さて、本日は皆様を『バーチャル(仮想)買い付け』体験の旅へとお連れしましょう・・・(笑)
そんな大袈裟に言うほどのものでもありませんネ・・・ははは。
コージーアンティークでは、1930年~70年代あたりを中心に作品を集めています。
それでは、実際にアメリカに行くと、どのくらいの商品があるのか?
それもミッドセンチュリー時期の物となるとどのくらいの頻度で見かけるのか・・・?
デザイナーズの作品となるとどのくらい見つけられるのか・・・?
不思議に思ったことありません?
無いんですよ・・・期待されているほど。。。
ちょっと買い付け途中で撮影した画像をご紹介しましょう。
1900年代初頭の上質なオーク材でできたキャビネットです。高さは160cm以上あるのでは。この手の古い部類の家具は、アメリカでは『価値の下がらない』家具として捕らえられていますので、通常安売りされることは稀です。特別なメーカー製だったりデザイナーの作品という訳ではありませんが、普通でも現地で10万円を切ることはありません。
でも、このキャビネットは『お値打ち品』でした。しかーし、その日の体調はあまり芳しくなく・・・。
ちょっと話がそれますが、このようなケチのつけようの無い家具を見つけた時にまず考えてしまうことがあります。
そうです、『運搬』のことです。
いろいろと理由もあるのでしょうが、アメリカのアンティークショップで、2階建てのお店(Two Story Buildingと言いますが・・・)に行くと、体外家具は2階の埃まみれの場所に置かれていることが多い。
普通に考えると、重たいもの→運搬が楽な1階に置こう、と考えても良さそうなものですが・・・そうでもないようで。
長距離ドライブ後の買い付けともなるとわたしの『腰』が悲鳴をあげていることも珍しくないので、結構躊躇してしまうこともあるのですが、このキャビネットはそういう状態の時に見つけたものでした。結果、見送ってしまったのですが、元気な時なら迷わず購入していたことでしょうネ(笑)
この画像は、同じくオーク材でできた古いスクールデスク。ジョイント部分などを見ると補修の形跡が分かります。同様に持ち上げて見ると良し悪しが分かります。
簡略化していうと、『良い家具は重たい・・・』と考えています。良い家具は良い木材で作られているので、結構当てはまるのではと思います。
いきなり出てきたガソリンスタンド『テキサコ』のサイン♪
店内で足を進めていると突然の登場。もちろん、当時スタンドの屋外で使用されていた本物です。この手のアドバタイジングものも結構高い。市場に出回る数が極端に少ない為だと考えられます・・・。
で、どうしたかというと、買いました・・・笑。
(コンテナ到着後にリワイヤリング修理したら点灯可能でしょう♪ただいま予約受付中!!)
結構高かったのですが・・・。まあ、サイズもかなりデカイので、まあ妥当な値段だったのかもしれません・・・納得してます。
さて、これらの3枚の画像は同じ一軒のお店で撮影したもので、かな-り広いお店で、ゆっくり見て回ると数時間すぐ経ってしまうほど。
では、ミッドセンチュリーものはあったか・・・?
モダンなものはあったのか・・・?
答えは・・・ノー。
まあ、そんなものです。
大半はこんな感じです。
Life is never easy...
それが、アメリカの買い付け・・・笑。
さて、もうそろそろ帰るか・・・。
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