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認可保育園に入れない

2009-05-13 22:49:33 | Weblog
「不況で仕事をしなければならないのに子どもを預けられない」「保育園に入れない!」ー5月11日に、今年度の足立の認可保育園待機児童の状況の報告があり、深刻な実態が浮き彫りになりました。


区内の保育園

どこにも入れなかった児童は205人から418人に倍増。特に深刻なのは、新田・千住など川に囲まれた地域。次いで綾瀬地域、西新井駅前であることがあきらかになりました。
 実は「待機児童数」のカウントが以前とは変わっています。以前は認可保育園に入れなかった子どもを「待機児童」としていましたが、認可保育園の基準を満たさない認証保育所や保育ママに預けた子どもは「待機児童ではない」として、行政責任を矮小化してしまったのです。以前の計算方法ならなんと723人の待機児童です。でも、数字上いくら小さく見せても、深刻な実態が改善されたわけではありません。


なぜこんな事態になったのでしょうか。直接の原因は、急激に悪化した景気の影響で入所希望者が急増したことにありますが、その背景には保育園建設の行政責任を放棄してきた足立区の姿勢があります。


年齢別待機児数

2月23日、日本共産党区議団はと保護者とともに区長に緊急申し入れを行いました。3月5日、区は待機児が多い地区を中心に緊急対策を発表しましたが、今回の事態は区が自ら、認可保育園を建設することなしに待機児の解消はできないことを示したものです。日本共産党は待機児解消のため引き続きがんばります。