昨日、関東地方にも『梅雨明け宣言』が出されました。
ということで、いよいよ待ちに待った『夏本番』です♪
いいなぁ、夏。響きがいい。海や山、プールに!!
さて、あまり四季を感じさせないアンティーク業界ではありますが、少しだけ夏気分のアイテムをご紹介。
という訳で、ガラス製品です。やっぱり、夏らしく。
アンティークでガラス製品というと、思い浮かぶのが各種カップやグラス類かもしれませんが、それだけではありません。
アンバー(茶)やコバルト、クリアといった薬瓶も立派なコレクターズ・アイテム。
もちろん、ただ集めて飾るのも良いのですが、木製の机の上に置いて、一輪挿しの花器として使うなんてのも良いかも知れません。
そして、今日お話したいのが、『インシュレーター』です。
何?インシュレーター?
という方がほとんどでしょう(笑)
これが、インシュレーター。
ガラス製のインシュレーターは、1850年代に最初はテレグラフ(電報)の電線の為に生産が開始されました。技術の進歩に伴い、インシュレーターは、電話線や電線・その他の用途にも必要になりました。
日本では、碍子(がいし)とも呼ばれ、電線を接続する際の絶縁体として用いられています。電柱の上部に設置されていました。ガラス製インシュレーターの後、セラミック(磁器)製の時代を経て、ゴム製や木製・硬質プラスティック製ものや先端技術素材に代わってしまいました。
東京など各地で随時電線の地中化工事が行われていますが、まだまだ路地を一歩入ると、現役の碍子を見ることが出来ます。
これは、家の前の電柱の写真です。古いセラミック製の碍子と光ファイバー線を同時に見るなんてちょっと不思議な感じ(笑)
ガラス製インシュレーターは、当時発展途上の製造技術の為か、内部に気泡が見られたりしますが、なんとも涼しげで現在には無い色合いが特徴。やっぱりガラス製が雰囲気です。
現在では、多くのファンがいて、コレクターのショーや交換会が行われています。インシュレーターの形状や色も様々で、珍しい色や形状のものだと、1個○万円とか○十万円とかで取引されるほど・・・。
今回は、皆様も手が届きそうな、そんなインシュレーターを揃えて見ました。全部1800年代後期のもの。
北米のインシュレーターメーカーでも有名なへミングレイ社製のものです。
とっても涼しげ・・・。
そうそう、アンティークの薬瓶なども入荷中です。
いかがでしょうか・・・詳しくは、こちらから。。。
***付録***
インシュレータ界では有名なサイトです。英語ですが、インシュレーターに関してはものすごい『お役立ちサイト』です。ご覧になってはいかがでしょうか?
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