コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

サルベージを考える#1

2011-02-11 14:32:14 | アンティークディーラーの日常
*****お知らせ*****

<営業時間のご案内>
水曜日~土曜日:営業時間11:00-19:00
日曜日・火曜日:定休日
月曜日:事前予約制

***倉庫保管中や売切れの場合もございますので、ご来店前にお電話頂くことをお勧め致します♪



***店頭にて六本木の国立新美術館『シュルレアリスム展』割引引換券を差し上げております。
(枚数に限りがございますので予めご了承くださいませ。)




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雪降る東京ではありますが、皆さまは如何お過ごしでしょうか。

3連休の初日ですが、家で巣篭もり?



ニュースを見ているとSalvage(サルベージ)とかSalvage船という単語をたまに聞きます。

海外や国内でも下関近辺などの海の要所などで、発生する沈没船引き上げなどの際に使われるのですが、救助といった意味もあります。

個人的には、言葉の音(発音)が好き♪


さて、店舗のある近所には、昔ながらの賑やかな商店街があり、お豆腐屋さんや魚屋さん、樽に入ったお米を量り売りしてくれるお店も。

先日、通りかかると昔ながらの老舗の立派な一枚板の看板の魚屋さんが急遽閉店に伴う工事をしていました。

繁盛していたようですが、店主の健康や後継者問題かは不明ですが残念です。


そこでは何十年と使われてきた木製運搬箱が大量に壊され、廃棄処分されるところでしたので、解体業者さんに声をかけて、一つだけサルベージしてきました♪

業者さんからすると手間が省けてありがたそうでしたが、こんなモノを何に使うのか不思議そう(笑)



魚屋さんという水を使う現場で使われてた箱だけあって、釘が錆びていたり、細くなったり、途中で折れていたり。



最低限の処理しかされていなかった為、表面はザラついていましたが、丁寧に分解して、表面をサンダー掛けしてやると、趣のある古材が生まれ変わりました!

綺麗にしすぎない程度で止めるのが大切かもしれません。



純粋に古いものしか持ち得ない野趣が好きなのですが、アンティーク・ディーラーという仕事自体、残すべき物をサルベージして次の世代にバトンタッチするような仕事かもしれません♪



古材の釘の痕跡や木の節でさえ、いとおしい気がします。



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