ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

七夕サロンコンサート♪

2018年07月09日 | 音楽とわたし
二度目のサロンコンサートを、七夕の日にやった。
前から決めてあった日だけれど、高温高湿度&熱帯夜が続いていたので、一体どうなるんだろうと心配していたら、
前日の金曜日の夕方からスルスルと湿度が下がり、それとともに気温も下がり、当日の土曜日は朝からなんとも爽やかな、まるでカナダの湖畔のような天気になった。
人がたくさん集まる日だったから、本当にありがたかった。
空に手を合わせて感謝した。

朝からバタバタバタバタバタバタバタバタ、何回繰り返して言っても足りないぐらいに、掃除やら片付けやら料理やら楽譜の用意やらでてんてこ舞い。
こんなギリギリじゃなくてもっと早くからやっときゃいいのに…いつものごとく、もう一人のわたしがため息交じりで文句を言う。
次は絶対にもう少しうまくやるぞって…前回もそう思ったことを思い出して苦笑い。


今回は、高校生のソフィアちゃんと小学生のルウナちゃんがヴァイオリンを、ACMA仲間のサイモンとジェーンがピアノを演奏してくれた。
ジェーンのピアノ伴奏で飛び入りで歌ってくれた親愛なる元大家さんのリズ、ブギウギを即興で演奏してくれたジャーンと夫、そして即興演奏が大の得意のソフィアちゃんは、サプライズの楽しさをみんなに分け与えてくれた。
























加えて、みんなが持ち寄ってくれたご馳走の素晴らしいことったらもう!
















楽しいおしゃべりの輪があちこちに。







のんちゃんが持ってきてくれた。



次回は秋か冬にまたやるよ♪
ルウナちゃん、今度もお味噌汁いっぱい作っとくからね!
ステラちゃん、今度はピアノ弾いて聞かせてね!
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助けてくれたみんな、支えてくれたみんな、本当に本当にありがとう!

2018年03月25日 | 音楽とわたし




気がつくと全部暗譜できていたというくらい練習した曲を、昨日、無事(詳細に言うと無事とは言い切れない…)に弾き終えることができた。

指の故障でピアノが弾けなくなって、ドスンと落ち込んで、なんとかならないかなあと考えられるぐらいに気持ちが復活して、カフェインと砂糖とアルコールを断てと言われて泣く泣く実践して、
そしたらじわりじわりと痛みが和らいできて、もしかしたら大丈夫かもしれないと試し弾きしたらやっぱり痛くて、また少し落ち込んだけどストレッチと食べ物の制限を続けていたら、
丸2年ちゃんとした曲を弾けずにいた指の痛みがほとんど無くなって、無茶さえしなければ故障前のような練習をしても大丈夫なまでに復活した。

よっしゃ〜今年はオーディションに挑戦するぞ〜!と意気込んでたけど、一緒に演奏してくれる人が見つからなくてほぼ諦めていたら、
エリオットから急に、決まってたパートナーが何の連絡も無く練習に全く現れなくて、だからもう他の人に頼もうと思って、曲をまず聞いて返事をして欲しい、という連絡がきた。
オーディションのわずか10日前だったから、とりあえず曲を聞いて、10日でなんとかなりそうかどうか判断してから返事すると言ったのだけど、もう気持ちは決まっていた。
フォーレの曲は、連弾以外は勉強したことが無くて、いつも弾いてみたいと思っていた。
聞いてみると、一目惚れ、いや、一耳惚れした。
それはそれは美しくて、流れがあって、いろんな思いが見え隠れして、ヴァイオリンとピアノが絡み合って愛を奏でている。

ああ弾きたい!と思ったから、10日間は文字通り狂ったように弾いて、とりあえずオーデイション用の演奏を仕上げることができた。

エリオットは息子よりちょいと年上の若者で、一緒にじっくり練習してみると、なんとも純真で素直で、音楽に対する強い思いとエネルギーを持つ、そして他人をものすごく思いやることができる人だということがわかった。
去年の暮れからやっとお尻に火がついて、細かいニュアンスについて話し合ったり、音程を一音一音修正したり、大きな流れを作るための調整をしたり、
マンハッタンとうちは、電車でもバスでも車でも、なぜか30分弱という距離なんだけど、仕事が終わってからの練習通いは、彼にとってかなり大変なことだったと思う。

弾けば弾くほど好きになる曲で、だからこそ素敵に仕上げたいという思いが募って、正直言うともうこれ以上弾きたくないと思うほど弾いた。
今回初めて挑戦したこともあった。
完成したとは言えないけれど、挑戦したことで得られたものは、これからの演奏に活きると思う。

そして、ピアノ弾きの友だちが、本当に親身になって助けてくれた。
実際に弾くのを聞いてくれたり、助言をくれたり、たくさんの励ましの言葉をかけてくれた。
何かというと自虐的になるわたしを、何度となく窘めてくれた。

催眠療法のセラピストさんは、良い暗示を自分に与えることを教えてくれた。
夫が選んでくれた落ち着きを与える漢方薬を、確かにカバンの中に入れたはずなのに、どんなに探しても見つからなかったけど、パニックに陥らずに本番に臨めた。


