リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

クルーズ旅行の準備は着々と

2023年03月25日 | 日々の風の吹くまま
3月24日(金曜日)。☁🌧☁🌥☁🌧。ゆうべからかなり強い雨になって、起きて見たらルーフデッキはびしょびしょで、プランターの下のトレイは水が縁までたぷたぷ。新聞には「バンクーバー市内で桜が開花」と言う見出し。例年より10日から2週間遅れとか。もう100年近く前に神戸と横浜から贈られた日本の桜をスタンレー公園に植えたのがきっかけで、今では市内の街路樹や、公園、住宅の庭の桜は4万本以上。旧居の外も二階の窓から見える限り桜並木が続いていて、春は見事だった。ずっと昔、札幌の実家の庭にあった桜の種を持ち帰って育てた桜のうち、鉢植えで残っていた最後の1本は新居に引越して、ヒョロヒョロの鉢植えのままながら、春には健気に2つか3つ花を咲かせてくれる。もうけっこうな「老木」になってしまったけど、今年も咲いてくれるといいね。

カレシのレッスンが終わるのを待って11時にウォーキングに行ったら、モールの2階に上がったところに大きなごみ容器が2つをおいてテープで囲ったところがあって、そばの壁に上向きの矢印。上を見たら、天井の通気口に青いビニールシートが貼ってあって、どうやら雨漏りがあったらしい。ゆうべはけっこう激しく降っていたからねえ。上の駐車場からパイプか何かの隙間から漏れて来たんじゃないかな。でも、被害は1ヵ所だけのようで、通り抜けられるようになっていたので、ウォーキングには支障なし。きのうは3周して楽過ぎる感じだったので、今日からは4周。距離にしたら1.5キロにはなるかな。早期幼児教育を謳う大きな保育園(1歳~5歳)があって、今日は外が雨っぽいので、3、4歳の子供たちが(はぐれないように)保育士さんたちの間のロープにつかまって、スローモーだけどにぎやかにモールの中をお散歩。未来の消費者だもんね、これがほんとの「早期教育」かな。

今日の「やることリスト」のトップは旅行医療保険を買うのに、道路向かいにあって我が家から見えるBCAAに予約を入れること。医療保険だから、1週間より早くに行って、その後医者に行くようなことがあったらめんどうなことになるので、今日まで待ったんだけど、オンラインの予約ページに表示されたのは来週の水曜日だけ。BCAA(自動車連盟)はあちこちにオフィスがあるから、資格を持った人が足りないのかも。すぐ向かいだからまあいいやと、「29日」をクリックしたら、予約できる時間は午前9時半、午後4時、4時半。その日はカレシが9時にレッスンがあるので、どうするか聞いたら「変更するからいいよ」。それじゃあ、午前9時半ね。手続きに30分ほどかかるので、1人以上なら時間延長が必要と言うことで、「もう1人います」をクリックして予約したら、すぐに確認メールが来て、やれやれ。高齢で心臓手術の病歴があるカレシの保険料は25万円を超えるけど、病歴のないワタシのは3万円くらい。でも、保険料は医療費として所得税の税額控除の対象になるから少しは荷が軽くなるけど、行き先がヨーロッパでこれなんだから、元々医療費がバカ高いアメリカだったらもっとかかるだろうな。

留守番サービスをしてくれるシーラに車のプレートの番号を聞くテキストメールを送っておいて、霧雨っぽい中を買いもの。あと1週間だから、冷蔵庫にたくさん残り物を置いて行かないように、献立や必要品にいつも以上の計画性が必要で、これも旅行前のストレスのひとつ。帰って来たら、シーラから返事が来ていて、「いつ行ったらいい?」と聞くので、日曜日、火曜日、水曜日、木曜日のどれかの午後と返事。しばらくして「火曜日の午後」と返事が来たので、オッケー。それまでにビジター駐車場の「長期パス」を取って置かなくちゃ。我が家は2台分の専用駐車スポットに1台なんだけど、セキュリティ上、ビジターは使えない決まりで、地下一階の居住者用駐車場のゲートのすぐ外にあるビジター駐車場は各戸に配布されているパスで最長72時間までなので、それ以上の場合は、長期滞在の理由と何日から何日までという期間を明記した特別パスを管理会社に申請するのが規則。まあ、これで「やることリスト」の残りはわずかになって、やれやれ。旅行の準備って、ほんとにくたびれるね。休養のために休暇を取りたいよぉ。


