1010 Radio

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経済クラブBRIC's、最初の拡大への扉(2)

2010-09-04 | ラジオ
これらはロシアのメドヴェージェフ大統領が、次のような声明を表すのに充分な理由となった。
メドヴェージェフ大統領は南アフリカのBRIC's加盟に、ロシアは利害関係を持っていると述べ次のように語っている。
「私たちはBRIC'sで検討されている、幾つもの問題に関する協議に、南アフリカが参加することは非常に能率的であると考えている。
BRIC's諸国は経済発展が著しく、南アフリカの経済もそれに当てはまっている。
ですから私たちは、我々のパートナーである南アフリカと、非常に多岐にわたる協力形態を発展させる用意がある。現在BRIC's枠内における、その他の国家に存在する見解と、アプローチを考慮した際、もちろん南アフリカとの協力も一つの可能性として存在する」
メドヴェージェフ大統領は、このように発言している。

経済市場ではBRIC's諸国が近い将来、日本や西側の先進国を追い越すとの予測が出ている。
その上、現在の世界金融経済危機後、このような評価を表明した。
BRIC's諸国の国民、企業、政府は西側諸国のような多額の負債を負っておらず、今後数十年間、ローンの返済に高額な資金を費やす(音声が流れず)
BRIC's諸国に世界経済にとって重要な資源があることは、これらの諸国が世界市場で有利な立場を占める要因となっている。
ブラジルでは農業が発展し、ロシアは世界における石油とガスの輸出国だ。インドは著しい知的資源を、中国は大きな労働資源を持っている。
南アフリカも、このような知的、労働資源の両方を持っているため、BRIC'sの(???)の加盟国と成り得るだろう。

ロシア、中国、インド、ブラジルは今年のBRIC'sサミットで相互貿易における、国家通貨の使用に付いて合意した。
このためBRIC's(???)は新たなパートナーにとって、魅力が強められた。
またこれは世界の金融舞台におけるドルとユーロの、著しい変動に対するBRIC's諸国の一致した答えとなった。
経済発展が著しいBRIC's諸国の首脳達は、国際金融研究所の改革に従い、全体としてより平等で民主的な経済システムの創設における、自分達の見解を調整する意向だ。

アフリカ大陸を代表する南アフリカの権威は、BRIC's諸国の立場をより強く、重みのあるものとすることは明らかだ。


(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で判らない。
(?)は音声が途切れて聴き取れない

8月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル