今日は午後から嵐山へ出かけました。京都はここ数日、朝晩が寒くて・・・気がついたら紅葉がもう見頃です。あれ?(^^;)京都の紅葉は、昨年に比べるとかなり早いし、例年よりちょっと早めな気がします。
とはいえ、渡月橋の眺めは・・・まだまだな感じ。嵐山は人気の観光地、特に外人さんや修学旅行生などが多く、平日なのにけっこうな人でした。歩けないほどではなかった・・・。ピーク時は、歩道を歩くのも大変なこともあります。天龍寺の門前へ来て見ると、紅葉が見頃の案内・・・。
天龍寺は、臨済宗天龍寺派の大本山で、暦応2年(1339)、吉野でなくなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が、夢窓国師を開山として創建したお寺です。境内に入ると、もみじがきれいに色づいていました。やはり・・・早い。
大方丈から見る庭園は、国の史跡・特別名勝第1号に指定され、平成6年に世界文化遺産に登録されています。広い縁側に座って、お庭をのんびり眺めていると、時間が合っという間にたってしまいますが・・・今日はすごい人。(@Д@;)流行りのカメラアームのを使って自撮りする人もいっぱい・・・。
この景色↓を堂内から眺めると、こんな感じ・・・。とてもきれいなんですが、人がいない瞬間を撮るのは困難。
ここの縁側の千切り(ちぎり・・・木の接合面にはめ込んだもの、普通は蝶のような形)よく見ると、もみじ形になっています。素晴らしい!(^^)気づかない人が多いですけど、訪ねたらぜひ探してみてくださいね~。堂内に入らなくても見える場所です。
書院から多宝殿へは、長い回廊を通っていくことができます。回廊はゴザ敷になったんですね、以前は板張りで冷たかったのに・・・。多宝殿には昭和9年に再建され、鎌倉時代の様式を取り入れた建物で、後醍醐天皇の像が祀られています。
紅葉は、さくらは落葉、もみじが見頃です。木にもよりますが色づき5分ぐらいかな?
紅葉は、来週あたりがいちばんの見頃かも?今日も十分見頃でしたが、寒かったです。(><。)
法堂(はっとう)の「雲龍図」も見てきました。春秋の特別参拝時は毎日公開されています。通常は土日祝公開です。(拝観料500円)撮影NG。「雲龍図」は、平成9年(1997)天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業として日本画家加山又造画伯(1927~2004)により天井に描かれました。思ったより低いので、かなりきれいに見れます。
今日はきもの着用でした。京都きものパスポートを提示すると、雲龍図のポストカードがもらえます。
売店で、だるまのお守り(500円)を買ってきました。このだるまさん、頭をのぞくと「雲龍図」が見れます。そしてなんと「目が飛び出る」のです。ちょっと面白くてかわいいです~。
天龍寺 http://www.tenryuji.com/index.html
拝観料:庭園(高校生以上500円 小・中300円) 諸堂参拝(+100円) 拝観所要時間:60分~ 駐車場:1,000円(終日)*観光ピーク時は交通規制もありますのでご注意ください。
境内に精進料理のお店「篩月(しげつ)」さんがあります。以前ご紹介しています。【前ぶろぐ】少人数なら予約なしで大丈夫です。(アルコールもOK)
この後、周辺の様子をご報告します。次のぶろぐにて。
涼しくなり、そろそろ紅葉が待ち遠しくなってきました。
嵐山は混んでますが、魅力的な場所ですよね~。