旅行の準備と所得税申告の季節が重なって

2023年03月25日 | 日々の風の吹くまま
3月23日(木曜日)。☁🌧。早起きしなくてもいい日なので、起床は8時半。何だかきのうとは手のひらを返したような様変わりの天気で、ちょっと寒い感じもするけど、今日だけらしいから、ま、いいか。それにしても、春ってのは、何でもなくても何となく気が急くようなところがあるなあ。ワタシ自身が春の生まれだからかもしれないけど、芽を出せ、葉を出せ、つぼみを出せという気分。

今日はカレシが「休み」の日なので、モールが開く10時にそれっとウォーキング。この頃は見慣れた人が何人かいて、その中でもいやでも目に付くのが、70代、もしかしたら80代じゃないかと思われるような、小柄で華奢なおばあちゃん。吹き抜きを見下ろす手すりにつかまってウォーミングアップしているんだけど、その足腰の柔軟さがすごい。寒い時でもごく軽装なところを見ると、モールに直結しているマンションに住んでいるのかな。アップの髪型や派手なメイクからして、若い頃はバレリーナかダンサーだったんじゃないかと想像してしまうな。メイクをやめてすっぴんになったら、さぞかしすてきなおばあちゃまに見えるだろうなあと思うけど、ま、そこはそれ、よけいなお世話ってもの。

ウォーキングから帰って来たら、今日の「やることリスト」のトップは所得税の確定申告の準備。私たちの確定申告は、ワタシがフリーランスになったときから、それまで勤めていた大手の会計事務所に丸投げしていて、ワタシの事業所得がなくなって、年金と(それほどないけど)利子と投資の収入だけになっても相変わらず。去年からはオンラインで書類を送れるようになったんだけど、政府や銀行から送られて来る書類をスキャンして添付するのがけっこうめんどうくさい。何しろ、所得税は個人ベースだから、政府や銀行や投資会社から送られて来る書類や、ごちゃごちゃと封筒に突っ込んである寄付金や処方薬などの医療費のレシートを、カレシ名義、ワタシ名義、共同名義と分けるのがひと仕事。(会計士は夫婦の合計納税額を最小限にできる仕組みを利用して所得や控除を振り替えてくれる。)仕分けが済んだら、質問票にどんな書類があるか、海外資産の有無、企業の取締役になっているかどうかと言った明細を記入して、全部まとめて担当の会計士に送って、後はよろしく。

でも、今年は4月の半分は留守になるので、クルーズに行く前に書類を全部アップロードしておこうと思ったのに、オンラインの申告は未だに「準備中」。出発まで1週間になって、やることがたくさんあるから、書類の山をスキャンして1枚ずつアップロードしている暇なんかないよ。いっそのこと昔のように事務所に書類を届けて行こうと考えて、担当のリズにそれでいいかメールで聞いたら、あっさりオッケー。なぁ~んだ。リズのアシスタントのマリアが質問票を送ってくれたので、さっそく印刷して、作業開始。週末中に封筒にまとめて、月曜日あたり持って行こうか。我が家の口座がある銀行の本支店が近いから、ついでにクルーズ中に使うユーロの現金を調達してくれば一石二鳥だもんね。後は金庫からパスポートを出して、地下のロッカーからスーツケースを出して来て、道路向かいのBCAA(自動車連盟)のオフィスで旅行(医療)保険(税額控除の対象)を買ったら、いよいよ荷造りか。はあ、旅行って、出発するまでがタイヘン。何だかくたびれて来ちゃった。外はかなりの雨。うん、クラシックを聴いてリラックスしよう。