リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅行保険、ユーロ、スーツケース、桜のつぼみ

2023年03月30日 | 日々の風の吹くまま
3月29日(水曜日)。☀☀。ほんとに春らしい天気のこぶの日。旅行の準備は今日と明日だけになっちゃった。でも、もうあとひと息のところかな。朝ご飯の後で、携帯をチェックしていたら、ケイトお姉ちゃんがアムステルダムに着いたよぉとFBで報告。KLMのフライトはすごく良かったと書いてあったので、おお、良かった。それにしても、ケイトお姉ちゃんはすごい。もう80代半ばだけど、ひとりでスーツケース(と杖)を持って地球を半周しちゃうんだもの。私たちと合流して船に乗るまで、ひとりでのんびりアムステルダムを散策するんだって。ワタシも10年後はお姉ちゃんのようになれるかなあ。

それはともかく、9時半に旅行医療保険をかけに道路向かいのBCAAのオフィスへ。会員カードを見せて、朗らかなおばさんに小さい個室に案内されて、旅行の行く先と日程を言ってファイルができたら、定番の質問。心臓疾患とか腎臓疾患とか高血圧症とか糖尿病とか最近の病歴とかコロナのワクチン接種とか直近1週間のコロナ感染の有無とか、ワタシの返事は全部ノーで、自己負担は5万円かゼロか聞かれて5万円。はい、ワタシの保険料は4万5千円。年齢が上がったせいで、昔よりずっと高くなった感じ。次はカレシの番で、心臓疾患に関する質問には、過去に心筋梗塞でステント2本を入れて、同時にトリプルバイパスの手術をしたので、イエス、イエスの連続だけど、処方薬に変更がない(安定している)し、後は全部ノーで、自己負担を同じく5万円にして、カレシの保険料は7万8千円。あら、おととしよりかなり安いのねえと言ったら、その時の記録を見て、「心臓にステントを挿入をして5年を過ぎると保険料が下がって、10年を過ぎるとまた高くなるんですよ」。へえ。ステントは10年過ぎると問題が起きやすくなるからなんだそうで、つまり、保険料の観点から見たら、これから4年間は旅行三昧のチャンスで、今年の秋と来年の秋のクルーズはそのスィートスポットにすっぽり収まっているわけか。

保険証書をもらって帰って来て、バッグを置いたら即ウォーキング。旅行三昧は今がチャンスとあって、2人とも足取りが軽々。ランチにチキンスープを作って、ひと息ついたら、今度はワタシがトートバッグを担いで道路向かいのBCAAと同じブロックの銀行へ。カウンターで250ユーロ買って、シーラの留守番料に4万円を引き出して、任務完了。次はスーパーに回って、明日と明後日の朝ご飯のバナナ2本と超久しぶりに棚にあったココアを2缶。そこから角の酒屋に寄ってムッシュ・ヘネシー2本とプリマスジンの最後の1本。誰も客がいないので、店長のジーナとひとしきりおしゃべりして、マンション向かいのヴィクターの店で今日と明日の晩ご飯用にポークシュニッツェル2枚と骨付きラムとクッキー2袋。ヴィクターにオランダの風車のおみやげを持って来るねと言ったら、「マグネットがいいな」。オッケー。後は道路の真ん中を渡るだけだけど、トートバッグがずっしり重くなって、えっちらおっちら。酒瓶3本を担ぐのはきついなあ、やっぱり。

返って来て、今度は2人してスーツケースを出しに地下駐車場にある収納ロッカーへ。戻るエレベーターで乗り合わせた25階の顔なじみの(元自動車整備工場経営者の)おっちゃんが「旅行、いいなあ」と言うので、オランダとベルギーに行くと言ったら、「デンマークの生まれで、子供の時にこっちに来たけど、10年前に生まれ故郷を見に行って、アムステルダムにも行ったよ。いいところだぜ。楽しんで来なよ」。はぁい。これで明日は持って行くものを集めて荷造りするだけ。やれやれ。寝室からデッキに出て深呼吸して、ふと桜の鉢を見たら、うわ、つぼみができてるっ。よくよく見たら、ひとつじゃなくて、数えてみたら何と7つもあるじゃないの。去年は花が3つだったけど、今年は一挙に7つも咲くなんて、健気だなあ。北海道の桜だから、冬の間に何回も寒波があって、どか雪にすっぽり埋もれたのがよかったのかな。でも、明日はまだ咲きそうにないなあ。せっかく7つもつぼみが付いたのに、留守の間に咲いて、留守の間に散ってしまうのかあ。そうだ、シーラに写真を撮って置いてもらおうっと。






クロッカスも咲いた