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解釈改憲の動きが、正真正銘の崖っぷちとなっています。6月28日に行われた公明党の地方代表への説明会に対して、雨の中、急きょ市民17人で地方代表へのアピール行動(チラシ配布など)を取り組みました(当日のチラシは後掲)。
会議では、「9割」(朝日)、「100%」(毎日)にものぼる反対・慎重論が噴出したにも関わらず、党執行部は明日30日(月)に所属国会議員から強引に「一任」を取り付け、7月1日(火)の与党正式合意、自民党総務会での了承を経て、17時30分(予定)からの臨時閣議での閣議決定へとなだれ込もうとしています。
驚くべきことに、高村自民党副総裁は、「解釈の適正化であって、解釈改憲ではない。憲法の今までの法理は100%継承、維持する」と表明。
公明党側も「憲法上の規範は100%継承される」と述べ、専守防衛という憲法上の規範が変わらない点を自公両党で確認したそうです。
何と空虚かつ欺瞞的な言葉でしょうか。
この歴史的な岐路で、あきらめず、出来ることをやりましょう。
公明、地方から異論相次ぐ 集団的自衛権行使容認巡り(6月28日、朝日)
http://www.asahi.com/articles/ASG6X5KMXG6XUTFK003.html
集団的自衛権:公明、地方から異論「慎重・反対100%」「連立離脱の声」
(6月29日、毎日)
http://mainichi.jp/shimen/news/20140629ddm001010140000c.html
集団的自衛権の行使容認、公明党が地方幹部に説明(6月28日、TBS)
http://news.tbs.co.jp/20140628/
「憲法の規範性」維持確認(6月28日、公明新聞)
https://www.komei.or.jp/news/detail/20140628_14340
「覚悟」の首相押し切る 自公攻防の舞台裏(6月28日、西日本)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/97934
集団的自衛権容認に市民抗議 公明党愛知県本部(6月28日、中日)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014062890114537.html
【アクション呼びかけ】
・閣議決定を許さない!官邸前行動へ
・自民党総務会のキーパーソンに大至急ファックスを
・執行部へ「一任」しないで!公明議員にファックスを
・公明党の地方議員に要請を
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★7月1日(火)17時30分からの臨時閣議で閣議決定を強行すると言われています。
この歴史的な暴挙にNO!の声を大きくぶつけましょう。
閣議決定で「戦争する国」にするな! 官邸前行動
(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会 http://kyujokowasuna.com/ )
・6月30日(月)18:30~19:30(19:30~ 戦争をさせない1000人委員会)
※インターネットでの呼びかけも大きく広がっており、多くの方の参加が見込まれています。
ぜひ、万難を排してお集まりください。
・7月1日(火)午前9:30~10:30(1000人委員会と共同行動)
17:00~(1000人委員会と共同行動)
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★閣議決定の最終関門=自民党総務会のキーパーソンに大至急ファックスを!
