リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

きのうは青空、今日は嵐・・・

2015年11月12日 | 日々の風の吹くまま
予報通りの大嵐。きのうは抜けるような青空で、追悼式典の上空を通過するfly pastという
儀礼で第2次世界大戦の戦闘機4機の編隊が(ちょっと大げさだけど)我が家の窓のすぐ外
を低空飛行して行ったのに度肝を抜かれたけど、嵐が足踏みしてくれたのかもしれないな。
カレシが英語教室に行っている間、3度もデッキに出て行って風で倒れたアジサイの鉢を起
こし、何度もバルコニーに出て行って屋外温度計の発信器を空のプランターの陰に置いた
り、中に入れたりで大忙し。風が少し収まったら今度は大雨。まあ、窓の掃除にはなるけど、
きのうとのこの落差・・・。

ゆうべはArts Clubのミュージカル『A Christmas Story』のオープニングナイト。ユーモア作
家のジーン・シェパードの半自伝的小説を映画化(1983年)したものをさらにミュージカル
化したもので、映画は日本では未公開らしいけど、アメリカではケーブル放送がクリスマス
イヴにぶっ通しで繰り返し流すくらいの定番。成長してラジオのパーソナリティになった主人
公のラルフィーが9歳だった1940年頃のクリスマスのエピソードを語るという筋立てで、い
かにもアメリカ中西部らしいノスタルジックなコメディ。舞台では10人近い子役たちが歌った
り、踊ったりの大熱演で、大人顔負けのタップダンスの群舞には客席から歓声とやんやの
大喝采。

     

開演前のレセプションではイディスが私たちを見つけるなりセロファンに包んでわらの紐で
結んだ果物をくれた。「柚子の木が初めて実をつけたのよ。前にもらった柚子のレシピのお
礼に一番先にあなたにあげようと思って」。初収穫なんて感謝感激。まだちょっぴり青さが
残っている小さな柚子の実のかわいいこと!何でも友人が育てていた柚子の枝をもらって
接ぎ木して家の中で育てていたんだとか。カレシも「快挙だ」と感心することしきり。イディス
は大学の生物学の教授で、園芸が趣味。「園芸の話になるとラテン語ばかりでねえ」と物理
学者の夫氏のデイヴィッド・・・。

     

金曜日の新作の朗読会で大いに感銘を受けて来て、俄然「老後の趣味」にやる気を出した
ワタシ。引越し以来ずっと後回しにして来た「ミニミニアトリエ」をささっと完成。本棚にマイク
が指定サイズにカットしてくれた合板を棚受けで固定して、その下の棚板を外して、奥行き
の浅い棚板に替えて、イーゼルを置いて、これでやっとロッカーから道具類を出して来て、
芸術の秋だ!と思ったら、あら、仕事。あ~あ・・・。

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