだけにしようと決めた。
そして今、毎日は辛くなって日が空くようになった。
自分が知りたい事、知った事、伝えたい事、書きたい話は今も毎日ワンサカ見つかる。
見つけたらできるだけ幅広く読んで、バラバラの話を一つにまとめる。
言いたい事があちこちに飛ばないように、つながりをつけながら終えられるようにしようとすると、いつも思った以上に時間がかかる。
でもやりたいからやった。
途中で何度もやめようかと思ったけど、やっぱり気持ちが戻ってきた。



もうすっかりわたしは政治的になって、頭の中は日本とアメリカの政治の話でいっぱいだ。
ピアノを弾いている時、ピアノを教えている時、陰ヨガをしている時、猫の背中を撫でている時、眠っている時以外は、ほぼ考えている。
というか、生活が政治に深くつながっているから、考えないわけにはいかない。



あと2週間で大統領選挙がある。
うちは投票用紙に記入して、投票専用のボックスに直接入れに行く。
トランプ陣営が何やら訳のわからない事をしたり言ったりしているが、わたしの暮らす町の人たちのほとんどは、多分民主党を応援している。




だから散歩していても胸がザワザワしないで済む。
でも、ここ数日、この町の感染者数がいきなり増えた。
2週間前の少なかった頃の5倍だ。
原因は何なんだろう?
対面授業を始めた学校がちらほら出てきたからだろうか?
みんな油断なんで全然していないのに。
やれる事は全部して、本当に気をつけているのに。
COVID-19年のハロウィーンは、一体どんなふうに子どもたちを楽しませてあげられるんだろう。
近所の家々は、いつもより本気度が高い。






この家の人たちのように、自分たちの思いをこんなふうに書いて伝えようとする人が増えてきた。


一人、また一人と、自分の身の回りで、自分の暮らす町や村で、自分が生まれた国で、遥かに遠い場所で起こっている物事を、もしも自分がその人だったら、もしも自分がそこに居たら、そう想像して考える。


辛くなったりしんどくなったり憤ったり無力感に襲われたり、心はいろんなところに揺れ動いていく。


物事の根っこはつながっている。
だけどだからといって、一つを引っこ抜くとみんな一緒に抜けてくる、というような単純なものでもない。


自分で選んで自分で決めて毎日歩いてきた道は、わたしがどこに行こうとしているのかを教えてくれない。


でも歩くよ、多分、これからも前に。
ただ…ほんの少し疲れたので、ベンチに座って休憩したり、ペースをうんと落としたりして、気持ちの補充をしようと思う。

カエデの爺さんの葉っぱもそろそろだね。



「インパール作戦の朝ドラも、学術会議のお昼のニュースも、まっすぐにつながっているテーマだ。今日のNHKは冴えていた」by 川嶋均氏

2020年10月16日 | 日本とわたし
東京藝術大学でドイツ語を教えておられる川嶋均さんの、Facebookへの投稿が胸にしみました。
紹介させていただきます。

今朝のNHK朝ドラ『エール』は、オープニングの音楽もない異例のスタート。
インパール作戦が進行中のビルマのジャングルを、慰問に訪れた主人公の作曲家が、壮絶な戦闘に巻き込まれるシーン。
朝食の箸も止まってしまい、ただ息をつめて見入る15分間。
大勢のむごい死を目のあたりにし、「ぼく知らなかったんです、ぼく何も知らなかったんです」と、ふるえながら涙を流す主人公のラストシーンに、もらい泣きする。

戦場の現実、戦争の意味を知らぬまま、戦意高揚の戦時歌謡を次々ヒットさせ、若者たちを戦場に送り込むことに加担してきた自分の罪に、初めて気づいたということだろうか。
実在の作曲家・古関裕而がモデルになっているとのこと。
このあと彼はどう戦時を生きていくのだろう。

この朝ドラのチクルスを見始めたのは、物語もだいぶ進んでしまってから。
戦争に利用され、軍国主義に巻き込まれていく芸術家の生き方を描くまじめな姿勢に引き込まれ、最近は毎朝見ている。
これから始まる戦後に入ってからのシーンでは、歴史考証で、ときどき我が家にも(母のところに)ディレクターから電話がかかるようになり、これからはそうした興味も加わってくる。
(まうみ注・お母さまのみどりさんは看護師、看護学者、日本赤十字看護大学名誉教授です)

正午のNHKは、日本学術会議関連のニュースが3つも続いた。

1つ目は、首相の人事介入問題で、自民党が学術会議のあり方を検討し直す作業チームの初会合が開かれたニュース。
今後、政府から独立した機関としての学術会議のあり方を見直すかや、大学での研究を軍事政策にいかす方策について検討していくという。
介入への厳しい批判などどこ吹く風で、逆に学問の軍事利用にこれを利用しようとするとは、自民党はおそろしい集団になってしまった。

