まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都の桜:仁和寺「御室桜」(12/4/21)

2012年04月22日 | トミーズツアーご報告

昨日は、トミーズツアー「名勝御室桜と東寺弘法市」のツアーの現地ガイドとして、お客様をご案内しました。先に東寺の弘法市を楽しんでいただいた後、仁和寺へ…。

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仁和寺は、宇多天皇が創建(888年完成)した真言宗御室派の総本山で、旧御室御所とも呼ばれ、兼好法師の徒然草等でも知られています。御室桜(おむろさくら)とよばれる樹高の低い里桜が、雲の上に五重塔を浮かべるように咲き誇っています。

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この写真を撮れる場所は、このように、人だらけです。↑(^^)↑御室桜は、背が低く、淡桃白色の花です。起源は古く平安時代までさかのぼりますが、現在のものは江戸時代の初期に植えられたものです。地盤が固くて根が張りにくいため、樹高が低いのだそうです。木の間を散策できます。【こんな感じ

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朝の案内では「御室桜 散り初め」でしたけど、かなり散っていました。まぁ、桜の花びらの絨毯もきれいでしたけど~。桜の代わりに、ミツバツツジがきれいに咲いていました。花が終わってから三つ葉の葉が出てくることからこの名がついています。

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仁王門から中門への参道わきに、先日訪ねた大阪造幣局でもご紹介した御衣黄(ぎょいこう)が何本かあります。仁和寺がルーツの品種ともいわれ、位の高いお坊さんの衣の色に似ていることから御衣黄の名がついたとされます。右下写真は普賢象という品種で、室町時代から京都地方にある有名な桜です。花の中から葉化した二つの雌しべが突き出し、その先端が屈曲しています。その状態が、普賢菩薩の乗る象の鼻に似ているところから、この名が付けられたそうです。

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仁和寺 http://www.ninnaji.or.jp/   昨年の様子は前ぶろぐ【11/04/21】【08/04/13】【07/4/14】にて。

お花見時期の特別入山料:大人・高校生500円 小中200円 駐車場あり*桜の季節は公共交通機関利用が無難です。

東寺弘法市、仁和寺御室桜を楽しんだ後は、お土産タイム今回は「鶴屋吉信」さんの本店へ寄りました。すでにお菓子は夏ですね~。 

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本日のバス&ツアーに参加されたお客様です。許可を頂いて撮らせていただきました。皆様、本日は私のつたない案内におつきあいしていただきまして誠にありがとうございました。

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富山はソメイヨシノが満開とのことでしたが・・・京都の見納め桜「御室桜」を楽しんでいただけましたでしょうか?まずはゆっくり旅の疲れをとっていただいて・・・また、京都でお待ちしています。 m(_ _)m