リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やりがいはあるけど責任はずっしりと重い

2024年04月11日 | 日々の風の吹くまま
4月9日(火曜日)。🌤☀。きのうとは打って変わったいい天気。寒かったせいかつぼんだままだった原種チューリップもけさはたっぷり日を浴びて満開。朝ご飯が済んだら、いつもより早い10時前にウォーキング。きのうさぼった分少し気合を入れて歩いて来て、11時からカレシは英語レッスン、ワタシはZOOMでArts Clubの奨学基金の受給者選考会議。今日は忙しい。



選考会議は基金の創設者のビル、芸術監督のアシュリー、舞台装置のデザイナーのテッド、俳優のローギと「観客代表」みたいなワタシの5人で、司会役のスティーブンがそれぞれの推薦12人を得票数の順位に並べたリストを見ながら、上から1人ずつ審査するしくみ。支給総額に対して応募数がすごいので、演劇関連の講座や学校の授業料や会議などの参加費として申請できる金額に上限があるけど、出来るだけ多くの人たちを支援するために、選ばれても全額をもらえるとは限らなくて、それぞれのメリット、デメリットを論議して最終的に5人の合意で決めるようになっている。ああだこうだと1時間半の論議の末、今年の受給者はワタシの推薦12人のうちの7人を含む22人。インフレや家賃の高騰やらで生活が厳しい折、才能を伸ばし、技術を深めるのに少しでも役に立てばいいね。それにしても、演劇界でのキャリアを目指す人たちの将来を左右するかもしれないと思うと、評価を下すという作業はこの上なくきつい。

その重い責任を果たして、今日は遅いランチ。どぉ~っと疲れた気分だったけど、外では雲たちがふわふわと青空を楽しんでいるようで、ワタシも深呼吸。あさってはワークショップの最終日で、総仕上げのディスカッションだから特に準備することもないし、この先は怒涛のような2ヵ月を「バックミラーで見て」、肩の力を抜いて翻訳脚本の再構想にかかるだけ。この「(look) in the rea-view mirror」(バックミラーで見る)というフレーズは「遠ざかる過去はバックミラーでチラ見して、目の前にある未来に向かって行こう」というような意味合いで、コロナが収まり始めた頃からよく聞かれるようになった気がするけど、何とも車社会ならではの表現じゃないの。







のんびりと空で戯れる雲を見ていたら、会計士のリズから「確定申告の質問票が上がっているけど、書類はどこ?」というメール。あはっ、今日中に再度のチェックをして、明日にでも事務所まで届けるつもりだったのが、リズに先を越されちゃった。さっそく明日の午後に持って行きまぁ~すという返事。去年の確定申告で控除から漏れたレシートがあるんだけど今年の分に入れられるかと聞いたら、「大丈夫、今からでも控除できるわよ」との返事。やったぁ。金額が大きいから、2年分を税額控除したらすごい節税。去年は予定納税していたから、きっとドカンっと還付がありそう。何か元気が出て来たような・・・。


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