リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

我が家は坂道だらけの町の丘の上にありまして・・・

2021年09月30日 | 日々の風の吹くまま
9月29日(水曜日)。🌧☁🌧。何だかすごぉ~く静かな朝で、8時まで寝てしまった。低気圧が通過中で、またまた大雨警報。でも、西の方が少しばかり明るいから、日中にひと休みしてくれるかな。買い物に行かなきゃなんないし、カレシがラッキョウがなくなったと言っているのでHマートにも行きたいし、大雨じゃあ困るじゃないの。

きのう、あさってダグとディナーに来るピーターに我が家までの道順をメールしたんだけど、けさ「遠慮せずにワインを飲みたいから、電車で行って、帰りはタクシーがウーバーを使う。コロンビア駅から歩いて10分か15分くらいなら遠くないし」とメール。おいおい、どこにそんな情報があったのよ。6番ストリートに回って普通に歩いたら25分はかかるし、ロイヤルアベニューに出るまではかなり急な坂道で、その後も4番アベニューあたりまで上り坂なんだけどなあ。(駅から出てすぐの4番ストリートはもっと急勾配。)さっそく、ひとつ手前のニューウェストミンスター駅で降りて、8番ストリートを上がって来た方が、所要時間はそれほど変わらないけど楽だよぉと、道順の改訂版をメール。

ただし、駅から最初の300メートルは勾配9%の上り坂。それでも、コロンビア駅からよりも緩いし、ロイヤルアベニューでタイミングよく信号が赤に変われば、青になるまでけっこう長いので、ひと息つけられるからいいよ。それに、坂道がきつそうだったら、駅の下にバスターミナルがあるから、そこから106番のバスに乗れば、電車からの乗り継ぎでバスの運賃は無料だし、我が家の道路向かいのバス停で降りればいいから楽々だよぉ。折り返し「了解!」とピーター。よしよし。帰りはタクシーに乗るほどの距離じゃないから、駅まで送って行ってあげるからね。それにしても、西へ向かって流れていたフレーザー川が南へ大きく蛇行するところにへばりついたようなニューウェストはとにかく坂道が多い。もっと下流の河口に近いところなら広くて平坦な土地があるのに、植民地建設のために最初に送り込まれた工兵隊の指揮官ムーディ大佐が敢えて現在のニューウェストを選んだのは、まさに川からせり上がるような勾配が新興国アメリカの脅威に対峙する「地の利」と判断したからだと言う話。

午後になって雨が止んだので、まずはウォーキングに出て、帰って来たらとんぼ返りで買い物。おととい買い忘れたものを買っただけでショッピングカートに余裕があるので、角の酒屋に寄り道。メインの料理がフランス南西部の田舎料理だから、やっぱりローヌワインが一番。なんて、ほんとはワタシが大好きなのが南のコートデュローヌのワイン。特にちょっと筋肉ムキムキの感じがあるグレナッシュやシラーがいい。選んだ2本を持ってレジに行ったら、なじみになったレスリーが「あら、今日はヘネシーじゃないのね」。あはは、まだ飲み終わってないの。外に出たら、また雨、雨。あしたもこんな調子らしい。やれやれ。


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