リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ハロウィーンの夜は高みの花火見物

2019年11月01日 | 日々の風の吹くまま
10月31日(木曜日)。☀☀。ハロウィーン。寒いし、夜には霧が出ると言う話。モントリオールは雪の予報でハロウィーンを「延期」すると言う話があるらしい。はて、来年10月のクルーズで終点のモントリオールに着くのは27日で少なくとも1泊するから帰って来るのは28日。ちょうど大雪を降らせるノーイースターの季節だなあ。数年前にボストンに行っていてトロントへの飛行機が欠航しそうになったのも今頃で、何とか乗れたプロペラ機が出発間際にどばぁ~っとピンク色の除氷剤をぶっかけられて度肝を抜かれたっけな。気候変動がどうのこうの言っても、人間は自然の力には勝てないんだよな。

サンフランシスコに行くのに夕方のユナイテッド便に乗ったら、出発時間を過ぎても一向に動かなくて、やがてボーディングブリッジの接続部の不具合で応急修理をしていると言うアナウンス。暗くなって窓からあちこちに花火が上がるのが見えて、(がら空きに近い)機内では、今夜はハロウィーンだから、きっとキャンディをもらえなかった魔女の意地悪してるんだよ、とわいわいがやがや。結局は2時間くらい遅れて出発できて、客室乗務員が「ハロウィーンだからにぎやかに行きましょうね」と、配っていたコーヒーに小瓶のリキュールをどぼどぼと空けて、飛行中は普通なら有料のビール、ワイン、リキュールも大盤振る舞い。サンフランシスコに着いた頃には足元が少々おぼつかない人たちがけっこういたっけ。

夜は7時を過ぎる頃から、遠くの地平線にすぃ~っ、すぃ~っと花火が上がり始める。待ち切れないように真っ先に始まるのは川向こうのサレーで、インド系が圧倒的に多いところ。先週末の日曜日がヒンズー教で新年を祝うディワリで、地平線に沿ってずらっと盛大な打ち上げ花火が見えたから、きっと使い残した花火がどっさりあるんだろうな。あっちですぅ~っ、こっちでキラキラ。そのうちニューウェストでもあちこちでポンポンと威勢のいい音がして、住宅地のクィーンズパーク地区はけっこうにぎやか。普段は個人の家で花火や爆竹を使うのは市条例で禁止されているんだけど、今日だけは夜中まで花火が解禁になる。ハロウィーンパーティが佳境に入る頃から上がって来る花火が増えて、夜中が近づくとどこでも残った花火を使ってしまおうと一斉に上げるもので、180度見渡す限りの花火の海になる。

旧居の頃は爆竹や花火を持って近所を徘徊する悪ガキに火のついた花火を庭に投げ込まれたり、窓に投げつけられたりして、けっこうなストレスになっていたけど、今は高みの見物だからハロウィーンも楽し。そして明日からもう11月だぁ。


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