フォークロージャー。
最近になってお聞きになった事がある方も多いでしょう・・・。
英語で書くと『foreclosure』という単語。
意味は、『差し押さえ』とか『担保権執行』という意味です。
普段の生活で、この単語を使うことはほとんどありませんが、何度も取り沙汰されている『サブプライムローン』問題が流れて以来、本当に身近な単語になってしまいました。
わたしは、アメリカン・ヴィンテージのポストカードが好きで、イーベイ・サイトで売ったり買ったりしているのですが、イーベイを通して、アメリカの現実がちょこっと見えてきます。
ポストカードを売る人も買う人も基本的に『コレクター』です。
いわゆる『交換会』的な意味合いもあり、かなり親近感を覚えます。
わたしからポストカードを買っていただいた方の選んだカードを見ながら、
『へぇ~、こういうカード集めてるんだ・・・』
と興味深々になることも多いのです♪
また、お客様の99%がアメリカ人なのですが、そういった方から頂くメールの中には、
『わたし(アメリカのお客様)の買ったポストカードの場所は、わたしの家のすぐそばだけれど、なんとそのカードは東京から送られてきた・・・で、その東京には、今、わたしの娘が住んでいる・・・なんとも不思議なものだ・・・』
などというものもあります(笑)
面白いですね・・・わたしがアメリカで、『里帰り品』の日本の骨董を買い付けするのと似ているかもしれません。。。
最近思うことは、ちょっと切ない事。
ポストカードを売る人の説明の中には、
『foreclosure』になってしまい、少しでもコレクションをお金に換えたい
とか、
仕事も失ってしまい、もう半年以上次の仕事が見つからない。この先も厳しそうなので、離れた田舎に引っ越さなければならない。今より狭いレントに引っ越すし、その道中の荷物を少しでも減らしたいから・・・
などと、エピソードが書き加えられていることです。
明るく楽天家の多いアメリカ人は、そういった内容もユーモア交じりに書いたりするので、逆に読んでいるわたしとしてはちょっと切ない気持ちになてしまうのです。
一枚数百円のポストカードでも、コレクションには相当な時間と労力(探す手間)をかけているので、手放すとなるとやるせない気持ちでしょう・・・。
そんな気持ちが理解できるので、とても他人事とは思えないのです・・・。
注:画像と本文は関係がありません。
来週、月曜・火曜日は定休日です♪
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随時更新していますので、是非ごらんになってくださいネ~。それでは・・・。
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