ユネスコ第40回世界遺産委員会は7月17日、フランス政府が日本を含む7か国と共同で推薦していた「ル・コルビュジエの建築作品」につき、世界文化遺産への登録を決定。
構成資産は、国立西洋美術館を含む7か国17作品で、正式名称は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」。
国境をまたいだ世界遺産(トランス・バウンダリー・サイト)としては日本では初登録、大陸をまたいだ世界遺産(トランス・コンチネンタル・サイト)としては世界で初登録となった。
国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが設計した国内唯一の建造物ということで、価値が世界で認められているわけですね。
ということで、あちらこちらに世界遺産関連の垂れ幕のかかる上野へ。
目的は、そう。
以前から行きたかったポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館。
フランスを代表する近現代美術のコレクションを誇るポンピドゥー・センター。
今回は、その膨大なコレクションの中から、1906年から1977年までのタイムラインを、1年に1作品ずつ展示するという企画。
単一のアーティストの作品にフォーカスした、過去何度となく開かれている一般的な展覧会プログラムとは、かなり異なる趣です。
その作品の中には、ビッグネームのマルク・シャガール、ピカソ、アンリ・マティスをはじめ、日本では特に人気の高いマリー・ローランサンなどが含まれる一方、
個人的興味の高い作品も多数ありました。
前衛芸術マルセル・デュシャン。
巨匠コンスタンティン・ブランクーシ、アルベルト・ジャコメッティなどの彫刻・オブジェ
カディンスキーの抽象油彩
クリストのオブジェ
ジャン・プルーヴェのリクライニング・チェア
アレキサンダーカルダーの大作のモビール
ル・コルビュビエの初期の油彩
また、年代によっては、ビデオ作品やミクストメディア(コラージュ)などもあり、技法もさまざま。
個人的には、日本ではまだまだ知られていない作家の作品に興味深いものをいくつも見つけることができました!
芸術というと「非日常」の最たるものですが、その本物の中に身を委ねていると、不思議な時間感覚を覚えます。
こうした展覧会ではよく事前に展示作品がピックアップされて紹介されているのですが、正直実際の作品に対峙した際の驚きは生半可ではありません。
平面的な2次元画像からは想像もつかない圧倒的に大きなサイズの作品(特に油彩など)に、筆圧さえ感じさせられるような厚塗り技法だったりリズムやエネルギー。
図録やポストカードなどでは、その作品が本来持つ価値の1%も伝わってこないのではと思いますね。
CDとライブ以上の違いがあるかと思うほど・・・。
会期も残り僅かですので、是非、この機会にいかがでしょうか。
ポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館
9月22日まで
コージーアンティークのHPはこちらから。。。
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構成資産は、国立西洋美術館を含む7か国17作品で、正式名称は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」。
国境をまたいだ世界遺産(トランス・バウンダリー・サイト)としては日本では初登録、大陸をまたいだ世界遺産(トランス・コンチネンタル・サイト)としては世界で初登録となった。
国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが設計した国内唯一の建造物ということで、価値が世界で認められているわけですね。
ということで、あちらこちらに世界遺産関連の垂れ幕のかかる上野へ。
目的は、そう。
以前から行きたかったポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館。
フランスを代表する近現代美術のコレクションを誇るポンピドゥー・センター。
今回は、その膨大なコレクションの中から、1906年から1977年までのタイムラインを、1年に1作品ずつ展示するという企画。
単一のアーティストの作品にフォーカスした、過去何度となく開かれている一般的な展覧会プログラムとは、かなり異なる趣です。
その作品の中には、ビッグネームのマルク・シャガール、ピカソ、アンリ・マティスをはじめ、日本では特に人気の高いマリー・ローランサンなどが含まれる一方、
個人的興味の高い作品も多数ありました。
前衛芸術マルセル・デュシャン。
巨匠コンスタンティン・ブランクーシ、アルベルト・ジャコメッティなどの彫刻・オブジェ
カディンスキーの抽象油彩
クリストのオブジェ
ジャン・プルーヴェのリクライニング・チェア
アレキサンダーカルダーの大作のモビール
ル・コルビュビエの初期の油彩
また、年代によっては、ビデオ作品やミクストメディア(コラージュ)などもあり、技法もさまざま。
個人的には、日本ではまだまだ知られていない作家の作品に興味深いものをいくつも見つけることができました!
芸術というと「非日常」の最たるものですが、その本物の中に身を委ねていると、不思議な時間感覚を覚えます。
こうした展覧会ではよく事前に展示作品がピックアップされて紹介されているのですが、正直実際の作品に対峙した際の驚きは生半可ではありません。
平面的な2次元画像からは想像もつかない圧倒的に大きなサイズの作品(特に油彩など)に、筆圧さえ感じさせられるような厚塗り技法だったりリズムやエネルギー。
図録やポストカードなどでは、その作品が本来持つ価値の1%も伝わってこないのではと思いますね。
CDとライブ以上の違いがあるかと思うほど・・・。
会期も残り僅かですので、是非、この機会にいかがでしょうか。
ポンピドゥー・センター傑作展@東京都美術館
9月22日まで
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