2つ目は、任命されなかった6人も呼びかけ人や賛同者に名を連ねる「安全保障関連法に反対する学者の会」が、今日午前、6人全員の任命を求める声明を発表した記者会見のニュース。
声明文を読み上げる佐藤学先生(学習院大学特任教授)の姿。
「日本学術会議法は、戦前、戦中の国家による学問や思想の統制に対する反省に立ち、政府からの独立性をうたい、総理大臣の会員の任命権を制約している。
学術会議が選考・推薦した者を首相が任命しないことは、明らかな違法行為だ。
学問の自由を侵害し、思想表現の自由の抑圧につながりかねない」
つづいて、小熊英二先生(慶應義塾大学教授、歴史学者)、内田樹先生(神戸女学院大学名誉教授、哲学者)のコメント。
最後に、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英先生からの直筆で、
「菅首相が、こんな乱暴なことをした、ということは、歴史上長く糾弾されるだろう。
戦争の反省の上に作られた"日本学術会議"に汚点を残すものである」とのメッセージが、画面にきちんと映し出される。

ニュース3つ目は、今回の首相の人事介入に関与したとされる杉田官房副長官の、国会出席を野党4党が自民党に求めた件。
これは民主主義への挑戦だとする立憲民主の安住国対委員長のコメント。
「前例のないことだ」と杉田氏の国会出席をしぶる、自民党の森山国対委員長。

「前例をやぶるのが菅政権の売りなんでしょ。破ってみなさいよ」と、画面を見ながら家人がポツリ。

インパール作戦の朝ドラも、学術会議のお昼のニュースも、まっすぐにつながっているテーマだ。
今日のNHKは冴えていた。(2020年10月14日)

◆日本学術会議めぐり大学教授らが声明 “6人速やかに任命を”(NHK News Web 2020年10月14日)

この記事にはたくさんのコメントが入りました。
それを読んだ川嶋さんのコメントです。

皆さん、ありがとうございます。
朝ドラについて、見たままの短い描写と、ニュースの内容についてかいつまんだ記録を並べただけの投稿に、こんなにたくさんのレスポンスをいただき、とても驚いております。
それだけあのドラマの回に、皆さん感じるところが大きかったのでしょうし、学術会議をめぐる介入事件のあまりの深刻さに、危機感が募っていることの現れでもあるのかと受けとめてます。

現政権が、あらゆる意味において、あきらかに戦争へと向かおうとしているとしか考えられない今の状況を、かつての歴史と重ね合わせ、言論表現への抑圧がどう達成されていったのかや、芸術家達の生きざまについて、最近考えることが多くなってますので、今回のドラマからはいろいろ考える材料をもらっています。

インパール作戦については、去年BS1スペシャルとして放送され、今年も再放送された「戦慄の記録 インパール」がよかったですね。

それにしても菅政権と自民党が、まるで絵に描いたような学問への介入を、ここまで露骨に行うことに、驚いています。
教育分野では、教育基本法の改悪という大きな動きが安倍政権下でありましたし、銃剣道の復活とか、たった今騒ぎになっている、中曽根氏葬儀への弔意を示すよう全国の教育機関に政府が通達を出した問題とか。
この人たちは、ぼくたちが平和憲法を享受してきたこの70年あまりの間も、ただひたすら軍国主義復活の憧憬のなかで生きてきたのでしょうか。
議論のかみあわなさ、価値観のギャップのあまりの大きさ...。
日本の状況は、トランプに分断されるアメリカと、相似形のようにも見え、愕然とさせられます。

戦争がどれだけ悲惨な結果を国民に強いるものなのかということを、徹底的に学び、心をもって徹底的に伝えていくほかに、道はないと思っています。
芸術の果たす役割はその意味でも大きいですね。


今はこちらでも、社会が大きな岐路に立たされています。
進んではいけない方の勢力には妙な勢いがあり、いやそれは勢いというより乱暴という方が正しいのですが、いよいよ黙って眺めている場合では無いところに来ているような気がします。

これはいきなり現れたものではなく、長い時間の中でくすぶっていたもの、あるいは頭角を現すチャンスを伺っていたものであり、わたしたちはその存在に気づきながらも、日常の暮らしに追われて知らないことにしてきたものばかりです。

総理大臣だから、大統領だから、何でも自分の思い通りに決められ、やりたい放題できると思っている人が今、日本の総理大臣とアメリカの大統領をやっています。
勘違いではなくてそういうことができるように、システムや法律や人間を変えてきた。
そしてどんなに批判を受けても無視し、ゴリゴリと押し通してくる。
総理大臣も大統領も、誰がやっても同じだ。
投票に行かない人がよく口にする言葉です。
いいえ違います。
総理大臣も大統領も、安倍晋三や菅義偉、そしてトランプのような人物がやると国が一気に壊れます。
彼らが政治の頂点に立ってから、これまで隠れていた醜い思想の持ち主や差別主義者らが、堂々と表に出て来るようになりました。
これまでは大きな声は出せなかった人たちが大声を上げています。
こんな社会を放っておくわけにはいきません。