今回の舞台は3年ぶりで、だからちょっと特別にと思って買った勝負ドレス。


なのに、本番30分前の控え室で、うっかりとお味噌汁をボトボトとこぼしてしまった?!
歩くとほのかに味噌の香りが漂う、不思議なドレスに…。
さらに100メートル走でもしたのかと思うぐらいに汗をかいたので、早速今日はぬるま湯で手洗いした。

エリオットが色合わせの紫のベストとネクタイを身につけてくれた。




演奏が終わって放心状態。


エリオットの家族、そして夫とわたし、それから友人たちと一緒に近くのダイナーでお疲れ会。


エリオットといつも素晴らしい音楽を演奏するとしちゃんは、わたしたちにとってすごく頼りになるコーチ役を引き受けてくれた。



さっき、恐る恐る、昨日の演奏の録音を聞いてみた。
ちょこちょこと小さなミスや音程のズレがあるけれど、わたしたちはとても溶け合っていて、感じあっていて、音楽に勢いがあって、それがとても嬉しかった。

助けてくれたみんな、支えてくれたみんな、本当に本当にありがとう!

******* ******* ******* *******

昨日はMARCH FOR OUR LIVES 2018が、全米各地で行われた。
ワシントンD.C.では、なんと80万人もの人が通りに現れた。
マンハッタンでも大きな行進があった。
残念ながら本番当日と重なったので、さすがに参加できなかったけれど、各地の様子を写した写真をここに載せておこうと思う。
こういった集会や行進が当たり前のように行われ、市井の人々の声がしっかりと反映される社会のシステムや法律が生み出されることを心から願って。









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雪とドレスと練習と、そして心からの感謝と

2018年03月22日 | 音楽とわたし
春分の日に降った大雪…。


降り始めにはっと気がついて、またクリスマスローズ大救出作戦を実行した。





とうとう明後日が本番。
催眠療法の先生と約束して、心がザワザワすること、イライラすることから離れて、心地良い状態を保つために、ブログの記事を書くのを中断してから10日。
ついつい覗いてしまうツイッターやフェイスブックの、リツイートとシェアだけはどうしても止められず、だから書きたかったな〜と思うことがどんどんたまってしまう。

でも、往生際が悪いというか、性懲りがないというか、しぶといなあほんとに…。


さて、コンサートの話。
コンサート用の服はいつも、ほとんど上下バラバラの応用が利くものを買い、それらを適当に組み合わせて着ていたのだけど、
今回は、指の故障で仕方なく弾くのを止めていた3年間の、なんとも言えない喪失感を乗り越えた、晴れの復活コンサートなので、

18年ぶりに、ちゃんとしたドレスを着ることにした!
エリオットと二人で、テーマとなる色を話し合って、どちらも好きな紫色に決めた。

よっしゃ、見つけるぞ〜と意気込んで店を覗いたりインターネットで探したのだけど、店のは高価過ぎて論外、インターネットは着ているモデルと自分の差が大き過ぎてイメージがわかず…。
でももう時間が無い!
焦りに焦って、近くのアウトレットモールに出かけた。
そして思い切って、ブライダル衣装の専門店に突入した。

いやもう、どんだけ背が高い人が着るんですか?!みたいなドレスが、店内いっぱいに展示されている。
何百着もあるドレスのほとんどが、肩丸出し腕丸出しのデザインで、まあ普通ドレスっていうとそうなんだけど、わたしの最大のコンプレックスが肩と二の腕なので、選択肢が極めて少なくなってしまう。
値段だって低ければ低い方がいい。
するともっともっと狭まってくる。

ほとんどヤケクソで、70%オフの売れ残りドレスを一つ一つ調べていたら、すごくきれいな紫色のドレスが見つかった。
サイズは米国サイズの8。
いいねいいね〜。
さっそく試着してみた。
肩紐が長すぎるけど、上半身は(胸の位置を除いては)珍しくぴったり。
だけど、丈が長い!殿中でござるな丈の長さだ…。
しかもドレスの生地は両脇の所までしか無い。
だからそこから上はすっぽんぽん?!
なので、短い丈の、ひらひらと軽いカーディガンを探さなければならない。
あ〜めんどくさ!!

