リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

金銭感覚は生きた時代で決まる?

2016年01月19日 | 日々の風の吹くまま
 

今日の日の出は午前7時59分。冬至を過ぎてから初めて8時前になった。昇って来る位置
もだいぶ東へ移動して、ベーカー山のほぼ右肩。ということは、あと1、2週間でベーカーの
頂上から昇るってことかな。はて、ワタシの「カスケード富士」がダイヤモンド富士になれる
かどうか。お天気しだいではあるけど、楽しみ・・・。

今日の午後4時が期限の仕事をやっつけようと、きのうからバンバンとキーを叩き続けて、
カレシを英語教室に送り出した後は一心不乱でわき見もせずに突貫作業。がんばった甲斐
があって、30分ちょっとの余裕を残して完了したけど、首がコチコチ。肩もコチコチ。左目の
まぶたはピクピクするし、右手の中指はばね指になりかけていて、もう惨憺たるもの。でも、
仕事をしている最中にもカナダドルが下がって、実質料金が上がったからホクホク。ここは
ガチッと遊びモードにスイッチを切り替えて、寄る年波を押し返さなくちゃ。

肩の凝りをほぐすつもりでのんびりゲームなんかしていたら、カレシが思い出したように「ジ
ムに電話しなきゃ」。ジムはママの銀行口座を「共有名義人」として管理していて、めんどう
にならないように「信託宣言」があるかどうか確認しておいた方がいいと弁護士のリチャード
に言われていた。詰まるところ、遺産管理の要点は検認裁判所と税務署を蚊帳の外に置く
ことなんだろうな。聞くともなく聞いていたら、びっくり仰天情報が飛び出したらしく、カレシは
素っ頓狂に4つ文字言葉と爆笑を連発。電話が終わって、笑いが収まったところで「信じら
れないよ、ほんと」。何が?「おふくろはいつもホームは金がかかると愚痴ってるだろ?でも、
ジムによると後30年は困らないだけの金があるんだってさ。心配して損したなあ」。

ママは今年の5月に99歳になる。後30年も悠々自適で暮らせるほどの資金があるなら、メ
トロバンクーバーで一番のホームに入れるのにな。「そうなんだけど、今のところでいいって
動かないんだよな」。大恐慌の時代に育って、結婚してからも給料日前にはバス代もなかっ
たほどの貧乏をしたせいで、倹約精神が深く染み付いているんだろうな。苦労したんだから
目一杯の贅沢をしてもらいたいと思うけど、本人にその気がないんじゃどうしようもない。子
の心親知らずか。いや、足腰は弱っていても頭脳はまだシャープだから、息子たちの気持
はちゃんとわかっていると思うけど。

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