ルーツ

アイヌの昔話を調べていて　国立博物館のサイトにたどり着く

 

アイヌと自然デジタル図鑑

 

伝承者のなかの　おふたりの顔を見て　ハッとした。
父の姉　つまり　伯母に　よく似ていらっしゃるのである。

山川弘さんと　川上シンさん

伯母たちは　仁(ジン)　と　サダといった。わたしが子どもの
頃は　すでに　中年だったのだけれど　亡くなったあとの　
棺の顔は　色白で　彫りが深くうつくしかった。目が不思議な
色をしていて　瞳のめぐりが青い。じつはわたしの瞳も
茶色の瞳の外側が　青い。フジコヘミングさんによく間違え
られた。

祖父も頭骨が長く　後頭部は後ろに発達していて　頭のカタチ
が完璧。目はくぼみ　眼光するどく　ふつうの
ひとの　感じでは　なかった。コーカサス系みたいだな
と思った。

父の母は　伯母たちの母とは違うので　南方系　とにかく
黒くて　ピカピカしていた。こちらもある意味日本人離れ。

ふたりの叔父は　ひとりは　白皙の美形　ひとりは鷲鼻で
眼光鋭く　肌が赤黒かった。天狗みたいな感じ。

日本人は混血種なのである。北の海を渡り　南の海を渡り
たどりついたひとたちのあつまり....

混交して　今。東京へ東京へで　混交は進み　外人が増え
国際結婚でますます　まじりあう。

もとは　五色人類　白赤黒青黄　まぜまぜしてクラッシュ
が　支配者さまの　狙いなのだろうが　日本人特有の
なんとか遺伝子　神の遺伝子は　どういうことになるのだろう。