で、とりあえずどちらも見つけてレジに行くと、結局250ドルだったドレスを50ドルで買えることがわかってびっくり!
いやあ、思わぬお買い得感に浸りながら家に戻ったのだけど、難所の隠し役のカーディガンがペラペラ過ぎて、ピアノを弾いているとズルズルとずり落ちてくる。
これではまるで遠山の金さんではないか!
そこで、またもう一回、同じ店に出向いて行った。

ともあれ、演奏に必要な物が揃った。
練習は嫌になるほどやってるけど、必ずどこかでコケるのが直らない。
わたしが勝手にユジャ・ワン奏法と名付けているピアニッシモで美しく粒を揃えて弾くというのも、どんなにトライしても、録音を聴くとがっくり…な結果で、今回のコンサートに間に合う可能性はかなり低い。

でも、こんなふうに曲を学べること、学ぶ時間が持てること、こんな機会が持てることに、どんなに感謝してもし足りないと思う。
わたしに音楽を学ぶきっかけを与えてくれた両親に、くにゃくにゃのどうしようもない指を、ピアノを弾ける指に仕上げてくれた先生に、ピアノの道をすっかり諦めたわたしを引っ張り戻してくれた先生に、
わたしを相棒に選んでくれたエリオットに、練習に集中できるよう何処かに雲隠れしてくれる夫に、練習に付き合ってコーチしてくれる友だちに、自分を信じられるよう励ましてくれるセラピストや友だちに、
そして当日、時間を工面して、お金を払って、演奏を聴きに来てくれる家族や友だちに、感謝の気持ちでいっぱいだ。

作曲者フォーレが結婚を夢見ていた女性、マリアンヌ・ヴィアルドとの恋愛が反映された、とても幸福な、そして激情がほとばしる曲想を、親子コンビのエリオットとわたしがどこまで表現できるか。
明日の晩の最後の合わせ練習まで、お互いにギリギリまで、できる限り頑張ろうなと励まし合いながら、今日も個人練習をした。


もう何代目かもわからないお味噌。膜の張り方が半端じゃなかったけど、とてもまろやかで甘みのある味。


毎朝毎晩、マグカップにお味噌と刻みネギを入れ、熱湯を注いでいただいている。
本番当日は、玄米あずきおにぎりと一緒に、味噌汁も持って行こう!
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ちょっとくよくよタイム

2018年03月11日 | 音楽とわたし
雪がサラサラの粉雪から湿って重たい牡丹雪に変わろうとしていた時、思い出して慌てて外に出た。
なぜか満開になっていたクリスマスローズに、重たい雪が降り積もらないようにしないとって思ってたこと。

ちょうど、全体に覆いかぶせることができそうな、ゴミ箱の蓋があったので、花の高さに合わせるためにレンガを柱にして被せた。


雪が溶け始め、蓋をどけると、よかった…守ることができた。





昨日は24日のコンサートのための、ドレスリハーサルが行われた。
エリオットとわたしは、金曜日の晩に、なんとなく弾いてしまっている速い音符を、ちゃんと歌いつつ互いの音を感じながら弾く練習をした。
ゆっくりのテンポで何度も何度も弾いているうちに、これまで得たことのない一体感を得ることができた。
あっという間に時間が過ぎて、マンハッタンに戻らないといけないエリオットをバス停まで見送り、明日は頑張ろうと思いながら寝た。

当日の昨日、エリオットのアパートメントで軽く合わせ練習をして、会場のホールに向かった。

本当によく練習しているし、ちゃんと弾けるのに、そして催眠療法で得た自分への励ましやポジティブな思考も駆使してるのに、
わたしはまた、弾き始めた途端に混乱し、小さなミスを何度も繰り返した。

すごくショックだった。
バカみたいだけども、わたしはもうダメなのかもしれない、などと思った。
ピアノは弾けても、人前に出るとうまくいかない。
人前で弾くということが、わたしには向いていないのかもしれない。
そういうことができる強さが、わたしには決定的に足りないのかもしれない。
ピアノ弾きの中には、そんな人もいる。
わたしはその中の一人なのかもしれない。
そんなことを思って、すごく悲しくなって、いや、今はそんなことをくよくよ考えている場合じゃないと、自分に言い聞かせた。
残された2週間でなんとか立ち直らないと、パートナーのエリオットに申し訳が立たない。

これから本番までの2週間、エリオットは週に2回、合わせ練習をしにやって来る。
最後まであきらめずに、いろんなことを試してみて、自分たちにできるだけのいい演奏を目指して頑張ろうと話し合った。

エリオットは、心の病気を抱えた友人を見舞ったり、彼の知り合いや母親の頼みを聞いたり、自分のアパートの一室を寝泊りに貸したりして、
それが彼らしいといえば彼らしいのだけど、この2週間は自分のことを一番に考えて欲しいと切に願う。

わたしも、ブログに書きたいことは山ほどあって、何も行事が無くても書ききれないほどだけど、
そして今、政局は大変な山場を迎えているし、7年を迎えた東北大震災と原発事故がもたらした問題は、いまだに解決していないけれど、

今はまず、自分のことを最優先にしようと思う。


狭いリハーサル室で聞いたオケの演奏が、やはり広いホールになると違って聞こえる。
このホールは特に、弦の音が素っ裸になってしまうので酷といえば酷なんだけど、チェロが指揮を無視して何度か暴走したので、本番までに整えて欲しい。





さて、くよくよしてもしょうがない、練習練習!
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練習って、しんどいけれど必ず良くなっていくので楽しいよ♪

2018年03月07日 | 音楽とわたし
昨日はぴっかぴかに晴れていたのに、今日はこんな大雪の日…。


これ、今年の冬の特徴。
昨晩から、雨あられにみぞれが降り始め、今日のお昼頃からビヤ〜ッと粉雪が降り、そのあとボテボテの湿った牡丹雪が降った。

でも、さすがに3月に入っているからか、雪にいつもの元気がない。
積もりながらも、なんとなく遠慮してるみたいな気配が漂っている。

州全体に警報が出たので、レッスンはお休み。
だから、練習がいつもよりたくさんできた。

もうあと2週間とちょっとしかないというのに、いまだに自信満々で弾けない部分があって、あの手この手で練習している。
その日はうまくいっても、次の日に弾くとまた崩れてしまう。
あぁ…とがっかりして、気を取り直し、また練習を繰り返す。

わたしの演奏を聴いて、とても親切に、熱心に意見を言ってくれたさわみちゃんととしちゃんの声が、楽譜のあちらこちらから聞こえてくる。
としちゃんが、この曲は、フォーレがもっとも幸せだった頃に創られたと教えてくれた。
近々結婚しようと思っていたマリアンヌとの、牧歌的な(素朴で叙情的なってことかなあ…)恋愛中で、だから希望に満ちあふれているし、躍動感が光り輝いていると。
もちろん幸せなことばかりではなくて、傷ついたり葛藤があったり恐れがあったりするのだけど、そういう感情を此処そこで感じながらも、前へ前へと駆け抜けて行く若い心。
それを、ヴァイオリンとピアノの音で、呼応し合ったり絡み合ったりしながら表現したい。

でもその前にまず、頻繁に出てくるアルペジオとオクターヴの長距離跳躍を、すごく速いテンポの中で、音ミス無しで弾けるようにしないと。
弾き損なった音が、耳はもちろん心まで汚すような気がするから。
今までは、そんなことは人間なんだから、どこか一つや二つは外しても仕方がないと思ったものだが、今回はなぜか挑戦してみたくなって、毎日毎日悪あがきしてる。

ただ一つだけ、ちょっと嬉しいことがあった。
練習する時にはいつも必ず録音するのだけど、初めて今日それを聴いてて、あ、ちょっとこの音いいな、きれいになったなって思えるところがあった。


本番に出せたらいいなあ。

明日合わせ練習をするはずだったけど、今日の大雪が影響して、明日は来られないとエリオットから連絡があった。
先週もできなかったし、今週末はドレスリハーサルで本番さながらに演奏しなければならないので、毎日メールでこんな練習した、あんな練習したと伝え合っている。
あの部分は〇〇な気分でやってみたとか、〇〇さんの演奏を聴いてみてとか、風邪ひいたらあかんでとか。

息子と母(もちろん実の、ではない)珍コンビの探求は、まだまだ続くのだ。
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はじめの一歩

2018年03月04日 | 音楽とわたし
先週の木曜の晩からお天気が崩れ、暴風と霰(あられ)や霙(みぞれ)や雪が、一日中降り続いた。
土曜日にはやっと何も降らなくなったけど、風が強くておまけに寒い。

そんな中、所属しているアマチュア音楽家協会の、去年から始まった小編成のオーケストラの、アシスタントコンダクターとして紹介してもらうために、バスに乗ってマンハッタンに出かけた。

セキュリティカメラが設置されてるぞ!というサインを見て、何かの捜査の際に、こんなふうに写真を撮ってるわたしはどう思われるんだろう、などと思いながら撮った。



リハーサルスタジオはビルの10階。
エレベーターを待っている、バイオリンや管楽器のケースを背負っている人たちの顔を見て、早くも心臓はドキドキ。
どんなふうに自己紹介をしたらいいものか…などと考えながら、つい俯いてしまった。

何の楽器も持たずに練習場に入って来たわたしを見て、みんなそれぞれ?…な顔をしている。
この練習の次は、次の土曜日に行われるドレスリハーサルだから、ちゃんと仕上がっていなければならないのに新入り?みたいな。

メンバーが全員揃った(本当はもっといたのだけど、舞台のサイズの関係で20名まで人数を絞った)ところで、アルベルトがみんなに、今夜は紹介したい人がいるのでと言い、わたしは慌てて立ち上がった。

えっと、まうみです。
と、名前だけ言って、次の言葉が出てこなくなってしまった。

アルベルトが苦笑いしながら、「彼女を今度、僕のアシスタント、第二指揮者として迎えることにしたのでよろしく」と、紹介してくれた。

へえ〜…。

改めてしげしげと見られること30秒。
あ〜緊張する。

フォーレのパヴァーヌ、ベートーヴェンのピアノコンチェルト第4番(ピアノはニール)、それからヴィヴァルディの小曲をカウンターテナーのマティアスと演奏する。

練習時間は全部で3時間。
曲を通す前に、アルベルトが気になっている箇所のダメ出しをするのだけれど、指揮者と演奏者たちの間に漂う緊張感が、ピリピリとこちらに突き刺さってくる。
ううむ、自分にできるのか、ほんとに…。
ピアノを教えるのとは全く違う。
それぞれが特大級のプライドを持っている、ニューヨーカー管弦楽器奏者たちと、一つの音楽を紡ぎ合わせていく。
ちっちゃい頃からの夢を叶えるべく、わたしがやる!と手を挙げた。
そしたら、じゃあお願いしようとあっさり決まって、それからじわじわと焦り出した。
鏡に向かってポーズをとってみたり、オーケストラの音楽に合わせて指揮の真似事をしたり、ユーチューブで指揮の勉強ビデオを片っ端から観たり、
いやいや、何やってんだか…。

でも、ほんとにやりたかったんだ〜。
だからやらせてもらう。
よろしくお願いします!



