リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

月に叢雲、月食見られず親子寿司

2014年10月08日 | 日々の風の吹くまま
曇り空。月食が始まったのが夜中過ぎで、30%くらい欠けて食べかけのクッキーのように
なった頃には月は西の空。仕事を中断して度々二階へ上がって見たけど、皆既食になる頃
にはすっかり傾いて、ゴルフ場の林の陰。おまけに雲が広がって、まさに月に叢雲ってやつ。
結局は見られずじまいの上に仕事をやり残してしまった。まあ、今日午後5時の期限には間
に合ったけど、月食を見たかったのに残念だなあ。

時計を片目で睨みながらの仕事で、食材のことをけろっと忘れて、どうしようかと思案してい
たら、カレシが「たまにはスシを食べたい」。あっ、それ、それ。フリーザーをかき回して、スシ
用(大西洋の)サーモンとアルバコアまぐろとイクラ。スシ飯はカリフォルニア米。Lundberg
という代々家族経営の巨大な米農場があって、何と57平方キロメートルの耕作面積に何
種類もの米を栽培している。水田などは一枚がまるで大きな池のようで、田圃のイメージか
ら程遠い。Sushi riceと呼んでいるのはコシヒカリ系かな。電気釜で二合炊いてスシ飯にし
て、ちょっと考えてサーモンとイクラの親子丼ならぬ「親子スシ」。まぐろはポケにして、蒸し
たオクラをざくざく刻んでポン酢和え。カレシが好きなハマグリのスープにはちょこっと残って
いた豆腐を入れて、あはっ、けっこうご馳走風・・・。

     

仕事が終わったので、後追いしてきた次の仕事にかかる前にしばし息抜き。カナダポストが
5年計画で郵便の戸別配達を全廃することになっていて、どうなるのかと思っていたら、マ
ニトバ州で月極め料金で戸別配達をする会社を立ち上げた人がいる。カナダポストが設置
する共同郵便箱に入る郵便を宛先に配達するんだそうで、契約額によって週2回か3回。ビ
ジネス向けには週5日のプランもあるとか。毎日でなくてもいいから月極め料金で家まで配
達して欲しいと思う消費者がそれだけ多いということだけど、郵便が来ていないかもしれな
いのに雨や雪の日に郵便箱まで行くのは誰だって億劫だと思うね。

かなりの手応えがあったようで、全国的な展開も視野に入れているらしい。だったら何でカ
ナダポストが先に考え付かなかったのかな。やっぱり「親方カエデの葉っぱ」の思考のまま
で、想像力が足りないみたい。ま、カナダポストのことだから、出現したライバルのアイデア
をちゃっかり拝借して、「戸別配達契約はいかがですか」なんて勧めて来そうな予感がしな
いでもないけど・・・。

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