リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

連休にちょっとアメリカまで行って来るはずが・・・

2022年04月16日 | 日々の風の吹くまま
4月15日(金曜日)。☁🌥。グッドフライデイ。復活祭の連休の始まり。イースターマンデイと呼ばれる月曜日も含めて四連休の人も多いので、みんなどこかに行ってしまったのか、我が家の辺りは外も内もいたって静か。どこへも行かない私たちはだいたい普通の時間に起きて、普通の朝ご飯を食べて、だいたい普通の時間にウォーキングに行って、普通にランチを食べて、普通にだらだらしてのごくごく普通の日。

ウォーキングはここのところだいたいカレシの提案の通りに毎朝10時から10時半の間に行っているけど、今日は「クィーンズパークを歩いて時間を測ってみたい」ということで、ストップウォッチを持って行って道路を渡ったところでオンにして、5番アベニューを突き当りの1番ストリートまで行って、道路を渡って反対側を歩いて戻って来て、6番ストリートを渡る前にオフ。満開のモクレンや膨らんで来た八重桜のつぼみを愛でながらの往復で、所要時間は20分19秒。なぁ~んだ、大して歩いてないじゃないの。マンションの玄関と交差点の間の時間を往復分足してせいぜし25分。この先1週間くらいは同じコースを歩いて所要時間を記録するんだそうだけど、長めだと思っていたクィーンズパークでこの時間だったら、「最短コース」(6番ストリートを8番アベニューまで行って回れ右)だったら、赤信号で止まらなければ15、6分で済んでしまって、あまり運動になっていないような感じがするけどなあ。

コロナのいろんな規制が解除になったし、ワクチンカードが廃止になったし、ワクチンをした人は高額なPCR検査なしでカナダに入国できるようになったしで、2年ぶりに社会が開けて来て初めての連休。アメリカとの国境もほぼ普通に往来できるようになって、アメリカ方面は混むだろうと予想されてはいたけど、いざ連休が蓋を開けてみたら、まあ、アメリカに向かう車が長蛇の列で、みんな口々に「こんなに混むとは思わなかった」。うん、みんな同じことを考えていたんだよね、久しぶりにアメリカに行って来よう、と。メトロバンクーバーからの国境通過点はがたしか4ヵ所あって、それがどこも延々と続く車の列がじわじわと進んでいたそうで、通過するのに何と3時間半以上かかったところもあったとか。バンクーバーから一番近いピースアーチでも3時間以上、一番待ち時間が短かったところでも1時間というから、これまで経験したことがないような混雑ぶり。国境近くに住む人たちの多くは、アメリカ側でカナダよりも格段に安いガソリンを入れて、ついでにスーパーに寄って生活用品を買って来るという、コロナ前にあたりまえだった「ちょっとそこまで」の気分に戻ったのかもしれないな。

でも、国境を超えるだけで3時間もエンジンを吹かしていたら、いったいどれだけのガソリンを燃やすんだろうな。長いところでは5分ごとにやっと1メートル前進というから、国境のゲートに着く前にガス欠になってしまう車も出て来るんじゃないのかな。いくらアメリカ側のガソリンが安いからと言っても、それじゃあぜんぜんガソリン代の節約になっていないような気がするんだけどね。まあ、1円でも安いガソリンスタンドを探してあちこちを走り回る人たちもいるようだから、費用対効果の観念がわかっていないのかもしれない。こういうのを日本ではコスパが悪いというようだけど、とにかくじりじりと辛抱強く待って無事にアメリカ側に抜けた人たちは、ガソリンスタンドの表示を見て「安いぃ~」と感激して、そこで満タンにするのにカナダの高いガソリンをどれだけ消費したかなんてことは考えないだろうな。日曜日の夜か月曜日にはまた長蛇の列で今度はアメリカの安いガソリンを燃やして、カナダに戻って来てすぐに高いガソリンを入れるということになりそう。窓から見えるガソリンスタンドの表示は下がったとはいえまだ199円。ついでだけど、カナダに入国するにはこれまで通り事前にArriveCanというフォームを送る必要があるし、入国後は14日間のマスク着用義務があることをお忘れなく。


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