リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

駆け足の時間と遠くの空間

2016年07月18日 | 日々の風の吹くまま
あ~あ、7月も半分終わってしまった。早い、早いと言うのが追いつかないくらい早い。でも、
あまり夏らしくない。去年の今頃は猛暑だった記憶があるけど、しっちゃかめっちゃかに忙し
かったんだっけ。新居の引渡しが近づいていて、引越し準備やら旧居の大掃除やら何やら
でてんてこ舞いだったな。そっかぁ、あれからもう1年になろうとしているのか。時間って不思
議なもので、時には長く、時にはあっという間。地球上の人類が発明した「時間」は宇宙には
ない魔物。人類の発明には人類を本当に幸せにしたものってあんまりないような・・・。

さて、きのうは遊んでしまったので、今日はまずゆうべちょっとだけやり残した仕事を片付け
る。本来の仕事は5分で終わりだけど、その後のPowerPointの処理にちょっと手間取って、
結局30分。それでも、さっと圧縮して、さっと送信して、おしまい。小さな仕事でも終わったと
きはやっぱりほっとするな。日中BGM代わりにしているラジオをいつものニュース専門局
じゃなくてベビーブーマー向けの懐メロ局に変えたせいもあるかな。近頃の世の中は騒々し
過ぎで、だからみんな欝っぽいんじゃないかと思うけど、けっこう生真面目にご隠居さんに
なる年まで生き延びたんだから、ま、後はひとつよろしくねってな気分になる。I paid my
dues(それなりに苦労してここまで来たんだ)って言うし・・・。

仕事が片付いたら、おもむろに洗濯。乾燥機に溜まっていたものを洗濯機に入れて、次は
シーツ類と枕カバー。がらがら、ごうごうと回っている間、バルコニーに出てのんびりとカメラ
いじり。おととい自動車専用船が入っていたアナシス島のターミナルは陸揚げした自動車で
びっしり。太陽の角度によってはフロントガラスが一斉にきらきらと瞬いてきれい。

 

 

アナシス島は川向こうのデルタ市の一部で、細い水路を隔ててリッチモンド市があるルル島
の東端はニューウェストミンスター市の「郊外」に当たるクィーンスボロ。その先端の地区は
ポートロイヤルと呼ばれて、マンションやタウンハウスや戸建てをミックスしたコミュニティを
開発した業者が今プロジェクトの仕上げになるマリーナ付きのタワーマンションを建設中。
遠くから見ても一角に家がぎっしり並んでいるのが見える。

 

 

来年にはポートロイヤルから本土側のキー地区へ歩行者と自転車専用の橋ができて「郊
外」の人たちも便利になるはずだけど、本土側の住民からの反対で難航中とか・・・。