リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

盗聴器つきビル、売ります

2013年09月30日 | 日々の風の吹くまま
週末は行列してくる嵐。ワタシのオフィスも嵐。でも、今日の午後にはちょっとだけ青空
がのぞいたし、ワタシの仕事も期限の30分前に完了!やれやれ、カレンダーを見たら、
今日で9月も終わりじゃないの。さっさと請求書を作って送らなくちゃ。

アメリカは議会が暫定予算を成立させずじまいで、とうとう政府がシャットダウン。前に
もあったことだけど、党利党略というよりは、感情的になって主義主張に拘泥している、
まさに劇作家氏が言っていた「深い亀裂の入った国」。アメリカ国民もさすがに呆れて
開いた口が塞がらないでいるらしい。それにしても、アメリカ人は自分たちの手でアメリ
カ経済をシャットダウンできるわけで、狂信的過激派テロリストなんかいなくてもいいっ
てことになるのか。さすが我が道を行くアメリカ人といいたいところだけど、国境で物資
が滞ったら、カナダは大迷惑する。カナダドル、上がるかな、下がるかな。

そのカナダでは、政府が倒産したテレコム会社のノーテルの「キャンパス」を買収して、
国防省の庁舎にしようとしたら、バグ(盗聴装置)がぞろぞろ見つかったとかで大騒ぎ。
どうやらノーテル時代に中国が産業スパイ?の目的でしかけたらしいという話だけど、
買う前に調べなかったんかいな。これじゃ国防省どころか、政府機関の庁舎には無理
だな。だって、ランチルームのおしゃべりが中国やアメリカやウィキリークスに筒抜けに
なったら嫌じゃないの。たぶん売ることもできないだろうから、10億ドル、もったいない。
でも、バグをすべて取り除くにはすごいお金がかかるらしいし、どうするの?

ワタシが警察関係の機関に勤めていた30年前、分析部門(「法務省政策局」とか適当
な看板がかかっていた)は捜査部門とは別に、街中の古い民間ビルの最上階にあって、
年に2回くらい「Sweeper(掃除人)」が来ていた。金属探知機のようなキカイを引っ提
げた(たぶん諜報局の)一団がやって来て、犯罪組織の手先がバグをしかけていない
かどうか、天井から壁から床から、トイレからデスクから何から何まで、大晦日の煤払
いよりも徹底した大掃除。見ている方はスパイ映画に紛れ込んだようでおもしろかった
けど、バグが見つかったことはなかった。どんなものか、見てみたかったな。

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