1010 Radio

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サハ共和国のダイヤモンド週間(2)

2012-01-26 | ラジオ
地質学者たちはサハ共和国のダイヤモンド鉱山で、採掘作業が行われているのは半分だけだと分析している。
ここでダイヤモンドの大規模な採掘業が始まったのは20世紀の半ばで、ソ連の様々な都市からの地質学者がやってきてからのことだ。20世紀半ばまでサハ共和国に住んでいたのは、古代の習俗と信仰を保存していた原住民のみであったために、ダイヤモンドは一切手つかずだった。
それはヤクート人たちが、日光に輝く石を神の目だと考えており、ダイヤモンドを恐れて近づかなかったからだ。

サハ共和国の旅行ツアーに参加すれば古代の伝説を聞き、ダイヤモンド採掘の歴史に触れ、ダイヤモンドの様々な興味深い秘密を知ることができる。
今日、サハ共和国は極限の地を旅し手付かずの自然に触れることに憧れる人々を惹きつけている。
これらの人々はマイナス60度を体感し、狩りや魚釣りをしたり、道なき道をジープやオートバイで駆け抜けたり、あるいはトナカイや犬に橇を引かせることを楽しんでいる。でもこれからは豪華さを好む人々をも引き付けるだろうと、グルシュコ副大統領は話している。
「私たちはダイヤモンドの輪というツアープロジェクトの実現に向けて動いている。このツアーでは大規模なダイヤモンド採掘企業のすべてを回り、世界で最も深い800メートルにもなるダイヤモンド鉱を見学することができる。
さらに有名なミール洞窟の見学も可能だ。この洞窟は自然に形成された、世界で最も大きな(?)洞窟で、そこでもダイヤモンドが見つかっている」
副大統領は、このように話している。

9月にサハ共和国ではダイヤモンド週間が始まるのを心待ちにしている、ダイヤモンド目当ての旅行(「りょこうかく」って何だ???)は着実に増えている。それは、ダイヤモンド週間で有利なのは実業家たちだけでなく、旅行者にも大幅な割引が約束されているからだ。

(?)は新人女性アナウンサーが何を言っているのか全く分からない

1月3日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル