リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

長電話しながら掃除する人とそれを掃除機で追い立てて回る人

2023年12月11日 | 日々の風の吹くまま
12月10日(日曜日)。🌧☁🌧☁。何だかずいぶん暖かくなったなあ。きのうの雪は帰ってくる頃にはすっかり消えていて、そのまま夜の間に気温が上がり続けたらしい。今日の予想最高気温は7度で明日は8度。それ、いくら冬が温暖な気候帯でも暖かすぎないかな。雪や寒波の中で育った道産子のワタシが言うのもなんだけど、まあ、この年になったら雪さえ降らなければどぉ~でもいいのよねえ。

カレシが日曜だけになった朝のレッスンをやっている間に、ワタシはきのうやり残したことを片付けてから日曜日恒例の掃除。今の季節はしょっちゅうルーフデッキやバルコニーに出ることがないので、床はあまり汚れないし、窓も開けないので外からの埃も溜まらないから、掃除は楽なもの。ささっとダスターで埃を払って、箒で掃除機が届かない隅っこを中心にきれいに掃き掃除。いい気分で箒を振り回していたらトロントから電話。カレシのレッスンがもうすぐ終わるとことなので、それまで(義)弟のデイヴィッドと他愛のない世間話。トロントではもう雪が積もっているんでし?と聞いたら「ぜんぜん」。スーパー・エルニーニョの冬だから、東の方も暖冬なのかな。こっちではきのう雪が降ったよと言ったら「なんだ、そっちに行ったのか」だって。うん、マザーネイチャーは時々方向音痴だからねえ。なんて言っているうちにカレシのレッスンが終わったので選手交代。

年の差8歳のこの2人、仲がいいもので、どっちからかけてもいっつも延々と長電話。携帯だったらとってもバッテリが持たないだろうなというくらいで、実際にいつだったか家電で話していて、フルに充電したあったはずのバッテリがぷっつんと切れたことがある。車で30分の距離にいる年子の弟ジムとはめったに電話しないのとはほんとに好対照。別に仲は悪くないから、小さい会社を経営していたジムが若い頃から友だちが多くて、今でもゴルフだ何だと付き合いに忙しいのに対して、カレシはあんまり人付き合いが得意な方じゃないという、まあ、性格の違いなんだろうな。もっとも、ワタシも1人しかいない東京の妹にめったにメールも電話もしないのは単にぐうたらを決め込んでいるだけなので、一緒に育った兄弟姉妹だということで甘えているのかもしれない。

カレシは受話器片手に担当のバスルームの掃除を始めたけど、話に夢中で休み休み。掃除機をかけるワタシはソファでしゃべっているカレシにあっちに行ってと追い立て、バスルームで掃除をしながらしゃべっているカレシにまぁ~だぁ?と急かして、もうひとつのバスルームに移動したカレシに追い付いたら、今度はあっちの方を先に済ませてよぉと催促。なんとか掃除機をかけ終わって、今度はモップをかけるのにまたあっち行って、こっちに来て。カレシはデイヴィッドとしゃべりながら、あっちこっちとうろうろ。傍目にはコメディ映画みたいに見えたんじゃないかな。それでもカレシは(いつもはワタシの3分の1の時間でやる)2つのバスルームの掃除と長電話をワタシの床掃除が終わる頃には終了して、「しゃべりながら片手でやったんで、どっか見落としたところないかチェックしてよ」。別に問題はないけど。「じゃあウォーキングに行こう」。でも、時計を見たら12時10分前で、「ええ、もうこんな時間かあ」。そうそう。だからウォーキングはランチの後ってことにして、ついでにごみを捨てようね。と、こうして何とも変則的な日曜日の朝が過ぎて行ったのでした。めでたし、めでたし(の2人)。


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