リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

何とまあ、よく10年も・・・

2016年08月16日 | 日々の風の吹くまま
火曜日。メトロバンクーバー全域に「猛暑注意報」発令中。公式記録を観測するのが海風が
通って一番涼しいバンクーバー国際空港なのもので、公式発表と実感温度ではずいぶん
差があるように感じるけど、空港に近い旧居のあたりは実際にあまり暑くならなかった。空
港の気温と内陸の郊外とでは、夏でも冬でも5度くらいの温度差があるから、おへそ地点の
ニューウェストは予報値の中間あたりとすると、週の後半は30度くらいか。汗を拭き拭き床
掃除をしたらランチを作る気になれなくなって、カレシが帰って来たらすぐ食べられる時間を
見計らって、モールのフードコートに行って手っ取り早いスシのテイクアウト・・・。

今日はブログを開設してから何と満10年。まあ、「人がすなるブログ(日記)といふものを我
もしてみむとてするなり」という軽い動機で始めたことだけど、日記を付けるなんてその気に
なってもいつも三日坊主だったのに、よくもまあこんなに長く続いたもんだと我ながら感心。
仕事に埋もれたときや不在のとき以外はほぼ毎日ああでもない、こうでもない、なんちゃら
かんちゃら。ブログのタイトルを変えたり、テンプレートを変えたり、しまいには新しいブログ
を作ったりしたけど、いくら簡潔を心がけてもやっぱり相変わらずああたら、こうたら・・・。

何といってもワタシは生まれつき自分で呆れるくらい口数が多い。子供の頃からずっといつ
も新聞を読んでいる父の傍らに座り込んでぺちゃくちゃ、ぺちゃくちゃ。どこまで聞いていた
かは知らないけど辛抱強い父で良かった。けんかに明け暮れてうつ状態になっていた頃、
カレシが何を思ったのかワタシのドクターに「コミュニケーションできないから話にならなくて
困る」と言ったら、「そうかなあ。すごく表現が豊かだと思うけどねえ」と言われて返す言葉が
なかったとか。うん、ワタシ、特に怒り心頭に達したら怒涛のごとく言葉が出て来るもんね。
自分が生まれ育ったのとはまったく別の言語で暮らして来て、(カレシ曰く)「庇を借りて母屋
に住み着いた」ようなものらしい。

とにかく、無類のおしゃべりに生まれついて、いろんなことに目が留まって、頭の中がいつも
いろんなことでごちゃごちゃしているおかげで、10年も続いたんだと思う。日本語を維持す
るという動機もあったけど、こっちは日本を離れた27歳のレベルのままで進歩がないから
ちょっと残念。まあ、さらに10年続くのかどうかは・・・。

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