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人生はじめての、我が家でのサロンコンサート

2018年02月26日 | 音楽とわたし
ずっとずっと念願だった、我が家でのコンサートパーティ。
それがやっと叶った。
やりたいやりたいと思いながら、いざとなると怖気づいてしまって、音楽仲間が開くコンサートパーティに出かけては、やっぱまだ無理かもなあ…なんて思ってため息ついてばかりだった。

でも今回、カーネギーでの本番までに、何度も人前で演奏したいというエリオットの考えに渋々(苦笑)賛成して、あっちこっちのお家で演奏させてもらってたら、
じゃあもう、うちでもやらんとあかんやろ、みたいな勢いがついて、自分の背中をドンと押してみた。

本番に向けてしっかり仕上げるというのが習慣になっているわたしにとって、本番までにまだまだ間があって、仕上がってもいないのに人前で弾いちゃうというのは、かなり抵抗があったのだけど、
結局は、しっかり仕上がっていないにしても、人前で弾くからにはそれ相応の演奏をしなければならないわけで、だから練習のピッチがその分上がる。
何より、緊張に負けてミスしまくる自分のトホホっぷりを何度も味わうことになり、起き上がり小法師な毎日を楽しめたりする。

ってなわけで、よっしゃやるぞ!と決めたサロンコンサート。
一体誰に声をかけたら良いのやら…と、はじめっからつまづいたのだけど、やっぱり初回からあまり欲張らないでおこうと思い、
前々からずっと、家でコンサートする時は絶対に呼んでね!と言われてた、庭続きのご近所さん3軒と、夫とわたしの共通の友だち、それから演奏者4人、合計18人でやってみることにした。

初回はとりあえず、全部自分たちで賄おうということで、料理のメニューとかも考えていた。
だけども、パーティが始まった時、ホスト役がすでに疲れているのは絶対にいけないというポリシーを持つ夫は、
わたしがきっと、しなくてもいい所までピカピカに磨いたり、あれもこれもとメニューを考えてはバタバタするだろうからと、作るのは豚汁と赤飯、それから蓮根のきんぴらのみ。
あとは自分が適当に考えて、レストランからテイクアウトするからと言った。

当日は朝から掃除開始。
夫は、わたしが普段見て見ぬ振りをしている部屋の隅っこや天井の蜘蛛の巣を、掃除機でせっせと吸い取り始めた。
掃除機が使えない間にじゃあ何をしようかと見回すと、窓の汚れが気になった。
一瞬、手を出さない方がいいよという心の声が聞こえたんだけど、気がついたらボロ布とゲキ落ち君を手に始めてしまっていた。
1枚だけと思って始めたけど、見た目はあまり汚れていないと思っていた窓も、磨くと透明感が断然違う。
あ〜あ、ほらみろと自分に悪態つきながら、結局リビングとピアノ部屋の窓、それから台所の窓を磨き終わって時間を見たら…、
えぇ〜!!あと1時間半で、今日しかできない合わせ練習をしに、ジェーンがやってくるやんっ!!
焦りまくって掃除機でダダダッと2階と1階を掃き、大鍋の豚汁の野菜を切り始めた時に時計を見ると、もうあと1時間も無いではないか!!
こりゃもう間に合わない、あかん、どうしようもない、シャワーを浴びたいし自分の練習もしたいのに、どないしよう…。
すっかり困り果てているところに、夫が「何か手伝えることあったらするで」と申し出てきてくれた。
本当はその頃には、テイクアウトの料理を頼んであったレストランに取りに行かなければならなかったのだけど、
間際になってバタバタするに違いないと確信していた夫は、歩美ちゃんの息子さんに、その用事アルバイトを頼んであったのだ。
だから家に居て、わたしを助けてくれた。
さすが25年の年月を伊達に過ごしていない。
夫の申し出をありがたく頂戴し、豚肉を切ってごま油で炒めてもらった。

とりあえず豚汁の仕込みは完了し、シャワーを大急ぎで浴び、着替えをしていたらジェーンとミッチがもう到着していた。
二人で弾く連弾の曲の合わせを何回かして、彼女が自分のソロ曲の練習をしている間に、台所のテーブルの上を整えた。

結局、当日になって、みんなが持ってきてくれたフルーツサラダやチーズの持ち合わせ、餃子やピロシキ、ケーキの盛り合わせなどが加わり、テーブルの上は大にぎわい!


