部屋で昼休憩をしていたら、何か声が聞こえる気がしました。
廊下から玄関の方を見ると、男性が二人。
マスクと一人は眼鏡、もう一人はサングラスをかけていて、
西箱根への移住に関する取材をしに、東京から来たとのこと。
道路から眺めたら景色がいいので、写真を撮らせて欲しいと言い、
聞いたことが無い出版社の名刺を渡されました。
私は、どうぞ、すべらないように気を付けてと答えました。
富士山の写真を撮りに来る人はよくいるので、何の疑問も持たず、
景色の話をしていたら、一緒に写真をと言ってマスクを外した途端!!!!!
なんということよ。このーーーーー
昔、2~3年一緒に働いた仲間でした。
私は20年で仕事を辞めたので、彼らとは24年以上のブランクですが、
ひょんなことから、会いに行こうと相談したのだそうです。
24年ぶりに会うのだからと、どっきり計画を綿密に立て、
場所の下見も2週間くらい前にして、名刺も作ったという念の入れよう。
私がまんまとどっきり作戦に引っ掛かり過ぎて、彼らのシナリオ以上になり、
途中でハラハラし出したそうです。
何十年ぶりかの気分の高揚と大笑いで、忘れられない10.24。
毎日職場で会っていた頃と同じ雰囲気で、何の抵抗もなく話せたのも、
このどっきり作戦の成果だと思いました。
自分としては、一人がマスクを外した瞬間に分かったことが、
本当に良かったぁと、心底思いました。
コロナでマスクが当たり前になっているからこその作戦、
コロナで良いことがあるなんて、嬉しいどっきりでした。