リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ベジタリアンでもフレキシタリアンでも何でも・・・

2019年11月04日 | 日々の風の吹くまま
11月3日(日曜日)。☀☀。ゆうべは意図的に1時間くらい遅くに寝たのに、やっぱり夏時間で目が覚めてしまった。きのうの7時半はけさは6時半。日の出も1時間早くなって7時。それはそれでいいんだけど、夕暮れも1時間早くなって、午後5時には日が暮れてしまう勘定。日の出が遅いのと日の入りが遅いのとどっちがいいかは意見が分かれるところだけど、夏時間が「標準時」になったら冬至の頃には日の出が9時を過ぎるから、朝がタイヘンじゃないかなあなんて思ってしまう。でも、日の出と共に起きるのは何となくいい気分。フレーザー川の上を厚い霧の川がしずしずと流れていて、やがて川向こうのサレーセントラルの高層群の後ろから眩しい太陽・・・。

とんでもない早起きをしたおかげで、朝ご飯が済んでもまだやっと7時過ぎ。時間の流れが遅くなったような感じで、ワタシはミニチュア作り、カレシは花いじりに勤しんで、ウォーキングに行って帰って来てもまだ10時前。2人とも腹ぺこになってしまって、冷蔵庫からミニにんじんを出して来て、おやつ代わりにもぐもぐ。でも、ランチの時間が近づく頃にはまた腹ぺこになって、カレシは冷蔵庫を開けてはピクルスをもぐもぐ。カレシはどうも口さびしくなるタイプのようらしいけど、よっぽどの空腹でなければほとんど間食しないワタシには「口さびしい」という感覚は今ひとつよくわからない。ランチは冷凍ピッツァで、トッピングはかぼちゃとほうれん草と赤玉ねぎのベジタリアン。

最近はplant-based(植物ベース)とうたったベジタリアン食品がいろいろと出回っていて、大豆タンパクがほぼ唯一の原料だった昔と比べて味も食感もぐんと向上したので、健康的な食生活を心がけている我が家でもよくランチに利用している。健康のため、環境のために肉を減らして野菜をもっとたくさん食べようということのようだけど、表立って「ベジタリアン」と言わずに「植物ベース」と呼ぶことでベジタリアンはまっぴらという人たちの抵抗感を和らげようということなのかな。一方で、最近「フレキシタリアン」なる言葉ができて、これは基本的に菜食だけど時々は肉類も食べるというスタイルだけど、ベジタリアンにはなったもののたまには肉も食べたいという人たちが肉を食べることの後ろめたさを隠すための造語みたいな感じ。

ベジタリアン、ヴィーガン、ペスカトリアン(魚食)、ラクトオヴォベジタリアン、そしてフレキシタリアン。野菜中心だろうが何だろうが、おいしいものをおいしく食べればいいのに、元々雑食動物なんだから肉が食べたかったら食べたいときに食べればいいのにと思うけど、まあ、21世紀の人間は自分に何らかのラベルを付けないと不安なのかもしれないな。