よっし、これでもう、食べ物の心配はしなくても良さそうだ。

ぼちぼちと集まってきてくれたみなさん♪


演奏する順番も決めていなかったので、とりあえずそれぞれの希望と曲の雰囲気を考慮しながら、流れが良いプログラムを組んだ。
椅子やソファを、ピアノ部屋の方に向けて並べると、なんだか急に心臓がドキドキしてきた。
思いっきり演奏会やん♪
ジェーンもエリオットも、ちょっとマジ過ぎちゃう?と、心なしかビビってる。


まずはジェーンとわたしのラヴェルの連弾。
そしてジェーンのシューマンのソロ演奏。
彼女のピアノって、いつもとても表情が豊かで、細かい音符の一粒一粒が美しい。

ヴァイオリニストのサラも、飛び入りで演奏してくれた。
伴奏するわたしたち(初見演奏が難しそうだったので、ジェーンが左手、わたしが右手のパートを弾いた)もサラも、思いっきりの初見演奏だったけど、さすがサラ、とても美しい、完璧とも言える演奏だった。
ジェーンとサラの演奏を写真に撮ってくれた人がいなかったので、ここに紹介できないのがすごく残念!

そしてわたしがショパンのノクターン(遺作)を弾き、エリオットと一緒にドヴォルザークの小曲を弾き、最後にカーネギーで演奏する予定のフォーレのソナタを弾いた。





結果はというと、エリオットもわたしも、練習時や過去2回のパーティでの演奏と比べて、最悪のものとなってしまった。
その日はとうとう一度も合わせ練習ができなかったし、わたしはわたしでパーティの準備にかまけてしまい、2日丸々ピアノに向かわなかった。
でも、それでもやっぱりアレは無いよなあ…という演奏をしてしまい、お客さまに申し訳が無いったらない!

ゴゴゴッとドツボにハマりそうだったのだけど、みんなでデザートを食べながら、わいわい楽しく話していたら、あっという間に夜になり、もうこれは絶対にまたやろうね!と約束し合って別れた。

一人になって、なんで突然あんな風になってしまうんだろうと考えると、ヘトヘトに疲れているはずなのに、なかなか寝付けなかった。
翌日の日曜日も、あんなんじゃダメだ、練習せにゃ!と思うのだけど、疲れ過ぎて体が言うことを聞いてくれない。
ドレスリハーサルまであと2週間。
本番まであと4週間。

ついさっき、エリオットとチャットで話した。
お互いの問題点について、そして弱さについて。
今週木曜日、カーネギーホールの近くのリハーサルスタジオでの合わせ練習には、エリオットの最強パートナーとしこちゃんが聞きに来てくれる。
その前日の水曜日には、車を1時間ほど走らせて、日本人催眠療法士ひろこさんの治療を受けに行く。

エリオットが言った。
僕らはきっと強くなれる。互いにもっと良くなれる。
We can do it!!

あと1ヶ月、頑張るぞ!
みんな、来てくれてありがとう!
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もう何回自分にがっかりしただろう

2018年02月20日 | 音楽とわたし
大雪が降った先週の土曜日に、としちゃんとシドニー夫妻の家で、ミュージックパーティが開かれた。
弾けるチャンスがあったらどこでも押しかけるエリオットとわたしは、もちろん参加させてもらった。
シドニーは絵描きさんで、けれども平らなキャンパスに描くのではなくて、描いた厚紙をいろんなふうに波立たせたり、うねらせたり、折り曲げたりして、
だから一つの絵の中に、複数の次元が存在するような、まるでどこかに行ってしまいそうな、安らぎや心細さや躍動感が混在する。
いっぺんにファンになってしまった。
としちゃんはいつものごとく大らかで、人を楽しませる天才で、奏でるピアノの音は繊細で、わたしもあんな風にピアノが弾けたらなあと思う。

翌日の日曜は、朝から快晴で、どっさり積もった牡丹雪を、瞬く間に溶かしていった。


カエデの爺さんが遊び場のリスの子どもたちも、日向ぼっこでじっとしている。









土曜日のパーティは、そりゃもう楽しかったし、みんなの演奏にも感心したり感動したりしたのだけど、
自分の演奏にがっかりし過ぎて、その晩はあまりよく眠れなかった。

としちゃんちのピアノはとても古くて、だから調律をしてもすぐに緩んでしまう。
でも、そんなことは気にせず、自分の音楽を演奏できるべきなのだ。
なのにわたしときたら、自分が弾いた鍵盤の音程がずれていると、それが間違いのように聞こえてしまって、そのことにすごく動揺してしまう。
絶対音感がこういう際には邪魔になる。
そんなことは気にしないようにしよう!と、いくら弾く前に自分に言い聞かせても、音が出た瞬間に、自動的に反応してしまう。
それで、しまいには、一体何の音を弾いているのか目で確かめたりして、いつもの楽譜の読み方とは違ってしまい、またまた混乱する。

今回の曲は特に、左手がオクターブでビュンビュン右往左往するので、音を外さずに弾く特別練習をしている。
そのこともあって、外したように聞こえると、すごくショックを受けてしまう。

