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子どもの貧困

2009-05-19 23:20:42 | Weblog
一昨日、西伊興地域で小集会がありました。伊興には赤旗記者で「子どもの貧困」特集記事を書いている荻野悦子記者がいます。


「子どもの貧困」について語る荻野悦子記者

子どもの貧困が広がっている原因はどこにあるのでしょうか。
「構造改革」で暮らしの基盤をぼろぼろに壊してきたからです。小泉「構造改革」路線は財界の戦略に従って労働法制を連続で規制緩和し、不安定で劣悪な雇用をまん延させてきました。
 大企業の公的負担をいっそう軽減するために、税制と社会保障の改悪で国民に年額十三兆円もの負担増を押し付けています。いくら働いてもまともに暮らせないワーキングプアをつくりだし、とりわけ一番弱い立場にある子どもが貧困にさらされてしまったのです。日本社会の将来をゆるがす少子化も根源は同じです。
ところが、世界金融危機のもとで、大企業があわてふためいて道理のない派遣・期間工切り、下請けへの犠牲転嫁に走っています。国民に痛みを強いてきた財界が、その破たんの痛みを再び国民に押し付けて底なしの被害を広げています。
「構造改革」の司令塔である財界が完全に見通しを失っています。家計を犠牲にして外需・輸出だけで稼ぐゆがんだ路線は、徹底的に改めることが必要です。
 来年度予算案を抜本的に組み替え、雇用を守り、社会保障を抑制から拡充に切り替え、中小企業、農業、税制のあらゆる面で内需主導の経済体質へ、根本的な転換を図ることが求められます。