MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

シュロを動かす

2020-10-01 21:49:14 | スーパーばあちゃん

午前中の用事と買い物を済ませて帰ってきたら、

ばあちゃんがシュロの木のシュロを、燃やし終わったところでした。

このシュロはコナラの木の横に並んで立っていた物を、数年前に切って、

道路の端に置いてありました。

一人の時は絶対に燃やさないでと言ってありますが、無理、

やりたいと思うと止まらないので、現実を受け止めています。

これで満足したかと思ったら、午後になって、動かしたいとおっしゃる。

道路の反対側には、丸太や竹で畑の土留をしてあるのですが、

そこの古くなった竹を取って、シュロを置きたいと言うのです。

私も竹がダメになったらそうしようと思っていたのですが、

まだ壊れていないので、もう少し先でいいかと考えていました。

しかし、ばあちゃんのやる気は収まらないので、

竹を取って、土を移動し、シュロを転がして、セットしました。

シュロの皮に草がからんで、持ち上げるのが大変でしたが、

きちんと置いて、道を掃除して、完了です。

竹の方が長かったので、足りない部分には丸太を探して来て置きました。

「なぜやっちゃう?」という疑問の考え方は、意味が無いことに気づきました。

あと1か月で90才の人が、「今日はこれをやりたい。」と思って、

それに向かって夢中になれるのは、幸せな事です。

そう思いつつ、ばあちゃんが「これで草刈りがやり易くなるら。」と言った時、

「そうだね。ありがとう。」の言葉は出なかった・・・。

まだ修業が足りません。

コメント (2)
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