ああもう、本当に、どうしてわたしはこんなに臆病なんだろうか。
どうしてこんなにもちっちゃなことにこだわってしまうんだろうか。
どんなピアノでも平気に、しかも自分の表現を保ちつつ、楽しく弾ける人はいっぱいいるのに…。
ピアノのせいにしてしまう自分が、せこいというかかっこ悪いというか…。

気持ちがドスンと落ち込んでしまって、日曜はとうとう1音も弾かなかった。
でもまあ、また今日から練習開始。
次は自宅でのサロンコンサートだ!
少しずつ掃除して、少しずつ料理を作って、ほんでもって練習練習!
あきらめないぞぉ〜!
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ちょっと政治から離れて

2017年10月16日 | 音楽とわたし
ほとんど書き終わっていたところでフリーズしてしまい、仕方がないので強制終了したら、書いた記事がすっかり消えてしまっていた…。
いつもだと自動保存されているはずの記事データが、どこにも残っていない。
やられた…。

気を取り直したいけど時間がない。
それにがっかりもしているから気分も乗らない。

だから写真とコメントだけにしちゃおう。

昨日夫が作ってくれたトマト料理。


うちの裏庭菜園(トマトと紫豆ジャングル)から採ってきた熟れたトマトと、猫の額前庭から採ってきたバジル、そしてオリーブオイルと塩胡椒とすりおろしニンニク。
これを教えてくれたのは、60代前半に癌で亡くなった友人デイヴ。
これを食べるたびに、彼の部屋の中で、一口食べては「うまい!」「マジでうまい!」と褒めちぎるわたしたちを、当たり前だとばかりに笑って見ていた彼を思い出す。


いつもだったら6月の下旬に咲き始め、7月の下旬には咲き終わるムクゲの花が、10月中旬に咲いている?!


いつもだったら今頃は、色とりどりの紅葉で楽しませてくれる木々も、今年は戸惑っている感じ。


一本だけ、紅葉していた。


金曜日の夜は1週間お疲れさん!の時間だ、という夫の確固たるポリシーに付き合って、お気に入りのダイナーに行く。


すっかりハロウィン仕様の店内。あんまり変な天気が続いているので、ハロウィンのことをすっかり忘れていた。


一人分の料理『半身チキンロースト』を二人で分けても十分お腹がふくれる。
この国はまず、食事の量を減らすことが、国民の健康増加への第一歩だと思う。



ここ数週間、週末をマンハッタンで過ごしている。


ACMA(アマチュア音楽家協会)が主催するワークショップやコンサート、それから3月のコンサートで一緒に演奏するエリオットとの合わせ練習やプログラム用の写真撮影などなど。
写真といえばまうみに頼もう!などという大いなる誤解がいまだにあって、毎回汗だくになって撮影している。
わたしは気兼ねのない日常の風景や、記憶に残しておきたい一瞬を撮るのは大好きだけど、
この手の畏まった集合写真は苦手だし、カメラだって3万円弱の普通のデジカメだしと訴えているのだけど、何回言っても聞き入れてもらえない。
まあいいや、みんながこんなのでいいって言うんならと、毎回開き直っている。

1月のコンサートで演奏する人たち。


3月のコンサートで演奏する人たち。


ほんでもってエリオットと。


エリオットもわたしも、人前で演奏するとなると滅茶苦茶ビビるので、予行演習をたくさんやることにした。
ミニコンサートやサロンコンサートを何回も開いて、曲の仕上がりがまだ途中でもかまわないと言ってくれる人たちを呼んで、聞いてもらうことにした。
本番は3月だけども、12月のはじめぐらいから開始して、本番までに少なくとも4〜5回はやろうと決めた。
まあ、どれだけやっても、本番中の本番、カーネギーの舞台の上に立つとまた、きっと緊張するんだろうけどね。

でも、なんで緊張するんだろう…それもあんなにも。
緊張せずに楽しんで弾けたことなんて、この年になってもまだ片手で数えられるほどしかない。
なんてこったと、自分のことながら思う。
ひどい時なんか、眠ることもできなくなって、催眠療法を受けたこともある。
毎回本番が近づいてくると、なんでこんなことをしようなんて思ったんだろうか…などと、ほんとにしょうもないことを考えたりする。
進歩がないなあ…。
だからこその練習だ!
よっしゃ、頑張るぞ!
って、単純に思える今に感謝する。
ほんの2年前までは、ピアノを弾く=痛い思いをするってことで、スポーツテープで指をぐるぐる巻きにしないと弾けなかったんだから。
カフェオレとかワインとかミルクティとか、大好きだったものが飲めなくなったけど、その分体の中が浄化されてきてるような気がする。
気分の上がり下がりの幅も小さくなった(多分…)。
あと、グルテン(小麦粉)を食べなくなってから、集中力と記憶力が少しマシになってきているような気がする(多分その2…)。
まあそれでも、若い頃に比べたらトホホ〜な気分になるんだけども…。

さてと、練習練習っ!
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MELODIES OF MEMORIES(メロディーズ・オブ・メモリーズ)by 本島阿佐子&山下洋輔

