コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

ラッセルライトのコナントボール家具製品

2007-08-22 03:04:12 | Russel Wright ラッセル・ライト
ラッセル・ライトのコナント・ボール社製品
Russel Wright for Conant Ball

前回、ラッセル・ライトのテーブルウェアを紹介しましたが、それ以外にも、照明・時計・今回は家具のご紹介です。

ラッセル・ライトは、最初に30歳で60種類の家具のデザインをヘイウッド・ウェイクフィールド社向け始めました。これらの家具製品は、ブルーミングデールで売られ、その他ラグやカーテン、ランプやアクセサリー等のラッセル・ライトデザインのものとあわせて市場に出ました。これは1934年の事で、一人のデザイナーによって作られたかつて無い大量生産の家庭向け家具であったと記されています。

1935年には、ラッセル・ライトは、アメリカンモダーンシリーズを製作する為に、CONANT BALLコナント・ボール社と契約。無垢のメープル家具シリーズは、すぐに人気を博しました。ナチュラル塗装無し仕上げのラッセルと異名をとるブロンドと赤色調塗装仕上げのメープルの2種類のパターンが準備されました。このラインは、かつて無い初めての無垢のメープルでブロンド仕上げで製作されたモダンデザインの家具でした。

今、私の手元には、在庫として3つのラッセル・ライトのデザインした家具があります。CONANT BALLコナント・ボール社のMODERNMATEモダーンメイトシリーズで、№8001のエンドテーブル、№5202と№5203のチェスト(それぞれ3段の引き出しモデル)です。(画像の左側から)

共通しているのは、すべて無垢のBIRCH樺の木で製作されていて、美しくシンプルなBIRCH FINISH仕上げが施されている事。割と直線を多用し余計な装飾を排した、現在にも通じるモダンなデザインであることでしょう。(ちなみに、50年代当時、新品で注文する際は、ROUND(円錐形)、SQUARE(画像のもの)、FLAT(薄い平面型)の3種類のデザインから家具の脚を選べたようです。)

もちろん裏側には補強の為の木が随所に使われたりと、大変作りが良く、長期間の使用に耐えそうな、そんな愛らしい家具たちなんです。

ご興味のある方は、メール頂けると嬉しいです!

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