スーパーフードパウダーズと液体葛根湯と血圧計と

2020年10月15日 | ひとりごと
今や鍼灸師&漢方医の夫が作ったスーパーフードパウダーズ。


いろんな粉が混ざっている。
バオバブの実、 クコの実、ココア、ビーツ、抹茶、緑黄野菜、麻の種、チアの種の粉末。
これを大さじ2杯、ヨーグルトとアーモンドミルクとバナナを加えてまぜまぜしたところに、ヘーゼルナッツを足して食べていたのだけど、

今日は突然思いついて…柿の種を混ぜてみた😅
見た目はヒジョーに悪い!けれども柿の種の塩味と歯ざわりがかなりイケる。



さて、最近、我が家では血圧を測るのが流行っている。
そのわけは…。

来月に86歳になるわたしの母が、今年の3月に受けた頸椎の手術の後ずっと体調を崩していて、食べるのも歩くのも大変な状態になってしまった。
彼女が手術を受けることを本当は止めたかったのだけど、一度言い出したら誰の言うことも聞かない母なので、やりたいようにすれば良いと放り投げてしまった。
もしもあの時、もっと思いやりを持って必死に止めていたら止められたかも知れないと、すごく後悔した。
母がこんな風に苦しくなったのは、わたしのせいでもあると思って悲しくなった。
それで毎日電話をかけることに決めて、母の話(95%が自分の健康や夫に対しての愚痴なのだけど)を聞くことにした。
そうこうしているうちに、母がわたしの意見を聞き入れるようになってきた。
それでもしかしたらと思って、近所の鍼灸師に治療してもらったらどうかと提案した。
前に勧めた時は無碍もなく断られたが、今回は試してみようかなと言って、早速行動に移した。
どうなることかとヒヤヒヤしていたけれど、幸いなことに相性も合って通うことになった。
家から歩いて10分もかからないご近所さんなのだけど、そこまで歩いて行くこともできなくなって車で送ってもらっていたら、向こうから訪問治療をしましょうと言ってくれて、週3回の自宅治療が始まった。
治療ごとに不平不満が続出するのだが、それを一つずつ和らげて解していくのがわたしの仕事だ。
でもここでも母はすごく変わった。
以前だと何を言っても聞き入れてくれなかったけど、今では「そうかなあ、そうかも知れんなあ、わかった、そう思う(する)ことにする」と言って、好転反応でしんどくなっても辛抱してくれるようになった。
本当にありがたい。

という毎日を過ごしていたのだけど、10日ほど前に、どうも微熱があり喉が痛くてゾクゾクすると言う母に、通いの鍼灸師も夫も揃って、葛根湯をぬるま湯で飲んで様子を見てと指導した。
そこで母に頼まれて薬局に行った義父が、薬剤師に勧められて買い求めてきたのが液体の葛根湯だった。
その液体の葛根湯は、見た目が栄養ドリンクのようなもので、大人は一本を飲み干してくださいと書かれてあったので、母はとりあえず飲んでみたのだけど、3分の1も飲まないうちに気分が悪くなったらしい。
けれども飲まなければならないと思った母は、そのまま無理をして飲んでしまった。
直後から目眩がして吐きそうになり、みるみるうちに最悪の状態になった。
それから丸3日間、酷い倦怠感と吐き気、そして目眩という、とても重い副作用に襲われてしまった。
そして血圧を測ると、下の数字は忘れたが、上が195という、普段は全く平常だった母からするととんでもなく高い数字が出て、慌てて病院に行かせて降圧剤を処方してもらった。
医者が降圧剤は一度飲むと一生飲み続けなければならないと言ったと言って、母はもう少し様子を見ると言っていたが、夫はそんなことは無いからとにかく今すぐ一錠飲んで血圧を下げてとお願いをした。
実際に脈や舌を診ていなかったし、何より母の体重や年齢を考えて摂取する量を教えるべきだったと、夫はかなりショックを受けていた。
けれども、液体の葛根湯などというものがあることを知らなかったし、わたしたちが考える葛根湯は小さなパッケージに入った粉で、それをぬるま湯で飲むというイメージしかなかった。

結局母の血圧は、液体葛根湯ショックが体の中から抜けてからずっと、平常に戻っている。
吐き気や倦怠感も無くなり、とりあえず食欲も戻ってきた。
寒い季節に向かっているので、バナナとヨーグルトという、どちらも体を冷やす朝食を止めて、ご飯に切り替えるようにお願いした。
やれやれ一安心、である。


ということで、今我が家では血圧を測るのが流行っている。
夫は上が100以下の低血圧、わたしはプチ高血圧。
きっと体重がこの10ヶ月で3キロも増えたせいだ…😭

体温は平常。(97.3℉は36.2℃)