リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

非常事態宣言下、買占め族を阻止するには

2020年03月19日 | 日々の風の吹くまま
3月18日(水曜日)。☀☀☀。ほんっとに気分が高揚するようないい天気。州の非常事態宣言が出るという話だけど、Arts Clubのオフィスまでひとっ走り。フリース裏のパーカは暑そうなので、フード付きのカーディガンジャケット。駅までは日の光をたっぷり浴びての15分ほど。あちこちで桜やモクレンが花を咲かせ、婚活シーズンまっただ中の小鳥たちの声がにぎやか。小さい鳥ほど甲高い声が遠くまで届くからおもしろい。ニューウェストミンスター駅で電車に乗ったら、あら、すごいがら空き。ワタシの車両は5人だけで、互いに安全な距離を取って座れるのがいいね。途中みんな降りてしまってワタシだけになったときは、誰にも心おきなく咳をして喉をクリア。

メインストリート駅で降りて、フォルスクリークの岸に沿ってBMOセンターまで15分。道路を渡って遊歩道に出たら、うわぁ~っ。水面がまるで磨きたての鏡のようで、ダウンタウンのタワマン群がみどとに逆さに映っているから、思わずスマホのカメラで写真を撮りまくり。うんと早朝なら驚くこともないかもしれないけど、時間は午前10時半。いやぁ、こんな絵に描いたような風景を見たのは初めてだなあ。もう思いっきりシュール。

 

 

BMOセンターの玄関先でArts Clubへの配達を受け取るために出勤していたエイミーがロビーで待っていてくれて、互いに「エルボウバンプ」であいさつ。ほんのちょっとだけおしゃべりしてから、小切手と寄付するチケットを入れた封筒を渡して、(厳しい状況だけど)「Hang in there(がんばろうね)」とまた肘と肘をトン。コロナ感染の危険を避けるためのアイデアだけど、曲げた肘をトンッと軽くぶつけ合う楽しい「肘鉄グリーティング」。帰り道で大勢の人が触る歩行者信号のタッチスイッチにポンッとエルボウバンプをやったら、ビリッ。うは、もろに肘先のfunny boneに当たっちゃった。でも、大勢の手が触れる手すりやボタンにはできるだけ触らないようにするのが手洗いと並んで感染防止の重要戦略。

いつもの時間に買い物に行ったら、入口に「明日から閉店時間を午後11時から8時に早め、さらに開店時間の午前7時から8時までの1時間をシニアと障碍者の専用タイムにして、一般客は午前8時から」というお知らせが貼ってあって、今日も空っぽのペーパー類や、小麦粉、缶詰スープ、挽き肉、チキン、豚肉、牛ステーキの棚には1人1個とか2個までという数量制限の紙が下がっていた。魚売り場のセリナが空の肉売り場を指して「いつものお客さんたちじゃないのよ」。うん、そうなのよね。Save-On-Foodsの客は徒歩圏内に住んでいる高齢者が多くて、毎日その日の必要品を買って行くし、スタッフとも顔なじみだから、「よそ者」はけっこう目立つのよね。でも、同じモールのドラッグストアも開店から1時間はシニア専用時間にしたし、買占め族の撃退にも効果があるかな。


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