「謝罪」ではなく「感謝」

TBSラジオの深夜放送はあまり聴かないんですけど、「おぎやはぎのメガネびいき」と「伊集院光・深夜の馬鹿力」だけはradikoで聴いてます。先日、おぎやはぎの小木さんが放送中に初期の腎細胞がんであることを告白、しばらく休養することを公表しました。

【小木博明 初期のがん告白】https://t.co/L4wWNrgs0B

お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が、初期の腎細胞がん（ステージ1）により、17日から入院し、治療に専念する。13日深夜放送のラジオのエンディングで発表され、その直後に所属事務所のホームページ上でも発表。

— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 13, 2020

小木さんのコメントがとても素敵です。

『まったくの私事でございますが、とてもびっくりしたことがありましたので発表させていただきます。
なんと私小木博明、腎細胞がんが見つかり、手術のためしばらくお休みをいただきます。幸い取り除けばよいという所謂ステージ 1であるのですが、「まさか自分が」という有名な言葉を皆さまにお送りしたいと思います。
元来自分は病院好きで、さまざまな検査をしていましたが、今回ゆっくり身体を診ていただいたおかげで見つけることができました。「まさか自分が」となる前に、皆さまもゆっくり時間を取って検査をされることを強くお勧めします。
大事なことを言い忘れましたが、関係者の皆さまには、この度の休養に関してご理解頂き感謝しております。
以上、びっくりしたことの発表でした。
小木博明』

病気になって休養する際、とりあえず謝る風潮があるじゃないですか。「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」とか「関係各位にお詫び申し上げます」とか。まぁ私もそうなんですけど、理由はどうあれ長期休養となると、いろんな方々に迷惑をかけてしまうという後ろめたさが少なからずあるんですよね。

でも本来、病気の治療で休むのに謝る必要はないわけで。

最近だと新型コロナウイルスに感染した方々が謝罪文を出したり、各方面にお詫びのコメントを出したりしていますけど、謝る必要なんて全然ありません。誰だっていつ罹患するかもわからないのに、感染したら謝るという風潮にどこか疑問を感じる部分がありました。

小木さんはコメントの中で「謝罪」ではなく「感謝」という言葉を使っています。休養することを謝るのではなく、休養にご理解いただき感謝しますというこのコメント、とっても素敵な休養の伝え方だと感じました。
誰だって病気になりたいわけじゃないですし、病気になったのは本人のせいではありません。こういう感覚は今後多くの方々が見習うべきだと思いました。

おぎやはぎ、好きなんですよ。「愛車遍歴」も見ていますし、ラジオも結構聴いてます。小木さんには一日も早く元気になって、また楽しませて欲しいです（＾＾）



さて。



今日は75回目の終戦記念日ですね。

【動画・天皇陛下のおことば全文】終戦の日の15日、天皇陛下は、皇后さまとともに全国戦没者追悼式に臨み、新型コロナウイルスの感染拡大にも触れながら、人々の幸せと平和を願うおことばを述べられました。https://t.co/xd3LIFKklN#nhk_video pic.twitter.com/6SOPhSU509

— NHKニュース (@nhk_news) August 15, 2020

世の中が少し良からぬ方向に進み始める前に、今一度「平和」であることの意味を考えたいです。