7月1日(火)にも行われる正式な与党合意を受けて、当日中に自民党の総務会で了承手続きが行われると見られます。
既に自民党執行部は、慎重派議員に対する根回しを始めています。
ぎりぎりの局面でこそ、自民党内のチェック能力を発揮すべきです。
解釈改憲に反対するように、結果を追認することなく議論を尽くすよう、大至急声を届けてください。
以下にキーパーソンとなる議員をまとめましたのでご活用ください。
【自民党総務会キーパーソンのFAXリスト】 (文責:杉原)
※先日のリストに松山政司、金子一義の2議員を補足しました。
注)◎は反対の人:「がんばって」と激励を。
○は慎重と思われる人:「しっかり声をあげて」と。
◎会長:野田聖子(岐阜1区) (FAX)03-3591-2143
○会長代理:森山裕(鹿児島5区)(FAX)03-3508-3714
○会長代理:松山政司(福岡) (FAX)03-6551-1124
○副会長:岸宏一(山形) (FAX)03-6551-0315
○副会長:武見敬三(東京) (FAX)03-6206-1502
○総務:大島理森(青森3区) (FAX)03-3508-3932
○総務:金子一義(岐阜4区) (FAX)03-3502-5853
○総務:金子恵美(新潟4区) (FAX)03-3508-3722
○総務:渡海紀三朗(兵庫10区) (FAX)03-3508-3613
○総務:野田毅(熊本2区) (FAX)03-3501-7538
◎総務:村上誠一郎(愛媛2区) (FAX)03-3502-5172
○総務:金子原二郎(長崎) (FAX)03-6551-1202
○総務:木村義雄(比例) (FAX)03-6551-0305
<全員(25人)のリストはこちらから>
自民総務会FAXリスト
呼びかけ http://kyujokowasuna.com/?p=385
一覧表 http://bit.ly/1nLWByT
【関連】
行使容認に待った!?総務会の1人が反対表明(6月28日、テレビ朝日)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20140628-00000001-ann-pol
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★執行部に「一任」しないで! 公明党議員にファックスで要請を!
25、26、27日に引き続いて、来週30日(月)にも公明党所属議員による会合が行われます。
党執行部はこの場で執行部への「一任」を取り付け、7月1日(火)の与党協議での正式合意と夕方の閣議決定に持ち込もうとしています。
まだぎりぎり間に合います。
公明党議員に対して、ファックスや電話で働きかけてください!
※短いものでも構いません。一人ひとりの言葉で、思いを込めたメッセージを。
例)
・所属国会・地方議員の多くから出されている反対・慎重論をしっかりと反映させるためには議論が明らかに不足しています。
執行部への「一任」は絶対にしないでください。
・28日の党地方代表との懇談会では「9割」にものぼる反対・慎重論が噴出しました。
党を支える地方の声を無視しての閣議決定は許されません。
・世論調査でも議論が不十分との声が圧倒的多数です。
拙速な閣議決定はやめてください。
・7月5日に行われる公明党の地方代表者会議の前に結論を出すのはおかしいです。
きちんと地方の声を受け止め、合意をつくるべきです。
・山口代表の「人の生き死にに関わる集団的自衛権の問題で安易な妥協はあり得ない」(5月20日記者会見)との発言に責任を持ってください。
<まずは執行部ではない議員に確実に声を届けることが重要です!>
◆国会議員FAX名簿(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会)
※冒頭に公明党の全議員リスト
→ http://bit.ly/1n6mdLh
<執行部には強く抗議を!>
【執行部】
山口那津男・代表 (FAX)03-6551-0806
北側一雄・副代表(FAX)03-3508-3533
漆原良夫・国対委員長(FAX)03-3508-7149
【国土交通大臣】 ※「閣議で絶対に了承しないで」
太田昭宏(東京) FAX:03-3508-3519
◇電話できる方は
衆議院は 03-3581-5111
参議院は 03-3581-3111
にかけて議員名を伝えれば、議員事務所につないでくれます。
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★地元の公明党地方議員に大至急要請してください!
※「地方を声を無視しないで」「7月5日の地方代表者会議前に閣議決定しないで」と執行部に伝えてと。
公明党執行部は7月5日(土)の「全国県代表協議会」前に閣議決定を認めようとしています。
6月28日の地方代表を緊急招集しての懇談会で噴出した反対・慎重論を無視して、閣議決定を強行することは許されません。
執行部は党を支える地方の声(地方議員は約3000人!)に真摯に向き合うべきです。
以下の公明党HPから、お住まいの地域で検索して、地元議員に「地方の声を聞かないまま閣議決定しないで」と党執行部に対して声をあげるよう要請してください!
公明党 所属議員検索
https://www.komei.or.jp/member/
※「議員を探す」の「複数条件から探す」から、都道府県、市区町村名を入力して検索すれば、議員情報(連絡先)が見られます。
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