まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の紅葉(14/11/20)大原「寂光院」へ行ってきました。

2014年11月21日 | 京都市左京区

昨日、大原へ出かけました。先に、大原の手前にある八瀬の蓮華寺を見てきました。詳細は前日ぶろぐにて。蓮華寺から大原までは車で10分程で到着します。

公共交通機関利用の場合は、大原のバス停から徒歩20分ぐらいで寂光院へ到着します。*タクシーやマイカー利用の場合は、門のすぐそばまでいけますが、元気な方は歩くことをおすすめします。

参道の紅葉が見頃です。紅葉シーズンは、ほとんどの参道脇のお店が営業をしています。お土産店、佃煮、民芸品、飲食店、足湯、温泉など見ているだけでも楽しめます。(シーズンオフは閉店の店も多いです)

受付をすませ、六十六段の紅葉坂(もみじざか)を上がります。(傾斜がゆるいので上るのが大変な坂ではないです)

参道途中にあるお茶室「狐雲」周辺も、きれいに色づいていました。(右下写真)

寂光院は天台宗の尼寺です。推古2年(594)に、聖徳太子が、父である用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられています。また、平清盛の息女で、安徳天皇の母である建礼門院徳子が、壇ノ浦で滅亡した平家一門と、安徳天皇の菩提を弔いながら閑居して終生を過ごされています。

平家物語の登場する建礼門院と後白河法皇が対面する場面に登場する樹齢千年を超える「姫小松」は、平成12年(2000)に発生した不慮の火災により本堂・ご本尊ともに焼損しましたが、枯死した姿で諸行無常の鐘と共に残っています。(右下写真)

境内のもみじは、散り始めているものもたくさんありました。今週いっぱいが、盛りかな?

現在「建礼門院の庵室跡」特別公開されています。また、その庵室を見守るように、建礼門院に仕えた阿波内侍(あわのないしのかみ)のお墓も近くにあります。今年の桜の季節に訪ねた際にご紹介しています。【前ぶろぐ】なお、阿波内侍は、崇徳天皇に愛された人で、東山の安井金毘羅宮(縁切・縁結の碑で有名)【前ぶろぐ】のあたりに屋敷がありました。大原女のモデルとなった人です。

京都大原 寂光院 http://www.jakkoin.jp/ 拝観所要時間:30分~ 拝観料:大人(高校生以上)600円 中学生350円 小学生100円 周辺に私設の駐車場があります。(1日:300円~)

寂光院は以前紅葉の季節にご紹介しています。【14/4/19】【13/11/17】【13/11/16】【13/11/1



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