リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ミニチュアキットを自分流に大改装しよう

2020年11月10日 | ミニチュア工房にて
11月9日(月曜日)。☁☂/❄。寒い。初雪、降るかなあと何度も外を見ていたら、来たっ。午前11時過ぎ、ルーフデッキが濡れ出して、何となく白っぽい「固形物」がちらちら。でも、雪交じりの雨なんだか、雨交じりの雪なんだか、中途半端だなあ。

さて、何だか知らないけど気分的に落ち着かなかった週末が過ぎたので、今日から腰を落ち着けて、プロジェクト第16作に取り組むことにしよう。ミニチュア作りを始めてから1年半ちょっとかな。それで16作目だから、旅行に出かけていた間を除けばだいたい月に1個のペースを守って来たということか。でも、第16作は始めてから最大のチャレンジになりそうだし、キッチンとバスルームの改装工事も始まりそうなので、11月/12月の長期プロジェクトということにして、知恵を絞りつつ、想像力をかき立てつつ、クリスマスまでの完成を目指して、ぼちぼちと。

まあ、4作目(すし屋)で初めて広州の玩具メーカーのキットを組み立ててみて、何かと子供っぽい雰囲気とパーツがフィットしない粗雑さに呆れたのがそもそもの「自分流」の始まりで、次の5作目(グランヴィルアイランド劇場のバー)は劇場の2階ロビーの改装記念のプレゼントとして、野暮ったいスポーツバーのキットを劇場のおしゃれなワインバーに作り変えて、自分流の楽しさにすっかりはまった感じ。第16作目は特に気に入っているRolife(元Robotime)という蘇州のパズルメーカーの新しいDGFシリーズのキットなんだけど、いかにも女の子が憧れそうな「おしゃれな」寝室で、これまで8個組み立てたDGシリーズ、DGMシリーズに比べると、アジア的な「かわいぃ~」を前面に押し出している感じがする。

この何とも大時代がかったキットを、自分流でバレエの『くるみ割り人形』を思わせるクリスマス風景に大改装しようというわけで、まずは階段と階段横の大仰な柱を反対側に移動して、窓のあるサイトの壁と入れ替えて、床はフローリングの模様を変え、壁は壁紙を変えて、腰板も模様を変えることにして、さて、この先はどうしよう。自分流を楽しむには説明書の順に逆らって最初にフレームを作ってから中に置くパーツを作って行くのが一番だと発見したので、今回もまずは壁を窓をはめ込み、ベースになる床に取り付けてできた「魔法の空間」を眺めながら、空想の趣くままにその空間を埋めるパーツを作るという手順。階段のデザインを変えるとか、クリスマスツリーと暖炉を自分でデザインして作るとか、豆粒みたいなくるみ割り人形を作るとか、すごく野心的な気がしないでもないけど、何にしてもやってみないことにはできるかどうかわからない。それに、難しそうなことにチャレンジしてみるってのは、いくつになってもワクワクするしね。





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