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産業廃棄物処理施設の悪臭対策

2011-04-09 22:26:53 | 環境・公害

ペットボトル、びん、かんの処理施設の悪臭による苦情が多かった入谷9丁目にあるトベ商事が悪臭対策で成果があったとして、近隣住民に対策の説明会を行いました。

 

プロジェクターを使って説明されました。

対策の第一はペットボトル、びん、かんを処理している床面の改修を行い、ペットボトルなどからのジュース、コーヒーなどの残った糖分やエキスが化学反応を起こして、悪臭をはなつというので、床面の傾斜をつけて、排水路に流しきるようにした。

えひめA1-1という酵母菌、乳酸菌、納豆菌を主体に、糖蜜を用いて、独自の製法で発酵培養された環境浄化微生物資材をつかい悪臭の発生を防ぐというもの。

これは薬品ではなく、日常私たちが食用にしている原料ばかりなので、人にも自然環境にも優しい製品であると説明されました。成功例としては川口市と足立区の間を流れる新芝川の悪臭対策として、近隣住民が排水溝から流したところ、悪臭が改善されたという。

さらに、排水路にもマイナスイオンによるグリーストラップ浄化をおこなっているという説明でしたが、こちらもいくつかの成果があがっているという説明でした。

さらに開放して作業していたことをやめ、施設の壁面はすべて閉じて作業をするようにしたことで悪臭だけでなく、騒音も軽減されたとしています。

工場内は以前よりきれいになったと思われます。ただし、悪臭については、これから夏に向かっていくのでこれらの対策の効果の検証はこれからではないかと思われますが、近隣の方の話では悪臭は改善されていると話されていました。

 私も説明会に参加させていただき、質問もさせていただきました。臭気指数を測定して変化があるのかどうかをお聞きしましたが、数字的な調査はしていないということでしたが、社長さんも最後のあいさつで、数字的な成果を今後は示して行きたいと話していました。