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福島シンドロームを克服したロシア(2)

2012-01-12 | ラジオ
日本政府は、いわゆる観光客不足の事態改善に真剣に取り組み始めた。ロシア人観光客を刺激するための大規模な措置では第1段階として、日本の主要な観光ルートは地震の被害にも、原発事故の影響も受けていないという情報が流布された。
ロシアのツアーオペレーターは、日本が実際迅速かつ効果的に技術災害の傷跡から復興しつつあることを指摘している。距離的な近さから、日本を訪れるロシア人の圧倒的多数は常に極東の市民(声が出ていない
ので聴こえない)。
このことからサハリンの観光会社らは他に先駆け、この人気の観光先への信用回復を自力で回復しようと試みた。

サハリンのサンライズツアー社のシェピナ・マネージャーは、観光会社のスタッフたちはガイガーセンサー携え日本へ乗り込み、観光客に人体に全く影響がないことを証明しようとしたと、当時を振り返って次のように語っている。
「日本への渡航許可が下りるや否や我社の社長は、ガイガーセンサーを持って日本へ渡り、滞在しても危険のないことを自分で確認しようとした。このことで日本にお客様を送り出しても大丈夫だと、私たちも確信することができた。
今日、日本への観光客の数は従来のほぼ7割まで回復されている。サハリンにとっては、日本は最も人気の旅行先になっている。日本はテーマ別ツアーが非常に発達している。北海道と本州には沢山のお祭りがあり、ロシア人には人気がある」
マネージャーは、このように話している。

今日、ロシアのツアーオペレーターは、来年(今年)の春にはツアー客の数は、より多くなるだろうと楽観視している。これは春には花見を楽しもうとする旅行客が多いためだ。もう一つ人気のシーズンは秋で、紅葉狩りを楽しもうと日本へ向かうツアー客が多くなっている(と、たぶんこのように言っているのだろう。声が小さくて聴きにくい)。

2011年12月26日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル