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まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の桜:平野神社「突羽根桜」(12/4/25)

2012年04月25日 | 京都市北区

今日は、午前中「平野神社」へ行ってきました。毎年、京都の桜開花宣言の前に咲く神門の前のしだれ桜「魁」はすっかり葉桜になり小さなさくらんぼが生っていました。*右下写真のさくらんぼは違う品種です。

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境内には、平野神社がルーツの珍しい八重桜がいくつもありますが、ほとんどが見頃終了です。左下写真は「平野妹背」という品種です。その名の通り平野神社がルーツの桜で、妹背(仲の良い恋人)のように花柄の先に2つのかわいい実が寄り添うようにつくそうです。写真クリックで拡大すると、ピンク色の花の後に白っぽい花が開き・・・2段階に咲いています。

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左下写真は「おけさ」です。神門をくぐったところにあり満開でした。(右上写真)右下写真は「突羽根桜」です。どちらも平野神社がルーツの桜です。突羽根桜は、紅色の花が咲く過程によりさまざまな表情を見せ、最後には大輪になります。ちょうど大輪になりかけの桜がたくさん見れました。今月いっぱいは楽しめそうです。

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先日訪ねた仁和寺【前ぶろぐ】がルーツの「御衣黄」は満開でした。

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本日25日は、境内で、北山朝市が開催されています。春の味覚満載!タラの芽250円、獲れたて朝掘りの筍はどのサイズでも1本500円でした。あっという間に売り切れ~。

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平野神社 http://www.geocities.jp/daa01397/index.html

参拝自由  拝観所要時間:20分~ 前回の様子は【12/3/28ぶろぐ】にて。

この後は、隣接する北野天満宮の天神市の様子をご紹介します。次のぶろぐにて。


京都の桜:雨宝院「御衣黄」(12/4/23)

2012年04月25日 | 京都市上京区

一昨日、西陣の「雨宝院(うほういん)」へ行ってきました。高野山真言宗のお寺で、もとは、大聖歓喜寺(だいしょうかんきじ)と呼ばれ、千本五辻(せんぼんいつつじ)にありましたが、応仁の兵乱(1467)により堂宇は荒廃し、天正年間(1573~)に、この地に再興されたものといわれています。

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正式な名前は「雨宝院」ですが、西陣の地に在って歓喜天(聖天)を祀るところから「西陣聖天」と通称されています。大正時代、久邇宮(くにのみや)朝彦親王が当院参詣の折、にわか雨をこの松の下でしのがれたと伝えられている「時雨の松」が境内を覆っています。

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境内には、いろんな御堂が祀られていて、大きな桜の木もたくさんあり・・・木の下に御堂があるような・・・うっそうとした?いえ、ちょっとごちゃっとした?感じではありますが、歓喜桜、御衣黄、観音桜、松月などいろんな桜が咲きます御衣黄が満開でした。

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この鳥居の奥には弘法大師が草創の日本最古と称される「大聖歓喜天」のお堂が在ります。

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雨宝院 京都市上京区上立売通智恵光院西入ル聖天町

参拝自由 駐車場なし 拝観所要時間:20分