3月27日の災害・オウム対策特別員会で再度、とりあげ、区から「足立区地域防災計画は、今回の震災と水害の複合的な災害のシナリオなど、想定外を極力排除し得る計画をめざします。」と答弁がありました。その後、前進した障がい者支援策、防災訓練、消防団支援などについて報告します。
区では、東日本大震災や三連動地震などを想定し、現在、震度7クラスの巨大地震や東京湾岸に津波警報が発令された場合の、いわゆる過酷な事態を想定した対策の検討を約束しました。
障がい者、高齢者など災害弱者については第1次避難所でなく、福祉避難所(特養ホーム・作業所等)へ直接、避難することも検討約束。また、個別支援計画の策定、関係機関や専門医などの意見を聞きながら検討中。
新たに広域停電時に使用するバルーン型の照明裝置や震災活動中の消防団に対する食糧等の支援を具体化することを約束。現在、足立区消防団運営委員会で「東日本大震災を踏まえ、地域特性に応じた即時性の高い消防団活動」をテーマに検討中。
今年度実施した18カ所の地域別の防災訓練は、災害時の初期消火、防災コミュニティの醸成、防災士や防災ボランティアの養成など、防災意識を高めるために役立ちました。私は、さらに実施ヶ所数を増やすよう求めしたが、区は総合防災訓練は、東日本大震災を踏まえて「見る訓練から実践する訓練へ」大きく内容を変更したが、全区で実施できるよう努力することを約束しました。