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トヨタの代わりにスホイのスーパージェットと野菜でハバロフスクとの協力(2)

2013-05-04 | ラジオ
日本の視察団が最も高い関心を向けたのは、(電波が弱く受信できず)また鉱山、木材調達部門用の特別重機の生産、通年の野菜、果物栽培を行なうハイテク温室コンビナートの建設にも大きな注目が集まっている。
日本ではこの分野の技術は大きな成功を収めているが、夏と冬の温度差が80度にもなるハバロフスク地方の気候ゾーンに見合うものを作るには、さらに工夫が必要とされる。ハバロフスク地方の農業には、日本の投資家がすでに積極的に参入している。それでもいくつかのプロジェクトについては、日本側は採算の見通しがたたないのではないかと懐疑的な姿勢を表している。
特にトヨタの自動車組立工場建設案は、ここでは大失敗に終わっており、おそらくはウラルよりも西の領域に建設されることになるだろう。これについてトヨタ社のニシタニ・トモアキ海外渉外部主査は、地元の市場は人口が少ないため規模が小さいが、もしくは完全に欠如しており、ハバロフスク地方に工場を設立した場合、その輸送に大きなロスが予測されるとして、設立を断念した理由を説明した。

ハバロフスク地方はこの問題点を意識している。実際ロジステックス上の、遠隔地にあることで地方自身が苦しい思いをしており、問題の解決は地元と連邦の両政府の特別な管理下に置かれている。
ハバロフスク地方政府は経済特区の創設前に投資家らに対し、必要に応じた大きな特恵を与える構えだ。今回の経団連の視察は5月に行なわれる毎年の役員会合を前に行なわれている。経団連は1200社を超える日本企業を束ねており、そのイニシアチブは日本の内閣の多くの決定に影響を与えている。

一部、受信状態が悪く聴き取れず

近くて遠いシベリアで
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4月16日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル