リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

親亀の下に子亀、子亀の下に・・・

2014年07月14日 | 日々の風の吹くまま
猛暑は予報の通りにピークを過ぎたようだけど、まだ暑いことには変わりがない。地形の関
係で郊外でスモッグが発生して、今日はノースショアの山並みがかすんで見えた。州内陸
の中部から南部にかけては40度を超えたところもあって、いくら暑い夏で知られる地方でも
ちょっと暑すぎ。州の各地で山林火災が多発していて、すでに北部のある火災では38平方
キロメートル、中部の大規模火災では62平方キロメートルの森林が焼失してしまった。大
半が落雷による自然発火だそうだから人間には防ぎようがない。まあ、自然はそうやって森
林の再生を繰り返して来たわけだけど。

7月14日はフランス革命の記念日。フランスでは一般に「Le quatorze juillet(7月14日)」
と呼ぶそうだけど、日本では「パリ祭」という突飛な呼び名で、ここ英語圏では「バスティーユ
デイ」。この日、ロンドンではバッキンガム宮殿の衛兵交代式をフランス語の号令でやった
そうだけど、実はフランス革命とはまったく関係がなくて、Van Doosと呼ばれるケベックの
王立第22連隊が創設100年を記念して70人ほどが参加したもの。この日のために訓練
を重ねたそうだけど、あの重そうな熊の毛皮帽子を被って歩くのはタイヘンそうだな。名誉
連隊長でもあるエリザベス女王は兵士たちと1時間ほどフランス語を交えて談話したとか。

今日もまた仕事日。社内ドラマシリーズの第2話だけど、これがNHKの朝ドラだったら最低
の視聴率を記録しそうなお粗末な話。それよりベネッセの顧客情報流出事件の方がおもし
ろい。日本のビジネスには、ひとつの案件を下請け、孫請け、はては曾孫請けと、何層もの
取引関係でやっていることがよくある。ベネッセの場合はDB管理を子会社にやらせ、その
子会社は業務を小分けして下請けにやらせ、下請けは派遣を雇ってやらせていた。仲間う
ちで仕事を分け合っているのかと思っていたけど、まさかどれが誰の責任なのかわからなく
する仕組みだったなんてことはないだろうな。

流出した情報を買った名簿業者も転売に転売を重ねて、みんな「ベネッセのものとは知らな
かった」。要するに、みんなどこから出た情報かなんて「一切不問」で買ったということだよね。
昨今はどこの国がどこの国をスパイしているとか、どこが誰を盗聴しているとかうるさいけど、
この事件は単に個人情報管理の「ざる」の目が粗すぎたというだけのお粗末な話で、あん
がいBusiness as usualらしいから、下からも上からも革命、起きそうにないか・・・。

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