2017年09月01日 | 音楽とわたし
大好きな友人阿佐子の、三枚目のCDが出ました!
ぜひぜひ、一家に一枚、ほんとにほんとに超〜おすすめです!
このCDを聞いたわたしの感想を、ちょこっと載せさせてもらいます。

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『故郷』…訳あって、物理的な故郷を持たないわたしは、この曲を聴いたり歌ったりするたびに、なにか物悲しい、寂しい気持ちになったり、故郷を当たり前のように持つ人たちを羨ましく思う自分を、ため息をつきながら眺めているもう一人の自分の心の痛みを感じたりした。

だから、『故郷』の歌は、ずっと好きになれないでいた。

だけど、洋輔さんの、肩の力が抜けた、それでいて言葉の一つ一つをふんわり支えてはひょいっと解放させるピアノと、
阿佐子さんの、温かで艶やかで円やかな声が奏でる『故郷』の歌は、わたしが本当に大切に抱きしめてきた心の故郷を思い出させてくれた。

幼い頃、父の背中に押しつけた耳の中に流れてきた『七つの子』。
かーわいー、かーわいーとーカラスは鳴くの。
いつもよりくぐもった父の声が、可愛い可愛いと繰り返し歌うのを聞くだけで、怖いものなんて何もないと思えた。

そんなふうに、みんなそれぞれ、ある歌を聞いたら蘇ってくる想い出がある。
嬉しかったり切なかったり、微笑ましかったり悲しかったり、ホッとしたり辛かったり。

想い出の歌…。
もう何度も何度も歌って、血の中にまで馴染んでいる歌を、こんなふうに新鮮に、面白く、ジャンルや年代の枠を気持ちよいほどに取っ払って演奏してくれた阿佐子さんと洋輔さんに、続編を切望するのはわたしだけではないだろう。

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阿佐子の公式サイトのインフォメーションより:

・多数のドイツ歌曲コンクールで受賞、さらに日本歌曲など、多岐にわたるジャンルに挑むソプラノ歌手、本島阿佐子の3rd。
本作は、日本の童謡カヴァー集である。
ピアノは重鎮、山下洋輔。

・童謡は人それぞれの心の拠り所であり、リスナーがこれら楽曲を聴き、人生の深い味わいに触れられるのは、二人の膨大なキャリアを礎にした高い表現力ゆえである。

・本島と山下は、共に国立音大で教鞭を取る。
アルバム構想を持っていた本島の呼びかけを、山下が快諾、プロジェクトはスタートした。
童謡のカヴァーは、山下の活動テーマの一つ。
不朽のメロディの魅力を、本島がダイレクトに伝え、山下が時に美しく寄り添い、時に自由にメロディーの限界点を目指す、強力なフォーメーションの完成である。

・またアルバムには、山下が過去にカヴァーした「月の沙漠」「砂山」「シャボン玉」を収録。
歌のフレームがある中でのフリージャズのプレイは聴きもの。
その比較だけでも一聴の価値あり。
童謡の世界観に沿い、しかもスムースかつ捻りが効いた、山下にしかできない空間認識とセンスに満ちている。



【PROFILE】

【本島阿佐子(もとじま あさこ)】
声楽家。
クリアで端正な声色と高い表現力で、声楽ファンより熱い支持を得ている。
国立音大を首席で卒業、同大学院を経て、ウィーン、スイスへ留学。
ドイツにおける国際バッハ・コンクール第1位など、受賞多数。

【山下洋輔(やました ようすけ)】
日本を代表するジャズ・ピアニスト。
山下の自分名義、及び参加アルバム数は、170枚を優に超える。
アヴァンギャルドからベーシックまで、全ての表現を網羅したアーティストである。


   







Asako Motojima & Yosuke Yamashita New Album 2017 Aug New Release


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このCDの完成と発売に伴い、リサイタルが二箇所で行われます。





MELODIES OF MEMORIES(メロディーズ・オブ・メモリーズ)

日時:
2017年9月6日〔水曜日〕19時開演

場所:
HAKUJU HALL
千代田線代々木公園駅徒歩5分
小田急線代々木八幡駅徒歩5分

チケット:
全席自由・4000円(学生 2500円)

問い合わせ:
ミリオンチケット http://millionconcert.co.jp/
e+(イープラス)http://www.eplus.jp/
CN プレイガイド
0570-08-9990

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高崎音楽祭(メロディーズ・オブ・メモリーズ)

日時:
2017年10月5日

場所:
高崎市文化会館

チケット:
全席自由・4000円

問い合わせ:
高崎音楽祭事務局 027-322-9195
http://www.takasakiongakusai.jp/index.htm


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ここで、CDを購入しようかなーと考えておられる皆さんに、阿佐子からのお願いです。

購入の際は、ぜひぜひ、阿佐子の公式サイトを開き、次にCDの申し込みページを開き、
そこから購入していただけると超〜嬉しいです、ということです。
(紫文字をクリックしていただくと、すぐにそのページが現れます)

どうぞよろしくお願いします!
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