リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

嵐の日はミニチュア工房に巣ごもり

2020年11月15日 | ミニチュア工房にて
11月14日(土曜日)。☁☂☁☂。なぁ~んか荒れ模様の週末。次の嵐が接近中だそうで、まだ注意報は出ていないけど、日曜日はちょっとした大風が吹くらしい。電力会社が常日頃から大停電に備えておくべきだと言っているという広報記事が出たら、何を勘違いしたのか買いだめに走った人たちがいたらしく、激安スーパーなどではトイレットペーパーの棚が空っぽになったという話で、電力会社は慌てて「トイレットペーパーやハンドサニタイザーは停電の対策にはなりません」と訂正?の広報。はて、冬の停電の備えは電池、懐中電灯、防寒衣類、飲料水、そのまま食べられる食品あたりじゃないのかな。でも、都心部ならよっぽどの大嵐かどか雪でもなければ停電が何日も続くことはまずないと思うけど、それにしても、長引く自粛生活で気持だけじゃなくて理性にも知性にも余裕がなくなっているのかな。

土曜日の掃除が終わったら、またミニチュア工房にこもって階段や壁の仕上げ。上り階段を取り付ける壁にはその線に沿って別の壁紙を貼ってみたら見栄えがよくなったし、一枚板に目打ちで筋を入れて板張り風にした腰壁の上にチェアレールを載せたら、けっこう風格が出た感じ。階段は、オリジナルでは踊り場の下の部分の外側(コロネード側)にだけ凝った唐草模様の手すりがついていて、部屋の中の側は開けっぴろげ。手すりがないと建築法違反だろうがっと(頭の中の)設計士に文句を言いながら、部屋の側にだけ手すりを付ければいいように、壁紙を上下でマッチさせた新しい壁を作ってみた。そのために後ろの壁までの幅だったオリジナルのコロネードを2本の柱をつなぐ梁を真ん中で切って、左右の幅を等分ずつ縮めて糊付け。今日はまずペンキ屋になって、狭くなったコロネードと自作の暖炉を白く塗る作業。

階段の上半分は天井までの手すりを長さを縮めながら作るのはひと仕事なので、上半分のさらに上半分に壁をつけてみたら、奥行き感が出て、落ち着いた雰囲気になった感じ。寝ていたはずのクララが2階から何段か降りて来て、壁が切れるところで手すりから身を乗り出して広間のクリスマスツリー(あるいはプレゼントの山)を見ている・・・なぁ~んてシーンを想像してみるのも楽しい。ミニチュアを組み立てていると、いろんなストーリーが頭に浮かんで来て、それを脳内スタジオで演出家よろしくリハーサルしながら、自分流で作ることになる具体的なパーツをこれまた脳内で視覚化して、それを「見ながら」作って行くというプロセスも趣味としてのミニチュア作りの醍醐味だろうな。写生が苦手なのと同じで、デザイン画も脳内のスケッチブックには描けても、実際に目の前に紙に広げて描くのはなぜか苦手なので、「脳内」のイメージを見ながら組み立てるのが、ワタシには一番手っ取り早い。(小学校の写生遠足はみんなのように見える通りにスケッチできなかったから大嫌いだったな。)


階段のあたりが開放的過ぎて・・・

竜巻が通った後みたい・・・

細かいところに手を入れて、何とか落ち着きが・・・



コメントを投稿