リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の空から~終点のアムステルダムでプチ観光

2023年04月16日 | 日々の風の吹くまま
4月15日(土曜日)。(アムステルダム)。☀⛅。ゆうべのうちに終点のアムステルダムに到着。いよいよ帰れるという安心感なのか、何となくだれているだけなのか、どっちにしても2人とも久しぶりにぐっすり眠ったようで、カーテンを開けると、クルーズ船のターミナルなので、観光バスと観光に出る船客の行列がひっきりなし。みんな(シニアがほとんど)まるで真冬のようないでたちで、寒そうに背を丸めて歩いている。まあ、2週間前ほどには寒くないだろうけど、相変わらず風は強そうだな。もしまたアムステルダムに来ることがあったら、アノラックの1着くらい忘れずに荷物に入れなくちゃね。午前中にミハイが検査に来て、今日は「ほぼ」陰性の結果。うぅ~っすらと2本目が見えるので、まだ完全に陰性じゃないんだろうけど、ミハイはちょっと考えて「陰性と言うことでいいでしょう」。でも、明日は下船することだし、今日はこのまま隔離を解かずにおくので、午後にでも2人でゆっくり観光して来るといいよとのこと。窓からゴシック風の教会らしい建物が見えるし、天気もいいことだし、最後の「休日」を楽しんで来ようか。

船が接岸したドックはアムステルダム中央駅のすぐ近くなので、広場に出たとたん人、人、人、自転車、自転車、自転車。道路を渡ろうとしたら、猛スピードで来た自転車のお兄ちゃんに怒鳴られちゃった。ごめんあそばせ、オランダ語わかんないよ。風が強いのでやっぱり寒いね。ドームのある建物はやっぱり教会。カトリックの聖ニコラス大聖堂で、中に入ってすばらしいステンドグラスやパイプオルガンを見学。教会の中で高い天井やドームの中を見上げていると、いつも何となく気持が落ち着くから不思議。教会の周囲は狭い道路が縦横に走る古い町並みで、歓楽街でもあるような感じ。ラーメン屋に出くわしてびっくり。アムステルダム中央駅は昔の宮殿を改造したのか、えらくクラシックな駅舎。高架を列車が走り、外は路面電車が走り、バスが走り、自転車が走り抜けて、何ともすごい活気。写真を撮りながら、30分か40分そぞろ歩いて、ワタシはもう少し先まで行きたかったけど、カレシが冷えて来たというので、船に戻ることにした。




窓をきれいにしたよ











ここにもラーメン屋

ちょっと傾いてない?





アムステルダム中央駅


ちゃんとマスクをして船に戻ったところで、ちょうどロビーにいたジェフやキャシーと「距離」をおいておしゃべり。キャシーは、「みんな心配してたのよ。とんだ災難だったよねえって」。移されないかと心配した向きもあっただろうけど、自主隔離することでそれは避けられたと思うから、そう言われると気が休まるね。デスクにいたタマシュは「陰性になったあなたには申し訳なかったけど、ルールなので」と言うから、こう言っちゃ悪いけど、友だちと楽しむのが主目的なので、それがなくなったとたんにクルーズや観光への興味が失せてしまって、どうでもよくなっちゃってたから、いいの」。なんて言っていたら、ケイトお姉ちゃんが「ひとり観光」から帰って来たので、でっかいエアハグ。「あなた方がいなくてみんな寂しかったわの。ディナーのテーブルが静かで」。ええ?ワタシ、そんなににぎやかだったけ?まあ、バンクーバーに帰ったらまたワイワイやろうよね。

キャビンに戻って、きのうKLMから来ていた「チェックインしてください」メールを開いて、明日のフライトのチェックイン。ほんとにすっきりしたデザインのサイトで、パスポート番号と有効期限を入れるくらいのもの。往復の復路だからか、まずはカレシのからアクセスしたら、2人の情報が統合されていて、あっさりと「チェックインしました」というメッセージが出て、手続きは終了。指定したメールアドレスにQRコードの搭乗券が送られて来て、よし、これで帰れるぞ。あはは、いよいよ帰り支度の始まり。荷物を廊下に出すのは朝の8時半、チェックアウトは9時で、空港へのバスが出るのは11時。空港に着いたら、そこから先は自由の身。とにかく帰ることに気持を集中して、晩ご飯の後は荷造りに勤しもうっと。


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