リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マットレステスターという仕事

2016年09月08日 | 日々の風の吹くまま
9月8日(木曜日)。曇りか雨の予報だったのに、ブラインドの隙間から入る朝日に直撃され
て目覚め。でも、ルーフデッキが濡れていたので予報は当たっていたってことか。カレシを
英語教室に送り出して、火曜日にサボった掃除。特に臨時に客室になるスペアの寝室は念
入りに掃いて、さらに掃除機をかけて、力こぶを作ってのモップかけ。普段はあまり使わな
い部屋だから掃除もつい簡単に済ませてしまうけど、今日は気合を入れてきれいにして、ソ
ファベッドを開いてベッドの用意。マットレスの上にフォームのマットとダウンのパッドを掛け
てから、シーツ、客用の枕、コンフォーターと呼ぶ薄手の掛け布団でベッドメーキング。

カレシが帰って来て、ランチを済ませた後、「マットレステスターになってやる」と、できたての
ベッドでさっそく昼寝。ベッドを製造する業界やホテル業界には「マットレステスター」(あるい
は「ベッドテスター」)という職業がほんとうにあるんだそうで、ベッドに寝て、その寝心地をテ
ストするのが仕事だという話。大きなチェーンのホテルなんかではけっこう給料がいいらし
い。(テストするベッドの数もすごいだろうけど。)寝ているだけで稼げるなんて夢のような話
だけど、転じてだらだら、ぐずぐず寝てばかりの人のことをからかって「マットレステスター」と
呼ぶことがある。

今日は3時からファーマーズマーケットがあるので、カレシを起こしに行ったら、ベッドの上
で何とも気持よさそうにすやすやと眠っている。おお、これならお客さんにも心地よく眠って
もらえそう。でも、マーケットに行くんだから起きてもらわないと困るので、足の親指の先に
そうっとタッチ。ギロッと片目を開けたカレシに感想を聞いたら、「いいねを10回」という返事。
ソファベッド特有の薄いマットレスのスプリングを感じなかったそうだから、我が家のマットレ
ステストは合格ってことで、カレシを引っ張ってマーケットへ。市役所の前を回って行ったら、
ロイヤルアベニューに面した芝生の上で日向ぼっこをしながら昼寝をしている若い人。大型
トラックが轟音を立てて走ってるってのに、あんなところでよく眠れるもんだなあ・・・。

あと数回になった夏のマーケットでの今日の収穫は新鮮な野生のシャンテレルきのこと「は
くれい」という小粒のかぶ。ああ、秋だなあ・・・。